「私の」は韓国語で何て言う?一人称「私は・が・を・に」なども紹介
韓国語の一人称「ナ」と「チョ」をご存知ですか?
一人称とは話し手や書き手が自分を示す言葉のこと。
日本語で言うと「わたし」「僕」「オレ」「わたくし」など色々ありますが、韓国語では「ナ」と「チョ」二つになります。
しかし、このまま言葉だけ覚えていても完璧とは言えません。
その後に来る助詞によって韓国語の一人称「ナ」と「チョ」は微妙に言い方が変わるからです。
また、そもそも「ナ」と「チョ」は何が違うのかもきちんと知っておかなければいけませんね。
そこで、今回は韓国語の一人称「ナ」と「チョ」の意味と使い方をまとめてチェックして行きたいと思います。
この記事でわかること
- 韓国語の一人称は「ナ」と「チョ」
- 韓国語の一人称「私の」は「ナエ」「チョエ」
- 韓国語の一人称「私は」は「ナヌン」「チョヌン」
- 韓国語の一人称「私を」は「ナルル」「チョルル」
- 韓国語の一人称「私が」は「ネガ」「チェガ」
- 韓国語の一人称「私に」は「ナエゲ」「チョエゲ」
- 韓国語の一人称「私と」は「ナハゴ」「チョハゴ」
【PR】K Village 韓国語K Village 韓国語は13,000人が通う日本最大の韓国語教室。講師は全員日本語もバッチリ。受付には韓国留学経験もある日本人スタッフもいて安心。
まずは無料体験レッスンで韓国語を楽しんでみませんか?全国21校 + オンラインレッスンでおまちしております!
韓国語の一人称は「ナ」と「チョ」
韓国語の一人称で「ナ」はハングルで「나」と書きます。これは「わたし」「僕」「オレ」に当たる一人称です。
続いて「チョ」はハングルで「저」と書きます。
「나(ナ)」との違いは「저(チョ)」が丁寧語で敬語で話すような目上の人や上司などの前で自分のことを言う時に使います。
日本語で言うと「わたし」や「オレ」が「나(ナ)」で「저(チョ)」が「わたくし」となります。
ただ、日本語でもビジネスの場などで男性が自分のことを「わたし」と言うのが敬語というケースが多くあります。
その場合は「저(チョ)」となりますね。
敬語を使う相手の場合は「저(チョ)」で、タメ口で話せる相手の時は「나(ナ)」と覚えましょう。
この「나(ナ)」と「저(チョ)」ですが、名詞なので使い方はそれほど難しくありませんが、一部の助詞がくっつく場合形が変わります。
「나(ナ)」と「저(チョ)」にそれぞれ助詞がつくとどう変わるのかもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
韓国語おすすめ記事 韓国語の自分を表す一人称「私は」「私が」「私の」「私を」を何と言う?日本語のように種類があるの?
韓国語の一人称「私の」は「ナエ」「チョエ」
まず一つ目は、助詞「の」を付けた一人称「私の」で「나의(ナエ)」「저의(チョエ)」です。
この「의(ウイ)」という文字は元々発音がややこしくて日本人には難しいといわれます。助詞に使われると更に発音が変わって「エ」になるので、十分気を付けてください。
縮約形で「내(ネ)」と「제(チェ)」もよく使います。
私の友達だよ 나의 친구야. (ナエ チングヤ) 私の友達です。 |
K Village 韓国語では、一人称以外にも豊富な韓国語表現やフレーズを学べます。単語や文法は独学できても、細かい言い回しや正しいイントネーションは、プロから教えてもらったほうが効率的に身につきます。
韓国語を話せるようになりたい方は、ぜひ無料体験レッスンから受講してみてください。
【PR】K Village 韓国語K Village 韓国語は13,000人が通う日本最大の韓国語教室。講師は全員日本語もバッチリ。受付には韓国留学経験もある日本人スタッフもいて安心。
まずは無料体験レッスンで韓国語を楽しんでみませんか?全国21校 + オンラインレッスンでおまちしております!
韓国語の一人称「私は」は「ナヌン」「チョヌン」
では、「나(ナ)」と「저(チョ)」にそれぞれ助詞を付けて見ていきましょう。
二つ目は「は」を付けた「私は」で「나는(ナヌン)」「저는(チョヌン)」です。
そして縮約形として「난(ナン)」と「전(チョン)」もよく使います。
私はハナコだよ!よろしくね! 나는 하나코야! 잘 부탁해! (ナヌン ハナコヤ!チャル プタッケ) わたしはハナコと申します。よろしくお願いします。 |
因みにイムニダ形やエヨ形の丁寧語だからと言って、必ず「チョ」を使うわけではありません。
敬語を使う相手かどうかでどちらを使うかを判断しましょう。
韓国語の一人称「私を」は「ナルル」「チョルル」
三つ目は「を」を付けた「私を」で「나를(ナルル)」「저를(チョルル)」です。
縮約形で「날(ナル)」と「절(チョル)」もよく使います。
こちらも例文を見てみましょう。
私を知ってますか? 나를 알아요? (ナルル アラヨ?) わたくしを知っていますか。 |
韓国語の一人称「私が」は「ネガ」「チェガ」
四つ目の一人称は「が」を付けた「私が」で「내가(ネガ)」と「제가(チェガ)」です。
普通なら「~が」の助詞は「가(ガ)」なので、「나가(ナガ)」と「저가(チョガ)」としたいところですがこのケースは「나(ナ)」「저(チョ)」が違った発音に変わるので注意が必要です。
では例文を見てみましょう。
僕がやるよ! 내가 할게! (ネガ ハルッケ) わたくしがやります! |
もし「나가(ナガ)」「저가(チョガ)」と間違って言ってしまったとしても意味は何となく通じますが、間違った言い方なので正しいほうの「내가」、「제가」でしっかりと覚えておきましょう。
K Village 韓国語では、ネイティブな講師陣から実践的な会話中心のレッスンを受けられます。独学で学ぶよりも効率的に語学力を身につけられ、韓国語を自由に使いこなせるようになるでしょう。
いきなり受講するのが不安な方は、無料体験レッスンも開催しているので、まずはそちらからお気軽にご参加ください。
【PR】K Village 韓国語K Village 韓国語は13,000人が通う日本最大の韓国語教室。講師は全員日本語もバッチリ。受付には韓国留学経験もある日本人スタッフもいて安心。
まずは無料体験レッスンで韓国語を楽しんでみませんか?全国21校 + オンラインレッスンでおまちしております!
