独学で韓国語勉強をする前に!知っておきたい韓国語の基礎知識や勉強の順番とは?
韓国語を話せるようになりたい!
そう思って勉強を始める時、いきなり学校に行ったりするのではなく独学で勉強を始める人がほとんどでしょう。
でも、そういう経験って初めてでどうしていいかわからない、何から始めていいのかわからないと困ってしまうもの。
そうなんです。独学で何かを勉強するのってとても大変な事ですよね。
最初が肝心!
折角のやる気を無駄にしないために、独学の韓国語勉強をスムーズにスタートさせるポイントをチェックしていきましょう。
韓国語は独学でも勉強できる?
最初に確認しましょう。
韓国語は独学でも勉強できるものなのでしょうか?
はい!できます!
とは言っても、外国語です。
簡単ではありません。
勉強しようと思って、参考書を買って、やみくもに韓国語を聞いたり、見たりしていても、いつまでたっても分からないものはわからないまま。
全く韓国語を知らない状態で始めるのではなく、色々とポイントを仕入れておくべきです。
スポーツを始めるにしても、そのスポーツがどういうルールで行われるのか、どんな練習が必要なのかを知らないと何も始められません。
独学の場合は特にそうです。
独学でもスムーズに効率よく韓国語を勉強していけるように、勉強のポイントを整理していきましょう。
独学で韓国語勉強するなら何から始める?
独学で韓国語を勉強するなら、最初に知っておくことは【何から始めるのか】です。
ゼロから独学で韓国語を勉強する場合、最初のステップは【ハングル】です。
ハングルって何でしょうか?
韓国語と聞いて連想するのは「ハングル」ですが、きちんとその意味を理解しているでしょうか。
意外と、「ハングル」という言葉自体が韓国語と言う意味だと思っている人が多いようですが、それは違います。
またハングルとは韓国語の文字の事。
日本語で言うとひらがなやカタカナ、そして漢字、英語の場合はABCなどのアルファベットの事です。
赤ちゃんが成長とと主に母国語を覚えるのと違って、大人になってから外国語を勉強する時、まず最初にする事は「読み書き」、つまり文字から始めます。
韓国語を独学で勉強するとなったら、とにもかくにもまずはその言葉で使われているハングル文字から始めます。
基本となる文字をしっかり身に着ける事によって、その後の勉強をスムーズにそして効率よく進める事ができます。
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独学スタートの前にハングルの基礎知識をチェック
では、基礎となるハングルが独学のスタートとなりますが、いきなり書いたり読んだりするのではなく、ハングルに関してはいくつか知っておいていただきたいポイントがあります。
一つ目は、「ハングルは知識の革命と呼ばれるほど勉強しやすい文字」だという事です。
ハングルは1446年に朝鮮王朝の第4代王で世宗大王という人が作った文字です。
日本も昔そうでしたが、限られた特権階級の人しか読み書きはできないと言うのが当たり前でしたが、この世宗大王は学問の機会のない平民にも広く読み書きを広めたいと考え、習得しやすいハングル文字を作らせました。
ハングル文字はその読み書きに覚えやすい特徴があります。
それを理解すると、さすが知識の革命だと誰もが納得できるはず。
まずは、ハングルは勉強しやすい文字だという事を頭において、リラックスして勉強に取り組みましょう。
二つ目のポイントは「ハングルは子音と母音の組み合わせで成り立つ文字」だということです。
パッチムと呼ばれる文字を発音するときに最後に出す音(終声)もあるのですが、それはハングルの基礎をマスターしてからで大丈夫。
どんなハングルも子音と母音の組み合わせから成り立っています。
実際にハングルを見てみると、よくわかります。
例えば「あいうえお」。これをハングルで書くと「아 이 우 에 오」となります。
次は「かきくけこ」という言葉。ハングルで書くと「가 기 구 게 고 」となります。
並べてみるとよくわかりますが、何か特徴と言うか法則があるのが分かりますね。
「아 이 우 에 오」の中では「ㅇ」が、「가 기 구 게 고 」の中では「ㄱ」が子音なんです。
そして「ㅏ ㅣ ㅜ ㅔ ㅗ」これが母音に当たります。
