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韓国語の勉強は何から始める?初心者の勉強法・順番と独学のコツ

  • 韓国語コラム

この記事の目次

韓国語の勉強は何から始める?初心者の勉強法・順番と独学のコツ

韓国語を勉強したいと思って本や動画を探すと、ハングル、発音、単語、文法、聞き取りと、どれも大事に見えてきます。そこで全部を一度に始めると、勉強しているのに「結局、今日は何をすればいいんだろう」と迷いがちです。

韓国語をゼロから始めるなら、最初から完璧な勉強方法を決めなくてかまいません。文字と音に触れ、すぐ使える短い言葉を声に出しながら、単語と文法、聞く練習、話す練習へ広げていけば、やることは自然と見えてきます。

何から始めるか迷ったら、「ハングルと音→短いフレーズ→単語と文法→聞く→話す・書く」の順をひとまず目安にすると、最初の一歩を決めやすくなります。

韓国語の始め方や勉強の仕方に、一つだけの正解はありません。読んだ文字をその場で声に出す、覚えた単語で自分の一文を作る。そんな小さな往復を最初から入れると、「知っている韓国語」が少しずつ「使える韓国語」に変わっていきます。

韓国語の勉強は何から?まず全体の流れをつかむ

最初に全体の流れだけ見ておけば、教材を次々に買わなくても「今はここをやっている」と分かります。近道を探し続けるより、今日やることを一つ決めた方が、勉強はかえって進みます。

最初の目標は知識をたくさん集めることではなく、ハングルを見て音を想像し、知っている言葉を短い文で一度使ってみることです。

順番 まずできるようにしたいこと
1 基本の母音・子音を見て、簡単なハングルを読める
2 文字を見ながら音声を聞き、まねして言える
3 あいさつや自己紹介を短い文で言える
4 よく使う単語と初級文法で自分の文を作れる
5 短い韓国語を聞き、知っている言葉を拾える
6 音読・独り言・会話で覚えた表現を使える
7 言えなかった所を見直し、次の勉強につなげられる

超初心者は「読めた・聞けた・一言言えた」を最初の目標にする

初めての韓国語なら、いきなり長い会話を目指さず、まず一言通じる所から始めます。たとえば、駅名を一つ読めた、ドラマで知っている言葉に気づいた、안녕하세요(アンニョンハセヨ)を見ずに言えたという小さな変化が、始めたばかりの時期にはいちばん分かりやすい成長です。

始めたばかりの時期は、「話せるか」より「昨日より一つ読めた、聞けた、言えた」を見つける方が成長を実感できます。

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韓国語を一から勉強するなら、最初に「何のために」を決めよう

韓国旅行で注文をしたい人、K-POPの配信を聞き取りたい人、韓国人の友達と話したい人では、先にやりたい勉強が少し違います。韓国語入門の段階では、立派な目標を作るより「韓国語で何ができたらうれしいか」を一つ決めておくと、最初の一歩が見えてきます。

目的が一つ決まれば、先に覚えたい単語や練習も選びやすくなるので、目標は「旅行で注文したい」くらいの身近なもので構いません。

旅行・K-POP・ドラマ・会話・資格で先にやる勉強は変わる

旅行なら注文や数字、K-POPやドラマなら聞き取り、会話なら発音と受け答えを早めに入れます。資格を目指す人は、読む練習や文法も順番を決めて増やします。ただ、どんな目的でもハングルと基本の音は土台になります。

好きなことから始めても、ハングルと基本の音だけは飛ばさない。この土台があると、その後の単語や会話がぐっと分かりやすくなります。

目的 先にやっておきたい勉強
韓国旅行 あいさつ・注文・買い物・数字・聞き取り
K-POP ハングル・よく出る単語・歌詞の表現・聞き取り
韓国ドラマ 日常表現・語尾・聞き取り・音の変化
韓国人との会話 発音・質問と返答・基本文法・話す練習
TOPIKなどの試験 単語・文法・読む練習・聞き取り・試験に合った勉強

日本人にとって韓国語は学びやすい?難しい?

