

Talk Member
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浜之上 幸副学長
神田外語大学副学長
韓国政府より玉冠文化勲章受章- ハングル発展有功者
玉冠文化勲章とは - 韓国政府が、韓国文化およびハングルの発展に顕著な功績を残した人々に対し授与する栄誉ある勲章です。
その中でも最上位に位置づけられる「玉冠文化勲章」は、外国人の受章自体が極めて稀であり、日本人としての受章は実に12年ぶりとなる快挙です。
韓国語の普及と大衆化に尽力され、韓流ブームの基盤を築かれたことに加え、優れた研究業績も高く評価され、今回の受章に至りました。
- ハングル発展有功者
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星野 百音さん
K Village 秋葉原校
カウンセラー -
大槻 美奈海さん
K Village 秋葉原校
カウンセラー -
服部 真奈さん
K Village 船橋校
カウンセラー -
山﨑 安純さん
K Village 新大久保本校
カウンセラー
- ハングル発展有功者
玉冠文化勲章とは - 韓国政府が、韓国文化およびハングルの発展に顕著な功績を残した人々に対し授与する栄誉ある勲章です。
その中でも最上位に位置づけられる「玉冠文化勲章」は、外国人の受章自体が極めて稀であり、日本人としての受章は実に12年ぶりとなる快挙です。
韓国語の普及と大衆化に尽力され、韓流ブームの基盤を築かれたことに加え、優れた研究業績も高く評価され、今回の受章に至りました。
改めて、2024年10月に玉冠文化勲章をご受章されたこと、おめでとうございます。
(星野さんから先生へ花束贈呈)
この勲章は、ハングルの発展に貢献された方に贈られるものだと伺っております。
まずは今回のご受章について、率直なお気持ちをお聞かせください。
その時は非常に、率直に嬉しかったです。
嬉しかったというのは、私の個人の問題ではなく、神田外語大学の韓国語学科(現韓国語専攻)が韓国政府に認められたことが、非常に嬉しかったです。
ただ、私のみならず、神田外語大学が1987年に開学して以来、大体1,000人の卒業生がいます。
その方々が日本、もしくは韓国、世界にもいるのですが、各界で活躍しているということが韓国政府に認められたのは、率直に嬉しかったです。
先生の教え子である星野さん、先生がご受章されたというのを知ったときは、どんなお気持ちでしたか。
元々すごい先生だというのを知ってはいたのですが、実際4年間教わっているときはすごくフランクな先生だったので、改めて本当にすごい方だったのだなと再認識しました。
浜之上先生は1990年代から韓国語教育に携わっていらっしゃいますが、特に印象に残っているエピソードはありますか。
一番はやはり、2000年の9月から韓国の大学との交換留学制度が始まったことです。
それまでできなかった理由は、留学生別科がなく、受け入れができなかったからです。
ここにいらっしゃる方々はほとんど交換留学に行かれていますが、そういった送り出しができなかったのです。
しかし、2000年の9月から受け入れができるようになりました。
一期生4人が韓国に赴いたときは非常に嬉しく、その後を続いて皆さん巣立ってくれたので、これは私たち神田外語大学の一番大きなエポックだと思います。
今まで大切にされてきた信念などがあれば教えてください。
信念は、常にフランクな態度でいることでしょうか。
皆さんが巣立って行くにおいて、私たちはあくまでも教えるのではなくて、一緒に。
サポーターというか、応援したいと思っています。
いかに皆さんが自由に考えて自立していくか、そのために助けるということが、一番だと思っています。
ここからは先生の信念を引き継いでいる教え子であり、現在はK Villageの韓国語教室で活躍されている皆さんに、学生時代のお話を伺っていきます。
服部さん、印象に残っている授業や出来事はありますか。
私は、必修の授業で浜之上先生の授業を受けていたのですが、2年生の時に答案用紙を返されて、どこを間違えたかなと確認していたら、間違えたところに対してコメントをしてくださっていたのです。
「韓国人がよくやるミスだね、それができるのはすごいね」と、間違えに対してもそういった言葉をかけてくださり、モチベーションの維持になると感じたことがすごく印象に残っています。
覚えていらっしゃいますか。
