韓国語コラム | ハングルの疑問詞を攻略!疑問形や疑問文だけじゃない便利な使い方もマスターしよう!

ハングルの疑問詞を攻略!疑問形や疑問文だけじゃない便利な使い方もマスターしよう!

ハングルで質問を投げかけるときに使う疑問詞。たくさんありますが使いこなせていますか?

会話で大切な疑問文ですが、英語では「Do you –?」「What is—?」「How—?」などの言い方をして、疑問文をマスターするのは苦労しましたよね。

しかし、韓国語の場合疑問文は英語ほど苦労する心配はありません。気を付けるポイントは語尾と疑問詞だけ。

使い方は日本語に近いので文法を覚えるというよりも、単語を覚えてしまえばすんなりマスターできたという人が多いようです。

ハングルの疑問形、疑問文をマスターすると会話が円滑に弾むばかりではなく、話す表現もぐっと広がります。早速見てみましょう!

ハングルの疑問文の作り方

「This is a pen.」「Is this a pen?」

「I like an apple.」「Do you like an apple?」 などなど。

英語では疑問文を作るのは動詞、主語、目的語など文法の専門用語を覚えて、順番を逆にしてなど、複雑なルールがあって誰しもが苦労しましたよね。

ましてや「What」「Who」「When」などの疑問詞を使った疑問にいたっては、もうさっぱり!なんて苦い記憶を持っている方も多いのではないでしょうか。

その思い出のせいでハングルでも疑問文を練習しようという段階になったら、苦手意識を持つ方もいるかもしれませんね。しかし、ハングルの場合はずっとずっと簡単です!

日本語の疑問文と作り方はほとんど一緒!

「これは犬です。」を疑問文にする場合、語尾に「~か?」とつければ「これは犬ですか?」という疑問文になります。ハングルもおんなじ!

「이것은 개입니다.(イゴスン ケイㇺ二ダ)」は「이것은 개입니까?(イゴスン ケイㇺニカ?)」다を까?に変えるだけ。しかもこのようなイㇺニダ体の場合は日本語の疑問文と発音も近いので、すんなり覚えられてしまいます。

さらに、사랑해요(サランヘヨ)などのヘヨ体の場合は、語尾すら変える必要もありません。사랑해요?とクエスチョンマークを付けて、語尾を上げるように発音するだけ

説明するよりも、実際に例文を見たほうが判りやすいです。見てみましょう。

語尾を疑問形にするだけで疑問文になる

基本的にハングルは語尾を変えるだけで簡単に疑問文ができます。実際に例文を見てみましょう。

●食べてもいいです→食べてもいいですか?

【肯定文】먹어도 됩니다./먹어도 돼요. (モゴド ドェㇺニダ/モゴド ドェヨ)
【疑問文】먹어도 됩니까?/먹어도 돼요?(モゴド ドェㇺニカ?/モゴド ドェヨ?)

●行かなくてもいいです→行かなくてもいいですか?

【肯定文】안 가도 됩니다./안 가도 돼요. (アンガド ドェㇺニダ/アンガド ドェヨ)
【疑問文】안 가도 됩니까?/안 가도 돼요?(アンガド ドェㇺニカ?/アンガド ドェヨ?)

語尾に注意さえすれば疑問形の文章はすぐにできてしまいます。否定文なんかよりも簡単ですね。肯定文の作り方とも似ています。シンプルで助かりますね!

さらに、パンマル(タメグチ)の場合はもっと簡単です。ヘヨ体と同様に「?」を付けて語尾を上げるだけ。

●ごはん食べて→ごはん食べる?

【肯定文】법 먹어.(パッ モゴ)
【疑問文】법 먹어?(パッ モゴ?)

●毎日勉強する→毎日勉強する?

【肯定文】매일 공부해.(メイㇽ コンブヘ)
【疑問文】매일 공부해?(メイㇽ コンブヘ?)

簡単ですね。「오늘?」「今日?」や「여자친구?」「彼女?」なんて言う風に、名詞に「?」を付けるだけでも十分疑問文になります。ルールさえ覚えておけばハングルの疑問文はすぐに覚えられそうですね!

ハングルの疑問詞一覧

基本の疑問文の作り方がわかったところで、次は疑問詞です。とはいっても、英語の「What」「Who」「When」などを使った文章のように作り方が複雑なことはありませんのでご安心ください。

例えば、「What」の意味である「무엇:뭐(ムオッ:モォ)」何の意味ですが、語順はどこに入れてもOKです。英語のように必ず頭に来ないといけないというルールはありません。

1、「娘の誕生日に何を買えばいいかな?」
2、「何を娘の誕生日に買えばいいかな?」
この二つは日本語として語順が違うだけで意味は一緒です。英語ではどちらも「What」が最初に来ますが、ハングルの場合は日本語と同じで入れたいところに入れてOKなんです。

1、딸의 생일에 무엇을 사면 좋을까?(ッタレ センイレ ムオスㇽ サミョン チョウㇽッカ?)
2、무엇을 딸의 생일에 사면 좋을까?(ムオスッ タレ センイレ サミョン チョウㇽカ?)

