韓国語で〈見て〉って言いたい! 色々な韓国語での「見て」の言い方をご紹介
韓国女性アイドルグループの楽曲には、韓国語で「見て」というフレーズがよくみられます。
韓国のアイドルと日本のアイドルがコラボレーションしたことで、韓国国内ばかりではなく日本国内でも話題になった、프로듀스(プロデュース)48。
現在は人気投票で上位となった日韓メンバーで構成された、IZ*ONE(아이즈원、アイズワン) として国境を越えた活躍ぶりをみせています。
そんな프로듀스(プロデュース)48で披露された「PICK ME」のメロディーが忘れられないという人も多いのではないでしょうか。
このPICK MEには、내 눈을 봐봐 오늘부터(ネ ヌヌル ボァボァ オヌルプト/私の目を見て 今日から)というフレーズがあります。
프로듀스(プロデュース)48のPICK MEに限らず、韓国女性アイドルグループの楽曲には、「見て」という積極的なフレーズがよくみられます。韓国女子の恋愛観がうかがえるところ。
恋愛に対して、日本より積極的になれるようです。
そこで今回は、韓国語の「見て」というフレーズにフォーカスしてみます。
韓国語で〈見て〉の言い方
韓国語で「見て」とはどのような言い方をするのでしょうか。
「鍋の火加減を見て」「カカオトーク見て」のようなとき、韓国語では봐(ボァ)といいます。
ただ「봐(ボァ)」というときは「ボァ」という発音ですが、봐(ボァ)が語中になるときは、有声音化という現象によって「ボァ」という発音になるので気を付けなければなりません。
実際に、文例からみてみましょう。
韓国語「見て」例文:「鍋の火加減を見て」
냄비의 가열 온도를 봐(ネンビエ カヨル オンドルル ボァ)
韓国語「見て」例文:「カカオトーク見て」
카톡 봐(カトッ ボァ)
韓国語で「見て」というときは、このような言い方になります。
ちなみにカカオトークを省略せずに言うと카카오톡(カカオトク)になりますが、親しい関係だと省略して카톡(カトッ)といいます。
봐(ボァ)とはいわゆるパンマルの言い方です。
日本語でいうタメ口になります。
そのため、目上の相手には失礼になってしまいます。
特に、韓国語は絶対敬語です。
会話をしている相手が自分よりも目上であったり立場が上だと、必ず敬語で話さなければなりません。
そのため、봐(ボァ)というのはとても親しい関係に限るといえます。
韓国語で〈見てみて〉の言い方
韓国語で「見て」ではなく、「見てみて」というときはどうなるでしょうか。
実際の韓国語会話でも、見てみてという機会がたくさんあります。
「IZ*ONEの動画見てみて」「インスタみてみて」など、何かをおすすめするときにいいます。
韓国語で見てみては、봐봐(ボァボァ)です。
韓国語では【動詞+봐(ボァ)】で「~してみる」という意味になります。
例えば、少女時代のGenieの冒頭「소원을 말해봐(ソウォヌル マレボァ)」は、願い事(소원/ソウォン)を말하다(マラダ/言う)+봐(ボァ)で言ってみる、または言ってみてという意味になっています。
では、ここで文例をみていきましょう。
韓国語「見て」例文:「IZ*ONEの動画を見てみて」
아이즈원 동영상 봐봐(アイズウォン トンヨンサン ボァボァ)
韓国語「みて」例文:「インスタみてみて」
인스타그램 봐봐(インスタグレム ボァボァ)
봐(ボァ)同様にパンマルでの言い方になるので、相手によって気を付けなければなりません。
カジュアルな敬語であるヘヨ体でいうときは봐주세요(ボァジュセヨ)です。
韓国語で〈見て~〉の言い方
韓国ドラマを見ている。
韓国アイドルのライブ配信を見ている。
このように「見ている」といいたいとき、韓国語ではなんていうのでしょうか。
韓国語で見ているというときは、보고 있어(ポゴ イッソ)といいます。
「見る」という意味の보다(ポダ)と、存在を意味する있다(イッタ)が組み合わさっています。
日本語の「見ている」という言い方と同じ構成になっているので、日本語母語話者にとってわかりやすいはずです。
では、韓国語で「韓国ドラマを見て、韓国アイドルのライブ配信を見て~」というときはどうでしょうか。
韓国語で複数の物事を並べるときは、「動詞+~고(コ)」になります。
「~見て、~見て」と繰り返すときは、~보고~보고 (~ポゴ~ポゴ)といいます。
では、実際に文例で確認してみましょう。
韓国語「見ている」例文:「韓国ドラマを見ている」
한국 드라마를 보고 있어(ハングク ドゥラマルル ポゴ イッソ)
韓国ドラマを見て、韓国映画を見て、1日が終わります
한국 드라마를 보고, 한국 영화를 보고 하루가 끝나요
(ハングク ドゥラマルル ポゴ ハングク ヨンファルル ポゴ ハルガ ックナヨ)
このように、韓国語で見ているという言い方、見て~見て~という言い方ができます。
まとめ
韓国語で「見て」というような言い方はいくつかあげることができます。
韓国語で「見て」というとき、「見てみて」というとき、そして「見ている」「見て~見て~」という言い方があります。
「見て」というときは봐(ボァ)、「見てみて」というときは봐봐(パバア)、「見ている」というときは보고 있어(ポゴ イッソ)、そして「~見て~見て」というときは~보고~보고 (~ポゴ~ポゴ)になります。
韓国語で会話をしていると、親しくなっていけば親しくなっていくほど「見て」という言い方をすることが増えていきます。
なぜなら、自分にとって興味・関心があることを会話相手にも知ってもらいたいという気持ちになるからです。
特に、봐봐(ボァボァ/見てみて)・보고 있어(ポゴ イッソ/見ている)という言い方はパンマルです。
親しいからこその言葉遣いです。
韓国語の「見て」がわかるだけで、どんどん積極的に韓国語で会話ができるのではないでしょうか。
韓国人からの「見て」アピールにも、すぐに気が付くことができます。
お互いの興味・関心あることを知り合えるだけで、さらに親しくなれるはずです。
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