子供に韓国語勉強をさせたいけどどうしたらいい?取り入れたい学習方法とやってはいけない注意点をチェック!
グローバル化が進み、外国語ができることが当たり前だと言われるようになったこの時代、子供に韓国語も勉強させたいと考えている人が多くいるようです。
またこちらから言うのではなく、K-POPやドラマやファッションなど韓国のトレンドが大好きで、子供自らが韓国語を勉強したいと言い、どうやってさせてあげたらいいのかと悩む人も増えているのだとか…
勉強と言うと、なかなか自分がやってきたスタイルにも自信が持てないものですが、子供にさせるとなるとさらに悩ましいですよね。
そこで今回は子供に韓国語勉強をさせたいという人に、是非取り入れたい効果的な学習方法とやってはいけない注意点を調べてみたいと思います。
そもそも小さい子供に韓国語の勉強はできるもの?
まず、そもそもの話ですが、小さい子供に韓国語の勉強ってできるものなのでしょうか?
外国語の勉強といえば英語が思い浮かびますが、韓国語も基本は同じ。
子供は物事を吸収する能力が大人とは比べ物にならないほど優れていて、しかもとても上達が早いという事で、小さいうちからの勉強が良いというムードです。
でも、やっぱり子供の内は母国語である日本語をしっかり形成する時期だし、勉強ばかりに時間を獲られてその他の情操教育などがおろそかになるようでは本末転倒。
なにより楽しくのびのびと育ててあげたいという気持ちは、保護者なら誰でも考えていることですよね。
でも、そういう事をきちんと理解し、適切な学習方法で学ぶのであれば、子供の頃からの韓国語勉強は可能ですし、何より子供にとってもメリットがたくさんあるんです。
韓国語などの外国語を学ぶことで、記憶力や想像力、好奇心の芽生えや成長をアップさせることができるから!
日本に生まれ暮らしていれば自然と日本語は身に付きます。でも子供の頃って言葉を覚えるだけでなく、子供は生きていくために必要なことを毎日の生活を通して全身で身に着けていくもの。
それだけでも本当にすごいことなのですが、そこに韓国語がプラスされることで、さらに色んなスキルを使う事になるので記憶力や想像力、好奇心の芽生えを促すことができるんです。
でもその為には、子供に合わせて環境を準備してあげる事が大切です。
具体的に見ていきましょう。
子供の韓国語勉強は楽しく自然な環境を作ることがポイント
子供に韓国語勉強をさせる事において一番大切なこと、それは「楽しく自然な環境を作る事」です。
何事も最初が肝心、「三つ子の魂百まで」という言葉もありますが、子供にとって最初の入り口が楽しければ、勉強であってもすんなり受け入れられますが、最初から嫌なもの、楽しくないものというイメージになってしまうと、大変です。
ゼロから勉強をするのではなく、マイナスから韓国語に取り組むことになりかねません。
スポーツなどの習い事と同じようなイメージで大丈夫。
水泳をする子供はまずは水は怖いものではなく楽しいもの、慣れることから始めて行きます。
サッカーをする子供はまずはサッカーはみんなで楽しくボールを追いかけるもの、ボールを触ることから始めて行きます。
細かいルールなんかは二の次ですよね。
大人の場合は、それまでの経験があるので、文法や文字などをしっかり体形的に学ぶ方が理解が早く上達に繋がりますが、子供の場合はまずは楽しいもの、そしてそれをすることが自然であるという環境を作ることから始める事を意識しましょう。
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子供の韓国語勉強に取り入れたい学習方法
それでは具体的に、どんな勉強方法を取り入れていきたいか、効果的な学習方法をチェックしていきましょう。
ポイントは勉強なんだけど、勉強ではなく【遊び】にしてしまう事!
