韓国語コラム | ハングル語?韓国語?どこがどう違う?知ってるようで知らない疑問を解説!

韓国語?ハングル語?どこがどう違う?知ってるようで知らない疑問を解説!

韓国語のフレーズは、韓国ドラマのセリフやK-POPのメロディーの中にあふれています。
スマホやタブレット、ミュージックプレイヤーから、韓国語が日常的に流れているのです。

韓国オルチャンのSNSをフォローするようになり、1日に何度もスマホで韓国語を見ている人もいるでしょう。

今、韓国語に興味を持っている人がたくさんいるんです!

韓国語を勉強してみたい!
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そう思いながら、とりあえずテレビやラジオの語学講座を見てみたり、大型書店に行って韓国語のテキストを眺めたりしていると、番組でも書籍でも「韓国語」だけじゃなく「ハングル語」という呼び方を使っているのを見かけます。

ハングル語……?

ハングル語を勉強してみたい!……?
ハングル語教室のレッスンに通ってみようかな?……?

ハングル語……?
韓国語……?

韓国語とハングル語、どこかどう違うのでしょうか?

今回は、知っているようで知らない、「Korean」の疑問を解説していきます!

韓国語?ハングル語?韓国語は「話し言葉」でハングルは「書き言葉」が正解


テレビのKrean講座や販売されているテキストの影響で、韓国語とハングル語は、どちらも韓国の人たちが話している言語と思っている日本人も少なくありません。
しかし韓国語とハングル語が「韓国の人たちが話している言語」という認識は、そもそも違っているのです。

わかりやすくいうと……
韓国語は「話し言葉」、ハングルは「書き言葉」です。

韓国語は日本語・英語・中国語と同じように、言語のひとつに分類されます。
ハングルは日本語のひらがな・カタカナ・漢字、英語のアルファベット、中国語の漢字のように、その言語を書き表すための文字のことです。

日本語に置き換えて考えてみると、「ひらがな語」や「カタカナ語」、英語だと「アルファベット語」……という名称が同時に使われてしまっているという状況になってしまうのです。

韓国の人たちからすると、「ハングル語」はとてもおかしな呼び方ですよね。

韓国語?ハングル語?韓国語・ハングル語だけじゃない……高麗語って?

日本国内での使用率は「韓国語」がトップですが、実は、日本で正式に認められている名称は「朝鮮語」なのです。

韓国語だと「大韓民国」の人が使用している朝鮮語という意味合いを含みます。
現在では大韓民国と北朝鮮人民共和国という2つの国がありますが、朝鮮半島は元々ひとつの国として統一され、同じ言語を話していたため、日本では「朝鮮語」の方が正しいと考えられたのです。

韓国で使用されている「韓国語」と北朝鮮で使用されている「朝鮮語」は、元々南北で違いがあった方言や文化の違いの影響を受けて、発音や語彙が大きく異なっています。

そして、日本ではあまり知られてはいませんが、「高麗語」という朝鮮語も存在しています。
それはロシアのシベリアや中央アジアに居住する朝鮮族の人たちが使用している、ロシア語やウズベク語、カザフ語などの影響を大きく受けたもので、コリョマルとも呼ばれています。

しかし独自に発展した高麗語では、韓国の人や北朝鮮の人、あるいは中国に住んでいる朝鮮族とは会話をすることが困難だと考えられています。

韓国語?ハングル語?日本で韓国語とハングル語が使われるようになった経緯

朝鮮語にも韓国で使用されている「韓国語」、北朝鮮で使用されている「朝鮮語」、シベリアや中央アジアの朝鮮族が使用する「高麗語」がありますが、日本人が朝鮮語として勉強しているのはほとんど「韓国語」です。

なので、日本人が「韓国語を勉強しています」「韓国語を話すことができます」と言うのも、間違いではありません。

では、どうしてハングル語という表現が使われているのでしょうか。
それは韓国だけでなく、北朝鮮にも配慮したケースが、一部で定着したためです。
韓国語では北朝鮮への配慮に欠け、朝鮮語では韓国への配慮に欠けてしまう……そこで朝鮮半島全域で使用されているハングルに着目し、ハングル語という表現にしたとみられています。

ハングル語の背景には、日本と朝鮮半島のちょっと複雑な政治背景があったのです。

韓国語?ハングル語?まとめ


韓国語だけでなく、北朝鮮で使用される「朝鮮語」やシベリアや中央アジアで使用される「高麗語」があり、韓国と北朝鮮に配慮して「ハングル語」という呼び方もされるようになった「Korean」、現在では世界中で50万人ものコリア系の人たちに使用されています。

韓国から発信されるSNSや韓国ドラマ、K-POPから韓国語に興味を持った人も、韓国語という言語にさらに関心を持つことができたのではないでしょうか。

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韓国語がわかるようになってくると、独特の抑揚だったり、韓国語ではカタカナ語なのが北朝鮮では漢字語だったり、北朝鮮で話されている朝鮮語との違いもわかるようになってくるんですよ!

みなさんも体験レッスンに参加して、Koreanに触れてみましょう。


この記事の監修者

チョン スジョン

韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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