韓国語の勉強は歌詞でもできる?注意点は?
若い世代を中心に日本でも人気のあるKPOP。日本語に訳されている曲もかっこいいですが、韓国語バージョンを自分でも歌えるようになったり、歌詞の意味を知ることができたりしたらもっと楽しくなりそうですよね。
今回は、KPOPの歌詞を使って楽しく韓国語を覚える方法を解説します。勉強に向き不向きの曲や、歌詞で勉強する際の注意点もご紹介します。韓国語を歌詞で勉強したい方はぜひ参考にしてみてください。
歌詞で韓国語を覚えるメリット
好きなKPOPの歌詞で韓国語を覚えるメリットは、歌いながら楽しく覚えられることです。しかし、歌詞やリズムによって韓国語の勉強に向いているものと向いていないものがあります。
楽しく覚えられる
学習のために用意されたテキストは、自分に関心がない題材が多く、集中して勉強するのはなかなか難しいですよね。しかし、KPOPの歌詞は音楽に合わせて口ずさむうちに、自然と単語や表現を覚えることができます。好きな曲であれば、モチベーションを保ったまま楽しく勉強を続けることができます。
人気の楽曲は、ダウンロードやYouTubeでいつでも好きな時に聴くことができるので、お昼休みや通勤通学の隙間時間に勉強できるのも嬉しいですね。
歌詞を題材にして勉強することで、韓国語の学習に必要なリスニング(聞き取り)、ライティング(読み書き)、ヒアリング(聞こえてくる)、トーキング(話す)の力を全て身につけることができるという大きなメリットもあります。
韓国語の勉強に向いている歌詞は?
しかし、勉強の題材にする歌詞は、KPOPであればなんでもいいというわけではないので、勉強に向いている歌詞を選んでくださいね。
「話しかける歌詞」「会話形式の歌詞」は実用的な言葉が使われていることが多いので、韓国語の勉強に向いています。
逆に、「テンポの速い楽曲やラップ」は、リズムに合わせて表現を省略していたり、辞書に載っていない流行りの言葉などが入っていたりするので、韓国語の勉強には向いていません。
歌詞で韓国語を勉強する流れ
それでは、KPOPの歌詞で韓国語を勉強する流れをご紹介します。用意するものは、ノート、ペン、辞書です。辞書の代わりに、パソコンやスマホを使って調べることができるので、辞書を持っていない方も安心してくださいね。
インプット→アウトプットを繰り返す
まずは、好きなKPOPを韓国語バージョンで何度も聞きましょう。そして、韓国語の歌詞を歌詞カードや掲載サイトを見ながらノートに書き出します。この時、自分の好きなアイドルのノートなどを使うとさらにモチベーションが上がりますね。
次に、辞書を使って自分で訳していきます。分からない所はそのままにして、分かる所からどんどん訳してみてください。分からない所は、前後の単語から意味が分かるものや、曲全体の雰囲気から分るもの、自分がレベルアップしたときに分かるようになるものなど色々あります。
そして、音楽に合わせて何度も歌ってみましょう。韓国語には日本語にない舌の動かし方があります。口に出して何度も言うことで、舌の動かし方を練習することができ、話す力が身につきます。
最後に、自分で訳した歌詞の答え合わせをしてみましょう。WEB上には韓国語の歌詞を和訳したものなどがたくさんありますので、自分の訳した歌詞と比べてみましょう。
単語やフレーズを覚えたら、TwitterなどのSNSで韓国語を使って投稿してみてもいいかもしれません。日常のつぶやきや、日本語訳したKPOPの歌詞などを気軽にアウトプットしてみてください。もしかしたらWEB上で、韓国語の勉強をしている仲間に出会えるかもしれませんよ。
このインプットとアウトプットを繰り返すことで、韓国語の知識と実力が積み重なっていきます。インプットだけを頑張っても表現する力はつきませんし、アウトプットをしたくても、インプットしたものがなければ伝えられることが何もありません。間違いなど気にせず、どんどんインプットとアウトプットを繰り返しましょう。
歌詞でよく登場するフレーズ
次にご紹介する言葉は、韓国語の歌詞によく出てくるフレーズです。フレーズをたくさん覚えると、リスニングの力がつきます。自分の知っている単語が聞き取れると、さらにやる気が出てきますよ!
나(ナ=僕、私)
우리(ウリ=僕たち、私たち)
오빠(オッパ=お兄さん)
사랑해요(サランヘヨ=愛してます)
감사합니다(カムサハムニダ=ありがとうございます)
너무(ノム=とても)
하지마(ハジマ=止めて、しないで)
歌詞で韓国語を勉強するデメリット
楽しく韓国語を勉強できる一方で、KPOPの歌詞で勉強するデメリットもあります。それは、曲のリズムに合わせて歌っているため、単語の正しい発音や用法を知ることができないのです。単語の正しい発音や用法を身につけるためには、KPOPの曲以外で韓国語の基礎を勉強する必要があります。
正しい発音が身につかない
歌詞では、曲のリズムに合わせて歌っているため、正しいイントネーションがわかりません。日本語の発音には無い激音や濃音、パッチムの正確な発音も、曲からでは勉強することができません。
実は、韓国人でも歌詞を見ないで正しい単語を聞き取るのは難しいです。韓国のバラエティー番組で、KPOPの歌詞を正しく聞き取るクイズがあるのですが、聞き取りクイズに正解できる方はほとんどいないのです。
私たちも、歌詞を知らない日本語の曲は歌詞カードを見ないで聞き取ることは難しいですよね。メロディーに合わせた歌詞は、言い方も発音の仕方も全く違うものになっています。
正しい韓国語とは限らない
歌詞特有の言い回しがあるので、日常会話で使わないような表現のフレーズもあります。話す相手によっては、敬語の間違いなど、ふさわしくない言い回しがあるので注意が必要です。
KPOPの歌詞を完璧にマスターして上手に歌えるようになっても、韓国語を話せるようにはならないでしょう。まずは、韓国語の基礎である単語と文法を覚えることが大事になります。
韓国語の基礎を身に着けている中級学習者であれば、マンネリ化しやすいテキストでの学習の息抜きにKPOPの歌詞を使って勉強することは非常に効果的です。知っている単語やフレーズは自然と耳に入ってきますし、歌詞を声に出して繰り返すことで、実践的に韓国語を勉強できます。
もし、初心者の方が独学で勉強を続けていく中で、一人で勉強することが難しいと感じることがあれば、韓国語教室に通うという選択肢もあります。韓国語の勉強に必要な基礎知識や、効率的な勉強方法を教えてもらえますし、分からない所があれば、その場で聞いて解決できるので、短時間でレベルアップできる可能性もあります。
何より、一緒に勉強している仲間がいると常に刺激を受けられるので、自分も頑張ろうとやる気がでますよ。
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まとめ
楽しみながら韓国語を勉強できるKPOP。好きな曲をいつでも聞くことができ、モチベーションを保ちながら韓国語を勉強するのにぴったりです。
しかし、正確な発音や用法、正しい韓国語を知ることは非常に難しいので、単語や文法などの基礎も学びながらKPOPの歌詞で勉強するのが理想的です。
韓国語で曲が歌えるようになると、カラオケでたいへん盛り上がりますので、ぜひKPOPの歌詞で韓国語の勉強を始めてみてください!
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