ハングルの笑いについてを深堀り!笑い声をハングルで表現するには?
「笑顔は言葉の壁を超える」なんて名言もありますが、今回はハングルの笑いについてを深掘りしていきたいと思います。
韓国語で「笑う」や「笑顔」は何て言うのかという基本はもちろんのこと、「あはは」「うふふ」「えへへ」など日本語でもいっぱいある笑い声の表現をハングルではどうやって表現するのかなどの実用的な話から、最新のLINEやカカオトークなどのメッセージアプリで実際に韓国の若者が使っているメッセージならではの笑い声の表現に至るまでご紹介します。
そして、日本ではテレビと言えば欠かせないエンターテイナーであるお笑い芸人なる職業は、韓国にも存在するのかなどなど。知っているようで知らない気になるハングル・韓国についての笑いに関してを深掘りしてみたいと思います。
ハングルでの「笑い」を深堀り!
笑顔が大切なコミュニケーションツールであるのは、日本も韓国も同じ。というよりも世界共通ですよね。たとえたどたどしく、つたない口調でしか話せないにしても、笑顔は忘れずにいたいものです。相手が笑顔で耳を傾けてくれていると嬉しいというのも同じですよね。そこで今回はだれにとってもかけがえのない「笑い」についてをハングルで深掘りしていきたいと思います。
人それぞれ千差万別である笑い声。日本では「あはは」や「わはは」、上品には「うふふ」「おほほ」、いじわるっぽくでは「イシシ」「クククッ」などたくさんの表現がありますよね。
笑顔が大切という意味は万国共通ですが、何に対して笑うのか、どのように笑いを表現するのかは、その国の文化というかお国柄がよく表れています。お隣ということでもっとも日本から近い韓国ですが、笑いに関しては実は知らないことがたくさんあるのではないでしょうか?
どんなふうに「笑い」を表現するのかに始まり、今では欠かすことのできないLINEやカカオトークなどのSNSでの文字で表現する笑いの韓国事情、そして言われてみれば知らない韓国のバラエティー番組やお笑い芸人についてご紹介したいと思います。
ハングルで笑う、笑顔は何という?
まずは韓国語で「笑う」という動詞や「笑顔」という名詞をハングルで何というかのなどの基本からまいりましょう。
「笑う」は原形では「웃다(ウッタ)」と言います。パッチムにㅅが付くのでちょっと活用したときに発音が難しい動詞ですよね。ちょっと丁寧に見ていきましょう。
笑います=웃습니다 /웃어요 (ウッスンミダ/ウソヨ)
笑いました=웃었습니다. 웃었어요(ウソッスンミダ/ウソッソヨ)
笑った=웃었다(ウソッタ)
笑うな!=웃지마!(ウッチマ!)
ちなみに、写真を撮るときなんかに「笑って~」というとき、直訳だと「웃어~(ウソ~)」となりますが、「웃어봐~(ウソバ~)」笑ってみて~という言い方の方がよく使います。発音だけ聞くと日本語の「嘘」がどうしても連想されて最初は違和感のある発音ですね。
そして、笑顔は「미소」ミソという発音になります。こちらもお味噌と同じ発音なので、最初は違和感があるかもしれませんが覚えやすいです。そして笑顔:미소につく動詞は짓다(チッタ)です。
また、笑うの動詞を名詞形に活用すると「笑い」になり、웃다では웃음となります。
違いは直訳すると笑いが웃음、미소が笑顔となりますが、웃음の方が意味が広いです。미소は漢字で書くと微笑となることからも分かる通り、どちらかというと澄ました感じ「微笑み」になり笑い声をあげないような笑顔のことを指します。
あはは、うふふなどの笑い声はハングルでどうやって書く?
