韓国語で「はじめまして!」。はじめましてから始める好印象の伝え方をご紹介!
韓国人と親しくなるためには、はじめましての第一印象がポイントです。
どのような言語でも、これからの人間関係がはじめましてによって決定づけられるといっても過言ではありません。
好感度抜群のはじめましてなら、仲良くなりたいという気持ちになるものです。
韓国語でベストなあいさつができれば、すぐに距離を縮めることができるはず。
そのためには、韓国語ではじめましてといえなければなりません。
でも、韓国語のベストなはじめましてって?と頭を悩ませてしまった人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、韓国語のはじめましての言い方をご紹介します。
韓国語のポピュラーなはじめまして
まずは韓国語のポピュラーなはじめましてからです。
처음 뵙겠습니다.
チョウㇺ ベッㇷ゚ケッスㇺニダ
(初めてお目にかかります)
この表現は韓国語の敬語なので、どのようなシーンにも対応することができるはじめましてです。
韓国語のテキストでも、はじめましての挨拶として처음 뵙겠습니다.(チョウㇺベッㇷ゚ケッスㇺニダ)が説明されています。
ややかしこまった印象ではありますが、初対面で相手に失礼な印象を持たれることがない言い方です。
外国人なのに丁寧な挨拶ができていると、好印象にもつながるでしょう。
韓国語で처음(チョウㇺ)とは「はじめて」という意味です。
처음 먹었어요.(チョウㇺモゴッソヨ/はじめて食べました) 오사카는 처음이에요.(オサカヌンチョウミエヨ/大阪ははじめてです) |
というように、韓国語でも頻出する表現になります。
뵙겠습니다.(ベッㇷ゚ケッスㇺニダ)は、日本語に翻訳すると「お目にかかります」という韓国語です。
日本人の感覚だと、「お初にお目にかかります」というニュアンスのあいさつだといえるでしょう。
発音するときに、처음(チョウㇺ)の「チョ」を、しっかりと息を吐き出すように発音するのがコツです。
처(チョ)が激音だからです。
ちょっと意識するだけで、よりネイティブらしい発音に近付きます。
韓国語でお会いできてうれしいはじめまして
次にフォーマルなはじめましての挨拶です。
만나서 반갑습니다.
マンナソ パンガㇷ゚スㇺニダ
(会えて嬉しいです。)
韓国でのビジネスシーンでは、この만나서 반갑습니다.(マンナソ パンガㇷ゚スㇺニダ)がベストなあいさつであり、「お会いできてうれしいです」という意味です。
韓国ドラマでもビジネスマンがこのように挨拶をして握手を交わしているところを見たことがあるのではないでしょうか。
반갑습니다(パンガㇷ゚スㇺニダ)を반가워요(パンガウォヨ)とフランクな語尾に変化されることもできます。
女性らしい印象を持ってもらいたいときに、あえて만나서 반가워요.(マンナソ パンガウォヨ)と挨拶をするケースもあるようです。
さらに、光栄である気持ちを象徴する言い方としては、만나서 영광입니다. (マンナソ ヨングァンイㇺニダ)があります。
영광(ヨングァン)とは光栄という意味なので「お会いできて光栄です」になります。
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韓国語のフランクなはじめまして
今度は世界的にも韓国語の挨拶として知られている表現です。
안녕하세요.
アンニョンハセヨ
(こんにちは。)
韓国では普段の挨拶表現である안녕하세요.(アンニョンハセヨ)を初対面で活用することも珍しくありません。
ビジネスシーンでないときに、相手との距離感がつかめないのなら、안녕하세요.(アンニョンハセヨ)だと適度に親しみのある印象で、打ち解けやすいかもしれません。
友達からその友達を紹介される、これから友達として仲良くなりたいような同世代が相手である場合にもいいでしょう。
もし、相手が目上だったら、丁寧な안녕하십니까(アンニョンハシㇺニッカ)?という言い方もできます。
相手がお年寄りだった場合は、처음 뵙겠습니다.(チョウㇺべッㇷ゚ケッスㇺニダ)と挨拶するべきでしょう。
韓国語は年齢によって敬語を使い分けなければなりません。
ビジネスではないとしても、相手がお年寄りとなると知らず知らずのうちに失礼な言い方をしてしまう可能性もあります。
안녕.
アンニョン
(おはよう。)
友人同士であいさつするときに使える、くだけた言い方になります。
少しかしこまった場面、たとえば勤め先で上司に「おはようございます」とあいさつするときは、안녕하세요.(アンニョンハセヨ)といいます。
안녕(アンニョン)は漢字で「安寧」と書き、「おはよう」の他にも「こんにちは」「こんばんは」と、朝昼晩いつでも使います。
また、別れのあいさつ「さようなら」としても使われます。
他にも「いい朝ですね」좋은 아침입니다.(チョウン アチミㇺニダ)や、「グッドモーニング」굿모닝(グンモニング)といったりもします。
잘 오셨습니다.
