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韓国語の勉強順番|初心者は何から?ハングル・単語・文法の8ステップ

  • 韓国語コラム

この記事の目次

韓国語の文法はどの順番で覚える?初心者はこの6ステップ

韓国語を勉強し始めると、助詞、動詞の活用、過去形、否定、敬語など、文法だけでも覚えることが一気に増えて見えます。文法書を最初のページから順番に進めても、どの形から実際に使えるようにすればよいのか分からず、途中で迷うことがあります。

初心者なら、名詞の「〜です」→基本の助詞→動詞・形容詞の現在形→過去・否定→希望・お願い→理由や文をつなぐ表現、という流れを一つの目安にすると、覚える内容を順番に整理できます。

この順番は、文法用語を暗記するためではありません。「私は学生です」「学校へ行きます」「昨日見ました」「韓国へ行きたいです」のように、自分で言える文を少しずつ増やすための流れです。

最初に6ステップを一度見ておく

文法は後ろへ進むほど、前に覚えた形を土台にして使う場面が増えます。先に全体を見ておけば、今どこを勉強しているのか分からなくなりにくくなります。

全部を一気に覚えるのではなく、一つの形で短い文を作れるようになったら次を足していくのが基本です。

順番 最初に覚える文法
1 名詞+「〜です」
2 은/는・이/가・을/를・에・에서
3 動詞・形容詞の-아요/어요
4 過去・否定
5 希望・お願い
6 理由・文をつなぐ表現

教材によって前後しても問題ない

韓国語の文法に「この順番以外は間違い」という決まりはありません。使っている教材によって、助詞と現在形の順番が前後したり、過去形より先に希望表現が出てきたりします。

大切なのは教材の目次を完全にそろえることではなく、今覚えた文法を一文の中で使える状態にしてから、次の形を重ねることです。

ハングル、単語、文法、聞き取りまで含めた韓国語学習全体の流れを確認したい人は、韓国語を勉強する順番の解説をを見ると、文字から会話までの全体像をつかめます。

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韓国語の文法を覚える前に知っておきたい3つの仕組み

文法項目を一つずつ暗記する前に、韓国語の文がどうできているかを軽く押さえておくと、あとで活用や助詞が出てきたときに混乱しにくくなります。日本語と似ている部分も多い一方で、韓国語ならではの語尾の変化があります。

最初に知っておきたいのは「述語が文の後ろに来る」「辞書形から다を外した部分に語尾が付く」「丁寧さによって文末が変わる」の3つです。

この三つが分かれば、助詞や活用を別々の暗記としてではなく、一つの文を作る部品として見られるようになります。

語順は日本語と似ていて、述語が最後に来る

「私はコーヒーを飲みます」は저는 커피를 마셔요.となり、日本語と同じように「誰が・何を・どうする」の順で組み立てられます。助詞が名詞の役割を示すため、語順だけを丸暗記するより、どの名詞にどの助詞が付いているかを見ると、文の仕組みが分かります。

韓国語は基本的に述語が文の最後に来るので、初心者はまず「名詞+助詞+述語」の短い形を崩さず作れるようにします。

日本語と語順が近いからこそ、最初の段階では長い文を訳そうとせず、短い一文を正しく組み立てる方が土台になります。

動詞・形容詞は辞書形の다を外した部分に語尾を付ける

가다(行く)、먹다(食べる)、좋다(良い)のように、辞書に載っている形は다で終わります。文の中では、その前の部分をもとにして가요、먹어요、좋아요のような語尾を付けます。

가다なら가-、먹다なら먹-の部分を土台にして、現在・過去・希望などの語尾を付け替える、と考えると活用の仕組みがつながります。

学習書ではこの土台になる部分を「語幹」と呼びます。用語そのものを覚えるより、同じ単語が가요・갔어요・가고 싶어요のように変わることを先に見ておくと、語尾の付き方を同じ仕組みとして考えられます。

初心者は해요体を軸にして、합니다体も見分けられるようにする

韓国語は相手や場面によって文末の丁寧さが変わります。日常会話でよく使う해요体と、発表や案内など改まった場面でよく聞く합니다体は、初級のうちから両方目にします。

最初の会話練習では가요・먹어요のような해요体を軸にし、갑니다・먹습니다のような합니다体は「同じ内容をより改まって言う形」として見分けられれば進めます。

友達同士で使うパンマルは、丁寧な形がある程度分かってから比べると、三つの話し方の違いを整理できます。最初から三つの話し方を同じ量だけ覚えようとすると、文末だけが混ざって覚えにくくなることがあります。

