読めるかな?韓国語数字のヨミカキを紹介♪
韓国語学習者がぶつかる壁のひとつに「数字」があります。韓国語の数字は漢数字と固有数字があり、固有数字は後ろに助数詞がつくことで変化するので、ルールが複雑すぎて覚えづらいと感じている人は少なくありません。
そんな人のために、ここでは助数詞ごとの正しい数字をかなり詳しく解説していきます。韓国語の数字の基本をしっかりと身に付けて、正しい使い方ができるように勉強していきましょう。
韓国語の数字は2種類ある
韓国語には漢数字と固有数字の2種類があります。2つの数字にはどんな違いがあるのか、どんなときに漢数字・固有数字を使うのかご紹介していきます。
漢数字と固有数字
漢数字とは1,2,3,4…という数字そのもののこと。固有数字は1つ、2つ、3つ、4つ…と物を数えるときに使う数字のことです。
日本語でも1(いち)、2(に)、3(さん)、4(よん)と、1つ(ひとつ)、2つ(ふたつ)、3つ(みっつ)、4つ(よっつ)と読むときとでは発音が変わりますよね。
韓国語でも同じような感じで読み方が変わります。漢数字だと1:일(イル)、2:이(イ)、3:삼(サム)、4:사(サ)と発音します。
固有数字では1つ:하나(ハナ)、2つ:둘(トゥル)、3つ:셋(セッ)、4つ:넷(ネッ)となります。このように漢数字とは読み方が変わってきます。
ちなみに、韓国語の固有名詞は99までしかありません。100からは漢数字しか使えませんのでマメ知識として覚えておくと、どこかで役立つかもしれません。
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漢数字?固有数字?どっち?
漢数字と固有数字では使う場面が決まっています。番号や生年月日、金額、温度、階数などは漢数字を使い、それ以外の数えるもの人や歳、時、冊、匹、台、枚などは固有名詞を使います。
ただし、韓国語には数字を使う時に覚えておかないといけない例外が2つあります。
例外その1:時刻を書く時には、時は固有数字で分と秒は漢数字を使う。
「〇時〇分に○○で会いましょう」とメッセージを送ろうと思った場合、韓国語を勉強し始めの頃だと、どっちに固有数字を使うのか分からなくなってしまうかもしれません。
時間に関しては、「時の部分だけが固有数字になる」ということを覚えておきましょう。そうすれば、混乱してしまうことを避けられるかもしれません。
例外その2:年齢は固有数字を使う「살:サル」と漢数字を使う「세:セ」がある
どちらのハングルも日本語で「歳」という単語にあたります。どちらを使っても間違いではありませんが、会話では固有数字の살:サルを使うことのほうが多いです。
それぞれの数字を覚えよう
韓国語の数字を使いこなせるようになるためには、漢数字と固有数字の書き方と読み方を学ぶ必要があります。それぞれに分けて、書き方と読み方をご紹介していきます。
漢数字を覚えよう
0 공(コン):영(ヨン)
漢数字の0には、공(コン)と영(ヨン)の2種類があります。공(コン)は「ゼロ」と読ませたいときに使われます。なので、電話番号を伝えるときには공(コン)を、温度などを伝えるときには영(ヨン)を使います。
≪1~9≫
1 일(イル)
2 이(イ)
3 삼(サム)
4 사(サ)
5 오(オ)
6 욕(ユッ)
7 칠(チル)
8 팔(パル)
9 구(ク)
≪10~19≫
10 십(シプ)
11 십일(シビル)
12 십이(シビ)
13 십삼(シプサム)
14 십사(シプサ)
15 십오(シボ)
16 십육(シムニュク)
17 십칠(シプチル)
18 십팔(シッパル)
19 십구(シプク)
11~19までの漢数字は頭に10を表す십(シプ)がきて、後ろに1~9までの漢数字がついています。ですから、漢数字を19までの漢数字は1~9の漢数字と십(シプ)さえ覚えておけば書くことができます。
≪20~≫
20 이십(イシプ)
21 이십일(イシビル)
22 이십이(イシビ)
21~の漢数字は、2の漢数字이(イ)を11~19のハングルの前に付けることで21~29の数字を表すことができます。
読み方も21なら이(イ)+십일(シビル)でイシビル、29なら이(イ)+십구(シプク)でイシプクという具合です。
同じパターンで31~39は3の漢数字삼(サム)を、41~49は4の漢数字사(サ)を前に付けることで、漢数字を表すことができます。
≪20~100≫
20 이십(イシプ)
30 삼십(サムシプ)
40 사십(サシプ)
50 오십(オシプ)
60 육십(ユクシプ)
70 칠십(チルシプ)
80 팔십(パルシプ)
