韓国語の疑問文についておさらい! 韓国語の疑問文の疑問について徹底解説
韓国語の疑問文は韓国語の初級テキストでわかっている……はず。韓国語の疑問文、あやふやになっていませんか? 韓国語の初級では韓国語会話のベースになるたくさんの基本的な文法が取り上げられます。覚えなければならないことがありすぎて、疑問文がわからなくなってしまうのもしかたがありません。
韓国語の疑問文、きちんと見直したい! という韓国語初級者・中級者がたくさんいるはずです。そこで今回は、韓国語の疑問文の疑問について、徹底解説していきます。初級韓国語の疑問文をマスターしましょう。
韓国語の疑問文 【ヘヨ体】
韓国語の疑問文で簡単なのがヘヨ体です。韓国語のヘヨ体はカジュアルな敬語表現になります。ビジネスシーン、あるいはフォーマルシーンでなければ、ヘヨ体であっても失礼にはあたりません。韓国国内で観光したり、韓国国内で生活したりするのであれば、ヘヨ体で会話することがほとんどでしょう。
ヘヨ体の疑問文は発音・記号だけでできます。会話しているときは発音、ハングルでは記号になります。
会話の疑問文
会話で疑問文にするときは、アヨ・オヨ・ヘヨの語尾をあげます。
한국어를 알 수 있어요 (ハングゴルルハルスイッソヨ)
韓国語がわかりますという韓国語です。韓国語がわかりますか? と確認する場合はどうなるでしょうか。
한국어를 알 수 있어요 (ハングゴルルハルスイッソヨ)?
요(ヨ)の発音が高くなります。平叙文の場合は「イッソヨ」と平坦な発音です。疑問文の場合は「イッソ ヨ(↑)」になります。これだけで疑問文になります。
発音が変わるだけで、初話者が韓国語についてわかっているのか、それとも初話者が相手に対して韓国語がわかるのかどうか確認しているのか、意味そのものが違ってきます。会話の方向性が大きく変わるので、発音には気を付けなければなりません。
ハングルの疑問文
書き言葉での疑問文はどうでしょうか。会話のときの例文からみていきます。
한국어를 알 수 있어요 (ハングゴルルハルスイッソヨ)
(私は)韓国語ができますという文章です。では、韓国語ができますか? という疑問文にします。
한국어를 알 수 있어요 (ハングゴルルハルスイッソヨ) ?
文末に「?」がついただけで疑問文になるのです。これだけで、韓国語ができますか? という意味になっています。
普段から発音に気を付け、文章の末尾に?を忘れないようにすれば、韓国語のヘヨ体の疑問文は難しくありません。とても簡単なので、すぐにマスターできるでしょう。
韓国語の疑問文 【ハムニダ体】
韓国語の敬語のひとつであるハムニダ体。フォーマルな敬語表現になります。韓国国内でニュース番組をかけたらわかるはず。中継されている会見は、必ずハムニダ体でおこなわれています。
会見のようなあらたまった場面では、ハムニダ体でなければなりません。ビジネスでも同様です。韓国語のビジネス会話は、ハムニダ体であることが一般的です。ビジネスで韓国語を活用する可能性があるのなら、ハムニダ体の疑問文はマスターしておかなければいけません。
まず、ハムニダ体の平叙文をみてみましょう。
일본어를 할 수 있습니다(イルポノルル ハルスイッスムニダ)
日本語ができますという韓国語です。ハムニダ体で丁寧な言い方になっています。では、疑問文にするとどうでしょうか。
일본어를 할 수 있습니까(イルポノルル ハルスイッスムニッカ)?
日本語ができますか? という疑問文になりました。「ㅂ니다」から「ㅂ니까?」に変わります。発音するときは、습니까(スムニッカ)? の「カ」があがるので意識しなければなりません。
ここで、おさらいしてみましょう。「ㅂ니다」あるいは「습니다」の「다」をとって「까?」に変えるだけでいいのです。
韓国語の疑問文 【パンマル】
韓国語でのいわゆるタメ口にあたるのがパンマルです。親しい韓国人がいたら、パンマルで会話することがあるのではないでしょうか。パンマルの疑問文は、これまでご紹介したヘヨ体、ハムニダ体とはまた違ってきます。韓国人とより気楽なやり取りをするために、パンマルの疑問文を覚えておきましょう。
ここで、韓国語の「体言」「用言」についておさらいします。韓国語の体言は活用しないものです。名詞・代名詞・数詞があてはまります。活用するのが用言です。動詞・形容詞・存在詞・指定詞があげられます。
韓国語のパンマルを疑問文にするためには、この体言・用言がわかっていなければなりません。体言なのか、用言なのか、それによって疑問文の語尾が変わってくるからです。
体言
体言+(이)니(イニ)/냐(ニャ)/느냐(ヌニャ)?
どの語尾でも疑問文です。ニュアンスとして、(이)니(イニ)だとやわらかくなります。女性におすすめです。
用言
用言(語幹)+니(ニ)/냐(ニャ)/느냐(ヌニャ)?
体言同様、どの語尾でも疑問文です。用言でも니(ニ)だとやわらかい印象になります。
まとめ
韓国語の疑問文は、ヘヨ体なのか、ハムニダ体なのか、パンマルなのかによって変わってきます。それぞれの疑問文がわかっていれば、相手によって適切な言葉遣いで疑問が投げかけられます。ビジネスシーンからプライベートシーンまで活用できるでしょう。
初級レベルのうちは、思うように会話で疑問文が活用できないかもしれません。ですが、韓国語で会話を繰り返すうち、自然と知識が定着するはずです。あせることはありません。韓国語会話をこなしましょう。
ですが、韓国語会話の機会があまりないかもしれません。独学者だったらなおさら。館億語は会話することで身に付きます。韓国人の知り合いがいない場合、韓国語教室で会話することがおすすめです。積極的に会話の機会を増やしましょう。
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