韓国語の発音・連音化って?連音化をマスターするポイントをご紹介!
韓国ドラマのハイスピードな会話、韓国アイドルたちのバラエティー番組でのかけあい、ヘビロテしているK-POPなど、韓国語を身近に感じられるようなものを頻繁に視聴していると、韓国語の発音が気になってくるはずです。
簡単な韓国語の単語だったらわかるというひとも多いのではないでしょうか。韓国語のポキャブラリーが増えれば増えるほど、韓国語のある発音の特徴に注意がいくものです。
例えば、韓国のことは한국(ハングク)といい、~語という意味の어(オ)をつけて、「한국어」とすると、日本人だったら「ハングクオ」と発音したくなりますが、韓国語では「ハングゴ」といいます。このような韓国語の発音現象を「連音化」といい、頻出するものですが、日本語にはほとんどないため、なかなかマスターできないという学習者も多いようです。
そこで今回は、韓国語の発音現象・連音化についてポイントをわかりやすくご紹介します。
この記事の目次
・韓国語の発音。韓国語の連音化とは?
・韓国語の発音。連音化が起こる条件とは?
・韓国語の発音。連音化の例外・「ㅇ」or「ㅎ」
・韓国語の発音。まとめ
韓国語の発音。韓国語の連音化とは?
韓国語の発音で特徴ともいえる
連音化はリエゾンともよばれている現象です。ざっくりといってしまえば、
「発音がつながること」になります。
韓国語の場合だと、「한국어(ハングゴ/韓国語)」(ハングク+オ)であったり、「일본어(イルポノ/日本語)」(イルポン+オ)であったり、これらはそれぞれ2文字目のパッチムに「어(オ)」が連音化しているものです。
この蓮音化は韓国語だけにみられる現象というわけではありません。わかりやすく英語の「Thank you」を例にあげてみます。普段、会話でやり取りをするときは、「サンキュー」と言っているはずです。
日本でも中世のころには連音化同様の現象が頻繁にみられていました。現在では、当時から使われている単語にその名残がみられます。例えば、「反応」は「はん+おう」で「はんのう」などがあげられます。
韓国語をきちんとヒアリングしたり、流暢にしゃべれたりするようになるためには、この連音化をよく理解しなければならないといえるでしょう。
韓国語の発音。連音化が起こる条件とは?
韓国語の連音化は、発生の条件がそろったときに起こるものです。そのため、どのようなときに、どのように連音化するのかを知っていれば、自分自身も韓国語の連音化がわかるようになるはずです。ここでは、韓国語の連音化が発生する条件をみていきましょう。
前の音がパッチムで終わっていなければいけない
連音化をする条件として、前の音がパッチムとして終わっていること、また次の音が母音からはじまっていることがあげられます。한국인(韓国人)とハングルで表記されていると、「ハングク(韓国)イン(人)」と、1文字1文字を発音したくなりますが、「국(グク)」のパッチムであるKの音と「인(イン)」が連音化しているので「ハングギン」と発音することになります。
次の音が母音ではじまっていなければいけない
連音化のもうひとつの条件として、次の音が母音ではじまっていることがあげられます。「일본인(イルポニン)」を例にしてみると、「본(ポン)」のパッチムであるNの音から、次の音が母音「ㅇ」ではじまっていることがわかるはずです。
韓国語の発音。連音化の例外・「ㅇ」or「ㅎ」
基本的な連音化は「前の音がパッチムで終わっていなければいけない」「次の音が母音ではじまっていなければいけない」という条件で発生し、前の文字のパッチムと次の文字の母音と子音によって、どのような連音化になるのか決まります。
特定のパッチムと特定の子音が連音化する場合、子音の影響を受けて発音が変化するものはありますが、このふたつのルールに従っていることに変わりはありません。
ですが、そのルールに当てはまることがない「例外」があります。前の文字のパッチムが「ㅇ」または「ㅎ」である場合です。
韓国語の「金曜日」が「ㅇ」のケースにあたります。「금요일(金曜日)」はこのままハングルのとおりに発音すると「クムヨイル」となるはずです。ですが、요の「ㅇ」がはずれて、금+ㅛと、例外的な連音化をするため「クミョイル」といいます。
次に、「ㅎ」のケースもみていきましょう。「백화점(百貨店)」の場合だと、화の「ㅎ」がはずれて、ㄱ+ㅘと連音化するので、「ペクファジョム」ではなく「ペックアジョム」と発音します。
このように、「ㅇ」と「ㅎ」では例外的な連音化となるので、発音するときは気を付けなければなりません。
韓国語の発音。まとめ
韓国語の発音では特徴のひとつでもある連音化をマスターすることで、韓国のひとと会話をしたときにも発音がいいと感心されるでしょう。連音化がうまくできていないと、外国人らしいつたなさが出てしまうのです。
基本的な連音化が発生する条件と例外パターンをおさえて、韓国語で連音化するワードを何度も発音したり、読み書きをしたりするうちに、自然と頭の中で連音化を意識しなくてもわかるようになるはずです。
日本人母語話者にとって、韓国語の連音化は複雑にも思えますが、だからこそおもしろいと感じるのではないでしょうか。さらに、韓国語に興味を持つ、あるいはステップアップしたいと思うきっかけにもなるはずです。
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