「また会いましょう」や「またね」をハングルで!「またね」がより伝わる細かいハングルのニュアンスもご紹介!
別れ際の挨拶「またね」や「また会いましょう」
さようならと合わせて一言あなたに会えてよかった!また再び会いたいです!
という意味を込めて別れのシーンでよく使われる言葉ですよね。
よく使われるフレーズですが、シチュエーションによってはいろんなニュアンスや意味のある「またね」「また会いましょう」
ハングルでもそれは同じです。
大切な挨拶だからこそ気持ちを込めて自然にハングルでも言えるように、細かいニュアンスも含めてしっかりマスターしましょう。
「またね」や「また会いましょう」を気持ちを込めてハングルで!
別れ際の挨拶として「さようなら」と一緒に日本語でもよく使われる「またね」や「また会いましょう」という言葉。
韓国語でも登場する回数の多い表現です。
韓国語で「さようなら」は2種類。
見送る側と見送られる側で言い方が違いますよね。
見送る側は「アンニョンヒ カセヨ!(안녕히 가세요)」と言いますし、見送られる側は「アンニョンヒ ケセヨ!(안녕히 계세요)」といいます。
안녕히(アンニョンヒ)はどちらも共通で「お元気で」の意味です。
가세요(カセヨ)は「行ってください」、계세요(ケセヨ)「居てください」という意味。
つまり同じさようならでも「アンニョンヒ カセヨ!」は「元気に行ってください!」「アンニョンヒ ケセヨ」は「元気でいてください」という意味が込められています。
友達同士のため口ならは短く「안녕!(アンニョン!)」と言えばOK。
さようならでも「バイバイ!」という軽い挨拶になります。
そしてどんな「さようなら」にももう一言「またね」や「また会いましょう」という一言を添えられたら素敵ですよね。
今回は韓国語でもよく使われる「またね」「また会いましょう」という挨拶をハングルでどのように使うのかを見ていきたいと思います。
たくさんのニュアンスのある「またね」「また会いましょう」
「またね」「また会いましょう」という挨拶ですが、これだけでもニュアンスがずいぶん違いますよね。
「またね」はどちらか言うと気軽な挨拶です。
しょっちゅう会うことが出来る相手に対して「今日も楽しかったよ!また明日ね」なんて意味で使うことが多いですよね。
それに対して「また会いましょう」は敬語なのでちょっとフォーマルな印象かもしれませんね。
しかし、友達に対しても使う「また会おうね」で考えてみるとちょっと切ない場面が思い浮かんできませんか?
なかなか会えない相手、もしかしたら二度と会えないなんて相手に対して言っているなどのシチュエーションが思い浮かんできます。
出会いと別れの季節と言われる春にぴったりのあいさつかもしれませんね。
このように、よく使われる挨拶である「またね」や「また会いましょう」にはたくさんの意味、様々なニュアンスがあることがわかります。
ハングルでもちゃんと気持ちを込めて言えるようにしておきたいものです。
明日も会える人へ気軽に「またね」のハングル
まずは、気軽によく使う方の「またね」から見てきましょう。
「またね」の韓国語訳としては「또 보자!(ット ポジャ)」が一番近いでしょう。
또は「また、再び」という意味。
보자は見るという意味の보다の勧誘などの意味の活用形です。
見るという意味の보다(ポダ)ですが、「会う」という意味ではハングルでよく使われる動詞です。
学校などでまた明日も会うだろうという友達に対してのまたねであれば「내일 봐!(ネイㇽ ポァ!)」のあいさつの方が自然かもしれません。
「明日(また)会おうね」でまたねという意味です。
「또 보자!(ット ポジャ)」でも間違いではありませんが、「また」と強調しているのでニュアンスとしてちょっと大げさな感じもあり、明日も明後日もしばらくはずっと会えるという相手であれば「내일 봐!(ネイㇽ ポァ!)」の方がよくつかわれます。
また会えるだろうけどちょっと先かなという人に対して「또 보자!」がぴったりでしょう。
一緒に使われるさようならのあいさつとしては「잘 가~(チャㇽガ~)」と言えばバッチリです。
親戚のおうちやお店などでお見送りする側ならば「또 와요.(ット ワヨ)」ということもあるでしょう。
「また来てね」という意味です。
合わせて「조심해서 가요.(チョシメソ カヨ)」気を付けてね。と添えられれば完璧です!
もう会えないかもしれない人へ「また会いましょう」のハングル
次にちょっと重い意味になる「また会いましょう」を見ていきましょう。
「また会いましょう」の韓国語訳としては「또 만납시다.(ット マンナプシダ)」や「또 만나요.(ット マンナヨ)」と言えばOKです。
만납시다の方がより丁寧な敬語です。
ビジネスでもよく使われるフレーズです。
先ほど「会う」の意味として「見る」の意味である보다を紹介しましたが、こちらの「また会いましょう」の方では「만나다(マンナダ)」の方がよりしっくりくるでしょう。
どちらも人と人とが会うという意味ですが、あえて違いを考えてみると만나다のほうが「わざわざ会う」、보다のほうが気軽に「いつも会う」といったニュアンスが含まれていると言えます。
より丁寧に別れを惜しみ、再開を望んでいる雰囲気が伝わります。
もちろん「또 봅시다.(ット ポㇷ゚シダ)」「또 봐요.(ット ポァヨ)」と言ってもOKです。
大人同士、例えば同僚同士なんかではこのような挨拶がよく使われるでしょう。
一方もう二度と会えない人に対して言う「また会いましょう」であれば、今では起こりえないシーンかもしれませんが戦争などのシーンなんかで言われる「また会いましょう」は胸にしみいる場面ですよね。
必ずという意味を込めて「꼭 또 만납시다.(コッ ト マンナプシダ)」といって握手を交わすなんて感動的です。
一言で「また会いましょう」といってもいろんな場面が浮かんでくるので面白いですね。
ちょっと気に入らない時の「またね」のハングル
最後に、別れの挨拶とはちょっと違うかもしれませんが日本語で言う「またね」の意味として、ちょっと気に入らない時、やんわりと拒絶の意味、断りを入れる意味もありますよね。
そう考えるととても便利な言葉である「またね」です。
お店で買おうかどうしようか迷っていて、でもやっぱりやめよう!
でも店員さんが期待を込めてニコニコ傍にいる…こんな場面、韓国旅行なんかではありがちです。
そんな時に日本語では「またね」と言いますがハングルでは何と言いましょうか。
「또 올게요.(ット オㇽッゲヨ)」「また来ます」何て言うのが一般的でしょう。
他には日本語と同じような決まり文句として「考えてみます」ならば「생각해 볼게요.(センガッケ ボㇽッゲヨ)」なんていうのもよく見られます。
他にも子供がおもちゃをねだっていて「またね」という時。
これもよくあります。
こういう場合ハングルでは「また」よりも次という意味の「다음에(タウメ)」をよく使います。
「다음에 사줄게.(タウメ サジュㇽッゲ)(次買ってあげるから)」なんて子供に声をかける姿はよく見られます。
子供の「다음이 언제??!!(タウミ オンジェ?!)」「次っていつなの?!」という声が聞こえてきそうですね。
「またね」や「また会いましょう」をハングルでのまとめ
「またね」や「また会いましょう」をハングルでどのように言うかをいろんなシチュエーションでまとめてみました。
よく使う言葉だからこそたくさんの意味があるということがわかりますね。
自然に気持ちを込めて言えるようにしっかりマスターしましょう!

チョン スジョン
韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。
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