ヤンニョムチキンと手羽先でみる韓国と名古屋の関係性！
とある日のこと、名駅のホームに韓国語が響き渡りました。
「チキン モッコシポ！ パルリカジャ！」
「アラッソ、アラスニッカ、チドポゴシポ、キダリョ……」
「パルリ、パルリ！」
名鉄特急ミュースカイからホームに降り立った韓国人観光客が会話をしているのが聞こえました。
これから、彼女たちは「チキン」を食べに行くんだなぁと心の中で考えていました。
でも、チキンって、どのチキンのことだろう？(笑)
「チキン」といっても、せっかく名古屋に来たから名古屋グルメの「手羽先」なのか、韓国料理店で取り扱っている「ヤンニョムチキン」なのか、アメリカのファストフードチェーンの「フライドチキン」なのか……というチキンに対する疑問が勝手に心の中に浮かび上がっていました(笑)
そういえば、先日手羽先を食べに行ったときも、ひつまぶしを買いに行ったときも、韓国人観光客に遭遇しました。最近は、名古屋駅や栄駅で韓国人観光客が増えているという印象もあります！
今回のテーマは、韓国の「ヤンニョムチキン」と名古屋の「手羽先」からあまり知られていない韓国と名古屋の関係性を見ていきたいと思います🌟
韓国のテレビ番組で紹介！韓国人が名古屋に注目！
中部国際空港から名古屋鉄道で最速28分、空港連絡バスを利用しても1時間以内の名古屋市は、韓国からの直行便も多いので、実は韓国人にとって気軽に訪れることができる日本の都市のひとつです。
中部国際空港と仁川空港を結ぶ直行便は、大韓航空・アシアナ航空・済州航空・ジンエアーから1日8便(2023年12月基準)、金海空港（釜山）への直行便も1日に１便(2023年12月基準)あります。
韓国メディアで大々的に取り上げられることはなかったものの、韓国国内では旅行者による個人ブログやSNSから名古屋の旅行情報が広がり、注目度が高まっていました。
また、東京や大阪などの有名都市ではなく、韓国人も少ない名古屋を旅行先として選ぶ韓国人も少なくはないのでしょうか？
ヤンニョムチキンと手羽先はどっちがおいしい？！
甘辛いコチュジャンダレを揚げたてのとり手羽元にからめ、いりごまをふりかけた、韓国の「ヤンニョムチキン」。
甘辛いタレとコショーで素揚げした手羽先を味付けした、名古屋名物「手羽先」。
甘辛いタレのベースと鶏肉を使っていることは共通していますね！
ヤンニョムチキンだけでなく、サムゲタン・タッカンマリ・チムタク・タッカルビなど、鶏肉料理が大好きな韓国人は、名古屋の手羽先も好みのようで、ＳＮＳに「맛있었다（おいしかった）！」という投稿がたくさんアップされています。
ヤンニョムチキンと手羽先はどっちがおいしいかという問題は、どちらもおいしいので、まったくもって議論がまとまりませんでした(笑)
名古屋には韓国料理屋がたくさん！
名古屋駅の西口のエリアには、名古屋で有名な韓国食材店があり、店先に韓国のインスタントラーメンが山積みにされている光景を見かけます🍜また、栄にもある、韓国料理チェーン店が規模を広げ、盛大に営業されていたり、最近では韓国の有名料理人のペク・ジョンウォンさんがプロデュースした「香港飯店（ホンコン パンジョム）」もオープンされたようで盛り上がりを見せています。
みなさんも手羽先ではなくヤンニョムチキンが食べたくなったときには、韓国料理屋で韓国のお酒とともに、ヤンニョムチキンを楽しんでみるといいかもしれません。
まとめ
韓国人も名古屋人も鶏肉料理が大好きなので、どちらもおいしくいただくことができるようです。
韓国料理店で食べるのはもちろん、韓国スーパーで食材や調味料が手に入りやすい名古屋なら、手羽元を買って作ってみてもいいかもしれません。また、もし韓国人の知り合いがいるのなら、ヤンニョムチキンの作り方を教えてもらい、かわりに手羽先の作り方も教えてあげると楽しいと思います！✨
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