実は、間違いこそ私にとっては最大の楽しみで、エラーアナリシス、つまり語用分析という言語学の研究分野なのです。
ほとんどの方ができているのですが、実はできていると楽しくないのです。
たまに間違えると、この子はどうやって間違ったのかというのを考えています。
正解は1個しかないですが、間違いは何万個もありますので、その何万個もの思考回路を見るのが、私にとっても勉強になります。
恐らくその時に、服部さんの間違いは韓国人がやる間違いだったのでしょう。
だから私は逆に感動して、いいなと感じたのだと思います。
大槻さんは印象に残っている授業や、先生との思い出はありますか。
私はもちろん授業も楽しく受けさせていただいたのですが、授業の前後にフランクにお話させていただく機会がありました。
私はすごくネガティブ思考なのですが、先生に就職活動の相談をした際に、「社会人生活はRPGだ。そこで失敗してもゲーム終了しても、何回でもやり直しできるから」というお話をされたのがすごく印象に残っていて、今もそのマインドで働いています。
山﨑さんはいかがですか。
私は先生の必修の授業で、絶対に忘れられないことがあります。
二重パッチムはどちらを読めば良いのか、分からなくなりがちです。
そこで、数字のように見えるものは後ろ側を読むのだと、覚えやすく教えてくださったことが、すごく印象に残っています。
星野さんはいかがですか。
私も、韓国語の「에」と「애」の違いを指で一本二本などと教えてくださったことが、やはり記憶にすごく残っています。
今でも卒業生・同級生と会い、先生とお会いしたことを話すと、「これやってた?」と話すくらい印象に残っています。

韓国語や韓国語の楽しさを先生から教わり、今の仕事にどう活きていますか。
韓国語を学び始めたい方に体験レッスンをするのですが、新しい言語を学ぶのはハードルが高いと思っています。
しかし、先ほどのような先生が教えてくださった簡単な覚え方を挟みながら教えると、体験レッスンに来てくださった方に「分かりやすかったです」と言っていただくことが多いので、すごく仕事に活かせているなと有難く思っています。
韓国語を学びたいと一歩踏み出してくださった方に対して、私たちも最初同じように「ここが分からない」というのがありました。
今はある程度できるようになり、その気持ちに寄り添いながら教えられるところが役立っています。
そして、学校でしっかり基礎から学んだからこそ、ちょっとした疑問であればちゃんと答えられています。
「なんとなくこうだから覚えてね」と流さずに、これはこういう理由でこうなっていると教えられているところは、すごく活かせていると思います。
体験レッスンで二重パッチムやパッチムの読み方が分からないという方もいらっしゃるので、そういう時は先生に教えていただいた通り、数字に見えるものは右側を読むことなど、覚えやすいように分かりやすく説明しています。
先生から教えていただいた通りにすると、生徒さんに分かっていただけることが多いです。
すごく活用させていただいています。
当時の先生はどんな印象でしたか。
韓国語とは関係ないのですが、先生は必修の授業の前に必ず教室の近くの自動販売機に寄られて、ぶどうジュースを購入されていたことは学生たちの間でも有名でした。
そして、今の雰囲気でも伝わると思うのですが、授業中もすごくフランクな感じでした。
少しギャグなんかも入れていただいて、和やかに受けられました。
今振り返ってみて「あの時、先生に出会えて良かったな」と思う瞬間はありますか。
韓国語を学んでなかったら、K Villageにはいないと思います。
私は大学進学する時に学びたいことが何もなく、その後どんな仕事をしたいかも決まっていない中、唯一やってみたいなと思ったのが韓国語でした。
最初はK-POPが好きで神田外語大学に入ったのですが、勉強しているうちに、韓国語を学ぶのがすごく好きになりました。
それを今、こうして仕事で活かせているのはすごく有難いです。
先生から見て当時の皆さんはどんな感じでしたか。
星野さんは当然優秀でした。
留学した漢陽大学校は交換留学先の人気校ですが、人気がある学校に行けたということは当然ながら成績が良かったのです。
非常に手のかからない良い子でした。
大槻さんは私のゼミ生で、非常に思慮深い学生さんでした。
自分を見つめる力のある学生。
メタ認知能力と言いますよね。
自分をモニタリングできている方なのです。
非常に思慮深い学生さんだなと思いました。
