韓国語と中国語って似ているけど、簡単なのはどっち?
アジアの中でも日本にとって身近な国と言えるのが、韓国と中国です。
外国語を勉強するなら、韓国語か中国語のどちらかをやってみたいと思う方は多いのではないでしょうか。
同じアジア圏として日本語と韓国語、中国語は似ているところがあるので、日本人にとってはほかの外国語よりも習得しやすい言語といえます。
ここでは、日本語と韓国語、中国語の似ている点について解説します。
また、日本人にとって習得しやすい言語はどちらなのかという点についてもお伝えしますので、どちらを学ぶか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
韓国語・日本語・中国語で知っておきたいこと
韓国語を学ぶか、中国語を学ぶかを決める上で知っておきたいのが、それぞれの言語がどのように日本語と似ているかという点です。
似ているところが多くあると、それだけその言語を習得しやすいということになります。
それぞれの言語の類似点については知っておきたいものですよね。
韓国語と中国語に分けて、それぞれの言語と日本語との似ている点をみていきましょう。
韓国語と日本語の似ているところ
文法がほとんど同じ
韓国語と日本語の似ている点として、まず挙げられるのが文法です。
英語と日本語では文法が全然違いますが、韓国語と日本語の文法はほとんど同じです。
日本語で話す通りの語順で文章を作ればいいので、日本人にとっては比較的簡単に文を作りやすいというメリットがあります。
また、韓国話には助詞があるという共通点もあります。
助詞というのは、日本語の「は」「が」「を」「と」「に」などに相当するもので、単語と単語をつなぎ合わせる役割があるものです。
英語などを母国語とする人にとって、韓国語の助詞を理解するのは簡単ではありませんが、日本人にとっては馴染みのあるものなので、比較的簡単にマスターできます。
似ている言葉や発音がある
韓国語には、日本語と似ている言葉や発音がたくさんあります。
なので、日本人にとって単語を覚えやすいのです。
似ている言葉をいくつかご紹介しましょう。
日本語 韓国語
家族 가족 (カジョク)
料理 요리 (ヨリ)
調味料 조미료 (チョミリョ)
炭酸 탄산 (タンサン)
鞄 가방 (カバン)
約束 약속 (ヤクソク)
到着 도착 (トチャク)
上記は、ほんの一部ですが、このように韓国話と日本語とでは似ている音の単語が多くあるので、日本人にとって韓国話はとっつき易い言語といえます。
中国語と日本語の似ているところ
漢字表記である
ほかの外国語と比べて、日本人にとって中国語は親しみやすい言語です。
その理由は、漢字表記であるということにあります。
アルファベットを使っている欧米人にとっては、中国語を読み、書くのは簡単なことではありません。
漢字を文字として捉えるのが難しいからです。
その点、普段から漢字を使っている日本人は、たとえ中国語が読めなかったとしても、中国語の単語を見れば、だいたいの意味を理解することができます。
また、知らない漢字でも、一度教えてもらえれば覚えやすいというメリットがあります。
同じ漢字、同じ意味の単語も多い
日本語は、もともと中国語から影響を受けている言語なので、同じ漢字や意味の単語が多くあります。
また、最近では、日本で使っている言葉が、そのまま中国でも使われるようになったというケースもあり、日本人が中国語を学ぶ上でのハードルがさらに下がってきています。
韓国語の習得
日本語と韓国語とでは共通点があるものの、習得するためには、それなりの努力と時間が必要になります。
韓国語を習得するために、どんな勉強が必要になるのかみていきましょう。
韓国語の書き言葉は主にハングル語
日本語と韓国語の大きな違い、それはハングルにあります。
韓国語の文字は、アルファベットでも中国語・日本語のような漢字でもなく、ハングルを用います。
日本人にとって馴染みのないハングルは、初めのうちは記号にしか見えないものです。
文字だと認識できないために、ハングルを覚えるのを諦めてしまう人もいることでしょう。
しかし、ハングルを覚えない限り、韓国語を読んだり、書いたりすること出来ずいつまで経っても韓国語をマスターできません。
韓国語をマスターするためには、まずはハングルを覚えることから始めましょう。
ハングルの仕組みは、意外とシンプルです。
母音と子音とに分けて、1つ1つの音を覚えれば、それを合わせて1つの文字にしたときの発音の仕方も分かります。
