韓国語で論文執筆や朗読ができるレベルを目指すための勉強法とは?
韓国語で論文の執筆や朗読ができるレベルと言えば、一体どれくらい勉強をしないといけないのでしょうか。あまり身近な話題ではないかもしれませんが、論文も朗読も韓国語に限らず語学の勉強においてはかなり上級者レベルであるというイメージです。
今回はそんな上級の韓国語のレベルと目指すための勉強法についてご紹介したいと思います。
韓国語で論文執筆や朗読ができるレベルとは?
韓国語で論文執筆や朗読ができるようになるレベルとは?ということですが、この二つは別々に分けて考えていかなければいけませんね。
まず、論文の方ですが、言うまでもなく高いライティングの能力が必須となってきます。論文とは、ある特定の学問・学術に対しての研究成果をまとめ上げ、発表するための文章です。作文とは違い、筋道を立てて結論・結果への根拠を示す必要があり、論文に最も大事なポイントとして求められることと言えば「研究に対する結果・発見」であるといえるでしょう。
その為、韓国語で論文を執筆するレベルと言えば、韓国語がつたなく(問題なく)書けるということは大前提だといえるでしょう。
次に、朗読です。朗読とは、文章や詞・物語を声に出してよむ(詠む)ことですね。必要な韓国語のスキルとしてはリーディングが当てはまるでしょうが、朗読は相手に感情を込めてその文章や詞、物語を伝えるということが大切なポイントとなります。
その為、ただ単に韓国語やハングルを読むことが出来るだけでは不十分ということですね。
論文も朗読も韓国語でできるようになるためにはいったいどんな勉強が必要なのでしょうか。
韓国語に限らず高いレベルの語学習得には専門の勉強が必要
論文執筆もは書き(ライティング)、朗読は読み(リーディング)というスキルが必要なことは基本ですが、どちらも基本的に不自由のない韓国語能力が必要なことは明らかです。
しかも、どちらもかなり高いレベルでと言わざるを得ないでしょう。なぜなら韓国語の読み書きに加え、さらに専門知識が必要であり、語学ができないとまずスタート地点にすら立ててない状態と同じとさえいえるかもしれません。
しかし、それは考えてみれば当たり前のことです。私たちが母国語の日本語を使ってOKという前提でさえ、なんの勉強もしていない状態では、論文を書くことも朗読をすることも難しいですよね。どちらも簡単にできることではありません。
つまり、韓国語で論文を書くことも、朗読をすることも、韓国語の勉強とそれ以外の専門スキルと別々に習得する必要があるというわけです。
日本にも韓国語に関する論文は多数ある
論文であればもちろんその分野の専門的な知識に加え、論文で発表するための研究が必要です。何も理系のイメージで実験をしてその結果を発表するばかりが論文ではありません。歴史や語学など文系の視点からも論文は多く存在します。
耳慣れた言葉であれば「言語学」という学問がそれにあたるのではないでしょうか。韓国語に限らず、どんな言語でもその文字や音には深い歴史が存在します。日本では植田晃次という方が韓国語・朝鮮語に関する論文では有名な方のようですね。
韓国語に使われるハングル文字は比較的、作られた歴史が浅く、現在のように韓国や北朝鮮で使われることが定着するまでに様々な歴史的要因が関わっていて、識字率を向上させることを目的として作られた為、子音字母の成り立ちや定義だけをとっても様々な考察を混ぜ込み誕生した文字だと言われています。
論文を書こうと思うと、そういった細かいと思えるような事項でも丁寧に取り上げ、研究を重ね、さらに発表しないといけないという工程を経なくてはいけません。韓国語じゃなくて日本語で書けと言われても難しそうですね。
つまり論文を書くためにはそういったスキルが必要になるというわけです。
韓国語の朗読ができるようになるために必要な勉強法とは?
次に朗読ですがこちらは論文よりも比較的、簡単なように思えるかもしれませんが、実際は能力を可視化できない分、習得はもっと難しいとさえいるかもしれません。
朗読をしてみようということで、まずは韓国語の発音がネイティブのように完璧に近いレベルでできていないと、韓国語での朗読ができるとはいいがたいですね。声だけできちんと韓国語を伝えられないといけません。
それに加えて、演技力が必要です。演技と言っても朗読は文章を読み上げるということだけで内容を伝えないといけませんので、身振り手振りや表情などのアクションが使えません。またその文章の世界観を表現するということが求められるため、様々な表現に対応できる幅広い対応力も必要になってくるでしょう。
こちらも日本語で上手に朗読してみましょうといっても、なかなかできるものではありません。韓国語の文章を読み上げるというスキル以外にもトレーニングが必要ですね。
学校に行って学んだとしても、朗読の為のスキルをアップさせるためにはどんどん人前で披露する機会を作ることも大切になってきますし、自分の朗読の声を録音し聞き返してさらに良いものに仕上げていくといったトレーニングも必要になってくるでしょう。日本語でまずは朗読単体のスキルを磨き、韓国語に取り掛かるということも一つの方法です。
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専門の韓国語を学ぶためには韓国の大学へ?
では、具体的に韓国語で論文執筆ができるようになる為にはどうすればいいのか?韓国語で朗読ができるようになるにはどうすればいいのでしょうか。
まず一つの方法としては有効なのが、韓国の大学に進学・留学して専門的に学ぶということでしょう。実際に日本人でも韓国の大学に通うことは可能ですし、実際に通っている人もたくさんいます。
韓国語に不安がある人は、韓国の大学にある語学堂という外国人向けの韓国語学校に通い、それから大学に進学するという人も大勢います。韓国の語学堂ではまず、専門的な学問よりもまず韓国語から徹底的に学びます。
論文を書くためなどの専門的な目的ではなくても、全くの韓国語初心者の人も通える初級があるとろこがほとんどですので、興味のある人は探してみましょう。
しかしまずは、身近なところからインターネットや韓国語教室を利用して上手に韓国語の基礎を学ぶというのが現実的で効率の良い方法ではないでしょうか。教室なら韓国人の先生から現地のリアルな情報なども聞くこともできるでしょうし、手軽に取り組めるところから積極的に行動してみましょう。
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【まとめ】韓国語で論文執筆や朗読ができるレベルを目指すための勉強法とは?
韓国語で論文執筆や朗読ができるレベルを目指すための勉強法とは?ということで、最初の入り口のところだけですが、ご紹介してまいりました。
まだ興味があるという段階で、韓国語の勉強を始めたばかりと言う人は、焦らずに韓国語自体とじっくり向き合うところから、どんどん機会を作って初めて見てはいかがでしょうか。
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