韓国語の超初心者は必須!ハングル文字の仕組みをじっくり解説!勉強を始める前にチェック!
これから韓国語を勉強しようと考えている【韓国語超初心者】の人!
勉強の前にまずは、ハングル文字の仕組みについてチェックしてからにしませんか?
アルファベットを使う英語と違って、韓国語勉強で最初に越えなければならないハードルは、まったくなじみのないハングル文字です。
超初心者の人は、そのハードルを越えるのに時間がかかるはず。
でも、勉強の前にその仕組みについて知っておくと、勉強がとてもスムーズに進み、誰でも韓国語を読めるようになります。
ぜひ、韓国語勉強を始める前に、チェックしてみてください。
超初心者こそ韓国語勉強はハングルの読み書きから!
その前になぜ超初心者なのにハングル文字から勉強するのか、不思議に思う人がいるかもしれません。
でも、韓国語の勉強はまずハングル文字の読み書きから!これが絶対的におすすめなんです。
なぜなら、「ハングル文字は読み書きを覚えるのが簡単だから」!
そしてハングル文字が読める状態の方が、単語も覚えられるし、長文も読めるようになるし、何より正しい発音が身に付き、結果的に上達が早くなります。
どうやって読むのかカタカナで発音だけ覚えればいいんじゃないか?と思うかもしれませんが、これは勉強を進めれば進めるほど不利になるんです。
どうせ覚えるなら、上達が早くなるように最初から覚えるのが絶対お得ですよね。
大丈夫です。先ほども言ったようにハングル文字は読み書きを覚えるのが簡単です。
実は、ハングル文字は「知識の革命」と呼ばれているほど、とてもよく考えて発明された文字。
ハングル文字は、その昔、朝鮮王朝の第4代目の王であった世宗(セジョン)大王が、それまで王族や貴族しかできなかった読み書きを、一般の市民にも広めようという事で、わかりやすく学びやすくというコンセプトで開発した文字なんです。
ハングル文字はその仕組みを理解すると、超初心者でも韓国語が読めるようになります。
どういう事かは、その理由を見てみましょう。
超初心者でも韓国語が読めるようになる理由
まず、最初にハングル文字は覚える文字がとても少ないです。
日本語は、ひらがなにカタカナ、そして漢字ととても種類が多いですよね。
ひらがなやカタカナは覚えてしまえば、読めるようにはなりますが、ざっとおよそ100種類もの書き方と読み方を覚える必要があり、漢字に至ってはもう読めるけど書けない!とか、全く読めない!なんてものもたくさんあるほど。
その点英語はアルファベット26文字だけ。
でも、同じ文字でも単語によって発音が変わるので、文字を知っていても読めないという問題が起こります。
でも韓国語は違います。
文字ひとつひとつの発音が決まっているので、ひらがなやカタカナのように覚えればちゃんと読めるようになります。
そして、文字の数も母音が10、子音が14の計24文字。
その24個を組み合わせて、文字を作っているので数だけで見ると英語よりも少ないです。
もちろん大文字も小文字もないのです。
それを聞くと、超初心者の人もハングル文字から勉強を始めてみてもいいかなと思えるのではないでしょうか。
早速その仕組みをチェックしていきたいと思います。
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超初心者に必須のハングル文字の仕組み
韓国語の超初心者の人が、ハングル文字の仕組みで、最初に絶対に知っておくべきポイントは二つです。
【1】子音と母音の組み合わせで読む
【2】子音と母音は左右か上下に並べて書く
この2つのポイントを押さえれば、まずは基本の勉強が始められます。
【1】子音と母音の組み合わせで読むですが、子音と母音って何?と思うかもしれませんが、ローマ字が読める人は絶対に知っています。
「SO RA」例えばこれは「空」をローマ字で書きました。
SとRが子音、OとAが母音です。
SとOでSO=ソ、RとAでRA=ラと呼んでいますよね。
実はハングル文字もこの仕組みで読むんです。
同じく「SORA」をハングルで書くと「소라」となるのですが、「ㅅ ㅗ ㄹ ㅏ」という4つの部品に分けられます。
ㅅがS、ㅗがOなので「ソ」と読み、ㄹがR、ㅏがAなので「ラ」と読むんです。
(※ちなみに韓国語で「소라(ソラ)」はサザエのこと)
ハングルは24文字だと言いましたが、すべてがこのように子音と母音に分かれていて、その読み方をローマ字ように覚えてしまえば、組み合わせて読めるようになるということなんです。
そして二つ目の【2】子音と母音は左右か上下に並べて書くですが、소라というハングルを見ても分かりますよね。
「ㅅ ㅗ ㄹ ㅏ」という4つの部品を、소は上下に並べて、라は左右に並べています。
ちょっと先のことを言うと、この下にもう一つ文字が入るパッチムという文字にが入ることもありますが、それは超初心者の人は一旦後においておきましょう。
本格的に勉強を始めれば覚えていくので、焦る必要はありません。
とにかく、まずはこの絶対的に大切な基本となるハングル文字の二つの仕組みを覚えておきましょう。
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超初心者は最初に反切表と仲良くなろう!
