韓国語の句読点はどう使う?作文や手紙の書き方も紹介!
韓国語を勉強していると句読点はあるの?どうやって使うの?など気になりますよね。
韓国語を学ぶなら句読点の使い方もおさえておきたいところ。
今回は、韓国語の句読点の使い方や手紙や作文の書き方を紹介しています。
韓国語に句読点はない?あるの?
韓国語の文章に「。」や「、」などの句読点を見かけることは少ないかもしれません。
韓国語の句読点の有無について説明していきます。
韓国語の句読点について
韓国語にも句点や読点があります。
基本的に「、」のように読点では使用せず、スペースをいれるのが特徴です。
文章にスペースを入れながら書くといえば英語もそうですよね。
ただし英語は「This is a pen.」といったように、単語ごとにスペースを打ちます。
韓国語は文節ごとにスペースを入れるのが特徴です。
たとえば「仕事する」ではスペースを入れませんが、「仕事をする」ではスペースを入れます。
このスペースを入れて書く方法は“分かち書き”ともいわれています。
例:
・「仕事する」・・・일하다/イラダ
・「仕事をする」・・・일을 하다/イルル ハダ
韓国語は基本的に横書きで、縦書きは滅多に使いません。
句読点を使用する場合、韓国語では下記のようにそれぞれ使いわけます。
・横書き・・・「,」「.」
・縦書き・・・「、」「。」
韓国語の文章中の符号について
ここでは、韓国語を表現する符号について説明します。
終止符(마침표、マチムピョ)・句点マチムピョ/コリジョム(마침표/고리점)
韓国語では、終止符全体のことを「마침표/(マチムピョ)」と表します。
前述していますが、主にピリオドは横書きで使います。
一方で、句点は縦書きで使用されます。
「.」欧文や文も終わりに打つ符号「ピリオド」。
“ピリオドを打つ”という言葉が使われていますよね。
はじめのうちは、韓国語でどっちがピリオドで、どちらが句読点なのかわかりにくく、混在してしまいがちです。
焦らず少しずつ覚えられるように、練習していきましょう。
終止符の「・」ピリオドは韓国語では以下のように使用します。
「.」(ピリオド)
마침표/온점「マチムピョ/オンジョム」
横書きイコールピリオドだと覚えておきましょう。
また、句読点の「。」を韓国語では以下のように表現します。
「。」(句読点)
마침표/고리점マチムピョ/コリジョム
縦書きイコール句読点だと頭に入れておきましょう。
他の終止符を韓国語は下記となります。
「?」(疑問符)
물음표(ムルムピョ)
「!」(感嘆符)
느낌표(ヌッキムピョ)
休止符(쉼표、シンピョ)
終止符って単語は知っているけれど、どんなものだったかな?と忘れてしまっている人もいるのではないでしょうか。
休止符は以下のようなものがあります。
・「,」(コンマ)
・「、」(読点)
・「・」(中点)
・「/」(スラッシュ)
・「:」(コロン)
・「;」(セミコロン)
これらの休止符のことを韓国語では、休止符全体を쉼표(シンピョ)と表します。
쉼표(シンピョ)は、主にコンマや句読点を指しているケースが多いです。
基本的に横書きだとコンマ、縦書きだと読点を使用されるため、両方しっかり覚えておきましょう。
休止符を韓国語で表すと以下になります。
「,」(コンマ)
쉼표/반점(シンピョ/パンジョム)
横書きイコールコンマだとしっかりおさえておきましょう。
「、」(読点)
쉼표/모점(シンピョ/モジョム)
「・」(中点)
가운뎃점(カウンデッチョム)
「/」(スラッシュ)
빗금/슬러시(ピックム/スロシ)
「:」(コロン)
쌍점/콜론(サンジョム/コロン)
「;」(セミコロン)
쌍반점/세미콜론(サンパンジョム/セミコルロン)