文法の前にハングルと身近な単語を少しだけ準備する

文法を始める前に、ハングルを全部完璧に暗記したり、何百語も単語を覚えたりしなくてかまいません。ただ、文字をほとんど読めないまま文法だけを覚えると、例文を毎回カタカナに置き換えることになり、韓国語の形が頭に残りにくくなります。

簡単なハングルを自分で読もうとできて、家族・学校・食べる・行く・好きなど身近な単語を少し知っていれば、基本文法へ進めます。

ハングルは「全部読める」まで待たなくていい

基本母音と基本子音を見ながら、가・나・다のような簡単な文字を読めるようになったら、短い文にも触れ始めます。文法の例文を読むこと自体が、ハングルの復習にもなります。

文字だけを何週間も続けるより、読める文字を短い単語や文の中で何度も見る方が、形と音が一緒に頭へ残ります。

ハングルの仕組みから確かめたい場合は、初心者向けのハングル文字解説から戻って確かめられます。

最初の単語は「文に入れやすい言葉」を選ぶ

학생(学生)、학교(学校)、커피(コーヒー)のような名詞と、가다(行く)、먹다(食べる)、좋아하다(好きだ)のような基本の動詞・形容詞が少しあれば、文法練習の材料になります。

単語を何個覚えたかより、知っている単語を文法に入れて自分の一文を作れるかを見る方が、初心者には分かりやすい目安です。

ステップ1|名詞の「〜です」で韓国語の文を作る

最初は、自己紹介でそのまま使える名詞の文から始めます。「私は学生です」「これはコーヒーです」のような文なら、動詞の複雑な活用をまだ知らなくても作れます。

이에요/예요や입니다を使って、名前・出身・職業・好きなものを言えるようにするのが、文法の最初の一歩です。

이에요/예요は前の名詞にパッチムがあるかを見る

이에요/예요はいずれも、名詞のあとに付けて丁寧に「〜です」と伝えるときに使う形です。前の名詞にパッチムがあれば이에요、なければ예요を使います。

학생のように最後にパッチムがある名詞は학생이에요、가수のようにパッチムがない名詞は가수예요となります。

日本語 韓国語
私は学生です。 저는 학생이에요.
(チョヌン ハクセンイエヨ)
私は歌手です。 저는 가수예요.
(チョヌン カスイェヨ)
これは本です。 이것은 책이에요.
(イゴスン チェギエヨ)

입니다も一緒に見ておく

입니다も「〜です」を表しますが、이에요/예요より改まった場面でよく使われます。自己紹介や発表などで耳にするため、最初の段階で形だけ知っておくと困りません。

会話では이에요/예요、かしこまった場面では입니다がよく使われる、と最初は大きく分けて覚えておけば迷いにくくなります。

名詞の否定と質問も同じ段階で覚える

「〜です」が言えるようになったら、「〜ではありません」と質問の形まで一緒に触れておくと、自己紹介のやり取りが一往復で終わりません。학생이에요.だけで終わらせず、학생이 아니에요.や疑問の학생이에요まで同じ名詞で並べて練習します。

肯定・否定・質問を同じ名詞で言い換えると、이에요/예요だけを単独で暗記するより、会話で使うまとまりとして覚えられます。

言いたいこと 韓国語
学生です。 학생이에요.
学生ではありません。 학생이 아니에요.
学生ですか? 학생이에요?

ステップ2|基本の助詞を覚えて文の骨組みを作る

名詞を使った短い文が作れるようになったら、次は文の中で名詞の役割を示す助詞へ進みます。日本語の「は・が・を・に・で」に近い働きをする形を知ると、「誰が」「何を」「どこで」が分かる文を作れるようになります。

初心者は은/는・이/가・을/를・에・에서を先に使えるようにすると、日常の短い文を作る土台になります。

은/는と이/가は一度に細かく分けすぎない

은/는と이/가は、どちらも日本語の「は」「が」と重なる部分がありますが、使い分けには文脈が関わります。最初から細かな違いまで一度に覚えようとすると、短い文を作るところで手が止まりがちです。

まずは自己紹介や話題を出す文で은/는を使い、例文の中で이/가が出てきたときに違いを少しずつ増やしていきます。

을/를で「何をするか」を言えるようにする

을/를は、動作の対象になる名詞のあとに付ける基本の助詞です。책을 읽어요.(本を読みます)、커피를 마셔요.(コーヒーを飲みます)のように、動作と組み合わせると使い方が見えます。

