時間やお会計でも使える韓国語の数字を覚えたい!ハナ・トゥㇽ・セッ!固有数詞と漢数詞?くわしくご紹介!
「ハナ・トゥㇽ・セッ……チャン~!」
韓国ドラマのワンシーンで、主人公の男性がヒロインを振り向かせます。
すると、そこには彼女のために用意したバースデーケーキとプレゼントが……!
サプライズが大好きな韓国人だからこそ、日常でも珍しいシチュエーションではありません。
韓国ドラマを見ていて、「ハナ・トゥㇽ・セッ」ってなんだろう?と疑問を抱いているのではないでしょうか。
ハナ・トゥㇽ・セッは、韓国語のひとつ・ふたつ・みっつという数字なのです。
……あれ?韓国語の数字は「イㇽ・イ・サㇺ」じゃないの?
もちろん、韓国語のイㇽ・イ・サㇺ……も、韓国語の数字です。
そこで、今回は韓国語学習者も混乱しやすい、韓国語の数字についてご紹介します。
韓国語の数字には固有数詞と漢数詞があった!
ハナ・トゥㇽ・セッ……は、韓国語の「固有数詞」です。
朝鮮半島で古代から使われ続けていた数字の数え方になります。日本語の「ひとつ・ふたつ・みっつ」のようなものだといえるでしょう。
そして、イㇽ・イ・サㇺ……は、韓国語の「漢数詞」なんです。
日本語で「いち・に・さん」と数えるのと同じです。
韓国語では、イㇽ・イ・サㇺ。
日本語では、いち・に・さん……それぞれ発音が似ています。
韓国語では中国からの借用語がたくさんあります。中国語の数字の数え方にも影響を受け、現在では漢数詞として定着しているのです。また、中国語の影響を受けたのは日本も同じです。そのため、日本の漢数字とも発音が似ています。
韓国語と日本語で使用される漢数詞の「もと」になった中国語では、イー・アル・サンと数えます。やはり、韓国語と日本語の発音に、よく似ているのです。
韓国語の数字。固有数詞
韓国語の固有数詞で10まで数えていくと、하나(ハナ)・둘(トゥㇽ)・셋(セッ)・넷(ネッ)・다섯(タソッ)・여섯(ヨソッ)・일곱(イㇽゴㇷ゚)・여덟(ヨドㇽ)・아홉(アホㇷ゚)・열(ヨㇽ)になります。
韓国語の固有数詞で数えられるのは99までです。100以降は漢数詞で数えていきます。
とくに年齢・時間は、使用頻度が高いでしょう。
韓国旅行でも使用できるシーンがたくさんあります。
韓国人と会話をしていると、初対面でも訊かれるのが年齢です。
스물 여덟살입니다.
(スムㇽヨドㇽサリㇺニダ)
28歳です……と、固有数詞を使っていいます。
韓国旅行でも語学留学でも、時間を気にしながら行動しなければなりません。
오전 열시까지
(オジョン ヨㇽシッカジ)
午前10時までに……と、「오전(オジョン)」(午前)・「오후(オフ)」(午後)をつけていいます。日本語のように、13時、14時という言い方はしません。
また、「~分」と言うときは漢数詞を使用することを忘れないようにしましょう。
韓国語では、時間をいうときに「~時」は固有数詞、「~分」は漢数詞で言うので気を付けなければいけません。
実は、韓国の子どもたちは、固有数詞を30くらいまでしか数えられないことが多いといわれています。実際に、30以降の数字を固有名詞でいうことが少ないからです。
最初から無理に100まで覚えるのではなく、30までをきちんと数えられるようになるといいかもしれません。
韓国語の数字。漢数詞
韓国語の漢数詞で10まで数えていくと、일 (イㇽ)・이(イ)・삼(サㇺ)・사(サ)・오(オ)・육(ユッㇰ)・칠(チㇽ)・팔(パㇽ)・구(ク)・십(シッㇷ゚)になります。
日本語の漢数詞と発音が似ているので、比較的覚えやすいはずです。
10、20と数字が増えていっても、ほとんど日本語の漢数詞と同じパターンなので、漢数字をきちんと覚えれば大きな数字でも言うことができます。
とくに、韓国旅行でも韓国で生活していても、お会計シーンで漢数字を使用することが多いでしょう。使用される漢数詞の単位が大きいこと、韓国人スタッフが比較的早口で言うことから、慣れるまでは難しいと思うかもしれません。
25,000(이만 오천)원입니다
(イマンオヂョノニㇺニダ)
スマートフォンでも、お会計での聞き取りを練習できるアプリがあるので、旅行や留学前に活用してみるといいかもしれません。
ほかにも、西暦・階数・番号・日にちなども漢数詞でいうので、覚えておくと使えるシーンがたくさんあります。
まとめ
ハナ・トゥㇽ・セッの固有数詞だけでなく、イㇽ・イ・サㇺの漢数詞もあり、韓国語で数字を言うときには使い分けをしなければなりません。
数詞をたくさん覚えなければならない、単位の使い分けもできるようにならなければならないので、韓国語の中級レベルになっても「数字だけは苦手……」という方がたくさんいます。
韓国ドラマやK-POPアイドルのバラエティー番組で、数字が使われているから覚えたい。
今度、韓国旅行に行くときに、ちゃんとお会計を聞き取りたい。
韓国人の知り合いに、韓国語で年齢を伝えたい。
きちんと数字を聞き取り、伝えることができるようになりたいと思ったら、韓国語の勉強をスタートするタイミングかもしれません。
K Village 韓国語なら、韓国人教師が韓国語の基本やハングルの読み書きとともに、数字の数え方もわかりやすく教えてくれます。
「3페이지를 펴세요」
(サㇺペイジルㇽ ピョセヨ
(3ページを開いてください)
韓国語の数字が身に付くように、レッスンでは数字がたくさん使われています。
レッスンに参加していくうちに、自然と韓国語の数字が使えるようになっているのです。
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チョン スジョン
韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。
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