안녕하세요🌞福岡校です！
猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか？🍉
スタミナ食でパワーチャージ
韓国の代表的なスタミナ食は、鶏肉１羽分と漢方薬を煮込んだ【参鶏湯（삼계탕サムゲタン）】。
釜山の人々は参鶏湯以外にもアワビやウナギ、タコなどの新鮮な海鮮物、牛肉などを食べることが多いです。
さて、今回は釜山にフォーカスを当てて夏の最も暑い「伏日」の文化をご紹介します！
昔韓国人は、夏の特に暑い3日間を「伏日（복날ポンナル）」と呼び、栄養価の高い料理を食べて夏バテ防止対策をしていました。
本格的に暑くなる初伏（초복チョボク）、間の中伏（중복チュンボッ）、最終日の末伏（말복マルボッ）の3日間です。
初伏から末伏までが、1年で韓国が最も暑い期間と言われます。
この時期を三伏（삼복サンボッ）と言い、同時期の暑さを「三伏暑気（삼복더위サンボットウィ）」と呼びます。
伏日は暑く湿気の高い夏の間、植物の成長が最も早い時期で、農業を主な生業としていた韓国人にとって重要な時期でした。
朝鮮時代、気を抜くとすぐ田畑に雑草が生い茂り、暑い季節にも仕事の手をゆるめることはできません。
虎などの猛獣と遭遇する恐れから夜間の作業は難しく、昼間の作業は欠かすことができません。
暑さに負けず、体力温存のためには高カロリーで栄養価の高い食事が必須で、この時代に最も一般的だった高カロリーの肉料理は鶏肉料理だったそうです。
また大勢で分け合うのに最適なのが、肉に水を入れて煮込んだスープ料理。
ここに栄養価をプラスするため、山地では漢方の薬剤を、浜辺ではアワビなどの海産物を入れて煮込んだのが現在の参鶏湯のルーツです。
スタミナ食は地域によって多種多様に変化。
釜山ではさまざまな海産物がメインディッシュとなり、機帳（キジャン）などの海辺ではアワビ粥や焼きウナギなどでスタミナを。
反対に山地の東莱（トンネ）や金井山城（クムジョンサンソン）周辺では、山で飼育されているヤギや鴨などでタンパク質、ミネラルなどの必須栄養素を補給していました。
飲食店などでは現在も、夏の暑い日には参鶏湯やチキン、焼きウナギ、鴨の焼肉、アワビ粥などが人気のメニューになっています。
いかがでしたでしょうか？😊
参鶏湯には滋養強壮の効能がありますので、寒い冬だけでなく、暑さで体が弱ったときこそいただきたいものですね。
まだ当分暑さが続くかと思われますので、お体に十分お気をつけて、この夏を乗り切りましょう💦
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