韓国語コラム | ハングル文字を綺麗に書きたい!ハングルの美文字とは?筆文字、フォントについても

ハングル文字を綺麗に書きたい!ハングルの美文字とは?筆文字、フォントについても

文字を美しくかけるようになりたい!どんな人も思わずにいられない願いでしょう。パソコンやスマホが当たり前になってきて、学生以来、どんどん字を書くことが減っているとはいえ、あらゆる場面で文字を書くことは日常的に起こること。

文字はその人の性格を表すとも言いますし、大人のたしなみとしてさりげなく美しい文字をスマートに欠けるというのは憧れるものです。

日本語でもそうですが、美文字を望むのはハングル文字でも同じですよね。今回は、そんな誰もが望む美しい文字、美文字をハングルでも書きたい!ということを掘り下げて見たいと思います。

ハングルで美文字を書くポイントとは?また昔からの美文字の代表である筆文字とハングルについて、代表的なハングルのフォントなど、美文字について調べてみました。

手書きのハングルの字を綺麗な美文字で書きたい!

韓国語を勉強し始める前までハングル文字は、どんな人にとっても難しく読めない!わからない!とまるで暗号のような存在だったのではないでしょうか。しかし、ハングルを勉強し始めるとあの不思議な暗号も読めるようになり、どんどん愛着が湧いてきているはず。

そうすると、ハングル文字を自分でも書く機会も増えてきて、「もっと綺麗にハングルをかけるようになりたいな」と、そう考えるようになってきているのではないでしょうか。

綺麗なハングル文字、ここでは美文字という風にご紹介をしますが、ハングル文字をどのように綺麗に書けばいいのでしょうか。練習が必要なことはわかりますが、幼い頃から身近にあり、みっちり勉強してきた日本語と違ってハングル文字は難しいものです。また、普段日本にいては、手書きのハングル文字すら目にすることが少ないことも難しい原因かもしれません。

そこで今回は、美しいハングル文字、美文字について調べていきたいと思います。

ハングルの文字を綺麗に書くためのポイントとは?

まず、最初に美しい文字を書くためのポイントを見ていきましょう。もっとも大切で基本的なポイントとして、ハングルに限らずどんな文字でも基本が大切。正しい書き順で書くことが求められます。詳しくはこちらでご紹介しています。

■関連ハングル記事
美しいハングルの書き方・書き順が知りたい!書体の違いや書道もあるの?

正しい書き順で書いてさらに、美しい文字を目指すために、こちらの記事でも紹介していますが、「読みやすい綺麗なハングルの特徴」としてこちら3つをあげています。

その1:一文字が一つの正方形の中に納まるように書くこと
その2:並んでいるハングル文字の上下がそろっていること
その3:文節ごとに均等にスペースを入れること

これらのポイントを意識してハングルを書くようにすれば、たとえ書き慣れないハングルだとしても、読みやすくなります。補足すると、さらに美しく綺麗な読みやすい文字を目指すのであれば、丁寧に形を崩したりせずに書くことです。

これは日本語でも同じことが言えるはずです。ハングル文字は日本語のカタカナや漢字に共通している文字が沢山あります。

たとえば、마のㅁです。単純に四角といえば四角ですがカタカナのロ、口という漢字と全く同じ。そして書き順も同じです。日本語でも綺麗に描きたいのであれば左の縦線が第1画目、そして左上から横に線を引き、直角に下へ、最後に左下から右へ線を引き四角を完成させますよね。

これを、楽だからと一筆書きで書いたとしたらなんだか汚い字、不恰好な時になるはずです。崩して書いても同じことです。これはハングルでも同じです。ちょっとしたメモや走り書きの場合、スピードを重視するとどうしても文字は汚く、美しいとはいいがたい字になるのは当然です。当たり前のことかもしれませんが、美文字を目指すのであれば、先ほどの3つのポイントに加え、崩すことなく丁寧に書くことを意識しましょう。

あとは、見本を見て練習あるのみです!「手書き ハングル」で画像検索をすると実際のハングル文字がどんな風に書かれているかも見れますので参考にしてみてはいかがでしょうか。

日本語で美文字といえば筆文字。ハングルにも筆文字はある?

次に、美文字といえば外せない、筆文字です。美しい文字を書けるようになりたいのであれば昔から、習字・書道が思い浮かびます。ハングルにもあるのでしょうか。答えは「韓国にも書道文化があり、ハングルにも筆文字があります!」です。

書道や漢字は中国発祥の文化、アジアに広く根付くものです。日本も韓国も同じです。昔は韓国も漢字を使用していたので、ルーツは同じだと言えるでしょう。なので筆文字を書くための道具も同じ。筆に、墨汁、すずりに文鎮。韓国の時代劇などでは、ろうそくの日を灯して机に向かい、筆を握る姿はおなじみです。

ちなみに、書道は韓国では、서예(ソエ)というのが一般的。漢字では書芸と書きます。ここはちょっと日本と違うところですね。筆で書くことはあまりないかと思いますが、ハングルで美文字の手紙を書くのであればこちらもご覧ください。

■関連ハングル記事
ハングルで手紙を書きたい!手紙の書き方や綺麗な字で書くコツなど

明朝体に筆記体…ハングルの代表的なフォントとは?

最後に、手書きではありませんが美しい文字として、タイピングした文字についても見ておきましょう。パソコンなどでハングルを打つ場合、日本語と同じでフォントを選択することができます。日本では代表的なフォントといいえば、明朝体、ゴシック体ででしょう。

ハングルでもメジャーなフォントは日本と大体同じです。実際の代表的なフォントを見てみましょう。

①は日本語で言うと明朝体のフォントです。韓国語式に言うと板書体、판보체となります。アルファベットで書いているのは日本語のOSで表示されるときにこのようにアルファベット式になるので探すときにはこちらの名前で探してください。

②は日本語で言うと、毛書体でしょうか。筆文字のようなフォントです。③は丸ゴシック体、④はゴシック体と似たような印象になりますね。

日本では、公式な書類やビジネス文書だと明朝体が主流ですが、ハングルでは意外に③のクリム体、つまり日本で言うとゴシック体がよく使われています。丸まったフォントなのでちょっと意外かもしれませんが、ハングルではそのような印象は持たれず、公式の文書でもビジネス文書でもこの굴림체が多く見られます。

というのも、①の板書体はハングルの場合、②の宮書体ほどではありませんが、古風なイメージになるからなのだという意見があります。こちらも日本語では楷書と呼ばれる筆文字のように見えます。似たようなフォントですが、日本語と韓国語ではそのように印象が変わるというのは面白いですね。

このように同じハングルを違うフォントで書いて並べてみるとより違いがはっきり分かりますよね。あなたのお好みのフォントはどれでしょうか?

ハングルを綺麗に!美文字の書き方まとめ

ハングル文字を綺麗に書きたい!ということで、美文字になるポイントやハングルの様々なフォントについて調べてみました。

最初から納得のいく綺麗な文字はなかなかかけないかもしれませんが、漢字の書き取りの練習を繰り返したようにハングルも美文字と言えるよういなるまでは練習が必要です。コツをつかめるまで頑張って練習していきましょう!

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