最初のうちは、「覚えるのは無理」だと思ったとしても、ひとつずつ覚えていくと、意外と簡単だということに気づくでしょう。
ハングルに慣れてしまえば上達は早いので、まずはハングルを覚えることを目標にするようにおすすめします。
独学でハングルを覚えるのも無理ではありませんが、韓国語教室でレッスンを受ければ、より早くハングルを覚え、韓国語をマスターすることができます。
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語順(文法)は日本語と同じ
英語や中国語は、文章の語順が日本語とは異なるため、日本人にとっては文章を作るのが簡単ではありません。
例えば、日本語(S)は主語の次に目的語(O)や補語(C)が入り、最後に動詞(V)がきますが、英語や中国語は、主語(S)の後は動詞(V)がくると決まっています。
目的語(O)や補語(C)を取る場合は、動詞の後にくっつけますから、日本語とは語順が全然違います。
その点、韓国語は基本的に日本語の語順と同じです。ハングルが読めるようになるめに、ある程度の時間がかかるものの、文章の組み立て方は同じなので、日本人にとって習得しやすい言語と言えます。
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中国語の習得
漢字を使うという共通点がある中国語ですが、発音などの難しさがあります。
また、漢字を使っているとは言っても、日本語とは違う意味の漢字を使っていたり、日本では使っていない漢字を使っていたりするので、学ぶことはたくさんあります。
中国語の書き言葉は漢字
中国語の漢字には、「繁体字」と「簡体字」の、2種類があります。
もともとは繁体字を使っていたのですが、20世紀半ばの中華人民共和国の成立に伴い、漢字の普及が求められるようになり、より簡単な表記にしたのが簡体字です。
繁体字は、台湾やマカオ、香港で使用されており、簡体字は中華人民共和国、シンガポール、マレーシアで使用されています。
日本語の漢字は、音読みや訓読みなどがあり、1つの漢字でいくつもの読み方があるものですが、中国語の漢字は読みが1通りだけです。
中国語には広東語などの方言があり、実際には5種類ほどの違いがあります。
中国語の四声
中国語には、四声があります。四声というのは声の高低・変化のことで、この四声をマスターしないことには、中国語は習得できません。
ひとつの言葉「ま」でも、4つの発音法により意味が異なります。
発音やアクセントが違うと、中国語は全く意味が伝わらなかったり、誤解を与えてしまったりしてしまいます。
四声をしっかりとマスターすることが、中国語を話せるようになるためには欠かせません。
韓国語と中国語、どっちを勉強する?同時に勉強する?
韓国語と中国語、どちらも日本語と似ているところはあるものの、文字や発音など、日本語と違う点も多くあるので、簡単に習得できるわけではありません。
韓国語と中国語のどちらかを勉強するなら、どちらを選べばいいのでしょうか?
アジアの言語は覚えておくべき
韓国人や中国人の観光客が増えていることもあり、今後は韓国語と中国語、どちらも需要が高まるとみられます。
そのため、どちらの言語も覚えておいて、損はないでしょう。
韓国語と中国語、同時に勉強することもできますが、無理なく覚えるためには、1つずつ勉強するのがおすすめです。
日本人にとっては中国語よりも韓国語のほうが発音しやすいので、どちらか先に勉強するとすれば韓国語をおすすめします。
韓国語の習得で外国語学習の経験を積んだ後に、中国語は勉強するといいでしょう。
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また、初めての人はグループレッスンからスタートするので置いてきぼりもなく、安心して学ぶことができますよ。
まとめ
韓国語と日本語、中国語と日本語の似ている点、また韓国語と中国語を習得するために、学ばないといけない点についてお話しました。
どちらも日本人にとって身近な国の言語であり、これから需要が高まる言語なので、学んでおくことはメリットが大きいと言えます。
どちらか先に勉強するとすれば、日本人にとって発音しやすい韓国語がおすすめです。
韓国語をマスターして、自信をつけた後に中国語の勉強に取り組むといいでしょう。
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