韓国語能力試験の勉強法を紹介!
韓国語の検定は幾つかありますが、その中でも一番権威があるのが韓国語能力試験。2016年から韓国語能力試験6級の合格者は、日本政府観光局の通訳案内士の韓国語科目試験が免除されるなどの特典も付くようになりました。ここでは、この試験について、そして合格するための勉強法について詳しく解説していきます。
韓国語能力試験とは?
韓国語の能力を測る試験が『韓国語能力試験』。TOPIK(トピック)という名称でも親しまれています。TOEICやTOEFLなどの英語の能力を測る試験の韓国語版のようなものです。
この試験を受けると、自分の韓国語の能力を客観的に見ることができます。TOPIKがどんな試験なのか詳しくみていきましょう。
韓国語能力試験(TOPIK)
大韓民国教育省・国立国際教育院が主催している韓国語試験が韓国語能力試験です。学習・留学・就職の活用を目的に世界70カ国以上で実施されている韓国政府認定の試験なので、韓国語能力を証明するのに役立ちます。
日本では年に3回試験が実施されています。今までの試験開催日程を確認してみると、4月・7月・10月に行なわれることが多いです。正確な日程は、韓国語能力試験のホームページから確認することができます。
北海道から沖縄まで全国各地で試験が開催されますが、会場がない都道府県もあるので注意が必要です。また、試験会場ごとに最小催行人数が設けられているため、出願者が少ない場合は中止になることもあります。
受験資格は特にありません。試験にはTOPIKⅠ(初級)とTOPIKⅡ(中級・上級)があります。自分の現在の韓国語の能力を考えて、受ける試験を選ぶと良いでしょう。
試験内容は?
TOPIKⅠ(1~2級)
試験内容 | 聞き取り | 読解 |
試験時間 | 40分 | 60分 |
形式 | 四択 | 四択 |
問題数 | 30問 | 40問 |
配点 | 100 | 100 |
TOPIKⅡ(3級~6級)
試験内容 | 聞き取り | 書き取り | 読解 |
試験時間 | 60分 | 50分 | 70分 |
形式 | 四択 | 記述式 | 四択 |
問題数 | 50問 | 40問 | 50問 |
配点 | 100 | 100 | 100 |
問題の質問文は韓国語
合格基準
受験級 | 等級 | 領域・形式・試験時間 | 試験の合計時間 |
TOPIK【Ⅰ】初級 | 1級 | ・聞取り40分(4択問題) ・読解60分(4択問題) |
計100分※休憩なし |
2級 | |||
TOPIK【Ⅱ】中級・上級 | 3級 | ・聞取り60分(4択問題) ・書取り50分(記述式) ・読解70分(4択問題) |
計180分※休憩30分あり |
4級 | |||
5級 | |||
6級 |
韓国語能力試験では、獲得した点数によって何級に合格したかが決まっていきます。ただし、TOPIKⅠで80点以上、TOPIKⅡで120点以上点数を獲得できなかった場合は不合格となります。
韓国語能力試験の勉強法!
