実は日本語にもなじみの深いハングル!ハングルにそっくり日本語を探してみました
日本語とは全くかけ離れたように見えるハングル。ハングルのことを全然知らない日本人からするとまるで記号のようで、さっぱり何と書いてあるのかも分からないし苦手意識を持ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、ハングル文字はともかく日本と韓国はお隣の国同士。実は話されている日本語と韓国語には驚くほど共通点や類似点が多いということをご存知でしょうか?そればかりか日本人が普通に使っているような言葉の中にもハングル・韓国語との関連性を感じずにはいられないような面白い言葉もたくさんあるのです。
そこで今回は、なるほどなぁと思わずうなってしまうハングルの日本語にそっくりな言葉などを探してみました!
日本語にはハングルとそっくりな言葉がたくさん!
全くなんて書いてあるのかわからない!と言われがちなハングル。しかし、韓国で使われているハングル・韓国語には実は日本語と驚くほど類似点や共通点があることをご存知でしょうか。
考えてみれば日本語は、漢字の発症である中国の影響を大いに受けている言葉であることが知られています。当然、中国から日本の間である韓国を経ているわけなので、似ている言葉であるというのもうなずけます。しかし、あのハングル文字を見てもさっぱりそんな風には思えないなんて声が聞こえてきそうですね。
ハングル自体は歴史的にみると比較的新しく作られた文字なんです。なのでそれ以前は韓国でも日本のように漢字が使われていました。しかし、漢字は一部貴族や王族などの勉強が出来る人のみが読める文字であったことから、庶民でも使えるようにと後から作られたのがハングル。ですので文字は韓国独自で作られたものなので似ていないのも仕方ないということ。でも、話し言葉だけで見ると日本語と韓国語は本当によく似ている言葉がたくさんあるのです!
聞くともっとハングルが身近に感じられるはず!早速見ていきましょう!
モグモグ、ペコペコの日本語はハングルが語源?!
【食べる】という動詞を韓国語ではモッタ【먹다】と言います。
原形ですね。実はこの食べるという日本語ですが、「モグモグ」という擬態語を私たちはよく使います。
モグモグってなんだ?と改めて聞いてみると不思議ではありませんか?実はこのモグモグ、ハングルの【먹다】を活用してみると驚くべきことが…
【食べます】は【먹어요】(モゴヨ)と発音します。
【食べた】と過去形をハングルでいうと【먹었다】(モゴッタ)と発音します。
【食べて食べて!】という場合なんかは【먹어먹어!】(モゴモゴ!)なんです!
これを聞くと、モグモグという私たち日本人が使っている日本語…韓国語との関連性を感じませんか??モゴモゴ…モグモグ… 強引でしょうか?
次に、おなかがすいている状態を表す【ペコペコ】という言葉。おなかペコペコというと思わず手をおへそのあたりに当ててしまいますが、おへそをハングルで何というかご存知ですか?
【へそ】は【배꼽】(ペコッ)なんですね!繰り返し言ってみると배꼽배꼽…ペコペコ…
二回続けて言うところがかわいらしい雰囲気も感じますが、これは偶然と言えるのでしょうか…はっきりと確かなことはわからないので「諸説あり」というところですが、いかがでしょう。これを聞いたらもう【食べる】の【먹다】も【へそ】の【배꼽】も忘れられませんよね!
ものを食べるというのはとても大切な行為です。その食べるに関わるハングルがこんな風につながりを感じてしまうような形で日本語としてあるというのはとても感慨深いとさえ言えます。
涙ウルウルもハングル?
次に、「ウルウル」です。目に涙があふれて今にもこぼれそう…ウルウル…これもハングル・韓国語でつながりを感じる単語があるんです。
【泣く】という単語。韓国語では【울다】(ウルダ)と言います。
울지마(ウルジマ)は泣かないで、泣くなという意味のハングルですが、いかがですか?涙を流して泣く【울다】(ウルダ)でウルウル…これも何かを感じてしまいますよね。
日本語の「うるおい」からも来ているような気もするという声も聞こえてきそうですが、ちなみに【潤う】という日本語はハングルでは【촉촉하다】(チョッチョッカダ)といいます。「しっとりしている」などとも訳されてコスメなどでよく見かける単語ですが、気づきましたか?
日本語で「涙がちょちょぎれる」なんて表現を使いますよね。【潤う】の【촉촉하다】(チョッチョッカダ)から来ているのでは?と思うのも強引でしょうか?
こちらも真偽のほどはさておき、このように発音が似ている単語はインパクトに残るので覚えやすいですよね!皆さんもハングルを勉強していくともっとたくさん出会うと思います!探してみて下さい。
日本語読みでそのまま通じるハングルがある?!
「マッサージ三分無料」は日本人がそのまま日本語読みで韓国の人に言っても通じます!ハングルでは「맛사지 삼분 무료」と書きます。
突然こんなことを言われても「??!」となるかもしれませんが、韓国の友人がいれば本当に通じるか試してみて下さい!「잘 부탁합니다!(チャル プッタッカンミダ)」よろしくお願いします!となるかもしれませんね。
マッサージは外来語なので韓国語でもそのまま通じます。三分も3が삼(サム)、分が분(プン)とそのまま日本語読みと発音がほとんど同じ、無料は漢字語でそのまま同じものを使っており発音が全く同じだと事でこのような日本語読みとハングル読みが意味まで全く一緒ということが起こります。ハングルに日本語用に漢字変換が出来る機能があるとすれば三分無料は全く同じ漢字に変換される言葉です。面白いですね!
特に外来語は、日本語読みでもほとんど通じる感覚で使ってみることをおすすめします。「아이스크림」「쥬스」「토마토」「샴푸」「링수」「초코」これらのハングルは何を示しているかハングルが読める人ならわかるはず!それぞれ「アイスクリーム」「ジュース」「トマト」「シャンプー」「リンス」「チョコ」です。これらは日本人も外来語ですがほとんど日本語として使っている言葉ですよね。韓国でも同様の感覚で使われていますので、外来語はどんどん使ってみることが会話のコツと言えるでしょう。
漢字語は、一見難しいようでもコツがつかめればハングルのボキャブラリーがぐっと広がります。例えば【대학생】は「大学生」というハングルですが、それぞれ대:大、학:学、생:生と漢字の読み方がセットになっています。この単語を知っていればついでに大中小:대중소(デチュンソ)、学校:학교(ハッキョ)、先生:선생(님)(ソンセン(ニン))なども覚えてしまえば便利ですよね。※ハングルでは先生に尊敬の意味を込めて님をつけます。
さつまいもはハングルで고구마、コグマと発音します。小熊がさつまいも?!
きゅうりは오이で「おい!」ですし、日本語と韓国語で同音異義語なんていう言葉もあるんですよ!面白いですよね。
すべての文字がそうとは限りませんがかなりこれで日本人は楽にハングルのボキャブラリーを増やすことが可能です!勉強が進んでくれば来るほどたくさん出会うはずなので楽しみにしていてください。
ハングルと日本語は本当に近い言葉!
日本語になじみの深いハングル、同じ日本語読みで通日ハングルなどをご紹介いたしました。そういえば言葉って長い年月をかけて出来てきた生き物だといいますし、近い国の言葉ですから似ていたりするのも当然かもしれませんね。
そもそも、~イムニダ。や~ヘヨ。などの語尾も日本語の~だ。~よ。と近いなんて意見も聞かれます。~까요?は~かよ?とも近いですしね。奥深くてとても面白いですね!少しでもハングルが身近に感じられるようになれば幸いです。
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