服部さんはコロナ禍だった2020年度入学だったので、最初にお目にかかったのはPC画面のマスク越しで、顔が分かったのは2年生になった翌年でした。
非常に真面目、みんな真面目でした。
山﨑さんは本学の優秀な平原職員の後輩だったので、それで最初に認知しました。
新潟県の有名高校出身で、よくやってくるだろうと最初から思っていました。
本当にみんな良い子です。
皆さんが今働いているK Villageについてお話を聞きたいと思います。
星野さんは今どんな仕事をされていますか。
私は秋葉原校でカウンセラーとして、既に通ってくださっている生徒さんのお問い合わせや、これから韓国語を学びたいなと思ってくださっている方に向けて、簡単に韓国語のレッスンやコースの説明をして、入校までお手伝いするお仕事をしています。
生徒さんたちはどういうきっかけで韓国語を始めたいという方が多いですか。
一番多いのはK-POPやアイドル、ドラマで見た俳優さんが好きといった方です。
韓国の芸能人を好きな方が圧倒的に多いですね。
大槻さんはどういうお仕事をされていますか。
私も秋葉原校でカウンセラーとして働いています。
校舎の運営と、韓国語を学んでみたいという方への体験レッスンとカウンセリングです。
最近は、先生中心の紹介動画を作ってSNSに掲載したりもしています。
楽しく働いています。
服部さんは、実際に韓国語の現場に立ってみて、学生の頃とは韓国語への見方が変わったなと思うことはありますか。
実際に自分が大学で学んでいるというのがあって、共感できる部分もたくさんあります。
今、目の前にいらっしゃる体験レッスンに来ている方はどういうところに悩んでいるとか、全く初めての方であれば文字の仕組みからなど、自分はどのような姿勢で対応したらいいのかといったことは、自分が学び始めた頃の記憶を思い出しながらやっています。
先生がどう教えてくださったかを思い返しながらやることもあります。
毎日色んな方が韓国語を始めたいですと体験レッスンにいらっしゃると思うのですが、生徒さんと印象的な出会いなどはありましたか。
まだ働き始めて3ヶ月ほどのため、目標達成した方はまだいらっしゃらないです。
ただ、同じアイドルが好きで、そのアイドルが話していることを分かるようになりたくてといった、本当に私が韓国語を始めたきっかけと同じような理由でいらっしゃる方はすごく印象に残っています。
そこで、背中を押せるようなお声がけができています。
新大久保エリアで勤務した頃は、周りにK-POPのダンススクールがあり、K-POPアイドルを目指している生徒さんもいらっしゃいました。
所属事務所が決まり、やむを得ず卒業して行かれる方は、本当におめでとうございますという気持ちになりました。
お手伝いできているのは、すごく嬉しく思います。
素晴らしいですね。先生から見て、卒業生が今、韓国語の現場に立って生徒さんの夢を叶える瞬間を見たという話を聞いて、どう思われますか。
2つの側面から申し上げると、先ほどの勲章の話にも関わるわけですが、韓国語というものが 日本に認知されていく過程に皆さんが関わっていて、非常に有難いです。
社会貢献をされているというのが大事なことで、日本の人が韓国を知るということが日韓関係につながっていくわけです。
関係を良くすることが先ではなく、まず知ることです。
知ることの中に韓国語というのが中核にあるわけですから、その現場に立つことは非常に尊いことをされておられるし、これが大きな視点です。
次に小さな視点としては、やはり皆さんが個人史の中において、色んな学び、もしくは感動を得ておられることで、嬉しいです。
これは仕事一般に言えることですが、自分の幅が広がりますし、素晴らしいことなのです。
大きな側面での社会貢献と、人生の中における自分の学びをされておられたのは有難いことです。
何か続けるというのは大変なことだと思いますが、韓国語を学び続ける魅力はどういうところにあるのでしょうか。
言語なので、やはり誰かと話したり、コミュニケーションしたりといったところが最終的にはあると思います。
そこで自分が学んできた言語が通じて、コミュニケーションができたという達成感が私には一番モチベーションになっています。
色んな言語を通じて人とつながることの楽しさもあります。
韓国語学習を通じてより広く、韓国人だけでなく韓国語を学習している外国人ともコミュニケーションの輪が広がることも魅力だと思います。
私は大学に入るまでは田舎で、小さいコミュニティの中で育ちました。
