韓国語の読解はレベルごとにステップを踏んだ勉強法を!
韓国語を勉強し、少しずつ理解できるようになったら次は読解力をもっと深めたくなりますね。読解力が付くとさらに韓国語が面白くなります。初級、中級とレベルに合わせた勉強法とレベルを上げる為の方法をご紹介します。
【韓国語の読解】初級~中級向けの勉強
まずは初級、中級の方向けに韓国語と読解の勉強方法についてご紹介します。
初級の方がいきなりレベルの高い勉強をしても、難しいと感じて挫折してしまいます。また初級から中級に向かう壁は厚いと言われるように、初級である程度読解力を付けた後は、勉強方法を変えて中級用の読解の勉強をすることが大切です。
韓国語の初級 優しい読解
韓国語の初級レベルの方が行うべきなのは、まずは優しい読解からです。
ただし読解力を身につけるには当然のことながら単語を知る必要があります。単語をただひたすら覚えるのではなく簡単な文章を覚えることで単語の意味と読解の両方を学ぶ方法がおすすめです。
ではいくつか、簡単な問題をやっていきましょう。
日常生活でもよく使用されるのが「다」という単語です。全部という意味がありますが、ほとんどという意味で組み合わせて使うこともあります。では、短い文章の読解問題です。意味を考えてみましょう。
問題:벌써 다 먹었어?
答え:もう全部食べたの?
問題:다들 도대채 어디 갔어?
答え:みんな一体どこに行った?
問題:들 다 마음에 들어요.
答え:2つとも全て気に入ります。続いてことわざを使って読解力をつけていきましょう。
問題:가문 덕에 대접 받는다答え:親の七光り
問題:개천에서 용 난다
答え:鳶が鷹を生む
問題:금강산도 식후경
答え:花より団子
問題:눈에는 눈 이에는 이
答え:目には目、歯には歯
問題:구두장이 셋이 모이면 제갈량보다 낫다
答え:三人寄れば文殊の知恵
日本語でもおなじみのことわざですね。まずは1つからでも覚えて行くようにしてください。そうすることで少しずつでも語彙力が増えるので、読解力も高まり、自分で文章を作ることにも慣れてくるでしょう。
韓国語の勉強方法については、「韓国語 勉強方法」の記事でより詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。(内部リンク)
韓国語の中級 難しい読解
知っている単語も増え、少しずつ初級の読解が理解でき始めたら、中級レベルの少し難しい読解問題にチャレンジしていきましょう。
問題:노트하고 연필을 샀어요
答え:ノートと鉛筆を買いました
問題:이 카레은 둘이 먹다가 하나가 죽어도 모를 정도로 맛있다.
答え:このカレーは顎が落ちるほどおいしい。
問題:아내에게 약점을 잡혀 있는 울며 겨자 먹기로 요구에 응했습니다.答え:妻に弱みを握られているので、泣く泣く要求に応じた。
少し長い文章でしたが意味が理解できましたか?