こんな感じです。どちらも正しい韓国語です。語順を意識せずに良いので、疑問詞の単語さえ覚えていれば簡単に文章は作れます。というわけで一覧で覚えてしまいましょう!

・なに 무엇:뭐(ムオッ:モォ)

あれは何ですか?
저것은 무엇입니까?(チョゴスン ムオシㇺ二カ?)

・どこ 어디(オディ)

トイレはどこですか?
화장실은 어디에요?(ファジャンシルン オディエヨ?)

・どれ/どっち(どちら)/どの 어느(オヌ)

どの方へ(どっちの方へ)行かなければなりませんか?
어느 쪽으로 가야 합니까?(オヌ チョグロ カヤ ハㇺ二カ?)

・いつ 언제(オンジェ)

その作業はいつ終わりますか?
그 작업은 언제 끝나요?(ク チャゴブン オンジェ クンナヨ?)

・どうして 왜(ウェ)

私の気持ちがどうして伝わらないのだろう
내 마음이 왜 전해지지 않는 걸까?(ネ マウミ ウェ チョネジジ アヌン ゴㇽカ)

・どう 어때(オッテ)

新しい車はどう?
새로운 차는 어때?(セロウン チャヌン オッテ?)

・どうやって 어떻게(オットッケ)

韓国にどうやって電話をかけるのかな?
한국에 어떻게 전화를 거는 걸까?(ハングゲ オットッケ チョナルㇽ コヌン ゴㇽカ?)

・どんな 어떤(オットン)

どんな音楽が好きですか?
어떤 음악을 좋아해요?(オットン ウマグㇽ チョアへヨ?)

・いくら 얼마(オルマ)

そのおもちゃはいくらですか?
그 장난감은 얼마예요?(ク チャンナンガムン オㇽマエヨ?)

・誰 누구(ヌグ)

あの人は誰のお母さん?
저 사람은 누구 어머니지?(チョ サラムン ヌグ オモニジ?)

・何〇 몇(ミョッ)

何時に起きた?
몇시에 일어났어?(ミョッシエ イロナッソ?)

一体何人招待したんだ?!
도대체 몇 명 초대 한거야?(トデチェ ミョンミョン チョデ ハンゴヤ?)

疑問詞という特別なものとして覚えるよりも単語として覚えてしまえば、それほど文章を作るのには苦労しないと思いませんか?「어~」というのが多いというのが特徴です。頑張って覚えて下さい。

たくさんの単語を覚えたい時にはこちらもご覧ください。

■関連ハングル記事
ハングルの単語をたくさん覚えたい!ドリルに単語帳…ハングルの単語を覚えるのに効果的なのは何?

疑問文だけじゃない疑問詞の使い方

先ほどご紹介した疑問詞ですが、なにも疑問文だけで使うものではありません。普通の肯定文の中でもよく登場します。主に意味を強調するときなどに使うと効果的です。例文を見てみましょう

誰が使ったかわからない歯ブラシは嫌だ。

누가 썼는지 모르는 칫솔은 싫다.(ヌガ ッソンヌンジ モルヌン チッソルン シㇽタ)

私がどれだけあなたを愛しているかあなたは知らない。

내가 얼마나 당신을 사랑하는지 당신은 모른다.(ネガ オㇽマナ タンシヌル サランハヌンジ タンシヌン モルンダ)

お母さんは何時間もかけてそのスープを作った。

엄마는 몇 시간에 걸쳐 그 수프를 만들었다.(オンマヌン ミョッシガネ コㇽチョ ク スプルㇽ マンドゥロッタ)

いかがでしょうか。単語の意味さえ知っていればどんどん肯定文にも疑問詞を取り入れて行けそうですよね。

ハングルの否定疑問文も覚えちゃおう

最後にちょっとステップアップして、否定疑問文と呼ばれるものもマスターしてしまいましょう。

キムチは好きじゃないんですか?

김치는 안 좋아해요?(キㇺチヌン アンジョアヘヨ?)
→네, 매워서 못 먹어요.(ネ、メウォソ モンモゴヨ) はい。辛くて食べられません。

何を言っているのか理解できませんか?

무슨 말을 하는지 이해 못해요?(ムスン マルㇽ ハヌンジ イヘモッテヨ?)
→아뇨, 이해는 했습니다.(アニョ。イヘヌン ヘッスㇺ二ダ)いいえ。理解はしました。

この場合の疑問文の作り方は最初の基本と同じです。語尾がが変わっているだけですよね。否定文を作るという作業の方が難しいかもしれませんが、疑問文は特に何も特別な文法のルールはありません。また返事も日本語と同じ感覚でOKです。

英語の場合、否定疑問文は日本語と逆の返事をしないといけませんが、そうすると逆にかみ合いません。日本語と同じように答えましょう。

ハングルの疑問詞を攻略!まとめ

ハングルの疑問詞を攻略!ということで一覧でご紹介。基本の疑問文の作り方も見てみました。韓国語と日本語は文法がとても似ているので特に複雑なルールを覚える必要はなさそうで安心ですね!

疑問文、疑問詞がたくさん使えるようになると、会話の幅もぐっと広がるはずです。たくさん使えるように練習してみましょう!


この記事の監修者

チョン スジョン

韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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