基本的な単語を押さえたところで、次は笑い声を見ていきます。実は音だけで言うと日本語と韓国語はとても近いです。ハングルでどうやって書くのかも見ていきましょう。
あはは=아하하
ふふふ=후후후
へっへっへ=헷헷헷
はひふへほが日本語でも笑い声になるのと同じで、韓国語もハングルのㅎがよく使われます。
元々日本語でも笑い声と言えば代表的なものはこのように書きますが、人の笑い声と言えばそれぞれです。例えば「うひゃひゃひゃ」や「きゃははは」などいろんな書き方をしますよね。
それはハングルでも同じです。「우햐햐햐햐」「캬하하하」など聞いたままをそのまま文字で書いてもそれは笑い声として通じます。
不敵な笑いの「ククク…」などは「크크크,,,」などと表現したりもします。バリエーションをたくさん見てみたいという人であればハングルで書かれている漫画を探してみることをおすすめします。
日本の漫画でもよく背景に笑い声が書かれていますが、ハングルの漫画でも同じです。日本漫画の韓国語版などもそれらの文字も含めてハングルに翻訳されているのでとても面白いですよ。
メッセージならではのハングルの笑い声の表現
そして現代に欠かせないLINEなどのSNSで使われるメッセージでは、ハングルでどうやって笑いを文字だけで表現するのかも気になりませんか?ちなみに日本ではメッセージアプリはLINEが主流ですが、韓国ではカカオトークが定番です。黄色を基調としたアプリです。
機能的にも使い方もはとんどLINEと同じなので、韓国人のお友達が出来ればカカオで連絡先を交換してみると便利ですよ。韓国の人も絵文字やスタンプが大好きですよ!
そんなメッセージアプリやWEBサイトで、日本では笑いを表現するときに「楽しかったwww」や「(笑)」なんて独特の使い方をしますよね。
「www」なんかチャットが流行した時代からできたそうですが、笑い(WARAI)の頭文字の「w」を連打することによって、相手に文字だけで笑い声を伝えるという意味で使ったりします。実は似たような表現がハングルでもあるんです。
「ㅎㅎㅎ」と「ㅋㅋㅋ」が代表的でしょう。こちらは読み方もあります。「ㅎㅎㅎ」は「ふふふ」や「ははは」で「ㅋㅋㅋ」は「ククク」となります。発音からこの二文字がよく使われるようになったのですが、メッセージのやり取りで返信の代わりに笑い声を文字で返したい時なんかに使います。
メッセージだけだとなんだか素っ気ないなと思うときには、絵文字やスタンプと合わせてこのような表現を使えるようになると韓国式です!
韓国にもお笑い芸人はいるの?
最後に、言われてみてれば気になる「韓国にもお笑い芸人はいるの?」という疑問。日本では「お笑い芸人」や「漫才師」という人気の職業として定着していますよね。韓国ではどうなのでしょうか。
韓国でもテレビのバラエティー番組は人気です。しかし漫才というのは日本独特のスタイルで韓国では見られず、どちらかというと「コント」がメジャーです。面白おかしく扮装した人たちが、ひょうきんに持ち前のギャグなどを交えつつ、観客を沸かせるスタイルが人気。
日本人から見るとちょっと一昔前のお笑いスタイルのようにも見えるかもしれません。
ちなみに「お笑い芸人」という職業をハングルで言うとなると「개그멘」=「ギャグメン」となるでしょう。女性のお笑いタレントさんもいるのでその場合は、英語をそのままハングルにして「코메디언(コメディアン)」と言ったりもします。
また、日本で言うMC的な立場で、番組を進行し、出演者を盛り上げて笑いを作るという立場で人気者のタレントさんも多くいます。
人気の歌手や新人タレントが、バラエティ番組でいろんな企画に挑戦し番組を盛り上げるというスタイルが人気なのも日本と似ています。興味のある人は動画もYOUTUBEなどにたくさんアップされていますのでのぞいてみると面白いかもしれませんね。
でも、一つ注意があります。日本ではお笑いのスタイルとして確立している「ツッコミ」でのドツキ。
頭をパシッとたたいて笑いを取るというのはおなじみの行為ですが、韓国の人にとっては信じられないタブーなんです。頭は体の中でもとても大切な部分であり、そこをたたくというのはとても屈辱的な行為として韓国の人は捉えます。ですので、冗談であっても決して韓国の人の前でそのようなことをしてはいけません!注意してくださいね。
ハングルの笑いについてを深掘りまとめ
ハングルの笑いについてを深掘りしてみました。
笑いが生まれる感覚というのは人それぞれであり、何を面白いと感じるのかはお国柄や文化がとても顕著に表れるのでとても興味深いものですよね。
韓国語でも心を許せる知人を作ってたくさん笑い会える関係が作れれば素敵です!
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