韓国語コラム | ハングルのスペシャリスト!韓国語の通訳になるには?資格や仕事内容を調べて見ました!

ハングルのスペシャリスト!韓国語の通訳になるには?資格や仕事内容を調べて見ました!

政治家や、海外スター、スポーツなど有名人の横でインタビューをかっこよく話を通訳している通訳さん。かっこいいですよね!あんな風に有名人の近くで話ができるなんて羨ましい!と思う人もいるかもしれません。

韓国語にももちろん通訳という仕事があり、ハングルは当然ペラペラで、日本語もきちんと正しく使えていて…すごい!素敵!と誰もが憧れてしまう職業です。

そんなハングルのスペシャリスト!通訳に今回はスポットを当ててみたいと思います。

ハングルのスペシャリスト!韓国語通訳

ハングルのスペシャリスト!とも呼ぶべき韓国語の通訳という仕事。かっこいいですよね。

日本語と韓国語を自由に操り、すらすらと話すその姿は、韓国語を勉強している人なら思わずうっとり眺めてしまったりするのではないでしょうか。
通訳とまでいかなくても、韓国に旅行に行ったことのある人ならば、まず飛行機の中でCAさんたちが、日本語も韓国語もにこやかにスマートに話しているのを目にして、いよいよ韓国に行くんだなと気分が盛り上がったなんて経験もあるのではないでしょうか。

二か国語をあやつり、どんな話になっても詰まることなくハングルをすらすら聞き取って、日本語に直してしまう通訳さん。テレビなどで目にすることはありますが、一体どのような仕事で、どんな資格が必要で、どんな勉強をしているのでしょうか。やはり帰国子女などではないとなれないものなのでしょうか。いろいろ調べて見たいと思います。

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通訳になる為に必要なハングルの資格とは?

通訳とは、正式には「通訳案内士」と呼ばれる職業です。通訳士とも呼ばれます。

韓国語の通訳士になるにはどのようなハングルの資格が必要となるのでしょうか。
日本での国家資格としての通訳案内士には「通訳案内試験」というものがあり、そこに韓国語をはじめ、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語などが存在します。性別や年齢、国籍、学歴は関係なく受験は可能だといいます。

肝心な韓国語の能力のレベルと言えば、ハングルの最高峰と呼ばれる国立国際教育院が制作する韓国語能力試験(TOPIK)の6級の合格者であれば筆記テストを免除されるということで、基準はこの辺りとみて間違いないでしょう。

しかし、この韓国語能力試験(TOPIK)の6級というレベル。単に韓国語がペラペラというだけでなくかなりハングルや韓国について精通している必要があります。5年以上韓国で生活し、不自由なくハングルを話し書くことが出来るというレベルの人でも、またネイティブの韓国の人ですら専門の勉強をしないと合格が難しいと言われるほどなのだとか。

さらに、これで免除されるのは筆記試験だけ。他にはハングルをどれだけ聞き取って通訳して話すことが出来るのかという、経験やテクニックも必要です。かなり狭き門、高い壁と言えそうですね。

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ハングル以外にも業界の専門知識なども必要

韓国語を聞いて日本語に、日本語を聞いて韓国語に、そんな通訳ですがもちろんハングルのレベルが一流である必要があるのはわかりますが、実は言葉だけではなく、他にも様々なスキルが必要になります。

まず、日本のこと。語学力に加え、通訳はまず日本のことに精通している必要があります。その分野は多岐にわたり、基本だけでも地理に歴史、産業、政治、文化などいろいろ挙げられます。

通訳という仕事は、その国と国との懸け橋となる存在、大切な入口になる存在です。何を話すにしても自分にとってもちんぷんかんぷんの話題であれば、日本語であっても理解することは難しく、ましてそれを誰かに話を伝えるなんてことはできませんよね。

そのためどんな場面でも必要になる可能性がある通訳士は、基本としてまず韓国語の語学力に加え、日本のこと、そして韓国のことも深く理解し、精通している必要があります。

そして、いざ通訳するとなっても、その話題についての専門知識を学んでおく必要もありますね。現役の通訳士さんでもやはりそういった勉強は日ごろから行い、常に情報を取り入れるのだそうです。日本語でも、韓国語でも両方知っておく必要があるので大変そうですね。

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ハングル・韓国語の通訳にはどんな仕事があるの?

次に通訳という仕事が具体的にどのようなことをするのかを見ていきましょう。

まず、通訳と言っても、「逐次通訳」や「同時通訳」など種類があるんです。
逐次通訳は反された言葉を適度に区切り、その都度訳して相手に伝える方法、同時とは相手の言葉とほとんど同じスピードで通訳する方法です。言葉を聞きながらさらに翻訳して、それをほぼ同時に行います。

同時通訳は本当に耳と口をフルで集中させて行う通訳で、耳で聞きながら口では違うことを話し、瞬時に通訳をするとても高度な技術です。どんなにベテランの通訳でもかなりの集中力を必要とするため一回でできる時間は20分程度だと言われているほどなんだそうです。

また、何を通訳するかでも難易度は変わってきます。

会議や商談、政治など専門分野はやはり難しい部類に挙げられるでしょう。自身も専門知識を持っていないと母国語の話題でさえ聞いて理解することだけでも大変です。

他にはテレビなどの放送通訳、観光・旅行・施設などのエスコート通訳やコミュニティー通訳などがあります。

翻訳機は技術の進化でどんどん精巧になってきていますが、専門分野に関してはやはりプロフェッショナルと呼ばれる高いスキルの通訳士がまだまだ活躍するとも言われています。

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ハングルの通訳・翻訳の仕事の違いは?

次に、通訳と並んでハングルのスペシャリストとして、挙げられる翻訳という仕事もチェックしてみましょう。通訳と翻訳の違いは何なのでしょうか。

まず、通訳は話・会話がメインで翻訳は書き言葉がメインだという違いがありますね。
どちらの方が難しい、簡単という基準では区別が出来ません。なぜならどちらも同じ韓国語の高いスキルが必要であることは変わりませんが、全く性質が違い、求められるスキルも異なるからです。

通訳の方は、スピード感やコミュニケーション能力も高く問われる仕事です。様々な場所や人の中で行われ集中力や瞬発力、適応能力も必要ですね。対して翻訳の方は、文字として形に残るものなので、語学力に加え、正確さ、文章力、表現力が必要になってきます。

なので韓国語の得意な人で通訳士や翻訳家を目指す人は、それらの仕事の違いを踏まえ、どちらが自分に向いているのか適性を見極める必要がありそうですね。

ハングルのスペシャリスト!韓国語通訳まとめ

ハングルのスペシャリストである通訳について調べて見ました。

誰もが憧れてしまうスマートでかっこいい通訳士は、かなりの高い語学力や様々なスキルが求められる職業であるということがわかりました。


この記事の監修者

チョン スジョン

韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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