文化体験を通して韓国語を勉強しよう!食文化や昔ながらの遊び季節行事も!
韓国ならではの文化体験を通して、韓国語を勉強してみましょう!
韓国語という言語だけでなく、文化に触れて学ぶことで、より韓国を深く知ることができ、韓国語の勉強にもつながります。
今回は、毎日の生活に欠かせない食事に関する文化、そして昔ながらの韓国の伝統的な遊び、そして季節に応じて韓国の人が大切にしている名節の行事について調べてみたいと思います。
文化体験で韓国語を使ってみよう!
韓国語を勉強していても、案外、韓国の事を知らないという人も多いのではないでしょうか。
日本から一番近い外国である韓国とは、気候も似ていますし、たくさんの共通点があります。
でもやっぱり違う国なので独特の文化があります。
日本では、お正月やお盆、大晦日などの年間行事がありますし、食事にはお米が主食でお箸を使います。
韓国も何となく同じだと思っていませんか?
実際にはとてもよく似ていますが、違う点もあります。
そういった文化を知っておくことはとても大切ですよね。
どういうところが同じで、何が違うのか?
そしてそんな文化体験を通して、韓国語も合わせてチェック!より韓国を深く知る機会にしていきましょう。
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文化体験で韓国語【食文化】
韓国の文化体験、まずは食文化から見ていきましょう。
日本で使っているお箸、韓国でも使います。使い方も同じ、きれいなお箸使いを小さいころから家庭で教わるのも同じ文化だと言えるでしょう。
でも、食事をするときのマナーなどは微妙に違う点があります。
まず、一つ目。韓国ではお箸と合わせてスプーンを使うという事。
日本でも食事の時に、スプーンを使うことはありますが、必須というわけではなく、お箸だけで食事をするというのも珍しくありませんよね。
でも韓国の場合は、基本的にお箸とスプーンはワンセット!
韓国のレストランや食堂にはお箸もおいてありますが、必ずスプーンもおいてあります。
後、お箸で違う事と言えば、置き方も違います。
日本の場合は、食事をする人の前に、横向きに置きますよね。
右利きの人が取りやすいように、お箸の先は左に向けておきます。
でも韓国の場合は縦なんです。お箸の先とスプーンの先は上に向けて、右側にセットします。
取りやすいように向きが決まっているのは同じですが、縦横が違うんですね。
そして二つ目。韓国ではごはんが盛られた器を手で持って食べることはせず、テーブルに置いたまま食べるという事です。
日本では、お茶碗を持たずに、置いたまま食べるとお行儀が悪いと叱られるマナー違反な行為ですが、これは韓国では全く逆なんです。
お皿を持ち上げるという行為自体が、お行儀が悪いとされています。
知らないままに韓国で日本のお作法の通りに食事をすると、お行儀が悪い人になってしまうので気を付けておきたいですね。
ここで、韓国語のチェックです。
お箸
젓가락
チョッカラッ
スプーン
숟가락
スッカラッ
お箸とスプーンに両方使われている「가락(カラッ)」とは細長い棒状のものを指します。
韓国ではお箸とスプーンはワンセットなので、二つ合わせて「수저(スジョ)」と呼びます。
それぞれの頭文字を合わせているので覚えやすいですね。
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文化体験で韓国語【昔ながらの遊び】
次は韓国の昔ながらの遊び、伝統遊戯で文化体験をしてみましょう。
日本の伝統の遊びとよく似ているものがたくさんあるんですよ。
윷놀이
ユンノリ
日本でいうと、「すごろく」にとても似ている韓国の昔ながら遊びが「윷놀이(ユンノリ)」です。
韓国ではお正月など家族が集まるとみんなで今でも遊ぶというおうちも多いのだとか。
「윷(ユッ)」と呼ばれる4本の棒と、「윷판(ユッパン)」と呼ばれるボード、そして「말(マル)」と呼ばれるコマを使って遊びます。
またその棒には×マークが3つついている面と、何も書かれていない面があり、四つを一気に投げて、出た目でボードを進む数が決まります。
すごろくで使うサイコロのようなものですね。
でも윷놀이(ユンノリ)はただゴールを目指して進めばいいというわけではなく、同じチームのコマと同じマスに止まれば、そのあと一緒に動くことができたり、あとから来た相手が自分のコマに止まったら捕まってしまったりとなかなかスリリングな要素もあります。
공기
コンギ
공기(コンギ)とは日本のおはじきに似た昔ながらの韓国の遊びです。
昔は道に落ちているような小石を使っても遊ばれていたそうですが、今はカラフルなプラスチックでできているものを使って遊びます。
五つ使うのが基本で、全部を手の甲や手のひらに乗せられるくらいの大きさです。
一人で遊ぶこともできますし、お友達同士で一緒に遊ぶこともできます。
五つの공기(コンギ)を床に置いたり、投げたりして、どんどん難易度が高いものに挑戦していきます。
例えば、一つだけ摘み上げ上に投げながら、四つを床に置く、さらにもう一度一つを投げて、下に置いた四つを全部つかみ、落ちてくる一つと合わせキャッチするなど。
とても上手なおばあちゃんやおじいちゃんもたくさんいますので、老若男女一緒に楽しむことができる遊びです。
地域によってはいろんな独自のルールもあるんですって。
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文化体験で韓国語【季節行事】
最後の韓国文化は季節行事。日本でいうお正月、お盆を紹介します。
韓国も日本と同じように、新年を祝うお正月とお盆があります。
時期も近いのですが、大きく違う点は韓国の場合は旧暦の日にちで行うという事。
お正月は1月1日ですが、旧暦なので日本のお正月よりも二週間くらい遅い時期、お盆は8月15日なんですが、こちらも旧暦なので二週間ほどずれます。
こちらは韓国でもとくに大切な季節行事なので、しっかり韓国語もチェックしておきましょう。
お正月
설날
ソルラル
お盆
추석
チュソッ
厳密にいうと、お盆が추석(チュソッ)の行事に当たるわけではないのですが、この時期に自分たちの先祖を祀るという習慣は同じです。
ちなみに漢字で書くと「秋夕」となります。
설날(ソルラル)のほうは、お正月の挨拶である「明けましておめでとうございます」に当たる韓国語がありまして「새해 복 많이 받으세요(セヘ ボッ マニ パドゥセヨ)」という挨拶があります。
これは直訳すると「新年福をたくさん受け取ってくださいませ」という意味。
正月にあった人に対して使うという点は日本も韓国も共通なのですが、大きく違う点はこの挨拶は年末から使われるという事。
日本では年末は「よいお年を」という挨拶になり、新年に「あけましておめでとうございます」ですが、韓国の場合は年末も年始も同じ挨拶で大丈夫!
子供たちが楽しみにしているお年玉の文化は韓国ににもあり、「세뱃돈(セベットン)」と言います。
세배(セベ)とは漢字で書くと歳拝、正月におじいちゃんやおばあちゃん、お父さんお母さんなど目上の人に対して行うお辞儀の事。
きちんと세배(セベ)をしたら、세뱃돈(セベットン)をもらえます。
でも韓国では、大人になると、子供から親に渡すという習慣もあります。
文化体験を通して韓国語を勉強しよう!まとめ
文化体験を通して韓国語を勉強しようということで、食文化、伝統的な遊び、そして季節行事の文化について調べてみました。
日本と似ていることも多いけど、やはり違うこともたくさんあって興味深いですよね。
食文化は生活の上での基本ですし、伝統行事や遊びは、理解が深まることに加えて、幅広い年齢層の方との話題にもなります。
こういった文化体験はどんどん深めていきたいものですよね。
チョン スジョン
韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。
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