韓国語は、日本語と語順や助詞の使い方に似ている所があるため、短い文の仕組みをつかみやすい言語です。韓国語には漢字に由来する「漢字語」もあり、日本語と意味や音が近く感じられる言葉もありますが、発音まで日本語と同じとは限りません。

パッチムや音の変化、似ているようで違う発音、場面によって変わる語尾は、日本語にはない難しさです。

日本語との似ている所は大きな助けになりますが、「読める」と「聞いて話せる」は別なので、最初から少しだけでも音を聞いておきましょう。

資格を目標にするならTOPIK・「ハングル」能力検定試験も使える

留学や就職、今の実力を確かめたいときは、試験を少し先の目標にする方法もあります。韓国語能力試験(TOPIK)は、韓国政府が公式に認定する韓国語能力試験です。TOPIK Iは1〜2級の初級、TOPIK IIは3〜6級の中級・上級が対象です。「ハングル」能力検定試験は、日本語を母語とする学習者向けで、上級では韓国語と日本語の翻訳も問われます。

初めて学ぶ人は、いきなり試験問題へ行かず、まずハングル・基本の発音・初級文法から始め、級や目標点は少し学んでから決める方が自然です。

ステップ1|ハングルは文字と発音を一緒に覚える

韓国語で使う文字がハングルで、最初は記号のように見えても、子音と母音を組み合わせて一文字を作ると分かれば、急に見え方が変わります。

日本語の50音へ無理に当てはめるのではなく、ハングルの形と韓国語の音を一緒に覚えることが、遠回りしないコツです。

基本母音10字・基本子音14字から始める

韓国語の文字を学ぶときは、まず基本母音10字と基本子音14字から始めます。가・나・다のような簡単な文字を見て、「どの子音と母音が組み合わさっているか」を自分で分けて読みます。複合母音や濃音は、基本が読めるようになってから後で加えていけば間に合います。

全部を一気に暗記する必要はなく、まず簡単な文字を自分で分けて読めるようになると、その感覚が次の単語学習につながります。

ハングルの仕組みをもう少し詳しく知りたい人は、ハングルの書き方・仕組みを解説した記事で、文字ができる流れを図と一緒に見られます。まったく初めてなら、超初心者向けのハングル文字の仕組みから入ると流れをつかみやすいです。

「あいうえお・50音表」は名前を書くときの補助にする

日本語の名前をハングルで書くときは50音対応表が便利ですが、韓国語本来の発音を覚える表ではありません。日本語のカ行・タ行などは、韓国で日本語を書くときのルールでは、語頭(言葉の最初)か語中・語末(途中・最後)かによって書き分ける場合もあるため、「か=카」のように一対一で決めず、学習用の発音とは分けて考えます。

50音表は日本語をハングルで書くためのもの、韓国語の発音は実際の音で覚えるものとして、二つを分けて考えます。

日本語の50音をハングルで書きたい場合は、あいうえお・50音のハングル早見表に、名前を書くときの考え方までまとめています。

書き順は、読み方を練習しながら一緒に見る

ハングルにも書き順はありますが、最初からきれいに速く書こうと急がなくて大丈夫です。教材の手本を見ながら、どの線から書くのかを確かめ、文字の形と音を一緒に見ると、似た文字の違いも見えてきます。

書く回数を増やすだけでなく、「この文字は何と何でできているか」を考えながら書くと、読む練習にもなります。

パッチムや音の変化は、知っている単語の中で慣れる

パッチムは、ハングル一文字の下側に置かれ、最後の音になる子音部分です。初心者のうちは、発音ルールの名前を全部覚えるより、実際の単語の中で音の変化に気づくことを先にします。知っている単語を聞き、「書いてある形と聞こえる音が少し違う」と気づいた所から、必要な規則を一つずつ覚えていきます。

カタカナでは同じように見える音にも違いがあります。たとえばㅓとㅗはどちらも「オ」と書かれがちですが別の母音で、가・카・까も同じ「カ」ではありません。文字だけで決めず、実際の音を聞き比べることが大切です。

文字だけで覚えると自己流の読み方が残りやすいので、最初から音声も一緒に聞くのがおすすめです。

ステップ2|韓国語で最初に覚えることは、身近な単語と短いフレーズ

ハングルを少し読めるようになったら、すぐに使う言葉へ進みます。難しい単語帳を頭から全部覚えるより、自分の生活や好きなものを言える単語から増やした方が、会話の材料になります。

家族、友達、学校、仕事、食べる、行く、見る、好きなど、自分の毎日に出てくる言葉は、短い文にしてすぐ使えます。

単語は「意味だけ」ではなく、よく使う形まで覚える

먹다(モクッタ/食べる)を覚えたら、会話でよく使う먹어요(モゴヨ/食べます)も声に出してみます。単語は一個ずつ切り離して覚えるより、短い文の中で何度も見たり聞いたりした方が残りやすいものです。