仕組みが分かったところで、次に見ていただきたいのが反切表という一覧表です。
日本語も最初にひらがなを勉強するときに五十音図を使いますが、韓国語の場合は反切表と呼ばれるものがそれにあたります。
このようになっているのですが、使い方はかけ算の九九の表と同じです。
縦の左に並んでいるのが子音、一番上に横に並んでいるのが母音で、それが掛け算のように交わっているところが文字になります。
どこか一つを基準に決めて見ていくと、同じ文字が使われて一列に並んでいるのがわかるはず。
先ほど言ったように、左右か上下かの並びの違いはありますが、どれも子音と母音の組み合わせで文字になっています。
超初心者の人は、ハングル文字の仕組みを理解したうえで、この反切表を使って文字の読み方と書き方を勉強していきます。
全部覚えるのは大変そうだ…
そんな風に挫けていませんか?
でも思い出してください。韓国語は英語と違ってこれを覚えればすべての文字の読み方を悩むことなく読めるようになりますし、ひらがなやカタカナと違って覚える文字の部品はたったの24文字!
それを組み合わせてこんなにたくさん韓国語が書けるようになるんです。
実際に覚えるまでには、時間が必要かと思いますが最初から苦手意識を持たず、仕組みを理解したうえで「絶対大丈夫!簡単!」くらいの気持ちで、肩の力を抜いて取り組んでください。
超初心者の人こそ韓国語教室へ!
でもやっぱり自分一人では無理だと、心配している超初心者の人に是非おすすめしたいのが韓国語教室です。
超初心者だからと遠慮する必要はありません。
少しくらい勉強してからじゃないともったいないなと思うこともありません。
むしろ、超初心者の頃から、教室に通ってネイティブの先生に習う方がメリットがたくさんあるんです。
正しい発音が身に付きますし、何から勉強していいのか悩む必要もなし、最初から読み書きだけでなく、聞く練習、話す練習もできるので実践的な韓国語が身に付きます。
実は韓国語は文法が日本語にそっくりで、日本人には勉強しやすいと言われています。
なので、始めのうちに基礎から教室に通ってスムーズなスタートが切れると、独学でも勉強が進めやすいんです。
まずは試してみるだけでも!
本当に韓国語を勉強してみたいと思うなら、体験レッスンやカウンセリングを利用して韓国語教室を探してみてください。
韓国語の超初心者は必須!ハングルの仕組みをじっくり解説!まとめ
韓国語の超初心者の人に、勉強を始める前に知っておいていただきたいハングル文字の仕組みについてご紹介しました。
韓国語は、子音と母音の組み合わせで読むということ、子音と母音は左右か上下に並べて書くということは、基本中の基本ですが、きちんと理解しているのといないのとでは、最初の内は大きな違いになるはず。
このポイントを知ったうえで勉強して、まずは超初心者を卒業することを目指して頑張りましょう。
チョン スジョン
韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。
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