韓国語コラム | 韓国の地方の呼び方・韓国語を知ろう!日本の関東・関西・中部などの分け方もある?市や道、区などの違いは?

韓国の地方の呼び方・韓国語を知ろう!日本の関東・関西・中部などの分け方もある?市や道、区などの違いは?

日本はと47都道府県で国全体を分けています。でももっと大まかに、関東、関西、中部、東北、中国、九州、北海道など地方をまとめて呼ぶ呼び方がありますね。韓国の方ではどうなのでしょうか。それぞれ何て言うのか、またそれを韓国語でもどう書くのか知っていますか?

地理を把握するのはとても大切なことです。そこで韓国の地方の呼び方、そしてその韓国語について、日本の関東・関西・中部などのように特徴も合わせてチェックして行きたいと思います。

韓国の地方の呼び方・韓国語を知ろう!

韓国の地方の呼び方をチェックしましょう。

日本は北から、北海道、東北、関東、中部、関西(近畿)、中国、四国、九州と地方がわかれています。一番身近にその分け方を聞くのは天気予報でしょうか。テレビ番組も分かれていることがありますね。

韓国はどうなのでしょうか。海外旅行先や仕事・学校などでは、ソウル、プサンが良く聞かれますが、それは都市の名前です。日本の関東・関西・中部のように分けて呼ぶ呼び方はあるのでしょうか。またそれを韓国語でもきちんと書けるようにしておきたいですよね。韓国の地理、氏名をしっかり把握することでより韓国への理解も深まり、韓国語の幅も広がるのではないでしょうか。チェックして行きましょう。

日本の関東・関西・中部のように韓国も地方の呼び方がある

韓国にも日本の関東・関西・中部のような呼び方があります。大きく分けて5つに分かれています。

京畿地方

경기지방
キョンギジバン

關東地方

관동지방
クァンドンジバン

湖西地方

호서지방
ホソジバン

湖南地方

호남지방
ホナムジバン

嶺南地方

영남지방
ヨンナムジバン

日本と同じように天気予報のニュースでよく使われていますので、リスニングの練習をしてみるのも良いでしょう。

でも、韓国にはさらに5つに分ける呼び方以外にも8つの道に地域を分けて呼ぶ呼び方もあります。

京畿道

경기도
キョンギド

江原道

강원도
カンウォンド

忠清北道

충청북도
チュンチョンブクト

忠清南道

충청남도
チュンチョンナムド

慶尚北道

경상북도
キョンサンブクト

慶尚南道

경상남도
キョンサンナムド

全羅北道

전라북도
チョルラブクト

全羅南道

전라남도
チョルラナムド

済州道

제주도
チェジュド

8つの道なので八道=팔도(パルト)と呼びます。韓国の人が自己紹介などで自分の出身を言う時は先ほど紹介した5つの分け方よりもこちらの方を使うことが多いので聞いたことあるという人もいると思います。

首都のあるソウルがあるのは京畿道です。南北で二つある忠清道、慶尚道、全羅道はまとめて呼ぶこともあります。

しかし、他にも韓国は地域の呼び方がありますね。ソウル市のような「市」の分け方です。韓国のすべてではなく、どちらかと言うと日本で言う県庁所在地のような位置づけになります。ずいぶんややこしくなってきましたが、こちらも紹介しましょう。特別市1つ、広域市6つ、特別自治市が1つの分け方があります。

ソウル特別市

서울특별시
ソウルトゥクビョルシ

仁川広域市

인천광역시
インチョングァンヨクシ

大田広域市

대전광역시
テジョングァンヨクシ

大邱広域市

대구광역시
テググァンヨクシ

光州広域市

광주광역시
クァンジュグァンヨクシ

蔚山広域市

울산광역시
ウルサングァンヨクシ

釜山広域市

부산광역시
プサングァンヨクシ

世宗特別自治市

세종특별자치시
セジョントゥクビョルチャチシ

こちらの呼び方は正式な行政区域の名前です。

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韓国の地名で市・群・区・道の違いは?

地域や区域の呼び方を見てきました。日本は47都道府県があって、県庁所在地がそれぞれにある、そして地方も関東、関西、中部などに分かれているのでわかりやすいのですが、韓国の場合はちょっと複雑ですね。

韓国の地名に使われている市・群・区・道とはどういう意味で、どういう違いがあるのでしょうか?