引用符(따옴표、タオムピョ)
普段あまり使用することはありませんが、手紙や文章を書くときに使う機会があるため覚えておきたいのが引用符。
人の文章や言葉、文献などを引用する際に使用するため、覚えておくと便利です。
韓国語の文章は基本的に横書きです。
したがって、一般的に引用する際には引用符を使います。
引用符には以下のような種類があります。
・「“」 ダブルクォーテーションマーク
・「’」 クォーテーションマーク
・「『』」 二重鍵括弧
・「「」」 かぎ括弧
上記、引用符を韓国語では下記のように表現します。
「“」ダブルクォーテーションマーク
큰 따옴표(クン タオムピョ)
韓国語では「大きい引用符」といわれています。
「’」クォーテーションマーク
작은 따옴표(チャグン タオムピョ)
韓国語では「小さい引用符」と表現されます。
クォーテーションマークは「따옴표/タムオピョ」と覚えておくとわかりやすいですよ。
「『』」二重鍵括弧
겹낫표(キョンナッピョ)
「「」」かぎ括弧
낫표(ナッピョ)
かぎ括弧は「낫표/ナッピョ」と覚えておくと便利です。
括弧(묶음표、ムックムピョ)
SNSやメールなどで頻繁に使用する括弧(かっこ)。
括弧といっても様々な種類があるので気を付けましょう。
括弧の種類は日本語も「知らない」という人も多いはず。
括弧の種類を知りつつ、韓国語での表し方をインプットしていきましょう。
括弧の種類は下記になります。
・「{ }」中括弧
・「[ ]」亀甲括弧
・「」山形括弧
・「( )」丸括弧
括弧の見た目で区別すると理解しやすいですね!韓国語では各括弧は下記で表します。
「{ }」中括弧
중괄호(チュンガロ)
「[ ]」亀甲括弧
대괄호(デガロ)
「」山形括弧
표제괄호(ピョジェガロ)
「( )」丸括弧)
소괄호(ソガロ)
その他の記号
韓国語を勉強している人でも意外とわからないのが韓国語での記号の名称。
記号を抑えておくと韓国語上級者かも?!
記号ごとの名称と読み方を紹介します。
「*」(アスタリスク)
별표/아스테리스크(ピョルピョ/アステリスク)
電話のアスタリスクの場合は「별표/ピョルピョ」を使います。
「#」(シャープ)
올림표/샤프(オリムピョ/シャプ)
「☆」(星印)
별표(ピョルピョ)
「♡」(ハート)
하트/사랑표(ハトゥ/サランピョ)
「♪」(音符)
음표(ウムピョ)
「〇」(丸)
동그라미(トングラミ)
「△」(三角)
삼각형/세모(サムガッキョン/セモ)
「□」(四角)
사각형/네모(サガッキョン/ネモ)
「×」(バツ)
엑스자/엑스표(エッスチャ/エッスピョ)
「&」(アンド)
앤드(エンドゥ)
「卍」(まんじ)
절 표시(チョルピョシ)
日本語で절 표시の読み方となんとなく似ている記号もありますね。
イメージを結びつけると覚えやすいですよ。
漢字のように、韓国語の記号にも由来があります。
ユニークなものでは、“形が似ているから”という理由で名前が付いた記号があります。
一部の由来を紹介します。
「@」(アットマーク)・・・골뱅이/앳(コルベンイ/エッ)
「골뱅이」はカタツムリという意味の単語なのです。
アットマークの形ってよくみるとかたつむり似ていませんか?
実は、@がカタツムリに似ているので골뱅이と呼ばれているのです。
上記で紹介した、「〇」(丸)・・・동그라미(トングラミ)も韓国語の「동그랗다(まるい)」が由来しています。
また「×」(バツ)・・・엑스자/엑스표(エッスチャ/エッスピョ)は「X(エックス)」が由来です。
それぞれの記号の由来を知ると、韓国語の面白さや奥深さを改めて実感できます。
他の記号にも由来があるのでぜひ調べてみてくださいね。
韓国語の手紙と作文の書き方!
