韓国語の検定試験は受けるべき?メリットやおすすめの検定・勉強方法もチェック
韓国語に関する検定試験、受けるべきなのでしょうか。
検定試験や資格試験と言うと、大変そうなイメージがありなかなか挑戦する決心がつかないものです。
また韓国語の検定試験と言えば、TOPIK(韓国語能力試験)にハングル能力検定試験などいろんな種類があって、どれを受けるのが良いのかも悩んでしまいます。
そこで今回は、韓国語の検定試験は受けるべきなのか?というテーマでそのメリット・デメリット、そしておすすめの検定に勉強方法もチェックしてみたいと思います。
韓国語の検定試験は受けるべき?
韓国語の検定試験は受けるべきなのでしょうか?
もし将来、通訳や韓国語の先生・講師、観光関係などの韓国語を使った仕事に就きたい、日本ではなく韓国で働きたい、日本にある韓国系の企業で働きたいと思っているなら、そういった検定試験は資格として認められるので目標としている人も多いことと思います。
でも、そうではなく例えば韓国のK-POPが好き、ファッションやメイクなどがきっかけで韓国語の勉強を始めたという人ならばどうなのでしょうか。
受けるべきとまではいかなくてもなにかいいことがあるのでしょうか。実は韓国語検定は色んなメリットもあるんです。
また、ちょっと調べたことがあるなら、TOPIK(韓国語能力試験)にハングル検定(ハングル能力検定試験)という二種類の検定が良く知られていますが、どちらがおすすめなのでしょうか。そして実際に検定試験を目指すならおすすめの勉強方法もチェックしておきたいですね。
検定試験を受けない人でも、どんなメリットがあり、どんな試験があるのか、どんな勉強をするのかなどチェックしてみたいと思います。
韓国語の検定試験を受けるメリット
まず、韓国語検定の試験を受けるメリットから見てみましょう。
先ほども触れましたが、仕事や進学などの場合、履歴書に書くことのできる資格となるので大変有利に働きます。英語で言うとTOEICのスコアなどが重視されるのと同じです。通訳や特定の企業などははっきりとそのスコアや資格所有を、採用の条件としていることもあります。
また、検定試験のメリットとしては、客観的にその実力を証明できるということがあります。
韓国語に限らず語学力は、自己申告ではなかなかわからないこともあり、検定〇級を持っている、スコアが〇点など数値化される検定試験の結果は第三者が示すものであるのでわかりやすいですよね。
このあたりのメリットはどんな検定試験でも共通するメリットとして知られています。
他には趣味などで独学で勉強してる場合はどうなのでしょうか。もちろんそんな人にも韓国語を勉強している人であれば検定試験はいろんなメリットがあります。
試験や検定とと言うとテストや受験など、辛いイメージがあるかもしれません。でも自分が好きで勉強している韓国語ならばどうでしょうか?
そういう人の大きなメリットとしては、勉強の進度が図れるので達成感が得られる、具体的に自分の成長が実感できるというメリットがあります。また自分がチェレンジすることにより、達成感またや悔しいという気持ちも得ることができるでしょう。
また具体的に検定試験を受けるという目標になることで、韓国語に対するハッキリとしたゴールとなり、モチベーションがあげられるというメリットもあります。
後ほどどんな韓国語には検定試験があるのか詳しく紹介をしますが、どの検定試験もレベルが細かく設定されているので、初心者の人でも受けることができます。
検定試験や資格なんて意味はないという意見ももちろんありますが、少しでもメリットを感じられるのならばもう少し詳しく見ていきましょう。
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おすすめの韓国語の検定試験は?
おすすめの韓国語の検定試験は、二つあります。
TOPIKとハングル検定です。大きな違いとしてはTOPIKのほうは韓国政府が主催していること、ハングル検定は日本の団体が主催していることです。
級の数え方が全く逆でTOPIKは1級から始まって、6級が最上級で。ハングル検定の方は5級からで最上級が1級となります。どちらがおすすめなのでしょうか。両方目指す、持っているという人もいますが、迷っているのであれば、自分が韓国語を使うシーンを想像してみてください。
韓国でその語学力を示したいということあればやはり韓国主催のTOPIKがおすすめです。でも日本国内で韓国語ができるということをアピールしたいというのであればハングル検定試験がおすすめです。
英語で言うと英検とTOEICのような違いなので、どちらが良い・悪いというわけではありません。どちらも過去問題もたくさん探すことができますので、受けやすい方から探してみる、受験しやすい方から挑戦してみるなどでもいいと思います。
韓国語の検定試験の為の勉強法は?
韓国語検定の為の勉強法も調べてみましょう。まずは自分のレベル・目標をしっかり把握すること。これが第一歩です。
例えばハングル検定試験の場合、一番初級の5級の合格ラインは以下のように定められています。
- ハングルの母音(字)と子音(字)を正確に区別できる。
- 約480語の単語や限られた文型からなる文を理解することができる。
- 決まり文句としてのあいさつやあいづち、簡単な質問ができ、またそのような質問に答えることができる。
- 自分自身や家族の名前、特徴・好き嫌いなどの私的な話題、日課や予定、食べ物などの身近なことについて伝え合うことができる。
はたまた最上級の1級ではこのような形です。
- 相手のみならず、場面や状況までを考慮した上で、的確に意図の実現ができ、報告書やエッセイなど、ほとんどのジャンルを考慮したスタイルの選択も可能である。
- 職業上の業務遂行に関連する話題などについても取り扱うことができる。
- 幅広い話題について書かれた新聞の論説・評論などの論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章、様々な話題の内容に深みのある文章などを読んで、文章の内容や構成などを理解できる。
- 要約や推論、論証や議論など、情報処理的にも高度なレベルが要求される処理を、韓国・朝鮮語を用いて行うことができる。
- 類推の力を働かせて、知らない単語の意味を大体把握できる上、南北の言葉の違いや頻度の高い方言なども理解することができる。連語や四字熟語、ことわざについても豊富な知識と運用力を持ち合わせており、豊かな表現が可能である。
その間にも細かくレベルが設定されています。その検定試験の定めるレベル・合格ラインをチェックして目指すゴールを定めるところから始めましょう。
またおすすめの勉強法としては、バランスよく学習することです。書き取り・筆記だけを一生懸命頑張っても韓国語の検定試験は合格しません。ヒアリングも大切です。上級になると作文もあります。本番で緊張しない為にも、どんな形式で試験が行われるかは事前に過去問に挑戦しておくなど対策をとっておきましょう。
検定の為にも韓国語のニュースもチェックしておこう!
最後に、検定試験を目標にする場合は普段から韓国語の勉強だけでなくニュースなどの時事にもアンテナを張るようにしましょう。
TOPIKではII の試験内容に作文があります。これは過去問をチェックするとわかるのですが、韓国の現在の時事についてがテーマになります。そうでなくても言葉だけでなく、韓国に対しての理解を深めることは生きた韓国語を身に着けるうえでも大切なことです。
スポーツが好きならスポーツで、旅行が好きなら旅行でと好きなジャンルに絞ってでもよいでしょう。日ごろからたくさん韓国語に触れるようにしてみてください。
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韓国語の検定試験は受けるべき?まとめ
韓国語の検定試験は受けるべきか?ということで、どんなメリットがあるのか、おすすめの検定試験は何か、勉強法なども調べてみました。
強制されて受けるものではありません。でもたくさんのメリットがあるのも事実です。どんなものか調べるところからでも始めてみてはいかがでしょうか。
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