しかし、韓国語を学んで外国に出ていく中で、日本語以外に韓国語という言語ひとつできるだけで、関わることのできる人がすごく増えました。
韓国人だけでなく他の国の人とも仲良くなりましたし、そこで得られる考え方や疑問、新しいものをすごく吸収できて、引き出しが増えました。
人によって自分の世界を広げてくれるものは違うと思いますが、今後自分が問題にあたって迷った時にすごく活かせる経験になると思います。
学び続けたいという気持ちは、そういう部分もあるのかなと思います。
私もやはり人との繋がりです。
例えば、韓国の方が日本に来て困っている時に手を差し伸べることは、自分が韓国語ができてこそだと思います。
そういった小さな繋がりや、神田外語大学で韓国語を勉強したからこそある今など、人との繋がりが一番大きいと思います。
モチベーションを保つための工夫はありますか。
自分の中で韓国語を学ぶだけだと、どうしてもそこで完結してしまいますが、それを外に出していくことによって、自分の足りない部分に気づけます。
もっとこうしたいなというところを発見できるので、外に出していくというのを常に意識して今も学び続けています。
星野さんはこの中で一番長く韓国語を勉強していると思いますが、学び続ける魅力は何ですか。
私もコミュニケーションが取れるというのはありますが、最初はただ自分が好きなアイドルや芸能人が話していることを知りたいということで学び始めたものが、今こうして同じように学びたいなと思ってくださっている方の手助けになっていることは嬉しく思います。
体験レッスンは短い時間ですが、「すごく分かりやすかったです」「先生はやってくれないのですか」と、実際のレッスンはできないですが、すごく嬉しく、それがやりがいになっています。
今でも質問されてうまく答えられなかったときは、大学の時の教科書を家で見たりしています。
やはり、学びたいと思ってくださっている人と、教えるころで繋がれているこの環境がすごくやりがいで、学び続けたいなと思います。
これから先生が新しく韓国語教育において挑戦してみたいことはありますか。
よく思うのは、年を取ったからといってサボってはいけないということなので、毎日自分をイノベーションしたい、という思いがあります。
今でも朝早く起きて、授業の予習をしています。
1時間教えるには1時間予習しなければと思っています。
なぜかというと、自分のキャパシティが広がらないと教えられないのです。
100を知っていて100を教えるのではなく、100を教えるには1,000以上知っていなければ実は教えられないと思います。
どこに質問が来るのか分からないので、自分の枠は広げたいと思います。
これは学問的なところで、教育的なところでもう一つは、教育機器の問題です。
私は実のところ、コロナ禍以前何もできなかったのです。
ZoomやGoogleクラスルームなどは全く知らなかったのですが、やはり重要なのですよね。
若い人に対しては、ツールが古びているとダメなのです。
やはり、しっかり最新のものを使わないと、実はその背後にある韓国が馬鹿にされてしまいます。
韓国がかっこいいと思われるためには、最高の教育内容、教育ツールが伴っていないといけません。
韓国は멋있다ですよね。
クールじゃなきゃ、続かないですよ。
最後になりますが、これから韓国語を学ぶ未来の神田外語大学の学生に向けて、お一人ずつメッセージをお願いします。
私もアイドルが好きというところから韓国語を学び始め、神田外語大学で4年間学び、それが今、こうしてお仕事にも活きています。
大学で学び続けたものがすごく今の生活に活きているので、皆さんもぜひ韓国語学習を楽しく続けてもらえたらと思います。
まず1点目は、社会人になった今だから言えることです。
時間をかけてしっかりやりたいこと、学びたいことを研究することができるのは、本当に幸せなことだと思っています。
時間をかけられるときに思う存分やっておくことは、すごく大事だと思います。
2点目は、言語学習においてです。
韓国語学習に加えて、韓国語で何かを学ぶ経験をすると、社会に出てからも役に立つのではないかと思います。
私の経験で言うと、ボランティアで韓国語を使用したり、大学で行われている交流会で韓国の方と意見交換してみるなど、プラスのことができると良いのではないかと思います。
1点目は、韓国語という言語に興味を持っていただけると一番嬉しいなと思います。