チャㇽ オショッスㇺニダ
(ようこそ。)
どちらかというと丁寧な響きのある言葉ですので、目上の人へのあいさつや、かしこまった場所であいさつするときに使いましょう。
他にも「ようこそお越しくださいました」OO에 잘 오셨습니다.(OOエ チャㇽ オショッスㇺニダ)という言い方もあり、より丁寧に歓迎の気持ちを表すときに使います。
また、気心の知れた友人達にあいさつするときには、잘 오셨어요.(チャㇽ オショッソヨ)を使いましょう。
カジュアルな感じで「ようこそ!いらっしゃい!」という意味合いになります。
「はじめまして」のときの自己紹介
自己紹介といえば、まずはあいさつ、そして自分が何者であるかを伝えします。
名前や年齢、そして、職業などを述べると相手の方との距離がグッと縮まりますよね。
初対面ですので、最初はフランクな言い方を避けて、なるべく敬語でお話するようにしたいものです。
また、韓国は日本以上に年齢による縦社会といっても過言ではありませんので、目上の人には必ず敬語を使います。
ですので、初対面でフランクなあいさつをして、万が一相手が年上だった場合、良い印象を与えるのは厳しいでしょう。
相手に失礼のないよう、なおかつ印象に残る自己紹介をするために使えるフレーズをご紹介します。
では、まず自己紹介の際には、なにを伝えればいいのかを見ていきましょう。
1)あいさつ 2)名前 3)年齢 4)出身地と住んでいるところ 5)職業 6)趣味 7)締めのあいさつ |
順番は前後しますが、このようなフレーズを韓国語でスラスラお伝えできると良いですね。
最初はあいさつです。
あいさつ
「こんにちは、はじめまして」という場合、先ほどご紹介した「こんにちは 안녕하세요.(アンニョンハセヨ)」と、「はじめまして 처음 뵙겠습니다.(チョウㇺベㇷ゚ケッスㇺニダ)」をあわせて「안녕하세요.(アンニョンハセヨ)처음뵙겠습니다.(チョウㇺベㇷ゚ケッスㇺニダ)」となります。
名前
「私は◯◯と申します」の場合、「저는 〇〇라고 합니다.(チョヌン 〇〇ラゴ ハㇺミダ)」、「私の名前は◯◯です」だと、「제 이름은 〇〇입니다.(チェ イルムン 〇〇イㇺミダ)」になります。
どちらも使いやすい方を使うといいでしょう。
年齢をいうときは、「年齢は○○歳です。 제 나이는 ○○살입니다. (チェ ナイヌン ○○サリㇺニダ)」◯◯に入るのは年齢です。
20才なら「스무 살」、25歳なら「스물다섯 살」となります。
名前と年齢以外にも、以下のこともお伝えできると会話がはずみます。
出身地や住んでいるところ
「私は日本人です」「저는 일본사람이에요. (チョヌン イㇽボン サラミエヨ)」
または「저는 일본사람입니다.(チョヌン イㇽボン サラミㇺニダ)」
「私は東京に住んでいます」「저는 도쿄 출신이에요.(チョヌン トキョ チュㇽシニエヨ)」または、「저는 도쿄 출신입니다.(チョヌン トキョ チュㇽシ二ㇺニダ)」となります。
職業
職業は「 직업(チゴㇷ゚)」です。
「私の職業は◯◯です。나의 직업은 ○○ 이에요.(ナエ チゴブン ○○ イエヨ)」となり、◯◯に自分の職業を入れます。
会社員なら「私の職業は会社員です。저의 직업은 회사원이에요.(チョエ チゴブン フェサウォニエヨ)」
主婦なら、「私の職業は主婦です。저의 직업은 주부예요.(チョエ チゴブン チュブエヨ)となります。
趣味
趣味はいろいろありますが、自己紹介のときにお伝えできると親近感がわきますよね。
趣味は「취미(チュィミ)」です。
たとえば、韓国ドラマが好きな方は「私の趣味は韓国ドラマです。
저의 취미는 한국 드라마 보기예요.(チョエ チュィミヌン ハングㇰトゥラマ ボギエヨ)」となります。
締めのあいさつ
自己紹介の最後には締めのあいさつをしましょう。
「よろしくお願いします。잘 부탁해요.(チャㇽプタッケヨ)」、または「잘 부탁합니다.(チャㇽプタッカㇺニダ)」となります。
【韓国語ではじめまして】まとめ
韓国でははじめましてとあいさつをするとき、ポピュラーな처음 뵙겠습니다.(チョウㇺベㇷ゚ケッスㇺニダ)、うれしい・光栄の気持ちを表現する만나서 반갑습니다.(マンナソ パンガㇷ゚スㇺニダ)、만나서 영광입니다. (マンナソ ヨングァンイㇺニダ)、フランクな안녕하세요.(アンニョンハセヨ)という言い方ができます。
ビジネスシーンなのか、プライベートなのか、さらに相手との距離感や年齢差などを意識してあいさつをしてみましょう。
韓国語ではじめましてのあいさつができたら、どんどん会話をして仲良くなるだけです。
しかし、韓国語ができないと、相手と仲良くなるのにも時間がかかってしまうかもしれません。
そして韓国語で「ありがとう」を伝えてみることもと印象アップにつながりますよね。
「韓国語で「ありがとう」を覚えよう!ありがとうと感謝を伝えるフレーズをご紹介!」この記事が大人気です。
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チョン スジョン
韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。
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