韓国語の一人称「私に」は「ナエゲ」「チョエゲ」
五つ目の一人称は「に」を付けた「私に」で「나에게(ナエゲ)」「저에게(チョエゲ)」です。
縮約形で「내게(ネゲ)」と「제게(チェゲ)」もよく使います。
私にちょうだい! 나에게 줘! (ナエゲ チョ!) わたくしにください! |
実は韓国語の「に」に当たる助詞はもう一つあって、「한테(ハンテ)」と言います。それぞれに付けてみると「나한테(ナハンテ)」「저한테(チョハンテ)」になります。
「에게(エゲ)」はよりフォーマルな場面でも使える反面、「한테(ハンテ)」はカジュアルで話し言葉でよく使われる言葉です。どちらもよく使われるので一緒に覚えておくといいでしょう。
こちらも例文を紹介してみましょう。
私に送って! 나한테 보내줘! (ナハンテ ポネジョ) わたくしに送ってください! |
韓国語の一人称「私と」は「ナハゴ」「チョハゴ」
最後の一人称は「と」を付けた「私と」で「나하고(ナハゴ)」「저하고(チョハゴ)」です。
実は韓国語で助詞「と」はもっと種類があるんですが、まずは一番使いやすい「하고(ハゴ)」について例文を見てみましょう。
私と一緒に行こう! 나하고 같이 가! (ナハゴ カチガ) わたくしと一緒に行きましょう! |
先ほど少しお話ししましたが韓国語の助詞「と」には「하고(ハゴ)」以外にも「와(ワ)/과(グァ)」と「랑(ラン)/이랑(イラン)」もあります。この二つは「하고(ハゴ)」とは違って前に付く単語にパッチムがあるかないかで形が変わるので注意が必要です。
まず「와(ワ)/과(グァ)」は一番フォーマルで書き言葉でもよく使われます。パッチムがある単語には「와(ワ)」、パッチムがない単語には「과(グァ)」を付けていきます。普通はパッチムがある単語の場合、助詞の最初の子音が「ㅇ」であることが多いのでちょっと紛らわしいですが、間違えないように気をつけてください。
下の例文で比較してみましょう。
私と映画見る? 나랑 영화 볼래? (ナラン ヨンファボルレ) 彼氏と映画見るつもりなの。 |
次の「랑(ラン)/이랑(イラン)」は一番カジュアルな話し言葉です。パッチムがない単語には「랑(ラン)」、パッチムがある単語には「이랑(イラン)」を付けていきます。
ではパッチムの有無に気をつけながら例文を見てみましょう。
わたくしと一緒に行きませんか? 저랑 같이 가실래요? (チョラン カチ カシルレヨ) 彼氏と一緒に行きたいです。 |
韓国語の一人称「ナ」「チョ」まとめ
言葉自体は難しくありませんが、「~が」の助詞で少し形が変わるなど気を付けないといけないポイントがありました。
そしてそれぞれ縮約形もよく使われるので一緒に覚えておくといいと思います。
ややこしいと思うかもしれませんが、日本語の方が男性と女性で言い方が違ったり、「オレ」や「僕」などでニュアンスが違ったりと、同じ一人称でもたくさんの種類があります。韓国語の方は男女の区別はないのでその分覚えやすいのではないでしょうか。
韓国語学習では、このようにややこしく難しい単語やフレーズの使い分けが必要になります。独学で学ぶよりも、プロから教わったほうが効率的に語学力を身につけられるでしょう。
K Village 韓国語では、ネイティブな講師陣から会話中心のレッスンを受けられます。コミュニケーションを取りながらの授業なので、楽しく韓国語を話せるようになります。
まずは無料体験レッスンにご参加いただき、雰囲気や授業内容を確かめてみてください。
チョン スジョン
韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。
【PR】K Village 韓国語K Village 韓国語は13,000人が通う日本最大の韓国語教室。講師は全員日本語もバッチリ。受付には韓国留学経験もある日本人スタッフもいて安心。
まずは無料体験レッスンで韓国語を楽しんでみませんか?全国21校 + オンラインレッスンでおまちしております!