韓国語の基礎をおさらい!ハングル・文法表現・発音からご紹介!
韓国語で韓国人と会話ができるようになってきた、ちょっとしたハングルの内容がわかるようになってきた、韓国語の発音に近付いてきた……韓国語のスキルアップを実感している人もいるのではないでしょうか。
だからこそ、韓国語の基礎をおさらいするタイミングをむかえているとも言えます。中・上級の学習をスタートする段階で知識を見直してみるのがおすすめです。
そこで今回は、韓国語の基礎について、ハングル・文法表現・発音、3つの観点からご紹介していきます。
韓国語の基礎をハングルからおさらい
李氏朝鮮王朝であった15世紀の朝鮮半島で、識字率の向上を目的に提案されたのがハングルです。これまで朝鮮語を漢字で表記していたたため、一部の知識層しか読み書きができませんでした。
ハングル文字は基本子音14文字、基本母音10文字からできています。子音と母音を組み合わせることで、韓国語の音声を表せるようになっているのです。
韓国語の「가(カ)」は子音の「ㄱ」と母音の「ㅏ」が組み合わせってできています。「ㄱ」はkの音にあたる子音、「ㅏ」はaにあたる母音です。このように左右に組み合わせるだけでなく、上下に組み合わせるものもあります。「ㄴ」と「ㅜ」を組み合わせて「누(ヌ)」などです。
この組み合わせが3つになったとき、最後の3つ目の文字をパッチムといいます。韓国語で南を意味する「남(ナム)」は、「ㄴ(n)」と「ㅏ(a)」でナの音声となり、パッチムの「ㅁ(m)」によってムの音声が追加されます。
韓国では小学生の国語で読み書きがはじまりますが、スペルミスをたくさんチェックされます。ハングルの読み方と書き方は、そうして身に付けていくものです。スペルミスもするかもしれませんが、ひとつずつ復習して正確なハングルの表記ができるようなりましょう。
韓国語の基礎を文法表現からおさらい
韓国語の基礎的な文法表現についておさらいしておきましょう。語彙力がそなわっていれば、文法表現の基礎を駆使して幅広い会話をすることもできます。
■~예요・이에요(エヨ・イエヨ/です)
韓国語のカジュアルな敬語で「~です」というときの文法が「~예요・이에요(エヨ・イエヨ)」です。接続する単語にパッチムがなければ~예요(エヨ)、パッチムがあるのなら~이에요(イエヨ)になります。発音するときに語尾を上げると疑問文になります。
■~해요(ヘヨ/します)
韓国語では「ヘヨ体」や「ハダ動詞」とも言われています。인사해요(インサヘヨ/あいさつします)というように使うことができます。もともとは「하다(ハダ)」ですが、活用をして해요(ヘヨ)になるのです。
■~고 싶다(コ シプタ/したい)
韓国語で何かをしたいときは「~고 싶다(コ シプタ/したい)」という表現をします。고(コ)の前にくる動詞も変化しないので、使いやすい文法です。보고 싶다(ポゴ シプタ/会いたい)というような表現ができます。
韓国語の基礎を発音からご紹介
韓国語の勉強で難関となるのが発音です。四苦八苦して発音を身に付けたという人もいれば、日本語っぽい発音のままになってしまっている人も。まずは、発音の基礎を見直してみましょう。
韓国語の発音の特徴としてあげられるのが「連音化」。한국어(ハングゴ/韓国語)はハングルをそのまま読み上げると「ハングクオ」になりますが、국(グク)のパッチムの音である「k」と~語を意味している어(オ)の「o」という音がつながって「ゴ」というひとつの音になるのです。
韓国語の発音で混乱する「濃音化」というものもあります。濃音とは簡単に言うと、ふたつの子音がくっついている状態のものです。パッチムのうち【p】音になる「ㅂ」「ㅍ」「ㄼ」「ㄿ」「ㅄ」、【t】音になる「ㄷ」「ㅅ」「ㅆ」「ㅈ」「ㅊ」「ㅌ」、【k】音になる「ㄱ」「ㄲ」「ㅋ」「ㄳ」「ㄺ」の後部に、「ㄱ」「ㄲ」「ㅋ」「ㄳ」「ㄺ」がきた場合、「ㄲ」「ㄸ」「ㅃ」「ㅆ」「ㅉ」の濃音で発音しなければならないというものが濃音化です。
そして、この濃音化に似ているのが「鼻音化」と呼ばれる現象です。濃音化の対象となった【p】【t】【k】音の後部が「ㄴ」「ㅁ」となったとき、それぞれの発音が「ㅁ」「ㄴ」「ㅇ」になるというものです。
韓国語の発音にはさまざまなルールがありますが、連音化、濃音化、鼻音化に代表される基礎的なものから身に付けていくのがおすすめです。
まとめ
韓国語の基礎をおさらいしておけば、中・上級になったとき、基礎的な知識が不足していて、レッスンの内容を飲み込めないという心配もありません。とくに、日本人にとって韓国語の発音はとても難しいものです。何度も基礎を振り返りながらしっかり覚えるようにしましょう。
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