きっかけはK-POPでも良いですが、せっかく勉強するなら、韓国語の成り立ちも文化と繋がりがあるなどの点もすごく面白いので、勉強していただけると良いなと思います。
2点目は、韓国語を使って留学するのも良いですし、色んな人に出会えるというのも良いですし、自分自身も一から頑張って勉強したというのは自信に繋がると思います。
学ぶということが自分の財産になると思うので、やりたいことをやったほうが、人生楽しくなるのではと思います。
今までの話にもあるように、韓国語を学びたいなと思っている方の多くは、やはりK-POPからきていると思います。
私も当時思っていたように、そんな理由だけで大学で韓国語を専攻していいのかなと思う方がいるかもしれませんが、やはり好きなことは、その気持ちだけで上達できると思います。
私は幼い頃から英語を学校の授業にプラスで習っていたのですが、好きなアーティストもおらず、今は全然できなくて。
ただ、韓国語は大学に入ってから学びましたが、2年生で留学した頃にはある程度のコミュニケーションを取れる状態になっていました。
気持ちだけで学べたのです。
なので、やりたいなという気持ち、学びたいな、話せるようになりたいなという気持ちがあるのであれば、やってみれば、その先はどうにでもできると思います。
将来それを使ってどういう仕事をしたいかが決まっていなくても、やってみればそのうち見つかってくると思います。
K Villageでも「시작이 반이다」という言葉が色んなところで使われていると思いますが、まさにその通りだなと思っています。
韓国語を学んでみたいという方がいたら、ぜひやってみてほしいなと思います。
4人のお話に、改めて感動しました。
なぜかというと、みんな純粋で、学びたいからうちの大学に来たのです。
お金儲けをしたいというのは思っていないですよね。
私は言語を勝手ながら3種類に分類していて、学術言語、商業言語、文化言語です。
学術言語としてはとにかく英語です。
英語で書いた論文を読むと、世界最高のものに接することができます。
商業言語はお金を儲けるためのものです。
英語はもちろんそうですが、例えば中国語、スペイン語、などはお金が儲かるでしょう。
韓国語はこれらのどれにも当てはまらない文化言語だと思っています。
皆さんはK-POPという文化に興味を持っていて、文化というのはお金にならないのにも拘わらず神田外語大学に来てくれたのです。
教え子1,000人は皆、恐らくお金のためには来ていないでしょうし、本当に純粋で良いなと思います、嬉しいです。
ある意味、日本の社会が余裕があるからかもしれませんね。
皆がお金しか考えていないようであれば、神田外語大学韓国語専攻は潰れてしまったはずなので、好きで来てくれるのが一番嬉しいです。
今後も神田外語大学に韓国の文化が好きで来て、好きが始まりで良いのですが、その後に、韓国語を学ぶ過程で世界が広がった方もいらっしゃるし、自分を客観的に見られる方もいらっしゃるし、色んな方法で学びを深めることによって世界が広がっていくのが嬉しいです。
本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
皆さんが先生の信念を引き継ぎ、現在はK Villageで韓国語をやってみたいという方の背中を押す存在になっているということが、本日すごく伝わってきました。
これからも韓国語を通じて自分の世界を広げたいといった方や、K Villageの経営理念にある「なりたいを応援する」といったことを皆さんが叶えてくれるのではないかと感じました。

代表取締役社長
桑原 元就からのコメント
面白かった点は、元々他のきっかけで韓国語を学び始めたのに、韓国語自体に面白みを感じたという点です。
皆さん、韓国に対して敬意があるのもすごく伝わってきました。
何のために語学をするのか、ただ通じれば良いのなら英語で全世界通用するが、わざわざ韓国語を勉強するということに、すごく意味があるなと感じました。
K Villageとしては、入口として韓国に興味を持っていただき、そこからさらに興味を深めていただくという部分は、これから高めていきたいと改めて思いました。
学生が立派に育っても、就職やお仕事でなかなか活かせない出口の難しさがあります。
K Villageは、学んだものを活用して世の中に貢献していくような、ハブのようなことができれば良いなと思っています。
さらに、そういう学生さんをK Villageなどで活躍できる機会を作るという、インフラを作っていけると良いなと思っています。