単語数を追うより、「意味が分かる・音が分かる・一文で使える」の三つがそろった言葉を少しずつ増やしていきます。

日常でよく使う韓国語の単語を見ながら、自分が本当に使いそうな言葉から選んでもよいでしょう。

最初に使いやすい韓国語フレーズは、声に出して覚える

あいさつや自己紹介は学んだその日から使えるので、最初から実際に声に出しておきます。下のカタカナはあくまで読み方の目安で、韓国語の実際の音を完全には表せません。文字を見たら、同じ言葉を音声でも聞いておくと安心です。

안녕하세요(アンニョンハセヨ)の次に、「私は~です」「~が好きです」まで言えると、会話の入り口が一気に広がります。

日本語 韓国語
(読み方)
こんにちは。 안녕하세요.
(アンニョンハセヨ)
ありがとうございます。 감사합니다.
(カムサハムニダ)
私は日本人です。 저는 일본 사람이에요.
(チョヌン イルボン サラミエヨ)
私は韓国語を勉強します。 저는 한국어를 공부해요.
(チョヌン ハングゴルル コンブヘヨ)
私はドラマが好きです。 저는 드라마를 좋아해요.
(チョヌン トゥラマルル チョアヘヨ)

あいさつや日常会話をもっと見たい人は、韓国語のあいさつ・日常会話フレーズも合わせて使えます。

ステップ3|単語と文法は、短い例文の中で一緒に身につける

単語帳だけ、文法書だけと分けすぎると、「意味は分かるのに自分では言えない」という状態になりがちです。初級のうちは、一つの文法を覚えたら、自分が知っている単語を入れて二つ、三つの文を作ります。

文法はルールの名前を覚えるより、「自分のことをどう言うか」に使ってみる方が、語順や助詞まで頭に残ります。

韓国語は日本語と語順が似ているが、一語ずつ直訳はしない

韓国語と日本語は、主語・目的語・述語の並び方や助詞の使い方に似ている所があります。ただし、何でも日本語と同じではないため、まずは正しい韓国語の短文を一つのかたまりとして声に出し、その形を少しずつ増やしていきます。

日本語を一語ずつ置き換えるのではなく、저는 커피를 마셔요.のような自然な一文をそのまま口に入れていきます。

日本語 韓国語
(読み方)
私は韓国語を勉強します。 저는 한국어를 공부해요.
(チョヌン ハングゴルル コンブヘヨ)
私はコーヒーを飲みます。 저는 커피를 마셔요.
(チョヌン コピルル マショヨ)
今日、学校へ行きます。 오늘 학교에 가요.
(オヌル ハッキョエ カヨ)
私は歌が好きです。 저는 노래를 좋아해요.
(チョヌン ノレルル チョアヘヨ)

文法は「私は~です」から、基本動詞・否定・過去へ広げる

最初は「私は~です」のような名詞を使う文から入り、食べる・行く・見るなどの基本動詞、助詞、否定、過去、希望へ広げると、日常会話で使える文が少しずつ増えていきます。細かな順番は教材によって違うので、「何番目に学ぶか」まで厳密にそろえなくても学習は進められます。

新しい文法を一つ学んだら、自分のことを一文言ってみて、それができれば次へ進む目安にします。

勉強する順序をさらに細かく知りたい場合は、韓国語を勉強する順番の解説で、文法や単語をどの時期に入れるかを詳しく見られます。

ステップ4|リスニングは、初心者のうちから短い音声で始める

文字や文法を勉強しても、音を聞く練習を後回しにすると、知っている単語が会話で聞こえません。リスニングのコツは、長く聞き流すより、意味の分かる短い音声へ戻り、聞こえなかった所を文字と音で確かめることです。

聞こえなかったら、文字と意味を見て、もう一度聞き、最後に自分でも言うところまで一往復すれば、それだけでも十分な練習です。

最初は5〜10秒ほどの短い音声で十分

一度で聞き取れなくても問題はなく、知っているはずの単語が聞こえなかったら、文字を見て音を確かめ、もう一度同じ部分を聞きます。分からない音が一つ見つかれば、その日の練習としては十分意味があります。

初心者のうちは、何分聞いたかより「今日はこの音が聞こえなかった」と一つ分かる方が収穫があります。

シャドーイングは、意味が分かる一文から試す

シャドーイングは、聞こえた音声の少し後を追って発音する練習です。ただし、初めから速い会話へ挑む必要はなく、まず台本を見ながら同じ速さで読み、意味と音が分かってから一文だけ後を追います。