助詞だけを一覧で覚えるより、「名詞+助詞+動詞」の短い文を一つ丸ごと声に出す方が、実際に使う形として残ります。

에と에서は場所の文で使い分ける

에は行き先や時間、存在する場所などに使い、에서は動作をする場所でよく使います。학교에 가요.(学校へ行きます)と학교에서 공부해요.(学校で勉強します)を並べると、二つの助詞の使われ方を比べられます。

「学校へ行く」は학교에 가요、「学校で勉強する」は학교에서 공부해요のように、同じ場所を使った二つの文で比べます。

있어요・없어요まで覚えると場所や持ち物を話せる

助詞에を覚える段階で있어요(あります・います)と없어요(ありません・いません)も一緒に使うと、場所を表す文までその場で作れます。책이 있어요.なら「本があります」、집에 있어요.なら「家にいます」です。

에+있어요/없어요を使えるようにすると、「どこにいるか」「何があるか」を言えるため、助詞を覚えた直後の練習として相性が良い形です。

韓国語では있어요/없어요が存在だけでなく、持っている・持っていないという意味でも使われます。最初は難しく分けず、短い例文を見ながら使われ方を増やしていきます。

ステップ3|動詞・形容詞を-아요/어요で使う

助詞の次は、動詞や形容詞を会話で使える形にします。辞書に載っている가다、먹다、좋다のままでは、丁寧な会話の文としては使いにくいため、-아요/어요の形を覚えます。

現在形の-아요/어요を使えるようになると、「行きます」「食べます」「好きです」など、日常会話の基本文を一気に増やせます。

하다は해요までセットで覚える

공부하다(勉強する)、좋아하다(好きだ)のような하다が付く言葉は、会話では공부해요、좋아해요となります。よく出てくる形なので、辞書形と丁寧形を一緒に声に出しておくと、会話でもすぐ思い出せる形になります。

공부하다を見たら공부해요まで声に出すようにすると、単語と活用を別々に覚えずに済みます。

辞書形 会話でよく使う形
가다(行く) 가요(行きます)
먹다(食べる) 먹어요(食べます)
공부하다(勉強する) 공부해요(勉強します)
좋아하다(好きだ) 좋아해요(好きです)

変則活用は基本形に慣れてから増やす

韓国語には、語幹によって形が変わる活用があります。ただし、最初からすべての変則を一覧で暗記しなくても、よく使う動詞・形容詞の現在形を何度も使っているうちに必要な形が少しずつ分かってきます。

まず規則的な活用とよく使う単語で文を作り、分からない変化が出たときにその形を一つずつ足していけば間に合います。

ステップ4|現在形の次に過去・否定を覚える

現在形で短い文を作れるようになったら、「昨日見ました」「今日は行きません」のように時間や肯定・否定を変えます。ここまで来ると、自分の一日を韓国語で話せる内容がぐっと増えます。

過去形と否定を覚えると、現在のことだけでなく「した・しなかった」まで話せるようになり、会話の幅が大きく広がります。

過去形は-았어요/었어요から覚える

가요(行きます)を갔어요(行きました)、먹어요(食べます)を먹었어요(食べました)のように変えると、過去の出来事を話せます。

今日の文を一つ作ったら、時間を「昨日」に変えて過去形でも言ってみると、現在形との違いを並べて覚えられます。

否定は안を使う短い形から始める

初心者なら、まず動詞や形容詞の前に안を置く否定を覚えると使いやすいです。가요(行きます)なら안 가요(行きません)、먹어요なら안 먹어요(食べません)となります。

肯定文を一つ言ったら、そのまま안を入れて否定文にも変える練習をすると、一つの単語から二つの文を作れます。

予定を言いたくなったら-(으)ㄹ 거예요へ進む

現在と過去が使えるようになったら、予定やこれからすることを表す-(으)ㄹ 거예요にも進めます。내일 공부할 거예요.なら「明日勉強するつもりです」という意味です。

現在・過去・これからの三つを同じ動詞で言い換えると、時制を別々の知識としてではなく一続きで覚えられます。

안と못はどちらも否定でも意味が同じではない

안 가요.は「行きません」、못 가요.は「行けません」のように、안はしないこと、못はできないことを表すときによく使います。日本語ではどちらも否定文に見えるため、初級で混ざりやすいところです。

