みなさん、アンニョンハセヨ! K Village 京橋駅前校のブログへようこそお越しくださいました!
JRや京阪の京橋駅からすぐの場所にある当校は、毎日ハングルを楽しく学ぶ生徒さまと、笑顔が絶えないアットホームなネイティブ講師たちが集まり、いつもアットホームで温かい空間でみなさまをお迎えしています。
さて、みなさんは韓国旅行に行かれるとき、どんな場所を訪れますか? 明洞(ミョンドン)や弘大(ホンデ)でショッピングを楽しんだり、おしゃれな聖水洞(ソンスドン)のカフェを巡ったりするのもとても楽しいですよね。
でも、何度も韓国を訪れている方や、少しディープな韓国の日常に触れてみたいという方に、ぜひ知っていただきたいのが、韓国の地方や郊外に残る「昔ながらの市場(シジャン)」の存在です。
実は、私(セヒ先生)の実家はソウルのすぐお隣にある金浦(ギムポ)という場所にあります。みなさんも「金浦国際空港」の名前は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 ソウル中心部からも地下鉄や軽電鉄で気軽にアクセスできる金浦ですが、駅から少し離れると、今でもどこか懐かしくて温かい、韓国の昔ながらの田舎の風景が広がっています。
そして、この金浦には、古くから地域の人たちに愛され続けている特別な市場があります。 それが、日付に「2」と「7」がつく日にだけ開かれる「金浦五日市場(キムポ オイルジャン)」です。

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今日は、子供のころからその場所で育った私だからこそお話しできる、市場の素朴な魅力や、変わりゆく故郷の街並みに対する少し切なくて温かい思い出を、等身大の言葉で皆さんにお届けしたいと思います。
日常を少し離れて、韓国の懐かしい原風景を旅するような気持ちで、のんびり読んでいただけたら嬉しいです。
1. 韓国に今も息づく生活の知恵「五日市場(オイルジャン)」とは?
みなさんは、「五日市場(오일장、オイルジャン)」という言葉を聞いたことがありますか? これは、毎日開かれている常設の市場とは異なり、「5日ごとに特定の場所で開かれる移動式の市場」のことです。

その歴史はとても古く、朝鮮時代の中期(15世紀頃)までさかのぼると言われています。当時は交通網が今のように発達していなかったため、商売人たちが複数の地域を5日周期で巡回しながら、その土地の人々に生活必需品や新鮮な農産物を届けていました。これが現代にも形を変えて残っているのです。
五日市場は、その地域ごとに「開かれる日」が決まっています。 例えば、私の故郷である金浦の五日市場は、「2と7が入る数字の日」にだけ開かれます。 具体的には、毎月2日、7日、12日、17日、22日、27日の月6回です。
日本にも、地域によっては「三八市(さんぱちいち)」や「五十市(ごとびいち)」のように、決まった日にだけ道路に露店が並ぶ朝市がありますよね。それにとても近い感覚かもしれません。
平日は静かな広場や通りが、この「2」と「7」が付く日になると、朝早くから驚くほどの活気であふれかえります。どこからともなくトラックが何台も集まってきて、手際よくカラフルなテントが組み立てられ、あっという間に巨大な市場が出現する様子は、子供心にまるで魔法を見ているようで、毎回とてもワクワクしたのを覚えています。
明洞のように洗練されたきらびやかさはありませんが、ここには人々の生活の匂いと、大衆的なエネルギーがこれでもかと詰まっています。言葉ではうまく説明できないけれど、訪れるだけで「生きている温かさ」を感じられるのが、この五日市場の最大の魅力なのです。
2. 実家がある金浦の五日市:昔と今の風景、そして動物たちの思い出