速い音声を無理に追わず、意味の分かる短い一文をそっくりまねする所から始めましょう。

K-POPや韓国ドラマは、好きだからこそ復習に使える

好きな曲やドラマは、毎日韓国語へ触れるきっかけになります。気になった一言があれば韓国語字幕や歌詞で確かめ、同じ部分をもう一度聞くと、ただの聞き流しで終わりません。

ドラマや曲の中で「今の一言、分かった」と気づける瞬間は、勉強を続ける大きな楽しみになります。

ステップ5|話す・書く練習で「知っている韓国語」を使ってみる

単語や文法は、見れば分かる状態と、自分から出せる状態が違います。初級から短い一文を口に出し、言えなかった所を直す時間を作ると、覚えた知識が会話へ動き始めます。

知っている言葉でまず言ってみて、違っていたら直してもう一度言うという繰り返しが、会話の練習になります。

韓国語を話せるようになりたいなら、簡単な韓国語を何度も使う

スピーキングは、難しい文法を全部覚えてから始めるのではなく、知っている言葉が少ない時期から少しずつ入れます。あいさつや自己紹介など、今知っている簡単な韓国語を何度も声に出す方が、会話で言葉を取り出す練習になります。

話せるようになりたいなら、難しい表現を集める前に簡単な韓国語を何度も使い、言えなかった一文だけをその都度覚え直します。

一人なら音読・独り言・録音だけでも練習できる

오늘 피곤해요(オヌル ピゴネヨ/今日は疲れています)のように、その日の気持ちを一文で言うだけでも立派な練習です。スマートフォンで録音すれば、自分の声を聞き返し、言いにくい所にも気づけます。

長い日記は必要なく、「今日は忙しい」「明日は休み」と一文だけでも毎日声に出せば、立派な会話練習になります。

話せる相手がいるなら、その日に覚えた表現を一つ使う

韓国人の友達、語学交換、韓国語教室などで会話する機会があれば、その日に覚えた文法や単語を一つだけ使います。言えなかった表現はメモして、あとで調べ、次に同じ場面が来たら言い直します。

会話で詰まった所は失敗ではなく、「今の自分に必要な韓国語」が見つかった場所です。

韓国語の覚え方|単語・文法を「見れば分かる」で終わらせない

韓国語は、何度も眺めるだけでは意外と口から出てきません。見ないで思い出し、声に出し、自分の文で使うところまで動かすと、必要な場面で言葉が出てくる回数も増えていきます。

見るだけで終わらず、隠して思い出し、声に出し、自分の文で使う所まで進めると、「使える言葉」へ近づきます。

単語は、辞書の形と会話で使う形をセットにする

먹다(モクッタ/食べる)を覚えたら、먹어요(モゴヨ/食べます)、오늘 밥을 먹어요(オヌル パブル モゴヨ/今日はご飯を食べます)まで声に出します。翌日に日本語だけを見て言えるか確かめると、覚えていない単語もすぐ分かります。

韓国語を見て意味を答えるだけでなく、日本語を見て韓国語も言ってみると、「見れば分かるだけ」の単語を減らせます。

文法は、自分の予定や好きなことに置き換える

新しい文法を学んだら、教材の例文を読むだけで終わらせず、「今日したこと」「明日の予定」「好きな食べ物」など、自分の話へ置き換えてみます。自分に関係する文は、知らない人物の例文より思い出しやすいものです。

同じ文法で自分の文を二つか三つ作り、翌日に見ずに言ってみれば、出てこなかった所がその日の復習ポイントになります。

発音と聞き取りは、同じ短い音声で一緒に直す

文字だけで単語を覚えると、会話で同じ言葉が出てきても気づけないことがあります。意味の分かる短い音声を聞き、自分でもまねして言うと、「読める・聞ける・言える」を同じ一文で確認できます。

一つの文を「聞く・まねする・自分で言う」まで回せば耳と口を同時に使えるので、翌日はその一文から復習できます。

韓国語の勉強時間|1日15分でも、やることを決めれば続けられる

勉強できる時間は人によって違うため、毎日2時間できないから遅い、15分だから意味がない、ということはありません。短い日は復習、時間がある日は新しい内容まで進むように、生活に合わせて時間の使い方を変えます。

毎日同じ時間を取れなくても、「今日はこれだけ」と決めて、韓国語に触れる日をなるべく空けない形なら続けやすくなります。

15分なら、昨日の単語・短い音声・音読を5分ずつ

まとまった時間が取れない日は、新しいページへ進まず、昨日の単語や音声へ戻る日にします。昨日の単語を思い出し、短い音声を一つ聞き、その中の一文を声に出せば、前日の勉強を次の日へ持ち越せます。