안=「しない」、못=「できない」と最初に大きく分け、同じ動詞で안 가요・못 가요の二つを比べると意味の違いがはっきりします。

細かなニュアンスは例文を増やしながら覚えればよく、最初から否定表現を何種類も並べるより、意味が違う二つを使い分ける方が実用的です。

ステップ5|希望・お願いを覚えて「したいこと」を言う

時制まで使えるようになったら、自分の希望や相手へのお願いを加えます。「韓国へ行きたい」「これをください」のような表現は、旅行や日常会話ですぐ使えるため、覚えた実感を得やすい文法です。

-고 싶어요と주세요などを覚えると、事実を伝えるだけでなく、自分がしたいことや相手にしてほしいことまで言えるようになります。

-고 싶어요で「〜したい」を言う

가다に-고 싶어요を付ければ가고 싶어요(行きたいです)、먹다なら먹고 싶어요(食べたいです)です。旅行や趣味の話にも使いやすく、初心者の会話で出番が多い表現です。

自分が本当にしたいことを三つ選び、가고 싶어요・보고 싶어요・먹고 싶어요のように声に出すと、自分の表現として頭に残ります。

주세요は買い物や食事でもすぐ使える

주세요は、相手に物や行動をお願いするときに使う「ください」に当たる表現です。물 주세요.(水をください)のように名詞と一緒に使う形から始めれば、旅行でもそのまま使えます。

文法の練習を教科書の例だけで終わらせず、自分が韓国で注文したい物や頼みたい物に入れ替えると会話へつながります。

韓国語の短いあいさつや日常会話も一緒に練習したい人は、韓国語のあいさつ・日常会話・授業フレーズも使えます。

「できる・できない」も初級のうちに足しておく

希望やお願いが言えるようになったら、-(으)ㄹ 수 있어요/없어요を使って「できる・できない」も表せるようにします。한국어로 말할 수 있어요.なら「韓国語で話せます」です。

したいことを-고 싶어요で言い、そのあと「できるかどうか」を-(으)ㄹ 수 있어요で言えるようにすると、自分のことを説明できる範囲が広がります。

旅行や日常会話では、相手にできるかどうかを尋ねる場面も多いため、肯定文だけでなく疑問文でも声に出しておくと、実際の場面ですぐ使えます。

ステップ6|理由や文をつなぐ表現へ広げる

短い一文が作れるようになったら、二つの内容をつなげます。「雨だから行きません」「ご飯を食べて学校へ行きます」のような文が言えると、会話が一文ずつ途切れにくくなります。

初級の後半では、理由や順番を表す形を少しずつ加え、一文で終わっていた韓国語を二つの内容へ広げます。

-고で二つの動作や状態をつなぐ

-고は「〜して」「〜で」のように二つの内容をつなげるときに使えます。밥을 먹고 학교에 가요.なら「ご飯を食べて学校へ行きます」です。

最初は難しい長文を作らず、最初は「食べて行く」「見て寝る」のように、知っている動詞を二つつなぐ所から始めます。

理由の表現は短い例文から増やす

理由を表す形には-아서/어서や-(으)니까などがあります。使い分けは少しずつ覚えればよく、最初は教材の短い例文をそのまま使いながら、意味と形をつなげます。

理由の文法は名前だけを覚えるより、「なぜ行かないのか」「なぜ好きなのか」と自分に関係する答えを一文作る方が残ります。

敬語や細かな表現は基本文が作れてからでいい

尊敬表現、間接話法、細かな接続表現などは大切ですが、基本の助詞や活用が不安なまま一気に増やすと、どの形を使えばよいか分からなくなることがあります。

短い基本文を自分で作れるようになってから、必要になった敬語や中級文法を一つずつ加える方が、覚えた形を必要な場面で出せるようになります。

6ステップの次は何を覚える?初級後半の文法へ進む順番

現在・過去・否定・希望・接続まで使えるようになると、次は「知っている文法の数」を増やすより、言いたい内容に合わせて必要な形を足していく段階です。ここから先は教材によって並び方が大きく変わります。

初級後半では、不規則活用→可能・許可・義務→進行・経験→連体形→敬語や接続表現、というように、今作れる文を少しずつ広げる順番で考えます。

すべてを同じ深さで一度に覚える必要はなく、よく使う単語と一緒に何度も出てくる形から自分のものにしていきます。

不規則活用は基本の活用が分かってから整理する

韓国語にはㅂ・ㄷ・르・ㅅ・ㅎなど、語尾が付くときに形が変わる単語があります。最初から一覧を丸ごと暗記するより、-아요/어요の基本が分かってから「なぜこの単語だけ形が違うのか」と戻ると、形が変わる理由を確かめられます。

