韓国語で「また会いましょう!」 韓国語の「またね」のあいさつをご紹介
韓国語スキルによっては韓国語でコミュニケーションがとれているかどうか、会話をしながら不安になることがあるはずです。
こんな韓国語で相手はおもしろいのだろうか。
言いたいことのこれっぽっちだって言えていない。
そんなフラストレーションがあるでしょう。
ですが、韓国語で「また会いましょう!」といわれたら、それまでの不安はすべてなくなってしまいます。
また会いたいと言ってくれている。
それだけで、とても嬉しいでしょう。
また会いましょうはとても素敵な言葉です。
相手との関係によっては、もっと親しげに「またね」ということもあるかもしれません。
相手からまた会いましょうと言ってもらえるのも嬉しいですが、自分からもまた会いましょうと言いたいものです。
たったワンフレーズで自分の気持ちがわかってもらえるでしょう。
では、韓国語でまた会いましょうはなんていうのでしょうか?
今回は、韓国語の挨拶をご紹介します。
【韓国語でまたね】 또 봐(ト ボァ)
日本語のまた会いましょうの「また」は、わかりやすくいうと「再び」という意味になります。
英語だと「アゲイン」にあてはまります。
日本語の「また」に該当する韓国語が또(ト)です。
あれ? 韓国語の「また」は다시(タシ)じゃなかったっけ? と思ったかもしれません。
韓国語の다시(タシ)は繰り返すという意味の「また」です。
また会うことは繰り返しません。
また会うとき限りです。
そのため、またねというときは다시(タシ)ではなく또(ト)になります。
韓国のオンマたちが、なかなかわかってくれないこどもに또(ト)!といったり、冗談ばかりの同僚を또(ト)!と小突いたりすることも、韓国ではよくあることです。
韓国語の보다(ポダ)は「見る」という意味の言葉です。
パンマルの言い方にしたのが봐(ボァ)になります。
つまり、또 봐(ト ボァ)は「また見たい」といっているわけです。
違和感があるかもしれませんが、これは보고 싶다(ポゴシッㇷ゚ダ)と同じことです。
相手に会うということは、相手を見ることになります。
韓国語では「見る」ということで会うことを意味しているのです。
そのため、韓国語では또 봐(ト ボァ)がまたねに該当します。
また、또 봐(ト ボァ)は또 봐요(ト ボァヨ)とカジュアルな敬語表現であるヘヨ体でいうこともできます。
この場合、日本語にすると「また会いましょうね」といったところでしょう。
【韓国語でまたね】 또 만나(ト マンナ)
韓国語でまたねというとき、또 봐(ト ボァ)ではなく또 만나(ト マンナ)ということができます。
韓国語で会うという言葉には、보다(ポダ)だけでなく、만나다 (マンナダ)もあります。
韓国語でもこのときは보다(ポダ)、このときは만나다 (マンナダ)とはっきりいえるほどではありませんが、ニュアンスにおいては違いがあります。
広義的であるのは보다(ポダ)です。
どちらの「会う」がふさわしいかわからないときは、또 봐(ト ボァ)がいいかもしれません。
では、만나다(マンナダ)はどうなのでしょうか。
만나다(マンナダ)はおおむね3つのニュアンスがあげられます。
ひとつは約束したうえで会うこと。
ふたつは出会うという意味であること。
そしてもうひとつは遭遇するという意味であることです。
韓国語のニュアンスを踏まえたうえで、「またね」を또 봐(ト ボァ)でいうのか、또 만나(ト マンナ)でいうのか意識してみると、よりネイティブらしくなるでしょう。
例えば、いつものカフェで毎朝「ばったり」会うような関係だったとします。
この場合、보다(ポダ)のほうが相応しいでしょう。
なぜなら、ばったりと遭遇する会うだからです。
ですが、だからといって또 만나(ト マンナ)といってもおかしいわけではありません。
【韓国語でまた会いましょう】 또 뵙겠습니다(ト ベㇷ゚ケッスㇺニダ)
韓国語でまた会いましょうというとき、敬語を意識しなければならない相手であることもあります。
この場合、또 봐요(ト ボァヨ)、あるいは또 만나요(ト マンナヨ)というヘヨ体でも、失礼にあたることがあります。
したがって、또 뵙겠습니다(ト ベㇷ゚ケッスㇺニダ)という言い方をする必要があります。
또 뵙겠습니다(ト ベㇷ゚ケッスㇺニダ)は日本語にすると「またお会いいたします」にもなりますし「またお目にかかります」ともなります。
또 봐요(ト ボァヨ)、또 만나요(ト マンナヨ)よりも、丁寧な言い方ができるのです。
これをハムニダ体といいます。
韓国語のより丁寧な敬語にあたります。
뵙겠습니다(ペㇷ゚ケッスㇺニダ)の辞書形は뵙다(ベプㇷ゚ダ)で、보다(ポダ)に対する謙譲語に当たります。
フォーマルな場面でも活用できるでしょう。
まとめ
韓国語でまた会いたいという気持ちを相手に対してわかってもらいたいとき、또 봐(ト ボァ)、또 만나(ト マンナ)で「またね」ということもできますし、親しいながらも敬語でなければいけない場合は또 봐요(ト ボァヨ)、또 만나요(ト マンナヨ)、さらに丁寧に또 뵙겠습니다(ト ベㇷ゚ケッスㇺニダ)ということもできます。
또 봐(ト ボァ)と또 만나(ト マンナ)の辞書形は、それぞれ보다(ポダ)と만나다(マンナダ)です。
いずれも会うという意味ですが、ニュアンスには違いがあります。
それぞれのニュアンスを意識したうえで使い分けるといいでしょう。
韓国語でまた会いたいという気持ちを言うことができれば、相手の韓国人も嬉しい気持ちになるでしょう。
自分だってまた会いたいと言われたら嬉しいものです。
またね、またね、またね……と何度も会っているうちに、想像していたよりずっと親しくなっていることもあるでしょう。
積もる話は韓国語で……となるのはいいものの、親しくなれば親しくなるほど、韓国語スキルが追いつかず、言いたいことがたくさんあるのに言葉にできないことも増えてくるかもしれません。
韓国語スキルをアップしなければならないと実感するでしょう。
K Village 韓国語では、韓国人の先生が初心者にもわかりやすく韓国語を指導してくれるので、韓国語スキルを心配する必要はありません。
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チョン スジョン
韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。
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