日本語の五十音図もそうですが、あいうえおは基本となる母音で、「K S T N H…」と子音がくっついて「かきくけこ」「さしすせそ」と文字を整理して覚えますよね。
発音で言うと五十音も子音と母音を組み合わせて、綺麗に並んでいますが、ハングルの場合は文字そのものも組み合わせとなっているんです。
「ㅇ」は数字のゼロのように音がなく、この場合は母音だけを読むという意味になります。
「ㄱ」の子音はアルファベットで言うと「K」の事。それに「AIUEO」の母音を組み合わせる事によって文字ができています。
次に「S」の発音に当たる子音の「ㅅ」をくっつけるとさらに整理ができます。
「さしすてそ」は「사 시 수 세 소」と書くことができるんです。
「ㅏ ㅣ ㅜ ㅔ ㅗ」5つの母音、そして「ㅇ」「ㄱ」「ㅅ」の3つの子音を見てきましたが、この組み合わせだけでも15文字のハングルができることが分かりますね。
一文字ずつ形を覚えないといけない日本語のひらがなやカタカナと違い、このようにハングルは子音と母音を組み合わせて文字を作るので覚えやすいんです。
勉強しやすい知識の革命と言われている文字であるという事、そして具体的には子音と母音の組み合わせで出来ている文字だという事。
この二つをしっかり理解したうえで、ハングルの勉強をスタートさせてください。
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独学で韓国語勉強をする前に知っておきたい韓国語の特徴
独学の第一歩となるハングルの特徴をチェックしていきましたが、次は独学で勉強をする前に知っておくとよい韓国語自体の特徴というものがあります。
これを最初に知っておくと、独学で勉強をしていく上でも、韓国語の理解が深まり、勉強しやすくなります。
日本語と語順が一緒
まず一つ目の特徴は韓国語と日本語は語順が一緒だという事。
このおかげで韓国語は日本人が最も習得しやすい言語だと言われています。
英語と比較するとよくわかります。
「これは 本 です。」は英語では「This is a book.」となり、主語が最初なのは同じですが、動詞や目的語の順番が違います。
でも韓国語の場合、「이것은 책입니다」と言う文章になりますが、 「これ=이것」、 「は=은」、「本=책」、「です=입니다」となり、主語、動詞、目的語の順番が全く同じです。
語順だけでなく、「は=은」のように助詞があるのも大きな特徴なんです。
敬語・タメ口がある
二つ目の特徴は韓国語にも「敬語」や「タメ口」、「ですます調」があるという事です。
これも英語と比較するとわかりますが、英語には敬語はないですよね。
話をする相手や立場によって口調が変化する、日本語では当たり前ですが、韓国語も同じ。
もしそういう習慣がないなら、敬語という概念を理解するだけでも結構大変なことです。
その点、日本人には既にある習慣なので、韓国語にもあるという事は嬉しい特徴ですよね。
日本語と同じ漢字の言葉がたくさんある
韓国語には日本語と同じ漢字の言葉がたくさんあります。
これは発音がそっくりな言葉がたくさんあるという事!
例えば「記憶」これはハングルでは「기억」と書き「キオッ」と発音します。そっくりですね。
他には 「三画」は「삼각」サンガッと発音します。他には「自動車」は「자동차」と書きチャドンチャといいますし、「気分」は「기분」と書きキブンと発音します。
ほとんど同じものもありますね。
全ての漢字語が同じわけではありませんが、このようにとても近い言葉がたくさんあるのが日本語と韓国語の特徴です。
これらの韓国語と日本語の特徴や共通点を最初に知っておくのと知らないまま独学で勉強を始めるのでは大きな違いになるでしょう。
独学で韓国語勉強をする前に!知っておきたい韓国語の基礎知識や勉強の順番とは?まとめ
独学で韓国語勉強をする前に知っておきたい韓国語の基礎知識や勉強の順番、そして韓国語の特徴をチェックしてきました。
実際に勉強を始める前にこのような知識を持っておくと、必要以上に勉強だと気負うことなくリラックスして取り組めるはず。
勉強を進めるにつれ、もっと韓国語と日本語の共通点を発見していくでしょう。
是非、楽しみながら韓国語の勉強をしていっていただければ幸いです。
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