規則的な活用で現在形や過去形を作れるようになったあとに、不規則活用を種類ごとに整理すると、普通の変化と例外の違いを自分で見分けられます。

可能・許可・義務は「会話で必要になった順」に増やす

「できます」「してもいいです」「しなければなりません」のような表現は、初級後半になると使う場面が増えます。-(으)ㄹ 수 있다、-아/어도 되다、-아/어야 하다などを、意味ごとに短い文で覚えます。

似た文法を一度に十個並べるより、「できる」「してもいい」「しなければならない」のように、話したい意味を一つ決めて形を増やします。

連体形は短い文を作れるようになってから進む

「昨日見た映画」「好きな歌」のように名詞を詳しく説明する形では、動詞や形容詞が名詞の前で変化します。ここは現在・過去などの基本活用が曖昧なまま進むと、形が増えたように感じやすいところです。

短い一文を安定して作れるようになってから連体形へ進むと、「文を長くするための文法」として役割がはっきりします。

初級文法を一覧で確認したいときは別記事を使う

文法の順番を考える記事と、文法項目を一つずつ確認する記事は役割が違います。今必要な項目の詳しい使い方を探したいときは、一覧から個別の文法へ戻れる方が便利です。

「次に何を覚えるか」はこの順番を使い、「その文法をどう使うか」は韓国語文法の基本ルールと初級文法の解説で確認すると迷いにくくなります。

韓国語の文法は「単語+短い文」で覚える

文法は説明を読んだだけでは、会話になると出てこないことがあります。覚えた形に自分が知っている単語を入れ、声に出して初めて「使えるかどうか」が分かります。

新しい文法を一つ覚えたら、その日のうちに自分の文を三つ作るだけでも、意味・語順・活用を一緒に確かめられます。

一つの文を単語だけ入れ替える

저는 커피를 마셔요.を覚えたら、커피を물や차に変えてみます。文法は同じでも単語を入れ替えるだけで、口から出せる文が増えます。

最初から毎回新しい文を考えず、正しい基本文を一つ持っておき、単語だけ変える練習から始めると負担が少なくなります。

現在・過去・否定を同じ文で回す

오늘 공부해요.、어제 공부했어요.、오늘은 공부 안 해요.のように、同じ動詞で形を変えると、違いを一度に比べられます。

文法を章ごとに切り離さず、前に覚えた現在形へ過去や否定を重ねると、順番に学んだ意味がつながります。

書いたら一度声に出す

ノートに書くだけで終わらせず、一度でも自分の口で読んでおくと、文字と音を同時に確かめられます。教材に音声があれば一緒に聞き、自分の発音と比べます。

「意味が分かる」で終わらず、「読める・言える」まで一度動かすと、その文法を次の会話練習へそのままつなげられます。

単語と文法のどちらを先に進めるか迷っている場合は、韓国語は単語からか文法からかも合わせて読んでおくと進め方を決める材料になります。

一つの動詞を5つの形へ変えると文法のつながりが見える

文法を章ごとに覚えると、現在形・過去形・否定・希望が別の知識に見えます。同じ動詞を使って順番に変えると、前に覚えた形へ新しい文法を重ねていることが分かります。

가다一語でも、가요→갔어요→안 가요→가고 싶어요→갈 거예요と変えれば、現在・過去・否定・希望・予定を一度に復習できます。

文法 가다で作る文
現在 학교에 가요.(学校へ行きます)
過去 어제 학교에 갔어요.(昨日学校へ行きました)
否定 오늘은 안 가요.(今日は行きません)
希望 한국에 가고 싶어요.(韓国へ行きたいです)
予定 내일 갈 거예요.(明日行く予定です)

韓国語の文法はどこまでできたら次へ進む?

文法書を使っていると、一つの課を完璧に覚えるまで先へ進んではいけないように感じることがあります。しかし、前の文法は次の例文でも何度も出てくるため、少し戻りながら進む方が自然です。

次へ進む目安は「説明を全部覚えたか」ではなく、その文法を使って自分の短い文を二つか三つ作れるかで考えます。

思い出せない形があっても、そこで学習全体を止めず、次へ進みながら前の文法を例文の中で繰り返します。

迷ったら6項目だけ自分で言えるか確かめる

初級の途中で現在地が分からなくなったら、文法書の最初から読み直す前に、今までの基本文を短く作ってみます。どこで止まるかが分かれば、戻る場所も自分で決められます。

「〜です」「助詞を入れた文」「現在」「過去」「否定」「希望」の六つを自分の内容で言えれば、接続や初級後半の文法へ進みながら復習できます。

確認すること 自分で作る例
名詞の文 私は会社員です。
助詞 家で韓国語を勉強します。
現在 毎日コーヒーを飲みます。
過去 昨日映画を見ました。
否定 今日は行きません。
希望 韓国へ行きたいです。