金浦の五日市場は、地元の人なら誰もが知っている、生活の一部のような存在です。 子供のころ、市場が開かれる日になると、いつもは静かな近所の路地がお祭り前日のようなざわめきに包まれました。

https://m.blog.naver.com/svetakhim/223464467205

市場には本当にたくさんのものが売られています。 山のように積まれた旬の野菜、近くの海から届いた新鮮な魚、大きな塊のまま並ぶお肉、手作りの包丁やざるなどの生活雑貨……。その種類の多さは、見て回るだけで半日が終わってしまうほどです。
そして、子供だった私にとって、何よりの楽しみは「動物たちに会いに行くこと」でした。 今から少し前の市場には、ケージに入った小さな子犬(ワンちゃん)や、ふわふわした子ウサギ、黄色くて可愛いひよこたちが普通に売られていました。 「お母さん、あの子犬飼いたいな」 「ダメだよ、うちはアパートだから飼えないでしょ」 そんな親子の会話が、市場のあちこちから聞こえてくるのが日常でした。
時代の流れとともに衛生面などの理由から、最近では子犬やウサギの姿は見られなくなり、ケージに入ったニワトリなどの鳥たちだけが見えるようになりました。少し寂しい気持ちもありますが、それも時代の変化なのかもしれません。
それでも、市場に一歩足を踏み入れれば、おばあさんたちが地面にゴザを敷いて、自分が畑で育てたエゴマの葉や、野生の山菜を不揃いに並べて売っている素朴な風景は、今も昔も変わりません。 「これ、どうやって食べるのが美味しいの?」と聞くと、 「醤油とごま油でさっと和えるだけで最高のおかずになるよ。これ、おまけ(サービス)ね!」と、頼んでいない山菜をポンと袋に入れてくれたりします。
この「チョン(情)」と呼ばれる人情の温かさは、どれだけ時が流れても、この市場の中にしっかりと息づいています。
3. 朝からマッコリ!用がなくても行きたくなる屋台の楽しさ
五日市場のもう一つの主役は、なんといっても香ばしい匂いを漂わせる「屋台(ヤタイ)」の存在です。 ここでは、特に何かを買う目的がなくても、ただお腹を空かせて屋台を巡るだけで、最高の時間を過ごすことができます。

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鉄板の上でジーッと音を立てて焼かれる緑豆チヂミ(ピンデトック)、真っ赤で辛そうなトッポギ、甘い蜜がたっぷり入ったホットク、蒸し器から湯気をあげるマンドゥ(餃子)……。
日本では、「お酒は夕方や夜から飲むもの」というイメージが強いかもしれませんが、この市場の屋台では、まだ日が高い、それこそ朝の9時や10時といった時間から、簡易的なアルミのテーブルを囲んで冷たいマッコリを美味しそうに飲んでいる地元のおじさんたちがたくさんいます。
市場で朝早くからひと仕事を終えた商人さんたちや、買い物ついでに近所のお友達とバッタリ会った地元のおじいさんたちが、 「おお、久しぶりだな!ちょっと一杯やっていくか?」 と、ヤカンからマッコリをお椀に注ぎ合い、焼きたてのチヂミを箸でちぎりながら、大声で笑い合っている姿は日常茶飯事です。
そんな素朴で飾らない日常の光景を見ていると、なんだかこちらまで心がほぐれて、お腹が空いてきてしまいます。 華やかなカフェやおしゃれなレストランで過ごす時間も素敵ですが、こうした飾らない地域の温かさに溶け込み、地元の人たちの飾らないおしゃべりをBGMに、冷たいマッコリを一杯いただく瞬間。それこそが、韓国の真の「豊かな日常」なのかもしれません。
OBP(大阪ビジネスパーク)のオフィスで平日に一生懸命お仕事を頑張っている皆さんも、もし次の旅行でここを訪れたら、日頃のストレスや肩の力がすーっと抜けていくのを感じられるはずです。
