韓国語のルビ(ふりがな)はどうつける?注意点やルビ無しで読めるようになるポイントもチェック!
韓国語のルビ(ふりがな)はどうやってつけるのでしょうか?
韓国語を読めるようになりたいと思って、ハングル文字の勉強を始めても、最初はなかなか読み方を覚えられなくて発音を日本語で書いたりするものですが、実はいくつか注意点やポイントがあるんです。
そこで今回はどうやってルビを付けるのかという方法を調べてみました。
その際、注意しないといけない事や、どうやればルビ無しで韓国語が読めるようになるのかというポイントも合わせてチェックして行きましょう。
韓国語のルビ(ふりがな)はどうつける?
韓国語の発音をまだ完璧に覚えられない時、ハングル文字の上にふりがなを付けている人は沢山いると思います。
日本語でも難しい漢字や、読み方がわからないものに小さく読み方を書いているものがありますが、同じようなものですね。
カラオケでは英語の歌詞にカタカナでフリガナが付いているものもあります。
韓国語にもそういうルビがついていることがよくありますが、自分で勉強している韓国語にはどうやってつけるのが良いのでしょうか。
また韓国語にはルビを付けるのには気を付けないといけない注意点がいくつかあるんです。
その注意点を知らないままだと正しい韓国語の発音がいつまでたっても覚えられないという事になってしまうことも。
しっかり知っておかないといけませんね。
そして、最後にはどうやってルビ(ふりがな)無しで韓国語を読めるようになるのか、その練習ポイントもご紹介したいと思います。
韓国語のルビ(ふりがな)とは
まず、「ルビ」という言葉ですが、これはふりがなや読み方を書いたものです。
漢字や英語などにもよくついています。小さい文字ですね。
韓国語の場合もよくついています。カタカナが書かれていることが一般的ですが、これは英語と同じように外来語はカタカナで書くのが一般的なのでカタカナが多いのですが、ひらがなで書いても間違いではありません。
メモの意味で、読み方がわからない文字の上に振るルビですが、そのルビに頼ってしまって、後からルビのない韓国語が改めて出てきたときに、「あ、これなんて発音するんだっけ?」となることはありませんか?
同じ文字を何度見ても発音がわからない、ルビに頼ってしまうとそういう問題が発生しますよね。
さらに、韓国語の場合日本語でルビを振っていると、正しい韓国語の発音がわからないままになるという問題もあるんです。
ルビを使う時の注意点をきちんと理解しておく必要があります。
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韓国語にルビ(ふりがな)を付ける時の注意点
韓国語にルビを付ける時の注意点として、まず必ず知っておかなければいけない事は【日本語のルビでは韓国語を完全に書くことが出来ない】という事です。
代表的なものは母音です。例えば「오」「어」の二つですが、どちらも日本語でルビを付けるとなると「オ」となります。「오」の方は「オ」という日本語発音に近いのでこれで問題ありません。
しかし、「어」の方は違います。「오」よりも大きく口を開けて喉の奥の方で発音する感覚が正しい「어」となり、「오」とは別の発音となります。
しかし、日本語のには「어」に当たる発音は存在しないので、ルビでは一番近い音の「オ」で書くしか方法がありません。
ルビに頼って発音を覚えてしまうと、「오」と「어」の違いがわからないままになり、正しく聞き分けること、発音することが出来なくなってしまいます。
子音の方も平音、激音、濃音も書き分けは難しいですよね。
また、パッチムの問題もあります。日本でもおなじみの人気の焼肉にカルビがありますが、これは韓国語ですね。
ハングル文字で書くと「갈비」となります。でもルビのカルビでは本当の韓国語の発音とは違ったものになってしまいます。
真ん中の「ル」は実際は、「R」の発音だけで母音はありません。
アルファベットでルビを振ると「karbi」がより本当の韓国語に近くなります。
日本語は基本的に子音と母音がワンセットの言葉なので、このパッチムで表される子音で終わる言葉が、日本語のルビでは正しく書くことが出来ません。
これは言葉自体が違うのでどうしようもないことです。でも、発音を覚えられないうちはルビを振って単語に慣れることもとても有効な方法です。
こういった注意点をしっかり理解したうえで、ルビを活用することが大切です。
韓国語のルビ(ふりがな)を付ける方法
そこで、韓国語のルビを振る方法ですが、大きく分けて3つがよく使われています。
まず一つ目は、完全に日本語でルビを振る方法。二つ目は日本語にアルファベットを混ぜる方法。三つ目はアルファベットや英語の発音記号でルビを振る方法です。
英語の発音記号に慣れている人は3つ目の方法でルビを振ると、日本語では表しきれない細かい発音の違いもルビで表現できるのでメリットはあるのですが、それが難しくて時間がかかってしまうようではあまりお勧めできません。
そこで一番使われているのが、1つ目のすべて日本語のルビ、またはそれに英語を混ぜるルビの二種類の方法です。
よろしくお願いします
잘 부탁합니다
チャル プッタッカムニダ
チャR プッタッカMニダ
二種類の方法でルビを振ってみましたが、いかがでしょうか。
一つ目がよく見るルビですが、二つ目の方がアルファベットでパッチムを書いているので、ちょっと正しい発音をイメージしやすいというメリットがあります。
でも、書きにくいということもあります。どちらを使うかは好みと言えるでしょう。
しかしどちらも完全な韓国語の発音とは違うという事を理解し、あくまでもルビはメモ程度にという感覚を知っておくことに気を付けたいですね。
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韓国語をルビ(ふりがな)無しでも読めるようになるポイント
最後にどうすれば韓国語をルビ無しで読めるようになるかというポイントもチェックしておきましょう。
お勧めしたい方法は、たくさん韓国語を聞くことです。発音が苦手な韓国語があれば、ルビに頼ってしまうのではなく、ハングル文字を見ながら韓国語をたくさん聞くことです。
しっかり目で文字を追いながら聞くのがポイントです。目で見えるだけでなく、実際の発音を聞きながら、耳で正しい発音を覚えるように練習しましょう。
そして、二つ目のポイントは自分でも口に出して発音する練習をすることです。
目で見るだけ、耳で聞くだけではなく自分も声に出して韓国語をたくさん話すことです。
そうすることで、より五感をフルに使って正しい韓国語の発音を身に付けることが出来ますし、ルビ無しでも韓国語が読めるようになってきます。
短い文章からでもいいので、正しい発音を聞く、そして口に出すという練習をしてみて下さい。
韓国語のルビ(ふりがな)はどうつける?まとめ
韓国語のルビ(ふりがな)はどうつける?という事で、韓国語にルビを振る方法、そしてその注意点を見てきました。
ルビは便利ですが、完璧に日本語でルビが振れるわけではないので、どういう点が不完全なのかを知っておくことで、本当の正しい韓国語の発音も意識しながら使うことが大切です。
また、しっかり本当の発音を聞くこと、口に出して練習することも合わせて意識して練習し、ルビ無しでも韓国語を読めるようになっていきましょう。
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