試験の勉強法の定番のひとつと言えば、過去問を徹底的に解くという方法。書店やweb上には過去の韓国語能力試験の問題集があります。過去問を入手して対策を立てるようにしましょう。
過去問の入手方法
書店で購入する
書店やオンラインブックストアで韓国語能力試験の過去問が販売されています。それを購入して問題を解いていくことで、試験対策をすることができます。
公式のwebサイトからダウンロード
TOPIK公式webサイトからだと、まだ出版されていない最新の過去問を手に入れることができます。ただ、公式webサイトはすべて韓国語なので、韓国語を読むのが得意でないと入手に苦労するかもしれません。
日本語に翻訳されているwebサイトもあるので、そこから過去問をダウンロードすることもできます。とはいっても、過去問の中身が翻訳されているわけではなく、過去問のタイトルが日本語に訳されているだけなので勘違いしないようにしてください。
韓国語の勉強方法
過去問を解く
書店やweb上で過去問を入手してどんどんと解いていきましょう。音声もあるので、聞き取りの勉強もすることができます。
過去問を解くことで自分の韓国語のレベルがどのくらいなのか分かりますし、聞き取り・書き取り・読解のなかでどれが苦手なのかをはっきり知ることができます。苦手分野の対策を事前にすることができるので、試験本番で高い点数を取れる可能性が上がります。
過去問の唯一の難点は、問題と回答のみで解説や説明がないというところ。試験対策にはなりますし、自分のレベルを知ることはできますが、過去問を使って韓国語の知識を増やしていくということは難しそうです。
動画を見る
ネット上には、韓国語勉強用の動画が多くアップロードされています。1日に何分か時間を決めて、ノートを取りながら勉強していくことで、単語が増えて、より正確な文法で文を作ることができるようになってきます。
韓国ドラマなどを見るようにすると、耳が韓国語に徐々に慣れてきて、試験の聞き取りで意味を掴みやすくなります。韓国語の字幕をONにしておくと、読解力を高めることもできるでしょう。
アウトプットをする
言語の勉強において重要なのがアウトプット。過去問を解く、動画を見るといったインプットだけでは言語能力はなかなか上がっていきません。
覚えたことを書き出す、1日の出来事を書き出すなど、アウトプットするクセをつけておくと、試験の書き取りの部分で高得点を取りやすくなります。
楽しく韓国語能力試験の勉強をするためには?
韓国語に限らず、どんな試験勉強もなかなか楽しくすることは難しいものですが、どうせするなら楽しくできたら一番ですよね。
ここでは、楽しく勉強する方法をいくつかご紹介していきます。自分にあった方法を試してみて、勉強を続けていってくださいね。
韓国語の勉強を習慣づける
毎日勉強する
楽しく韓国語を勉強するために大切なのが毎日勉強するということ。なぜ大切かというと、毎日続けていると、韓国語の単語が少しずつではあっても増えていきます。また、覚えた内容が記憶に定着していきます。
逆に毎日勉強していないと、単語も忘れていってしまいます。そうすると、勉強しても韓国語がなかなか上達していかないなと感じ始め、勉強することが楽しくなくなってきてしまいます。
空いた時間に勉強
まとめて1時間勉強できないとしても、隙間時間を利用してこまめに勉強していると、すぐに通算で1時間になります。韓国語の勉強アプリなどをダウンロードしておくと、どこにいても空いた時間で勉強できるので、お気に入りのアプリを探してみてはどうでしょうか?
韓国語を生活の一部にする
家の中にあるものや自分がしている行動を、韓国語で話すというのも楽しく勉強する方法です。これもアウトプットのひとつの方法なので、まず試してみて、分からない単語があったりしたらその都度調べて単語を増やしていくようにしてみましょう。
韓国語教室に行く
独学だとモチベーションが上がらないという人には、韓国語教室に行くのがおすすめ。韓国語教室には韓国語が話せるようになりたい、もっと自然なコミュニケーションを取りたいといった願いを持った人が集まっています。
そうした人たちの中に自分を置くと、自然と「韓国語をもっと上達させたい」というモチベーションが高まってくるものです。
また、韓国語能力試験の過去問を解いていて分からなかったところの解説をしてもらったりすると、勉強も楽しくなってきます。自分ひとりではいくら考えていても分からないものが、ネイティブの先生に聞くと、すぐに謎が解けるということもよくあることです。
韓国語教室K villageでは1レッスン550円(税込)からでレッスンが受けられるので、気軽に始めることができます。韓国語能力試験の対策なども一緒に考えてもらえるので、まずは体験レッスンを受けてみるのはいかがでしょうか。https://kvillage.jp/
まとめ
韓国語を勉強するのなら、韓国語能力試験を受けて、今の自分の実力を知るのも刺激になるのでおすすめです。こちらでご紹介した勉強方法を参考に、試験対策を立ててみてください。韓国語教室なら、プロの講師による試験対策を考えてもらうことも可能です。ぜひK villageにご相談ください。
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