4. 変わりゆく故郷の街並み。再開発の中でも残ってくれた「宝物」
実は、私の実家がある金浦のこのエリアは、近年「再開発」の波が急速に押し寄せています。 古い平屋の家や、子供の頃に毎日泥だらけになって遊んだ空き地、みんなの顔が見渡せた小さな商店街……。そうした思い出深い街並みが、今まさにすべて取り壊され、巨大な高層マンション(アパート)群へと生まれ変わろうとしています。

私の実家やその周辺も、残念ながらその再開発の対象となり、間もなく姿を消してしまうことになりました。 慣れ親しんだ故郷の風景がなくなってしまうのは、本当に胸が締め付けられるほど寂しく、時代の変化の早さに戸惑うこともありました。どこに歩いても思い出がある街だからこそ、その寂しさはひとしおでした。
しかし、そんな中で、本当に心が救われる嬉しいニュースがありました。 新しく近代的になる街の中で、私たちの「金浦五日市場」だけは、そのエリア一帯がそのまま残されることが決定したのです。
その知らせを聞いたとき、私は心からホッと胸をなでおろしました。 どんどん新しく便利になっていくことも素晴らしいことですが、やはり私たちにとって、市場は単なる「物を売り買いする場所」ではなく、地域のつながりであり、懐かしい過去と未来をつなぐ「大切な心の拠り所」だからです。
どんなに周りに近代的な高層ビルが立ち並ぼうとも、2と7の付く日になれば、またあの活気ある声が響き渡り、おじさんたちが楽しそうにマッコリを酌み交わす。 そんな懐かしい風景が、これからも私の大好きな街に残ってくれることが、とても誇らしく、そして愛おしく思えてなりません。
みなさんも、ソウルから少しだけ足を伸ばして、そんな新しさと古き良き伝統が同居する金浦の五日市場を、ぜひその肌で感じてみてください。
5. 【Q&A】伝統市場や屋台で大活躍!地元の人と温かくつながるハングル表現
「地元の人が通う市場に行ってみたいけれど、言葉が通じるか不安……」 「屋台でお買い物をしてみたい!」 という方へ、京橋駅前校の講師たちが、伝統市場や屋台で地元の方と楽しくコミュニケーションを取るための簡単で温かい韓国語をQ&A形式で教えます!
Q1. 屋台で「これ何ですか?」と聞いたり、注文したりするときは?
A1.(ドンウ先生からの回答) 市場の屋台には、見たことのない面白い食材や美味しそうな食べ物がたくさん並んでいます。気になったら恥ずかしがらずに、指を差しながらこう話しかけてみてください!
- 「イゴ、モエヨ?(이거 뭐예요?)」
- 意味:これ、何ですか?
- 解説:フレンドリーな市場の人なら、「これは〇〇だよ!食べてみる?」と親切に教えてくれます。
- 「イゴ、イルインブン ジュセヨ。(이거 1인분 주세요.)」
- 意味:これ、1人分ください。
- 解説:屋台での注文は「1人分(イルインブン)」や「2人分(インインブン)」という単位をよく使います。
Q2. マッコリやチヂミを頼んで、屋台の席で食べたいときは何と言えばいいですか?
A2.(テミン先生からの回答) 持ち帰り(ポジャン)にするか、その場で食べていくかを聞かれることが多いです。屋台のあの雰囲気を楽しむなら、ぜひ席に座って食べていきましょう!
- 「モッコ カルケヨ。(먹고 갈게요.)」
- 意味:食べていきます。
- 解説:「モクタ(食べる)」と「カダ(行く)」を繋げた表現です。お皿に盛って、席まで持ってきてくれますよ。
- 「マッコリ ハナ、ジュセヨ。(막걸리 하나 주세요.)」
- 意味:マッコリ1つ、ください。
- 解説:チヂミを食べるときは、ぜひマッコリ(막걸리)も一緒に頼んでみてくださいね。
Q3. 少し多めにサービスしてほしいとき、可愛くおねだりするフレーズはありますか?