90 구십(クシプ)
100 백(ペク)
20~90までの漢数字は頭に2~9の漢数字がきて、後ろに10を表す십(シプ)がついています。日本語の二十、三十、四十…と同じ形なので、覚えやすいですよね。
100以上の単位については、頭が1のとき「일:イル」をつけません。
≪千~兆≫
1,000 천(チョン)
10,000 만(マン)
10万 십만(シムマン)
100万 백만(ペンマン)
1,000万 천만(チョンマン)
1億 억(オク)
1兆 조(チョ)
万や億、兆の発音が日本語と似ているのは面白いですね。
固有数字を覚えよう
≪1つ~9つ≫
1つ 하나(ハナ)
2つ 둘(トゥル)
3つ 셋(セッ)
4つ 넷(ネッ)
5つ 다섯(タソッ)
6つ 여섯(ヨソッ)
7つ 일곱(イルゴプ)
8つ 여덟(ヨドル)
9つ 아홉(アホプ)
≪10~19≫
10 열(ヨル)
11 열하나(ヨルハナ)
12 열둘(ヨルトゥル)
13 열셋(ヨルセッ)
14 열넷(ヨルネッ)
15 열다섯(ヨルダソッ)
16 열여섯(ヨルヨソッ)
17 열일곱(ヨルイルゴプ)
18 열여덟(ヨルヨドル)
19 열아홉(ヨラホプ)
固有数字も漢数字と同じように頭に10を表す열(ヨル)がきて、後ろに1つ~9つまでの固有数字がつくという形です。
열(ヨル)+1~9の固有数字の組み合わせでほとんど発音をすることができますが、15や19など後ろの発音が若干変わるというものもあります。
≪20~≫
20 스물(スムル)
21 스물하나(スムルハナ)
22 스물둘(スムルドゥル)
21~の固有数字は、20の固有数字스물(スムル)を1つ~9つのハングルの前に付けることで21~29の数字を表すことができます。
≪20~90≫
20 스물(スムル)
30 서른(ソルン)
40 마흔(マフン)
50 쉰(スィン)
60 예순(イェスン)
70 일흔(イルフン)
80 여든(ヨドゥン)
90 아흔(アフン)
固有数字は99までしかなく、100以上の数字は漢数字を使うことになっています。
また、1~4、20~24は後ろに単位(助数詞)が付くと変化するというルールがあります。固有数字の1を例にとると、1つ:하나(ハナ)、1個:한개(ハンゲ)、1名:한명(ハンミョン)といった感じです。これは韓国語を使っていきながら、少しずつ覚えていくといいでしょう。
覚えられないときの勉強方法
座学でなかなか覚えられないときは、フレーズや数え歌を聞いて覚えるのもひとつの方法です。また、韓国語レッスンを受けてプロのアドバイスを聞いてみるのはどうでしょうか?
フレーズや数え歌で覚える
日常会話などのフレーズを暗記する
自己紹介するとき、買い物するとき、レストランで食事をするときなど固有数字を使う機会はかなり多くあります。その時々で固有名詞をひとつずつ使っていくことで覚えていくことができます。
韓国語の数え歌の動画を見る
動画サイトには韓国語の数え歌の動画が多くアップロードされています。検索欄に数え歌を意味するハングル「숫자송」を入力すると、動画が表示されます。幾つか動画を見てみて、気に入ったものがあればそれを繰り返し見るようにしてみましょう。
韓国語レッスンを受ける
自分一人で勉強していると、漢数字と固有数字がごっちゃになってしまい「韓国語の数字は複雑すぎるからもう勉強したくない」と思うようになってしまうかもしれません。
もし、韓国語の独学に行き詰まったらスクールでレッスンを受けてみるのはどうでしょうか?ネイティブの講師が漢数字と固有数字の違いを正確に教えてくれますし、分からないときはすぐに質問に答えてくれるので、韓国語の数字を正しく使えるようになりますよ。
韓国語教室は数多くありますが、1レッスン1レッスン550円(税込)からのK Village(https://kvillage.jp/)でリーズナブルに楽しくレッスンを始めませんか。ぜひご検討ください。
まとめ
漢数字と固有数字という2種類の数字がある韓国語。時刻を表す場合、時が固有数字で分と秒が漢数字になる、1~4、20~24は後ろに単位(助数詞)が付くと変化するというルールがあります。そのため、慣れるまでには時間がかかるかもしれません。
でも、日常会話のフレーズを暗記していったり、数え歌を聞いていたりしていくうちに、自然と身に付いていくでしょう。もしも、できるだけ早く数字を取得したいというのであれば、1レッスン1レッスン550円(税込)からのK Villageに足を運んでみてください。
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