基本となるのは「道」でこれは日本の都道府県に近いイメージです。そしてその下に「市・群」が置かれます。ただ、ソウルやプサン、テグのように大きな都市では、それが特別市・広域市と別の名称になっているという事です。

ちなみに、特別市・広域市の下には区・郡が置かれています。アメリカのようにそれぞれが自治権を持っているわけではありません。行政区画で言うと現在の韓国は下記の17の区画に分かれています。

ソウル特別市、釜山広域市、大邱広域市、仁川広域市、光州広域市、大田広域市、蔚山広域市、世宗特別自治市、京畿道、江原道、忠清北道、忠清南道、全羅北道、全羅南道、慶尚北道、慶尚南道、済州特別自治道

なかでも世宗特別自治市は、2012年の7月1日にできたばかりの新しい自治市です。いくつかの市を編集して作られて、政府の行政機関の一部を移した「行政首都」という位置づけになっています。とても複雑ですね。

日本の関東・関西・中部などは韓国で言うとどこ?

韓国の地方の名称などを紹介してきましたが、正直かなり複雑で難しいですね。しかし、あまり難しくはじめから考える必要はありません。日本の関東は標準語、関西は関西弁などがあるようにそれぞれの地域特有の方言があり、名物もあり特徴があります。そういった地方ごとの特色を理解すると、韓国全体の理解にもつながりますし、より韓国がわかりやすくなり、韓国がもっと身近になります。。

そんな韓国の地方の特徴をもっとよく知る為に、わかりやすく日本の地域に例えて韓国の地方について紹介していきたいと思います。

まず、関東、関西のそれぞれの代表的な地名と言えば、東京、大阪ですよね。これは韓国の場合はどこに当たるイメージでしょうか。簡単ですね。

関東・東京→ソウル

関西・大阪→プサン

この二つの都市は、日本の関東、関西の関係にもよく似ていると言われて、比較されることがあります。まず、標準語と関西弁のように言葉も違います。そして関西の人の方が声が大きく、豪快で早口、おばさま(아중마:アジュンマ)たちがたくましいというのも関西とプサンは共通点に当たるとよく指摘されています。都市の規模、順位から見ても同じですね。

中部と言えば代表は名古屋でしょう。それは韓国で言うと忠清道(충청도:チュンチョンド)、大邱(대구:テグ)ではないでしょうか。首都とのソウルとプサンの中間地点ですし、イメージは似ていると思います。

またソウルの東北側にある日本海に面した江原道(강원도:カンウォンド)は韓国の中でももっとも寒さが厳しく冬は雪もたくさん降るどいうことで、東北地方にイメージが近いでしょうか。有名なドラマ「冬のソナタ」の舞台もここです。

全羅道(전라도:チョンラド)慶尚道(경상도:キョンサンド)は日本で言うとここ!とはちょっと言いにくいのですが、こちらも地方ごとにしっかり特色があります。

知っておきたい特徴としては全羅道は韓国の中でもご飯が美味しい、特に女性が料理が上手で「全羅道の女性は手の味がいい」という言い方も良くされます。ビビンバが有名なのも全羅道ですね。手の味(손맛:ソンマ)というのですが、同じ料理法でも女性の手によって全く味が違う、料理が上手な人のことを韓国語ではこのように表現します。

慶尚道は慶州市があるのですが、新羅千年の都と呼ばれていて京都と比較されることがよくあります。古墳や遺跡なども多くあって、文化遺産が散在し、都市全体が「屋根のない博物館」と呼ばれるほど。韓国の歴的建造物の代表である、仏国寺や石窟庵もここにあります。

そして一番わかりやすいのは沖縄→済州島(제주도:チェジュド)でしょう。こちらは最南端の島ということで、観光地としても栄えていて特徴的にもそっくりですね。

韓国の地方の呼び方・韓国語を知ろう!まとめ

韓国の地方の呼び方、韓国語を知ろうという事で、韓国の地名や呼び方を調べてみました。

また色んな地方の特徴を日本の都市で言うとどこだろうと当てはめてみました。韓国旅行で言うとやはり人気はソウルですが、日本も関東だけでなく関西や中部、北海道、九州などそれぞれに特徴があって一緒にはできない魅力があるのは同じですね。地理についても色々調べて韓国語の勉強にも活かせたらいいですね。

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