韓国語コラム | 韓国語でいただきます!日本人だけじゃない!韓国的いただきますをご紹介!

韓国語でいただきます!日本人だけじゃない!韓国的いただきますをご紹介!

オンドルでぽかぽかのリビングのテーブルには、たくさんの韓国家庭料理がところせましと並べられていて、ハラボジ・ハルモニ(おじいちゃん・おばあちゃん)、アッパ・オンマ(お父さん・お母さん)、こどもたちが集まっていよいよごはん……韓国でもいただきますをいって食事をします。

海外生活を経験していたり、外国人の知り合いがいたりすると、「いただきますをいうなんて、日本人だけだよ」なんていわれたこともあるのではないでしょうか。ですが、韓国でもいただきますをいう習慣があります。

韓国語でいただきます!日本人だけじゃない!韓国的いただきますをご紹介!

そこで今回は、韓国語の「いただきます」についてご紹介していきます。

잘 먹겠습니다(チャル モッケッスミダ)

韓国語でいただきます!日本人だけじゃない!韓国的いただきますをご紹介!

韓国語で「いただきます」というときは、「잘 먹겠습니다(チャル モッケッスミダ)」といいます。日本語にすると「よく食べさせていただきます」「よくいただきます」といったところでしょうか。

「잘(チャル)」はよく(とても)、「먹겠습니다(モッケッスミダ)」は、食べるという動詞の먹다(モクタ)に、未来にすることへの意思を表示する「겠(ケッ)」、さらに丁寧な語尾の「습니다(スミダ)」が接続しているのです。

日本語でいただきますというときは、おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん、こどもたち、みんないただきますと言いますが、韓国語の場合だといただきますをいう状況、あるいはその相手によって、語尾を変えることがあります。

例えば、とても親しい先輩が手作りのお弁当を差し入れてくれたとします。そのようなときは、「잘 먹겠어요(チャル モッケッソヨ)」のほうが自然でしょう。「잘 먹겠습니다(チャル モッケッスミダ)」よりも、語尾がフランクな敬語になっているので、それほどかしこまることなく、お弁当をいただくことができます。

これが気兼ねなくしゃべれる後輩だったなら、もっと気軽に「잘 먹을게(チャル モグルケ)」といってもかまいません。

もし、差し入れを持ってきてくれたのが、ご近所でよくしてくれているおばあちゃんだったら、やはり丁寧な語尾である「잘 먹겠습니다(チャル モッケッスミダ)」のほうがいいでしょう。

韓国語はいただきますばかりでなく、日常的な会話でも敬語を意識しなければなりません。したがって、いただきますだけがイレギュラーというわけではないわけです。

日本語とはちょっと違う「チャル モッケッスミダ」

韓国語でいただきます!日本人だけじゃない!韓国的いただきますをご紹介!

韓国人にとっての「잘 먹겠습니다(チャル モッケッスミダ)」は、日本人にとってのいただきますとはちょっと違っています。

韓国では日本ほどいただきますを言いません。食べるときには必ずいわなければいけないと思っているわけではないのです。それは、「何に対して」잘 먹겠습니다(チャル モッケッスミダ)をいうのか、いただきますをいうのかが違うからです。

慣習ともいえるかもしれません。日本では野菜にも魚にも肉にも命があるという思想が根付いているため、「命を頂きます」という気持ちを込めていただきますというようになったといわれています。

キリスト教文化圏でも、食事をするときに神様にお祈りをします。日本の場合だと、すでに本来の意味は薄れているかもしれませんが、もともとの意味合いは同じだといえるかもしれません。

韓国での잘 먹겠습니다(チャル モッケッスミダ)は、食事を作ってくれたひとや、食事をごちそうしてくれたひとにいうものです。そのため、ひとりでごはんを作って、ひとりでごはんを食べるというときに、わざわざ手のひらを合わせていただきますということはありません。

いただきますまでの韓国語

韓国語でいただきます!日本人だけじゃない!韓国的いただきますをご紹介!

「잘 먹겠습니다(チャル モッケッスミダ)」で食事をするまで、韓国語ではどのような会話をするのでしょうか。ここで、いただきますまでの韓国語をご紹介します。

■맛있게 드세요(マシッケトゥセヨ)

韓国ドラマでも馴染みあるフレーズではないでしょうか。맛있게 드세요(マシッケトゥセヨ)は料理をしたひと、食事を提供するひとが使うものです。日本語だと「おいしくめしあがってくださいね」といったニュアンスです。

■많이 드세요(マニドゥセヨ)

たくさんめしあがってくださいねというニュアンスの韓国語です。韓国では精一杯のおもてなしをするときは、たくさんの料理を用意して、たくさんのひとにすすめます。

そのため、慣れていないとちょっとお節介に思えるかもしれませんが、実はこれが韓国ではマナーでもあるのです。相手の立場がうえの場合は、「많이 먹어(マニモゴ)」というパンマルで食事をすすめてくることもあります。

まとめ

韓国語ではいただきますを잘 먹겠습니다(チャル モッケッスミダ)といいますが、日本のいただきますとはちょっと違っています。それでも自然の恵みをもたらす神様や、料理を作ってくれたひとに感謝をするためのものであることには違いありません。

感謝の気持ちを込めて잘 먹겠습니다(チャル モッケッスミダ)といってから食事をすると、さらにおいしく感じることができるはずです。韓国人も気持ちよくもてなしてくれるはず。

韓国人と食事をきっかけに打ち解けたら、会話も弾むのではないでしょうか。韓国語に興味を持つきっかけにもなるかもしれません。

K Village 韓国語では、韓国人の先生が初心者にもわかりやすいレッスンをしてくれますし、韓国語のいただきますのように、韓国人が日常的に使っている言葉についてもくわしく教えてもらえます。

まずは体験レッスンで、いただきますから韓国語への一歩を踏み出しましょう。

【PR】K Village 韓国語K Village 韓国語は12,000人が通う日本最大の韓国語教室。講師は全員日本語もバッチリ。受付には韓国留学経験もある日本人スタッフもいて安心。

まずは無料体験レッスンで韓国語を楽しんでみませんか?全国19校 + オンラインレッスンでおまちしております!

まずはお試しレッスン! 無料体験レッスン申込み
LINE@追加

K Villageは全国に19校+オンラインも

まずは韓国語レッスンを無料で体験してみませんか?

韓国語教室 K Village 韓国語 は生徒数12,000人を超える日本最大の韓国語教室です。まずは無料体験レッスンでお待ちしています!

※2021年2月 日本マーケティングリサーチ機構調べ。在籍生徒数(生徒数)No.1

まずはお試しレッスン! 無料体験レッスン申込み

最近の投稿

CATEGORY

ARCHIVE

SEARCH

K Villageで韓国語を一緒に勉強しませんか?

ぜひお気軽にご相談ください。

TOP
TOP