【インサ】韓国語であいさつをしてコミュニケーションをとりたい!韓国語の「インサ」を紹介!
SNSでフォローしているオルチャンが「안녕하세오(アンニョンハセヨ)!」とフォロワーにあいさつしたり、「감사함니다(カムサハムニダ)!」とありがとうを伝えたりすると、日本人フォロワーも翻訳アプリを駆使して、SNSに投稿される韓国語のあいさつにいいね!でこたえます。
K-POPアイドルのコンサートやファンミーティングでも、「안녕하세오(アンニョンハセヨ)、こんにちは!」と韓国語と日本語であいさつをしてくれます。
SNSで韓国のオルチャンをフォローしていたり、K-POPアイドルのファンだったり、韓国ドラマが好きだったり……もしかしたら身近にいる韓国人とコミュニケーションをとりたい!と思ったことがきっかけで、韓国語のあいさつに興味を持つようになった人がたくさんいるのではないでしょうか。
韓国語でも日本語でも、あいさつはとても大事なものです。
だからこそ、韓国語のあいさつを覚えて、韓国語がわからなくても韓国の人とコミュニケーションがとれるようになりたいですよね。
そこで今回は、韓国語のあいさつについてお話しします。
韓国語のあいさつは「人の行うべき事」である
韓国語であいさつは「인사(インサ)」といいます。
인사を漢字にすると、「人事」になります。
え?会社の人事?と日本人なら思うかもしれませんが、韓国語のあいさつ「人事」には「人の行うべき事」という意味があるのです。
また韓国の人は「인사(インサ)」にはあいさつだけでなく、礼儀という意味も含まれていると考えられています。
韓国の人たちは、あいさつをする時は、接客業に関係なく必ずお辞儀をしますし、握手をする時も相手が目上の人の場合、右手に左手を添える動作を加えて敬意を表すところに、あいさつとともに礼儀を尽くす考え方が見られます。
あいさつは人の行うべき事であるという認識が韓国の人たちにはしっかりありますし、日本人の私たちにとっても忘れてはいけないことではないでしょうか。
韓国語であいさつをする時に、인사の意味を思い出したいですね。
アンニョンハセヨにもバリエーションがある
「안녕하세오(アンニョンハセヨ)」は、韓国の隣国である日本でもよく知られている韓国語の代表的なあいさつです。
안녕(アンニョン)は安寧という意味です。安寧と言う漢字語に~するという意味の
하다(ハダ)動詞を接続して、「安寧でいらっしゃいますか?」という意味になります。
안녕하세오(アンニョンハセヨ)は日本語のように、「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」と時間帯によって使い分ける必要がなく、いつでも使うことができる便利な韓国語の便利なあいさつです。
しかし、안녕하세오(アンニョンハセヨ)には、TPOに合わせていくつかバリエーションがあります。
かしこまったシーンや目上の人に使う「안녕하심니까(アンニョンハシムニッカ)?」というとても丁寧な言い方は、例えば公的な場でスピーチを行う時などにも用いられます。
さらに「안녕(アンニョン)」という親しい間柄で使われるフレンドリーな言い方もあります。
いわゆる韓国語の「パンマル」なのですが、日本語でいうところのタメ口のようなもので、仲のいい友達やクラスメイト、職場の後輩などに使うことができます。
日本人にとっては相手によってどの「안녕하세오(アンニョンハセヨ)」を使うべきなのか、韓国語初心者はよく混乱してしまいます。
食事しましたか?は韓国語のあいさつです!
「식사했어요(シクサヘッソヨ)?」「밥먹었어(パム・モゴッソ)?」
は、韓国語で「食事しましたか?」「ごはん、食べた?」という意味です。
例えば、韓国ドラマを見ていると、社内でばったり会ったヒロインに「ごはん、食べた?」と前触れもなく主人公が聞き、ヒロインはとくに不思議そうな様子も見せず、笑顔で「もう、食べましたよ」と答えるといったシーンがよくありますが、字幕を追いかけると「こんにちは!」「あ、こんにちは」とあいさつに翻訳されていることに気が付き、どうしてだろうと疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
韓国では안녕하세오(アンニョンハセヨ)だけでなく、「食事しましたか?」と聞くことがあいさつがわりになっているのです。
貧しくて食べるものに苦労していた時代、相手の食事を心配して言っていたことが、今でも習慣として残ったからなのです。
韓国の人たちは안녕하세오(アンニョンハセヨ)と同じように、食事時でも食事時でなくても、どう考えても食事をとるような時間帯でなくても、「食事しましたか?」と聞きます。
そこで「まだ食べていないです」と答えると、「どうして?早く食べないとだめだよ!」と、うんもすんもなく食事をとるように説得されるのです。
식사했어요(シクサヘッソヨ)?は、自分も食べるものに不自由をしているのに、あいさつをする人の食事の心配までしていた韓国人の優しさが感じられるあいさつではないでしょうか。
まとめ
韓国語のあいさつには、敬語によって使い分けが必要だったり、文化的な影響から、日本語のあいさつとも大きく異なっています。
しかし、あいさつをすることがとても大事だということは、韓国の人たちがあいさつを「人の行うべき事」と言うように、韓国人にとっても日本人にとってもまったく変わりません。
韓国語のあいさつを覚えることで、韓国の人とコミュニケーションがとれるようになるだけでなく、韓国人への理解も深まっていくはずです。
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