ハングルで「頑張って」や「ファイト」を伝えよう!ファイトではなくファイティン(화이팅)?!
オリンピックにワールドカップ、フィギュアスケートにゴルフ…
お隣の国だけあって日本と韓国は何かとスポーツで競い合う場面が多く見られます。
また好きなスターにも「頑張って」など応援の気持ちを送りたくなる場面ってたくさんありますよね。
身近なお友達にも、試験やお仕事の前など心を込めて「頑張って」と自然にハングルで応援する気持ちを伝えられたら素晴らしいと思いませんか?
日本語でもよく使う「頑張って」「頑張る!」「頑張れ!」などをハングルでなんというのかを調べてみました。
一つの言い方だけではなくいろいろなシチュエーションによっても変わってきますので例文とともに覚えて使ってみて下さい!
応援は万国共通で心強いもの!
オリンピックやワールドカップ、日本対韓国が試合をしているとあなたはどちらを応援しますか?
お隣の国なだけあって他の国以上に応援に熱が入りがちなんてこともよく言われています。
ちなみに、それは韓国でも同じ。
日本語では日韓戦と言いますが、韓国では한일전(ハニルジョン)といい、どちらも自分の国を先に言います。
韓国の応援団は情熱の赤、対する日本の侍ブルーのコントラストもさることながら盛り上がるものですよね。
そんな時、思わず力が入る応援。
ここでハングルで「頑張って!」と応援ができればと思いませんか?
日本と戦うときは日本を応援するけど、韓国が他の国と戦っているときは同じアジア圏として是非心を込めて応援したくなりますよね。
また身近な韓国のお友達にも「頑張って」と声をかけてあげたいなんて場面も多いはず。
今回は、万国共通で心強い「頑張って」などの応援をハングルでは何というのかを調べてみました!
ハングルで「頑張って」と応援したい時は?
まず、日本語の「頑張る」という言葉は、「忍耐して努力する」「気張る」「困難にめげずに我慢してやり抜く」などの意味があります。
実はこの頑張るという日本語、よく使われますが、とても日本語独特の表現であるということをご存知でしょうか。
つまり、そのままの意味で韓国語には直訳が難しい単語なのです。
試しに「頑張る」を訳してみると韓国語では「노력하다(ノリョッカダ)」努力するや英語では「Do my best」などとなります。つまり日本語固有の素晴らしい言い回しであるということですね。
では頑張るにあたる応援のフレーズとしてはハングルでは何といえばいいでしょうか。
「힘내!」(ヒムネ!)が一番近いのではないでしょうか。
힘は力、내は出すという動詞「내다」の命令形です。
つまり直訳すると「力出せ!」ということ。
これで頑張れという意味になります。
実際に何かのスポーツの応援でも「힘내!」はよく使われています。
もっと強調するならば「힘내라!」(ヒムネラ!)とより強い命令形で使ったりもします。
お友達の応援にも使えますよ!
ハングルでも「ファイト!」って応援になる?
