韓国語コラム | 韓国語の激音・濃音の正しい発音方法を解説!韓国語の激音・濃音をヒアリングで区別をする方法もご紹介

韓国語の激音・濃音の正しい発音方法を解説!ヒアリングで区別をする方法もご紹介

韓国語の勉強の難しいポイントとして挙げられるのが、日本語にない発音である激音や濃音です。「가,카,까」→「カ、カ、カ」、「다,타,따」→「タ、タ、タ」など平音・激音・濃音を並べて発音の練習、またどの文字なのかを区別する聞き分けの練習の苦労は、韓国語を学ぶ上で誰しもが通る道と言えるのではないでしょうか。

日本語には区別がないので、聞いて何となく違いは分かるけど、自分音口を動かして発音する、聞き分けるとなると難しいのは当然です。どうやってマスターすればいいのでしょうか。

そこで、今回は激音・濃音を区別して発音し、聞き分けるための方法を詳しく解説したいと思います。

韓国語の激音・濃音の正しい発音の方法とは?

韓国語の難しいポイントとして、어여으などの日本語にない母音と並んで、激音・濃音の発音の方法、区別して聞き分ける方法には誰しもが苦労します。

韓国語の基本となる反切表(ハングル表)の後半に並んでいますよね。反切表(ハングル表)とは日本語で言うあいうえお、あかさたなと文字が並んでいる五十音図の韓国語版のことを指しますが、激音が차카타파하、濃音が까따빠싸짜で始まります。
「가,카,까」→「カ、カ、カ」、「다,타,따」→「タ、タ、タ」などと似たような発音を並べてその発音の違いや区別の仕方を練習しますが、本当に自分のものにするのは難しいですよね。特に独学では耳や口などの感覚をつかむのには苦労するはず。

韓国語は最初のハングルの書き方や読み方を覚えるところはとても大切なので、最初に思い切って教室に通って正しくスピーディーに身に着けるというのは実はおすすめなんです。

韓国語おすすめ記事韓国語は独学でマスターすることができるのか!?勉強方法を解説

韓国語の発音は平音・激音・濃音の3種類

ここで、少し文法的な用語のついて解説しておきます。「가,카,까」→「カ、カ、カ」、「다,타,따」→「タ、タ、タ」と紹介しましたが、これらのハングル文字は平音、激音、濃音という3種類に分類されます。

反切表(ハングル表)もこの並びに沿っています。
子音で区別をしますが、가나다라마바사아자 これらを平音、激音が차카타파하、濃音が까따빠싸짜と呼びます。(もちろん子音は変化しますよ)

ちょっと余談になりますが、韓国の小さい言葉を覚えたての幼い子供はこれらの区別がうまくできません。平音がやはり一番習得しやすい発音なので激音、濃音の発音がうまくできず、それが舌足らずというか、言葉がたどたどしく映り、大人が微笑ましく見守るなんて言うことがよくあります。話が逸れましたが、それだけやはり濃音と激音はちょっと発音にトレーニングやコツをつかむことが必要ということです。

韓国語の激音の発音の方法

それではここから本題の韓国語の激音の発音の正しい方法がどうすれば身につくかを見ていきましょう。

激音の場合、ポイントになるのは息です。口から息を強く吐き出しながら発音するというのが激音のコツなんです。練習するには自分の手のひらやすぐそばにあるティッシュペーパーを用いる方法が有名です。

平音の가(カ)と激音の카(カ)で練習してみましょう。平音の가(カ)は日本語の「か」とほぼ同じ。「かきくけこ」と言うときの「か」です。その時に自分の手のひらを口元に当てて確認してみて下さい。息はかからないはずです。しかし、意識して息を強く吐き出しながら「か」と言ってみて下さい。明らかに普通の「か」と音が変化することに気づくでしょう。このように息を前の方に吐き出しながら発音するのが正しい韓国語の激音の카(カ)です。

타파하も同様です。母音が変化してももちろん一緒。練習する方法としては自分の口と手があればできます。最初は思っている以上に息苦しくなる感覚になることもありますが、ゆっくり練習していきましょう。