韓国語の句読点の名称や読み方を知ったら、次は手紙や作文を書いてみましょう。
実際に口に出して発音しながら使用すれば、インプットの向上が期待できそうです。
ここでは、韓国語の手紙や作文を書く方法を紹介しています。
韓国語能力試験には「作文」の試験項目があります。
これから韓国語能力試験を受験しようと思っている人は書き方を参考にしてくださいね。
韓国語の手紙の書き方
【○○へ/○○より】といった手紙の書き始めや締めは、以下のように書きます。
相手との立場や関係性によって、書き方が異なります。状況に応じて書き分けていきましょう。
《○自分よりも立場が上や年齢が上の場合》
・「○○께(○○へ)」/読み方:ケ
・「○○올림・드림(○○より)」/読み方:オリム・トゥリㇺ
「올림」・「드림」はどちらも使用できます。
一般的には「올림」を使用する人が多いようです。
《親しい相手の場合》
・「○○에게(○○へ)」/読み方:エゲ
・「○○가(○○より)」/読み方:ガ
くだけた表現となるため、年上の人や目上の人には使わないようしましょう。
《敬称》
日本語の敬称では「様」が広く使われますが、韓国ではどうなのでしょうか。
韓国語で一般的に使用される敬称は「貴下」です。
日本ではあまり馴染みがない貴下ですが、「様」と同じよう使われます。
韓国語では丁寧な表現として使用されています。
・(貴下)・・・귀하キィハ
他にも韓国語の敬称には「에게/エゲ」「귀중/クィジュン」などがあります。
・에게(エゲ)・・・親しい友人に使用します
・귀중(クィジュン)・・・日本の“御中”にあります
【結びの言葉】
自分の気持ちを一言伝えたい……。
手紙の結びの文章を韓国語ではどう書くのか紹介します。
読み方も一緒に覚えると使える韓国語も広がりますよ。
답장 받길 기대할게.(お返事を楽しみに待っているよ)
読み方:タッチャン パッキル キデハルケ
늘 건강하시고요.(いつも元気でね)
読み方:ヌル コンガンハシゴヨ
오늘도 행복한 하루 되세요.(今日も幸せな1日を)
読み方:オヌルド ヘンボッカン ハル セヨ
앞으로도 응원할게요(これからも応援しています)
読み方:アプロド ウンウォンハルケヨ
手紙についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
■韓国語関連記事
ハングルで手紙を書きたい!手紙の書き方や綺麗な字で書くコツなど
韓国語の作文の書き方
韓国語能力試験には「作文」の出題があります。
リスニングや文法と違って、作文は勉強の方法が難しいです。
どうやって勉強したら良いのかわからない人もいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは韓国語での作文の書き方を紹介します。
まずは“原稿用紙を正しく使う方法”をマスターしましょう。
用紙を使えないと減点されてしまうこともあります。順に説明していきます。
①はじめにジャンルを記入し、自分がどのような文を書くのか記載しておきましょう。
②ジャンルを書かなくて良い場合は、1行目は空欄にします。
③タイトルは2行目の真ん中に。
文字数を数えてから書くと慌てずにすみます。
分かち書きも文字数にカウントされるため、あらかじめしっかり計算しておきましょう。
④次に名前を記入します。
名前の終わりから2マスは空欄にします。
⑤本分を書き始める際には、名前下を1行空欄にします。
さらにこの時には(名前の下から2行目に本分を書き始めるとき)、左1マスを空けて書き始めます。
実際に作文を書きながらシュミレーションしてみましょう。
作文を書いているときには以下のポイントにも気を付けましょう。
【作文のポイント】
・段落が変わるときは1マス空ける
・句読点の次は空けない(記号1つに対してマス1つでOKです)
・句読点が行の最初に来る際は前の行の最後に書く
・括弧は次の行から書く
・会話で始まる場合は、改行。
さらに1マス空けてからダブルクォーテーションマーク「”」でかこむ
・句読点と括弧は同じマスに書く
・疑問符「?」や感嘆符「!」などの記号を使用した場合は、場合は1マス空けて次の文章を書く
・数字やアルファベットは2文字で1マス使用する。
大文字のアルファベット、小文字でも1文字しかない場合は1マスで書いてOK。
3文字の場合、2文字を1マス、残りをもう1マスに書く
「文章だけではわからない」「もっと詳しく知りたい」
韓国語の句読点や記号を勉強するなら韓国語教室「K Village」で勉強してみませんか?K Villageは、なんと550円(税込み)から韓国語のレッスンが受けられます。
東京、横浜、名古屋、大阪、福岡など全国でレッスンを展開中。
講師は日本語が話せるネイティブスピーカーなので、「韓国語がまったく喋れない……」という人も安心です。
1対1の個人レッスン~グループレッスンがあり、自分が学びたいスタイルで韓国語の勉強が可能。
「楽しく勉強できる」「とってもリーズナブル」と通われている生徒からの評判も良く満足度はなんと95%です。
韓国語の句読点をもっと知りたい!
手紙や作文を書けるようになりたい人も、親切丁寧にレッスンします。
業界最安値の韓国語学校『K Village 韓国語』のレッスンをぜひ一度、体験してみてくださいね。
まとめ
韓国語は「.」ピリオドは横書き、「。」句点は縦書きに使用します。
文節ごとにスペースを入れる特徴があります。
K Villageで、句読点の知識をもっと深めませんか?
ワンコインから通えるので気軽に韓国語が学べますよ。
【PR】K Village 韓国語K Village 韓国語は13,000人が通う日本最大の韓国語教室。講師は全員日本語もバッチリ。受付には韓国留学経験もある日本人スタッフもいて安心。
まずは無料体験レッスンで韓国語を楽しんでみませんか?全国21校 + オンラインレッスンでおまちしております!