そして次に「頑張って!」と同じくらい応援によく使う日本語「ファイト!」
これは英語からきているということは想像がつきますが「ファイト!」はハングルでも使えるのでしょうか。
ファイトは日本語ではなく英語のはずなのでそのまま韓国でも通じそうですがどうなのでしょうか。
実は「ファイト!」はハングルでは「ファイティン!(화이팅)」と言い、日本語のファイトと同じようなシチュエーションで使えるフレーズです。
「ティン?って何」と思われるかもしれませんが、英語のファイト:FIGHTがFIGHTINGとINGが付いているのです。
ハングルの화이팅は最近、파이팅とも書かれることもありますが同じ意味です。
厳密にいうと、このファイトもファイティンも英語的にはちょっとおかしいともいえる使い方です。
直訳すると「戦え!」「戦っている!」という意味で、日本語で言う「ファイト」とはちょっと違いますよね。
しかしすでに日本ではファイト、韓国ではファイティンは日常的に使われる言葉ですし、そのまま覚えて使ってしまって大丈夫です。
日本でも可愛い女の子が「ファイト!」と応援するとやる気が出るものですが、韓国でも「ファイティン!」と声をかけて女の子が応援をするというのはとても微笑ましいものです。
先ほどの「힘내!」と合わせて「힘내!화이팅!」と続けて使うこともよくあります。
ハングルで「頑張って」にまつわるフレーズあれこれ
「出来るよ!」というハングル
「頑張って」という応援は戦っている最終だけでなく、その前にもよく使いますよね。
そんな時ハングルでは「할 수 있어!(ハル ス イッソ!)」「出来るよ!」という声をよくかけます。
自信をもって自分を信じて行け!と鼓舞する感じで使いましょう。
また、静かに「大丈夫、できるよ」というニュアンスの時は「잘 할 수 있을거야(チャル ハル ス イッスルコヤ)」や「잘 될거야(チャル テルコヤ)」などフレーズもよく使います。
잘 とはうまく、とか上手にという意味でよく使います。
何か不安な気持ちで困難に立ち向かおうとしているような相手を応援したいときはファイティンと合わせてこのフレーズも使ってみるといいでしょう。
「一生懸命!」というハングル
次に日本語では「一生懸命」という言葉も良く応援で使いますよね。
ハングルで一生懸命は「열심히(ヨルシミ)」という副詞をよく使います。
열힘히 하다(ヨルシミ ハダ)は「一生懸命する」という動詞になります。
열は熱、심は心という字からきているので、「熱心に」という意味で分かりやすいですね。
一生懸命やろう!と仲間に声をかけたい時は「열심히 하자!(ヨルシミ ハジャ!)」と言いますし、
終わった後「열심히 잘 했어!(ヨルシミ チャル ヘッソ)」と言えば一生懸命よくやった!とねぎらいの言葉になります。
「元気出して」というハングル
落ち込んでいるような相手にも日本語では「頑張って」と声を掛けますよね。
「元気出して」というニュアンス、この場合ハングルでは「기운내요(キウンネヨ)」と声を掛けます。
기운とは日本語で言う元気の意味です。
「元気出して」はそのまま直訳で使えますね。
기운 없다(キウン オプタ)は「元気ない」という意味になります。
「기운 없네… 왜그래?(キウン オンネ…ウェグレ?)」元気ないね、どうしたの?などと使います。
頑張った人に「お疲れ様」というハングル
日本ではビジネスシーンでもよく使われる「お疲れ様」ですが、ハングルでは「수고했다(スゴヘッタ)」と過去形で使います。ただしこれは原型なので、目上の人に使いたい時は「수고하셨습니다(スゴハショッスンミダ)」と敬語に直して使いましょう。
お友達や年下の人には「수고했어(スゴヘッソ)」と使っても大丈夫です。
수고というのは「手間」や「面倒」という意味があります。
もう一つ。
「고생했다(コセンヘッタ)」もねぎらいの言葉としてよく使います。
こちらの고생は「苦労」という意味。
ご苦労様という意味ですね。
こちらも敬語なら「고생하셨습니다(コセンハショッスンミダ)」となります。
また苦労が多かったという意味で「고생많으셨네요(コセンマヌションネヨ)」という言い方もよく使います。
また何かの始まりの時に「まあ頑張れよ」みたいなニュアンスで「고생해(コセンヘ)」と声をかけるなんてこともハングルではよくあります。
「苦労しろよ」のような意味合いです。
皮肉っぽく聞こえてしまうかもしれませんが、気の置ける仲間同士で通じる「頑張れよ」ですね。
ハングルでも気持ちを込めて「ファイティン」で応援しよう!
いかがでしょうか。
こうやって見てみると日本語の「頑張れ!」にはとてもたくさんのニュアンスが含まれた言葉だということがわかりますね。
同じ英語からきていても、「ファイト!」や「ファイティン!」など日本と韓国で微妙に違っているのもまた面白いところではないでしょうか。
ハングルでの言い方をマスターして、より気持ちを込めて応援をしましょう!화이팅!
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