【韓国と神奈川】朝鮮通信使がユネスコ世界記憶遺産に!韓国との活発な交流が進む神奈川を特集!
韓国と神奈川。新大久保ほどイメージが沸きませんが、実は活発な交流があるのです。
ユネスコの世界記憶遺産に登録された朝鮮通信使は「よしみ(信)をかわす(通)」という意味を持っています。
世界遺産登録から初めての開催となる、2018年よこはまパレードの国際仮装行列「朝鮮通信使隊」は、神奈川県民や横浜市民だけでなく、日本人、韓国人、さらに世界の人々から注目を集めるに違いありません。
この朝鮮通信使の世界遺産登録をきっかけに、新たな日韓交流の動きがみられています。かつて朝鮮通信使の行列が進み、現在ではたくさんの韓国人が生活をしている神奈川県でも活発な交流が進んでいるのです。
そこで今回は、朝鮮通信使のユネスコ世界記憶遺産登録を中心に、神奈川でみつける韓国についてご紹介します。
神奈川と韓国。朝鮮通信使のルートでもあった神奈川ってこんなところ
朝鮮通信使のルートであった横浜にある韓国総領事館では、朝鮮通信使のユネスコ世界記憶遺産認定をうけ歓喜に包まれました。もちろん、朝鮮通信使である韓国人ばかりでなく、使節を接待する立場にあった日本人も、このよろこびを分かち合ったのです。
まずは、韓国総領事館が設置される横浜をふくめた神奈川についてご紹介していきます。
神奈川は日本のおへそだというとわかりやすいかもしれません。
日本列島のほぼ真ん中に位置し、東京都、静岡県、山梨県に接しています。神奈川県内では天候に恵まれると各地で富士山をみることができるのです。
政治の中心である横浜市は、国際港湾都市として発展してきました。
中華街があることから中国系の人たちが多いようなイメージがありますが、韓国総領事館が設置されているので、たくさんのコリア系住人もいるのです。
江戸時代、東海道の宿場町として賑わっていた神奈川は、京阪方面から東海道を江戸へ向かった朝鮮通信使も立ち寄っています。各宿場町では、神奈川自慢の海の幸で盛大にもてなしたともいわれています。
現在では、国際都市・横浜だけでなく、古都・鎌倉、温泉町・箱根など、神奈川県の観光地でたくさんの韓国人観光客をみかけます。
韓国×神奈川のアーティスト交流
朝鮮通信使とは室町時代から江戸時代にかけて日本に派遣された、朝鮮半島からの公的な使節団のことです。
室町幕府時代では日本から送った国書に対する高麗王朝からの返礼でしたが、そのうち通信使の名のとおり「信(よしみ) かわす(通)使者」としての意味合いを強めていきました。
日本国内が不安定だった戦国時代には途絶えがちになりましたが、江戸幕府になってからは新しく将軍が就任するたびに、祝辞を目的に派遣されたのです。
この朝鮮通信使のユネスコ世界記憶遺産認定を背景に、新たな日韓の交流として全国各地で様々な活動が行われています。
朝鮮通信使とゆかりがある神奈川県の横浜でも、「横浜・韓国アーティスト交流プログラム2017」が実施されました。かつての朝鮮通信使のように、朝鮮半島から横浜へアーティストを迎えたのです。その一方で、新たな取り組みとして、韓国へと日本人アーティストが訪問しています。
朝鮮通信使のユネスコ世界遺産をきっかけに、ますます日韓の交流が盛んになり、横浜市を中心に神奈川県全域でもさらに活発な動きがみられるはずです。
神奈川県の中心・横浜でみつけるリトルコリアン
コリア系住人がたくさん生活している神奈川県の中心地・横浜では、リトルコリアンと呼ぶにふさわしいエリアがぽつりぽつりと存在しています。
まずご紹介するのが「横浜橋商店街」です。
京急黄金町駅、または横浜市営地下鉄の阪東箸駅からすぐに位置するアーケード街に、韓国系スーパーやキムチ専門店、韓国料理惣菜店などが点在しています。
店先には日本ではなかなか食べることができない、韓国の庶民的な味わいの餅菓子なども販売されています。商店街を食べ歩きしてみるのもいいかもしれません。
意外なことに、横浜中華街の中国系商店でも韓国の食材や調味料が手に入ります。
韓国はもちろんのこと、ベトナム、タイ、インドネシアなど中国に近いアジア圏の商品がたくさん取り扱われているのです。
ディープなスポットとしては、中区エリアに位置する福富町があげられるでしょう。
コリア系住人が経営する韓国料理店で、本場の味わいを堪能することができます。
まさに、国際都市横浜だからこその特権です。
新大久保もいいかもしれませんが、神奈川に住んでいるのなら、まずは地元の韓国を体感してみてはいかがでしょうか。
まとめ
朝鮮通信使のユネスコ世界の記憶遺産への登録に盛り上がる神奈川県も、かつては朝鮮通信使が通過したつながりのある地域です。
現在では、たくさんのコリア系住人が生活し、韓国からもひっきりなしに観光客が訪れています。朝鮮通信使は500人ほどの使節でしたが、とても500人ではおさまらない人数にまでなっているのです。
このように「よしみ(信)をかわす(通)」交流が、現在でも受け継がれていることがわかります。
韓国についてクローズアップされる機会も多いことから、神奈川県に住んでいる方が韓国に興味を持つことも珍しくありません。
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