正解できなかった項目だけ一つ前へ戻る

過去形だけ作れないなら、助詞や名詞文まで全部やり直さなくても、過去形だけを短く復習できます。먹어요と먹었어요のように同じ単語で現在と過去を比べ、その部分だけ短く復習します。

分からない所が一つあったら一段だけ戻り、例文を作れたらまた先へ進む方が、学習を止めずに弱い所だけ埋められます。

一人で文を作っても正しいか判断しにくい場合は、K Villageのレッスンで実際に作った文を先生へ見せ、どこを直せばよいか確認する方法もあります。

韓国語の文法を覚える順番でよくある質問

文法を勉強していると、助詞を全部覚えてから活用へ進むのか、単語が少ないまま文法を始めてもよいのかなど、順番について迷う場面が出てきます。

一つを完璧に終わらせてから次へ進む必要はなく、前の文法へ戻りながら少しずつ使える形を増やしていけば問題ありません。

Q. 韓国語は単語と文法のどちらから覚えますか?

どちらか一方を長く続けるより、短い単語を少し覚えたら基本文法へ進み、その文法の例文で新しい単語も増やす方法が使いやすいです。

「単語を覚える→文法で一文作る→その文で別の単語を覚える」と行き来すると、単語と文法を一緒に増やせます。

Q. 助詞は全部暗記してから次へ進みますか?

最初からすべての助詞を覚えなくても、学習は進められます。은/는、이/가、을/를、에、에서など、よく使う助詞を短い文で使えるようにし、その後で必要なものを足していきます。

助詞の一覧を暗記するより、自分がよく使う文の中で一つずつ増やす方が、どこに置くのかまで一緒に覚えられます。

Q. 文法書の順番が違っていても大丈夫ですか?

教材ごとに順番が違っていても問題はなく、初級で学ぶ内容が近くても、どの章で何を扱うかは教材によって変わります。使っている一冊を基準にし、分からない項目だけ戻って確認すれば学習は進められます。

本を何冊も並べて目次をそろえるより、一冊の例文を自分で言えるようにしてから先へ進む方が迷いにくくなります。

Q. 文法はどこまで覚えたら会話練習を始めますか?

文法を全部終えるまで会話練習を待つのではなく、覚えた形から少しずつ声に出して使っていきます。이에요/예요や-아요/어요を覚えた段階から、自己紹介や短い受け答えを声に出せます。

会話は文法学習の最後にするものではなく、覚えた文法を忘れないための練習として初級から少しずつ入れます。

一人で進めていて、活用や助詞が合っているか分からなくなった場合は、K Villageで先生に実際の文を見てもらう方法もあります。

【まとめ】韓国語の文法は短い文を作れる順番で覚える

韓国語の文法は、名詞の「〜です」から始め、基本の助詞、-아요/어요、過去・否定、希望・お願い、理由や文をつなぐ表現へ進むと、短い文から少しずつ言える内容を増やせます。

文法名をたくさん知ることより、今覚えた形で自分の一文を作り、前に覚えた形とつなげられることを次へ進む目安にします。

【おさらい】迷ったら「今作れない文」に戻る

勉強が止まったときも、文法書の最初から全部やり直さなくて問題ありません。「名詞の文が作れない」「助詞が選べない」「過去にできない」のように、今作れない文を一つ探します。

つまずいた場所だけ少し戻り、短い例文を二つ、三つ作れたら、そこで止まらず次の文法へ進みます。

困ったこと 戻るところ
「〜です」が言えない 이에요/예요・입니다
誰が・何をが曖昧 基本の助詞
動詞を丁寧に言えない -아요/어요
昨日のことが言えない 過去形
行きたい・欲しいが言えない 希望・お願い
文が一つずつ切れる -고・理由の表現

韓国語を始めたばかりで、文法以前に何から手を付ければよいか迷っている人は、韓国語で最初にすること・最初に覚えることから始めると学習の流れをつかめます。

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この記事の監修者

チョン スジョン

韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2015年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴10年以上。 レッスン通算時間は約15,000時間、約600人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、韓国語講師育成チームなど幅広い分野で活躍。

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