韓国語で「場所」は何て言う?장소・곳・데の違いやよく使うフレーズをチェック!
場所や所を韓国語で何て言うでしょうか。
「ソウルでどこかいい場所知りませんか?」
「痛いところはありませんか?」
毎日のように使う言葉ですよね。韓国旅行でも行きたい場所、見たいところに行くためには必ずチェックしておきたいフレーズです。
日本語でも「場所」「所」と同じ意味ですが、ちょっとニュアンスが変わってきますよね。まとめて使い方をチェックしてみましょう。
韓国語で場所を表現する言葉
場所を言いたい時、尋ねたい時たくさんありますよね。
場所自体を表す言葉もありますし、ちょっとした距離の違いで「ここ、そこ、あそこ」と使い分けをしますし、場所自体がわからない時には「どこ」という言葉を使います。
場所、場、所など日本語でも同じ意味でもいろんな言い方があって、それぞれニュアンスが違いますよね。
「ちょっと買い物したいんだけどどこかいいところ知らない?」
「車を止める場所はどこでしょうか?」
「公共の場ではマナーを守りましょう。」
「はさみどこ?」「ここだよ!そこじゃない!」 などなど。
しょっちゅう使う場所を表す言葉や会話、しっかり韓国語でも覚えておきたいですよね。まとめてチェックしてみましょう。
「ここ、そこ、あそこ、どこ」の韓国語からチェック
まずは基本的な場所を指す言葉からチェックしていきます。「ここ、そこ、あそこ、どこ」をみてみましょう。
日本語 | 韓国語 | 発音 |
ここ | 여기 | ヨギ |
そこ | 거기 | コギ |
あそこ | 저기 | チョギ |
どこ | 어디 | オディ |
「ここ、そこ、あそこ」=「여기 거기 저기」の違いは日本語と同じです。すぐそばの近いものをさすのはここ、ちょっと離れているならそこ、手の届かないようなものはあそこ、そして場所を尋ねる時はどことなります。
例文でも見てみましょう。
여기에서는 안 되지만 저기에서는 담배를 피울 수 있어요.
ヨギエソヌン アンドェジマン チョギエソヌン タンベルㇽ ピウㇽス イッソヨ
(ここではダメだけどあそこではタバコが吸えます)
화장실은 어디예요?/ 거기입니다.
ファジャンシルン オディエヨ/ コギイㇺニダ
(トイレはどこですか?/ そこです)
会話に自信がなくても指さしをしながら、お買い物や地図を見ながら場所を確認するのにも使えますね。
韓国語で場所を表す言葉は3つ【장소・곳・데】
次は、場所や所など、場所を表す韓国語を見ていきましょう。
韓国語では主に3種類の場所を表す言葉があり、「장소(チャンソ)」「곳(ゴッ)」「데(テ)」があります。
どれも同じく場所を表していますが、それぞれ少しニュアンスが違って、どんな時にどれを使えばいいのかはそれぞれの例文を見ていくとよくわかります。
一つずつ見ていきましょう。
韓国語【場所:장소】
まず一つ目の場所を表す韓国語は「장소(チャンソ)」です。意味は「場所、ところ」などで日本語と同じですが、漢字語なので他の二つよりも少しかしこまったニュアンスになります。
그럼 약속 장소에서 기다리겠습니다.
クロㇺ ヤッㇰソッㇰ チャンソエソ キダリゲッスㇺニダ
(それでは約束の場所でお待ちしてます)
어린 아이가 있는 장소에서는 담배를 피우지 마세요.
オリナイガ インヌン チャンソエソヌン タンベルㇽ ピウジ マセヨ
(子供がいる場所ではタバコを吸わないでください)
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韓国語【場所:곳・데】
次に場所を表す韓国語としては「곳(コッ)」と「데(テ)」があります。先ほどの「장소(チャンソ)」より頻繁に、主に会話で使われています。
A:여자 친구와 데이트를 하기에 좋은 곳은 어디일까요?
ヨジャ チングワ デイトゥルㇽ ハギエ チョウン ゴスン オディイㇽッカヨ
(彼女とデートするのにいい場所はどこでしょうか?)
B:야경이 예쁜 곳이 좋지 않을까요?
ヤギョンイ イェップンゴシ チョッチアヌㇽッカヨ
(夜景がきれいな場所がいいんじゃないですか?)
A:난 사람이 많은 곳에 가고 싶지 않아.
ナン サラミ マヌン ゴセ カゴ シッㇷ゚チ アナ
(私は人が多い場所に行きたくない)
B:그래도 가끔은 북적이는 데에 가는 것도 재미있어요.
クレド カックムン ブッㇰチョギヌンデエ カヌンゴット チェミイッソヨ
(でもたまには賑やかなところに行ってみるのも面白いですよ)
どちらも意味は似ていて、特に会話ではそれぞれに置き換えて言っても十分意味は通じますし、不自然なことは少ないです。
敢えて言うなら「곳(コッ)」よりも「데(テ)」のほうがより砕けた印象で会話ではよく使いますし、「곳(コッ)」のほうが場所が限定的、狭い印象で、「데(テ)」のほうが広く、抽象的な印象になります。
また、タクシーや駅などの乗り物の場所を表す、乗り場やチケット売り場などを表すときには韓国語では「곳(コッ)」が使われています。
タクシー乗り場
택시 타는 곳 (テッㇰシ タヌン ゴッ)
チケット売り場
표 파는 곳(ピョ パヌン ゴッ)
표 사는 곳(ピョ サヌン ゴッ)
どれも直訳すると日本語としてはちょっと不自然です。택시 타는 곳 (テッㇰシ タヌン ゴッ)は「タクシーに乗る場所」となりますし、표 파는 곳(ピョ パヌン ゴッ)は「切符を売る場所」となり、「표 사는 곳(ピョ サヌン ゴッ)は「切符を買う場所」となります。
でも空港でも駅でも乗り場やチケット販売所も看板にはこのように書いてあります。韓国に行ったときに役に立つのでこれらの単語は必ず覚えておきたいですね。
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韓国語で場所を表すときの곳・데の違いは?
「곳(ゴッ)」と「데(デ)」の違いをもう少し詳しく見てみましょう。
危険な場所には行かないで
①위험한 데에는 가지 마.
ウィホマンデエヌン カジマ
②위험한 곳에는 가지 마.
ウィホマンゴセヌン カジマ
どちらも日本語に直すと同じ意味になりますが、あえて違いを言うなら、一つ目の「데(テ)」の方はどこかわからない場所だけど、危ないところに行かないでと言っているニュアンスです。
二つ目の「곳(コッ)」のほうは言っている人が場所をイメージしているようなニュアンスが感じられます。
例えば「위험한 데에는 가지 마」は海外旅行とか知らない場所に行く人に、広い範囲を伝えていますし、「위험한 곳에는 가지 마」なら夜賑やかでお酒を売っているような場所などがあるでしょうか。
とはいってもどちらのシチュエーションでも、両方使って問題ありません。
「데(テ)」のほうがパッチムもないので、その後に助詞を省くことが多く、より印象はカジュアルで自然です。
どちらもよく使うので覚えておきましょう。
韓国語で「場所」は何て言う?まとめ
韓国語で「場所」は何て言うのかということで、「ここ、そこ、あそこ、どこ」の韓国語に加え、場所を表す3つの韓国語「장소(チャンソ)」「곳(コッ)」「데(テ)」を調べてみました。
場所を表現するフレーズが使えるようになると、とても便利ですし会話が弾みます。
しっかり覚えておきたいですね。
チョン スジョン
韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。
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