楽しく自然に「面白い!」「もっとやりたい!」というものにしていきましょう。
ゲームで韓国語勉強
一つ目は「ゲーム」で韓国語勉強です。
まだハングル文字や文法などを覚えるのではなく、単語を中心に韓国語に慣れる段階の時におすすめなのが「クイズ」です。
クイズの答えが、動物や乗り物、お父さんやお母さんになるように、鳴き声や音、ジェスチャーなどを見て、答えを韓国語にするという方法です。
どんどん単語を増やしていきたい場合は、イラストカードなどを使うのも効果的です。
歌で韓国語勉強
二つ目は「歌」で韓国語勉強です。
Youtubeにもたくさん韓国語の子供向けの楽しい歌があるので、お金をかけることなくすぐに取り入れられます。
楽しい動画と一緒になっている歌ならなお楽しく見れるので良いですよね。
文字だけでなく、耳や目からも情報を取り入れ、歌から聞こえる自然な発音も身に付きます。
歯磨きやお片付け、数の数え方など、生活習慣のトレーニングになっている子供向けの歌から取り入れてみてはいかがでしょうか。
絵本で韓国語勉強
三つ目は「絵本」で韓国語勉強です。
絵本も歌や動画と同じく、イラストや声から韓国語が自然に楽しく学べる教材なので子供にぴったり。
文字の大きさやボリュームで難易度も選びやすくお勧めです。
どんな絵本を選ぶか迷う時は、日本の絵本の韓国語翻訳版を選ぶのもいいでしょう。
一緒に声に出して読みながら、韓国語を絵本から楽しく学びましょう。
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何よりも大切なのは日常生活での韓国語勉強
子供の韓国語勉強におすすめの楽しい学習方法をチェックしてきましたが、もう一つ大切なポイントがあります。
それは自然に韓国語を使う環境を作る事です。
勉強の時間を一生懸命とっても、それを使う機会が無いとやはり定着は難しいもの。
両親が外国人でも日常で外国語を使わなければ、子供はやはり生活している場所の言葉しか身に付きません。
また聞く事はできても話せないという残念な壁にぶつかることにもなってしまいます。
小さな子供が言葉を覚える時のように、「おはよう」「ありがとう」「おいしい」などのちょっとしたフレーズや日常生活にある単語を一緒に韓国語で言うようにするなど、普段からも自然に韓国語を使う環境を作ることも忘れずに意識してください。
歌を歌ったり、絵本を読んだり、一緒に子供と韓国語を勉強するつもりで大人の方も楽しんで取り組めるとなおよいですね。
子供の韓国語勉強で絶対やってはいけない注意点とは?
一番最初にも触れた通り、子供の韓国語勉強は楽しく自然な環境を作ることが何よりも大切。
逆に言うと楽しくない不自然な環境での韓国語勉強は絶対にやってはいけない事になります。
具体的に言うとまず気を付けたいのが【無理やり】です。
無理に難しい内容を勉強させたり、欲張って長時間勉強させるなどはやってはいけない行為です。
無理やりに、強制的に韓国語をやらせることは韓国語に嫌悪感を抱く事になりやればやるほど逆効果になる恐れがあります。
韓国語ばかりかそれを強いてくる、先生やご両親などの大人に対しても不信感を抱く事になりかねません。
年齢が幼なければ幼いほど、この点には注意が必要で、勉強をさせるにあたり、楽しめるように工夫が必要です。
他には、もっとできるはずなのにと過剰な期待をして、プレッシャーをかける事も気をつけないといけませんし、「できない」「遅い」「下手」など他の人と比べることも避けなければいけません。
絶対「100点を取って!」とか「必ず合格するように!」のようなプレッシャーをかけるのもダメですよね。
大人だって勉強したいと思っても思うようにいかず、苦労するもの。子供ならもっと大変なのは当然です。
これらの注意点を頭に入れておくことはもちろんですが、何よりも子供の韓国語勉強には「子供の韓国語勉強は楽しく自然な環境を作ること」が大切です。
「勉強」として韓国語に接するのではなく、韓国語を使うと楽しいんだと、自然とポジティブになるような環境を作ることを意識したいですね。
子供に韓国語勉強をさせたいけどどうしたらいい?まとめ
子供に韓国語勉強をさせたいけどどうしたらいいのかという事で、楽しく自然な環境を作る事として、取り入れたい学習方法ややってはいけない注意点などをチェックしてきました。
大人になってから子供の成長や吸収のスピードを見ると本当にため息が出るほど、素晴らしいものだと感じますよね。
最初から楽しく、自然に韓国語がに身に付くよう工夫をして、楽しく取り組みましょう。
チョン スジョン
韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。
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