韓国語の濃音の発音の方法

次に韓国語の濃音です。実は激音より濃音の方がちょっと苦手と言う人が多いようですね。

濃音の方もポイントは息になるので、前に吐き出すように発音した激音と違い濃音の場合は、息は前に出ません。どちらかと言うとのどの奥に飲み込む感じに近いです。

短くはじけるような感じで「까(カ)」と言いますが、正しく発音できていると息は吐きだされません。

ここでは2つの練習方法をご紹介したいと思います。

一つ目は、日本語の「ッ」を付けて練習する方法です。「真っ赤」をカナカナで書くと「マッカ」ですが「까(カ)」はマだけを取って「ッカ」と言ったときの音が非常に韓国語の発音に近いです。

「発火(ハッカ)」「買った(カッタ)」「酸っぱい(スッパイ)」などで練習してみましょう。

二つ目は大臣口から出す直前にちょっと息を飲み込む意識をするという方法です。近い感覚としては舌を口の中で奥に縮めるようにくっと力を入れるような感じです。

そうして息をのんでから「カ」や「タ」と言うと韓国語の濃音の発音に近くなります。

どちらの方法も正しく発音できていると、慣れない最初のうちはのどに力が入るというか緊張状態になるので、下の根元や喉元が痛くなってくるはずです。

これは濃音が日本人にとって普段あまり使わない発音であるため、筋肉が刺激されているということです。しんどいかもしれませんが慣れれば力を入れることなくできるようになります。何より正しく発音が出来ている手ごたえにもなりますので、無理することなく頑張って練習してみて下さい。

激音と濃音をヒアリングで区別する方法は?

最後に濃音と激音をヒアリングで区別する方法をご紹介したいと思います。自分で発音することもですが、やはりしっかり区別して聞き取れることも大切です。

基本的には正しく身つけるには単語や文章ごと覚えるのが一番なのですが、いくつか判断できるポイントがあるのでご紹介します。

まず、語中(文中)や語尾の場合、濁っているかいないかが大きな判断基準になります。

近く=가까이(カッカイ)という単語がありますが、これは二つ目に激音がありますが濁っていませんね。ガではなくカとなります。平音の場合、語中(文中)や語尾に来ると濁音になるという特徴があるので、区別がしやすいのです。飛行機=비행기(ピヘンギ)などがこれにあたります。単語の一番最初の音(語頭)ではないので濁っていますね。

また、濃音の場合は、日本語で言う小さい「ツ」が入ったように聞こえるのが特徴です。忙しい=바쁘다(パップダ)や、高い=비싸다(ピッサダ)などです。音が濁点になることなく詰まったように聞こえるので区別がつきやすいです。

また、激音は一般的に外来語に使われることが多いという特徴もあります。日本語では外来語をカタカナで書くことが多いですが、韓国語の場合は激音を優先的に使うのです。

コーヒー:커피(コピ)
チョコレート:초코렛(チョコレッ)
コンピューター컴퓨터(コンピュト)
もちろんすべての音が激音で表現できるわけではなく、元々が激音の韓国語もありますが、たくさんの韓国語に触れれば触れるほどこの感覚を味わうことになるでしょう。

ちなみに、コーヒー:커피(コピ)と紹介しましたが、鼻血のことを韓国語では코피(コピ)と言います。鼻が코(コ)で血が피(ピ)なので日本語と同じようにくっついているだけなのですが、こちらは母音音発音の違いで区別しなければいけません。言い間違えると「??」とおかしな空気になることもあるかもしれませんので注意しましょう。

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韓国語の激音・濃音の正しい発音の方法とは?まとめ

韓国語の激音・濃音の正しい発音の方法とはということで、いくつかご紹介をしました。

母音と同じように、日本語にない発音ですので苦労するかもしれませんが、なるべくたくさんの韓国語に触れながら、自分も声を出す会話練習も取り入れつつ、身に着けていきましょう。

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