韓国語コラム | 韓国語の「アラッソ」は日本語でどういう意味?「わかった・知ってる」パンマル以外の言い方やハングルは?

韓国語の「アラッソ」は日本語でどういう意味?「わかった・知ってる」パンマル以外の言い方やハングルは?

韓国語の「アラッソ」というフレーズ、韓国映画や韓流ドラマなどでもよく聞かれますが日本語でどういう意味かご存知ですか?

正しく発音できますか?イントネーションによっては疑問文としても本当によく使われる便利なフレーズなんです。

また「アラッソ」という言い方はパンマル(タメ口)の言い方なので目上や年上の人に使うのは失礼に当たります。

敬語・丁寧語ではどのように言えばいいのかも知っておかないといけません。

そして「アラッソ」は文法の時制でいうと過去形になるので、原形から現在形や未来形などもチェックして、正しく「アラッソ」を使えるようにしてみましょう。

韓国語の「アラッソ」は日本語でどういう意味?

韓国語の「アラッソ」は日本語でどういう意味なのでしょうか。

ハングルで書くと「알았어」となります。

この「アラッソ」という韓国語は「わかった」「了解」などの意味で、会話などでも本当によく使われるフレーズです。

しかし、日本語でも「わかった」というフレーズは言い方によっては素っ気なかったり、突き放したような感じに聞こえることもあります。

そしてこの「アラッソ」はパンマル(タメ口)なので目上の人には「わかりました」「了解しました」など敬語で言わなければいけないのは韓国語でも同じです。

よく使うフレーズだからこそしっかり意味を覚えて、失礼のない言い方も合わせてマスターしておく必要がありそうですね。

韓国語で「アラッソ」は「わかった」「了解」の意味

それでは韓国語の「アラッソ」の意味、使い方をいくつかの例文から見ていきましょう。

하나코한테 전화해줄래?
응, 알았어.

ハナコハンテ チョナヘジュルレ?
(ハナコに電話してくれる?)

ウン アラッソ
(うん、わかったよ)

알았어, 내가 잘못했어, 미안해.

アラッソ、ネガ チャル モッテッソ、ミアネ
(わかったよ、僕が悪かった、ごめんね)

알았어?
알았다고!

アラッソ?
(わかった?)

アラッタゴ!
(わかったってば!)

알았어, 알았어, 그만해!

アラッソ、アラッソ、クマネ
(わかった、わかった、もうやめて)

わかったのかどうかを聞きたい時はそのまま語尾を上げて言えば疑問文になりますね。

繰り返して使うとちょっとめんどくさいけど了解したのようなニュアンスになるのも日本語と同じです。

この「アラッソ」はパンマル(タメ口)なので友達や家族など仲のいい人にだけ使える言い方です。

丁寧語ではどういうのかも見ておきましょう。

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韓国語「アラッソ」はパンマル(タメ口)で丁寧語は?

알았어요. 그럼 내일은 내가 갈게요.

アラッソヨ、クロム ネイルン ネガ カルケヨ
(わかりました。そうしたら明日は私が行きます。)

뭐가 문제였는지 이제 알았습니다.

ムォガ ムンジェヨンヌンジ イジェ アラッスムニダ
(何が問題だったのかやっとわかりました。)

ヘヨ体の場合もイムニダ体の場合も作り方は他の動詞と同じです。

韓国語「アラッソ」は過去形だけど現在形や未来形の意味は?

「アラッソ」は「わかった」「了解した」という意味ですが、「わかりました」「了解しました」などの丁寧語の場合、韓国語では「알겠습니다(アルゲッスムニダ)」と未来形になることが多く、ヘヨ体の場合は「알았어요(アラッソヨ)」と過去形のままになることが多いです。

なぜ時制で分かれるのか、どのような違いがあるのかまずは「アラッソ」の原形から見ていきましょう。

「アラッソ」の原形は「알다(アㇽダ)」で意味は「知る、分かる」です。

これを現在形で使うと「알아요(アラヨ)」「압니다(アムニダ)」で「分かります」もしくは「知っています」の意味になります。

過去形になると「알았어요(アラッソヨ)」「알았습니다(アラッスムニダ)」で「分かる」と「知る」の意味に「理解した」が追加されます。つまり現在形と違って、単純にあることに対して認識している意味以外でも相手の話について理解した「了解」の意味も持っているのです。

では、未来形「알겠어요(アルゲッソヨ)」「알겠습니다(アルゲッスムニダ)」はどんな意味なんでしょうか。過去形と同じく「了解」の意味で使われますが、ニュアンスは少し違います。未来形はあることを理解していることに対して柔らかく言いまわす表現で、よく目上の人に対して使うのです。つまり、両親や会社の上司に「分かりました」と言いたい時は必ず未来形の「알겠어요(アルゲッソヨ)」「알겠습니다(アルゲッスムニダ)」を使うべきです。

日本でも「了解です」と「承知しました」を分けて使っていることと同じく、韓国でも相手によって正しい言葉を選ばなければならないです。

韓国語「アラッソ」の「わかった」以外の使い方

「アラッソ」の原形から時制による意味やニュアンスの違いまで見てみました。

今度は「アラッソ」の「わかった」「了解した」以外の使い方も少しご紹介しておきたいと思います。

합격이지? 그럴 줄 알았어! 대단해!

ハッキョギジ?クロルチュル アラッソ! テダネ!
(合格でしょ?!そうだと思った!すごいね!)

그럴 줄 알았어(クロルチュル アラッソ)「やっぱりそうなると思ってた」などの意味で、よく使うフレーズです。

「あらかじめ知っていたよ、わかっていたよ」ということを表現したい時に使ってみましょう。おっちょこちょいな人がドジな失敗をした時など「あーやれやれ、やっぱりね」のように呆れたような気持ちを表すときにも使います。

우산 가져갈까? 아니면 가서 비가 오면 살까?
니가 알아서 해

ウサン カジョガルッカ?アニミョン カソ ピガオミョン サルッカ?
(傘持っていく?それとも雨が降ってきたら買う?)

ニガ アラソヘ
(君がいいようにすればいいよ)

알아서 해(アラソヘ)とは直訳すると「知ってする」とおかしな表現に思うかもしれませんが、
「いいようにして」「自分で判断してやって」
のような意味合いでよく使われる言い回しです。

「こっちに聞かないで自分が考えてやればいいよ」とちょっと突き放すように使うこともあれば、「君に任せるよ」と信頼を置くようなときにも使われます。

この表現では必ず現在形で使います。

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韓国語「アラッソ」は日本語でどういう意味?まとめ

韓国語の「アラッソ」は日本語でどういう意味なのかを調べて見ました。

「わかった」「了解」という意味なので本当によく使われるフレーズです。

友達同士との会話ではとても活躍するのでしっかり覚えておきましょう。

目上の人に対しては失礼のないように「알겠습니다(アルゲッスムニダ)」と未来形になることも忘れずに覚えておきましょう。

「アラッソ」の原型である「알다(アルダ)」は「わかる」という意味以外にも「知る」という意味もあり、日本語に訳すとたくさんの意味を持っている韓国語です。

使用される頻度も高いので混乱してしまうこともあるかもしれませんが、例文と合わせてニュアンスを丁寧に理解し、使いこなせるようにしていきましょう。

この記事の監修者

チョン スジョン

韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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