A3.(チェヨン先生からの回答) 韓国の伝統市場の醍醐味といえば、おまけを意味する「サービス(韓国語では『ポノス』や『ジョン』、あるいは『サービス』と言います)」です。おばちゃんたちと笑顔でやり取りしながら、この一言を言ってみてください!
- 「モ(ム)ォ、サービス オプソヨ〜?(뭐 서비스 없어요〜?)」
- 意味:何かおまけ(サービス)ないですか〜?
- 解説:ちょっと照れながら笑顔で言うのがコツです。「しょうがないねぇ!」と、ミカンを1個くれたり、野菜を多めに入れてくれたりします。これぞ市場の温かさです。
6. 【対話】京橋校のロビーから:「先生の実家の市場、今度絶対に行きます!」
当校に通ってくださっているミオさんと、実家が金浦のセヒ先生が、ロビーで楽しそうに市場の写真を見ながらおしゃべりしている様子をご紹介します。
ミオさん: 「セヒ先生、アンニョンハセヨ!先生のブログ読みましたよ。金浦の五日市場、めちゃくちゃ楽しそうですね!」
セヒ先生: 「ミオさん、アンニョンハセヨ!読んでくださってありがとうございます。本当に、私の大好きな自慢の市場なんです。子供のころから通っているので、行くたびにおばちゃんたちが『大きくなったねぇ』って声をかけてくれるんですよ。」
ミオさん: 「朝からおじさんたちがマッコリを飲んでる写真、すごくいい雰囲気ですね!私も次の韓国旅行、明洞だけじゃなくて、こういうソウル近くのローカルなところに行ってみたいです。」
セヒ先生: 「ぜひ行ってみてください!金浦五日市場は、金浦空港からゴールドライン(軽電鉄)に乗り換えて、沙隅(サウ)駅というところから歩いてすぐ行けるので、旅行者の方でも意外と簡単に行けるんですよ。日付の下一桁に『2』と『7』が付く日を狙って計画を立ててみてくださいね。」
ミオさん: 「2日と7日のつく日ですね、メモしておきます!実家のあるエリアが再開発されちゃうのは少し寂しいですけど、市場が残ることになって本当によかったです。」
セヒ先生: 「そうなんです。古いものは少しずつ消えていくけれど、あの市場の活気や人の温かさだけは、これからもずっと残ってほしいなと思っています。ミオさんが市場に行くときは、屋台で使えるハングルもレッスンでたっぷり練習しましょうね!」
ミオさん: 「はい!『モッコ カルケヨ(食べていきます)』って屋台でスマートに言って、チヂミとマッコリを注文するのが今の目標です(笑)。」
セヒ先生: 「ふふ、絶対にバッチリ伝わりますよ!今日のレッスンでも、お買い物で使える楽しい表現をたくさん練習しましょう!」
7. K Village 京橋駅前校で、もっと深い「生の韓国」に出会いませんか?
セヒ先生とミオさんの温かい対話、いかがでしたでしょうか? 私たちの教室のロビーやレッスンルームでは、毎日このように、単に教科書をなぞるだけではない、講師のリアルな思い出や、韓国の最新・ローカル情報について笑顔でおしゃべりしています。
ハングルを学ぶということは、単に新しい記号を覚えることではありません。 言葉の背景にある、こうした「人の温かさ」や「大切な思い出」、「生活の匂い」に触れ、自分の世界を何倍も広げていくことです。
「韓国の伝統市場で、地元の人と自然なおしゃべりを楽しみたい」 「屋台で堂々と韓国語で注文してみたい」 「韓国の歴史や地方の暮らし、人情をもっと深く感じてみたい」
当校のネイティブ講師陣は、みなさんのそんな「学びたい、体験したい」という気持ちに寄り添い、全力でサポートします。みんな日本語が堪能で、関西の温かい雰囲気が大好きですので、どんなに小さなことでも安心して気軽に質問してくださいね。
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