読解力をあげるのに簡単な勉強方法として、韓国語で書かれた日記を読む、自分でも書くという方法があります。また韓国語で手紙を書いて交換するという方法も有効です。日記や手紙は比較的に身近に感じやすいので続けやすいというメリットもあります。
では、手紙でよく使われる文章をいくつかご紹介しましょう。
오랜만이에요
お久しぶりです
곧 답장 받길 기대할게
お返事を楽しみに待っています
글을 써주셔서 진심으로 감사드립니다
手紙をくれて本当にどうもありがとう
많이 바쁘시겠지만 힘내세요
お忙しいですが、頑張ってくださいね
푹 쉬어요
ゆっくり休んでくださいね
日記を取り入れた詳しい勉強法は「韓国語 日記」の記事を、手紙を利用した詳しい勉強法は「韓国語 手紙」の記事を参照ください。(内部リンク)
韓国語の読解力のレベルが上がる方法
韓国語の読解力をよりしっかりと身につけるためにおすすめの練習方法をご紹介しましょう。
韓国語におすすめのTOPIK読解練習法を活用
これからご紹介するのはTOPIK読解練習法を活用する方法です。
ポイントは2つです。1つ目のポイントは全体の文章を早く読む練習をすることです。1回だけではなく何度も何度も繰り返して早く読んでいきましょう。
2つ目は接続詞にラインを引いていくことです。日本語でも同じですが、接続詞は文章の繋ぎであり、意味を補足する、話を変える、理由を提示するなどポイントとなる部分です。接続詞の後には重要な意味がくることが多いため、接続詞を見つけることができれば読解をしやすくなります。
よくでてくる接続詞をいくつかご紹介しますね。
그러나(しかし)、그렇지만(でも)、그리고(そして)、그래서(だから)、그럼(では)
そして最後に内容の要約をすることです。全体の文章を2行程度にまとめましょう。そうすることで、より内容を理解することができます。
韓国語のプロのレッスンを受ける
自力で勉強する、友達などと交流することで勉強するというのも非常に有効な方法です。しかしどうしても限界が出てきてしまいます。そこでより読解力をアップするには、韓国語のプロのレッスンを受けることです。
レッスンをきっちり受けることで読解力があがることはもちろん、今までなんとなく理解していた点が線となって繋がります。そのため韓国語が全体として理解でき、その後の勉強にも深みが出るでしょう。日本人が苦手なヒアリングやリスニング力も身に付きます。
ただプロのレッスンというと高いのではと思いがちですが、K village(https://kvillage.jp/)はリーズナブルな価格ではじめることができます。1レッスン550円(税込)~で受講することが可能です。また今なら入学金の5,000円を免除しているので、初めての人でもレッスン料のみで学べることが出来ます。
レッスンを選ぶ際のポイントを3つご紹介しましょう。
1つ目はアクセスが良い、通いやすい教室を選ぶことです。ここで躓くと続けることが難しくなります。
2つ目は料金面です。多くの場合入学費とレッスン料が必要です。レッスン料は何分のコースかも確認が必要です。ただ金額の安さだけに目を向けるのではなく、費用対効果を見極めましょう。
3つ目は講師が韓国人講師であることです。日本人講師でも韓国語に長けている人はいますが、やはりネイティブのレッスンを受ける方がレベルもあがります。
韓国語が出来るようになれば、難解な読解に挑戦してみよう
読解レベルをレベルアップし、資格を取得したい!仕事として翻訳にチャレンジしてみたい!という方におすすめの勉強法をご紹介します。
韓国語の長文読解で資格の勉強
韓国語が中級レベルに達し、さらに上にいくためには、長文読解をマスターすることが大切です。
韓国語能力試験でもTOPIKⅡ3級から6級が中級~上級レベルとなります。3級は日常生活レベル、4級はニュースなどを理解できるレベル、5級は専門的な政治や経済などの会話もできるレベル、6級はネイティブに近く自己表現がスムーズにできるレベルです。
資格に合格する為の対策として、聞き取りに関しては細かい文法よりも全体を理解するように努めることが大切です。読解に関しては日頃から韓国語の本などを時間内に読んで理解する力をつけるようにしましょう。書き取りの場合は誰かの添削がないと伸びづらいものです。書きっぱなしではなく文法のチェックを含め確認してもらうようにしましょう。
韓国語の文章からの翻訳・通訳に挑戦
読解レベルをあげることで翻訳や通訳などもできるようになってきます。翻訳機などもありますが、精度が低いことから翻訳や通訳ができる人は非常に優遇されます。
また文章をスムーズに書き取りできるようになるには、ハングルドリルなどで練習問題をこなすのがいいでしょう。ウェブ上の練習問題を利用する方法もおすすめです。
簡単な方法ですが効果的なのが韓国語のドラマや映画などを字幕なしで見る方法です。最初は日本語字幕ありでもいいですが、内容がつかめた後は字幕なしで見るのがおすすめです。
現地の友達を作るのも手っ取り早い方法です。特にスピーキングを身につけるには欠かせません。
まとめ
韓国語の読解力を深めたいという方は、初級から順に勉強していきましょう。まずは優しいレベルの読解からはじめると、挫折しにくくモチベーションも上がります。
独自の勉強だけではなかなか読解力が上がらないという方は、韓国語レッスンに通うことも検討してみてはいかがでしょうか。
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