ドラマでは味わえない韓国映画の魅力

引用元:https://youtu.be/xflOya8d3AU?si=1_n7jxeUNIv8_IEy
みなさん、アンニョンハセヨ!👋
韓国ドラマといえば、財閥、記憶喪失、出生の秘密、双子の入れ替わり、タイムスリップ、転生、神様、妖怪などなど
私たちの生活とは、かなり離れたぶっ飛び設定があるのがお決まり!🤭
また、韓国ドラマは、直接的な感情表現が多く日本人から見ると最高の現実逃避コンテンツといえます。
そんな韓国コンテンツは、どれもぶっ飛んだ非現実ストーリーと思われがちですが、映画では真逆!
ヒット作の多くは、韓国のリアルな社会問題を取り上げています。
現代の韓国社会における問題提起をしたり、過去実際に起きた事件や歴史的出来事を扱い韓国の闇に迫る作品が多く見られます。
私たちの知らない韓国に触れつつ、オススメのノンフィクション韓国映画をご紹介したいと思います!
韓国大好き!!な皆さんにこそ見ていただきたい作品ばかりです。
韓国の歴史を知れる作品5選!
『マルモイ ことばあつめ』(2019)

引用元:ロッテエンターテインメント
韓国語を勉強されている方必見
ストーリー
1940年日本統治下の京城(韓国・ソウル)。
日本統治下の京城では朝鮮語の使用が規制されており、名前までも日本式に変えざるを得ない時代。
窃盗などで生計を立てていたお調子者のパンス(ユ・ヘジン)は、息子ドクジンの学費を払うためにジョンファン(ユン・ゲサン)の鞄を盗む。
ドクジンも通う京城第一中学校の理事長を務める親日派の父を持つ裕福な家庭の息子であるジョンファンは、失われていく民族の言語を守るため、父に秘密で朝鮮語の辞典を創作しようとしていた…
母語の朝鮮語すら知らない非識字者のパンスは、朝鮮語学会ジョンファンと辞書作りを手伝い始め母国語の大切さに気付く。
しかし、朝鮮総督府の圧力がかかり辞書作りが思うようにいかず…
言葉が持つ力と、それを守ろうとする情熱に胸打たれます。
日本統治下という背景は、日本人にとって見ずらい内容ではありますが、ユーモアも混ざった人の温かさを知れる作品です。
韓国語を勉強中の方にぜひ見ていただきたいです!
〈視聴可能サブスク〉
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Lemino
『KCIT 南山の部長たち』(2020)

引用元:https://sskensyou.r-cms.jp/star_topic/id=23599
緊張感ある俳優さんたちの演技が見もの
ストーリー
1979年10月26日、大韓民国の大統領直属の諜報機関である中央情報部(KCIA)の部長、キム・ギュピョンが大統領を射殺するという衝撃的な事件が発生した。
大統領に次ぐ強大な権力と膨大な情報を握っていたともされるKCIAのトップは、なぜこの決断に至ったのか?
事件の40日前、元KCIA部長のパク・ヨンガクが亡命先のアメリカで下院議会の聴聞会に出席し、韓国大統領の腐敗を告発する証言を行った。さらに、回顧録を執筆中との情報も流れる。これに激怒した大統領は、事態の収拾を図ろうとするが——。
政治映画でありながらアクション映画のような銃撃戦にハラハラが止まりません。
表情一つ一つに隠されているそれぞれの思惑が、言葉なくとも伝わってくる俳優たちの演技力が圧巻です。
『KCIT南山の部長たち』見た後は、次に紹介する『ソウルの春』を時間空けずに見てください!
〈視聴可能サブスク〉
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Lemino
『ソウルの春』(2023)

引用元:https://klockworx-asia.com/seoul/
韓国政治の闇に迫る作品
ストーリー
1979年10月26日、独裁者と呼ばれた大韓民国大統領が、自らの側近によって暗殺された。
この衝撃的な事件を受け、国民の間では民主化への期待が高まっていく。
しかし、暗殺事件の合同捜査本部長に任命されたチョン・ドゥグァン保安司令官(ファン・ジョンミン)は、陸軍内の秘密組織“ハナ会”の将校たちを率い、
新たな独裁者として権力を掌握すべく、同年12月12日にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシン(チョン・ウソン)は、部下の中にハナ会のメンバーが潜むという圧倒的不利な状況の中、
軍人としての信念を貫き、“反逆者”チョン・ドゥグァンの暴走を阻止するために立ち上がる。
『KCIT南山の部長たち』とセットで見ていただきたい作品!
最初から最後まで、緊張感が途切れず圧倒的没入感があります。
韓国歴史をよく知らなくてもアトラクションのように一転二転する展開に飽きないはずです。
ラスト事実ということに唖然とするはずです。
〈視聴可能サブスク〉
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『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017)

引用元:https://klockworx-asia.com/taxi-driver/
勇気と感動の物語
ストーリー
ソウルのタクシー運転手・マンソプは、「通行禁止時間までに光州に行けば大金を支払う」という言葉に惹かれ、
ドイツ人記者ピーターを乗せて英語も分からぬまま光州へ向かう。
何としてもタクシー代を手に入れたいマンソプは、機転を利かせて検問を突破し、時間ギリギリで光州に到着。
しかし、状況の異様さに気付き、「危険だからソウルに戻ろう」と訴えるも、ピーターは聞く耳を持たず、大学生のジェシクやタクシー運転手のファンの助けを借りながら撮影を始める。
やがて事態は悪化の一途をたどる。そんな中、マンソプの頭には、ソウルでひとり留守番をしている11歳の娘のことがよぎり、不安と焦りが募っていくのだった…。
光州事件という歴史的悲劇を一般市民の視点から描いた感動作。
ソン・ガンホさん演じる主人公の成長と、真実を伝えようとする記者の使命感が胸を打ちます。
緊張感と温かさが交錯し、心に深く刻まれる作品です。
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『1987、ある闘いの真実』(2017)

引用元:https://filmarks.com/movies/77683
風化させてはいけない光州事件
ストーリー
1987年1月、全斗煥大統領による軍事政権下の韓国。
南営洞警察のパク所長(キム・ユンソク)が指揮する過激な取り調べの最中、ソウル大学の学生が死亡。
警察は隠蔽を図るが、不審に思ったチェ検事(ハ・ジョンウ)が検死を命じ、拷問死が発覚する。
政府は刑事2名の逮捕で事件を終わらせようとするが、新聞記者や看守たちは真実を暴こうと奔走。
警察の妨害が激化する中、仲間を失った大学生たち(カン・ドンウォン)も立ち上がる。
一人の死が韓国全土を揺るがし、民主化闘争へと発展していく衝撃の実話。
民主化闘争を複数の登場人物の視点で描いた事実に基づいた物語です。
感情移入し見終えた後は、悔しい感情でいっぱいになるはずです。
今日の韓国を知る為にも必須の一作です!
〈視聴可能サブスク〉
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まとめ
K-POPや、韓国ドラマでは、華やかでキラキラした韓国の姿が見れますが、韓国映画では日本人が良く知らないディープな韓国の姿を見ることが出来ます。
どの作品も公開当初韓国で多くの注目を浴びた作品ばかりです。
個人的には、『ソウルの春』を見て作品の完成度に驚きました。
難しい内容ですが、歴史をよく知らない人も置いてくことをせず、最初っから最後まで没入できます!
今回紹介した作品は、上から順番に見ていくと時系列が分かるかと思います!
歴史勉強を兼ねて、是非見てみてください!📖