忙しい日は新しいことを増やさず、昨日の内容へ戻るだけでも十分なので、復習だけの日があってかまいません。

30分なら、復習と新しい内容を半分ずつ入れる

最初の10分で前日の復習をし、次の10分で新しい文法や単語を学び、最後に例文を声に出す。細かい時間の分け方は変えてかまいませんが、覚えた直後に一度使う時間を残しておくのがおすすめです。

30分の最後は一文だけでも声に出して終え、ページ数より、その日の韓国語を一度使ったかを大切にします。

60分ある日は、読む・聞く・話すを一度に回す

時間が取れる日は、単語や文法だけで1時間を使い切らず、後半に聞き取りと音読を入れます。同じ日に覚えた表現を聞き、口に出すと、どこがまだあやふやなのかも分かります。

1時間ある日は、覚えるだけで終わらせず後半を聞く・話す時間に回し、その日のうちに一度使って終えるのを目安にします。

最初の1か月は、できることを少しずつ増やす

1か月でどこまで進めばよいか気になる人は、勉強時間の長さより、その時点で何ができるようになったかを見ます。早い人とゆっくり進む人がいて当然なので、下の流れに遅れても問題はありません。

最初の1か月は読む練習だけで終わらせず、4週目には自己紹介や一日のことを短く言える所まで進めると、学んだ内容が会話につながってきます。

目安 できるようにしたいこと
1週目 基本の母音・子音を見て、簡単なハングルを声に出す
2週目 あいさつ・自己紹介・身近な単語を短い文で使う
3週目 初級文法を使い、自分のことを二つ、三つの文で言う
4週目 短い音声を聞き、まねして言い、言えない所を復習する

韓国語を独学するなら、本・アプリ・YouTube・勉強ノートを使い分ける

独学では、使える教材が多いぶん、何を中心にするか決めないと同じ入門部分を何度もやり直しがちです。本を軸にして、アプリはすきま時間、YouTubeは音や解説の確認、ノートは復習というように役割を分けると、勉強が散らかりません。

本を主役にして、アプリは復習、YouTubeは音の確認、ノートは間違い直しと役割を決めれば、教材に振り回されません。

超初心者におすすめの本・テキストは、音声と答えを確認できるもの

韓国語の勉強本を選ぶときは、人気だけで決めず、ハングルから順番に進めるか、音声を聞けるか、練習問題の答えを自分で確認できるかを見てください。説明を一ページ読んで「これなら自分でも分かる」と感じる本なら、毎日開くハードルも下がります。

最初の一冊は途中で乗り換え続けず、最後まで使ってから、足りない所だけ別の教材で補うくらいがちょうどよいでしょう。

初心者向けの教材をもう少し比べたい人は、韓国語初心者におすすめの本・学習方法も合わせて読めます。

韓国語勉強アプリは、無料か有料かより「何を練習するか」で選ぶ

無料アプリだけでも、ハングルや単語の復習には十分使えるものがあります。ただし、アプリを何個も入れて毎日違うものを触ると、勉強した内容がつながりにくくなります。今は単語、今は発音というように、一つの目的を決めて使いましょう。

通勤中はアプリで単語、家ではテキストと音読というように使う場所まで決めておくと、アプリを開いただけで終わりにくくなります。

アプリを詳しく比べたい人向けに、韓国語勉強アプリの選び方・活用法も別の記事にまとめています。

韓国語の勉強にYouTubeを使うなら、「見て終わり」にしない

YouTubeには、ハングル、発音、文法、会話などを無料で学べる動画がたくさんあります。お金をかけずに韓国語の勉強を始めたいときにも便利ですが、毎回違う動画を見るだけでは、何を覚えたのか分からなくなりやすい点には注意が必要です。

YouTubeを一つ見たら、メモを一つ、例文を一つ声に出す所までやれば、「見て終わり」になりません。

韓国語勉強ノートの作り方は、きれいさより「あとで思い出せるか」

勉強ノートは教科書を書き写す場所ではなく、あとで自分が見返したいことを残す場所にします。新しく覚えた韓国語、自分が間違えた所、自分で作った例文を一か所に残しておくと、見返す理由のあるノートになります。

ノートに残すのは「韓国語・意味・自分の例文・間違えた所」の四つで十分で、あとで隠して答えられる形にしておきます。

ノートに残すもの 書き方の例
韓国語 その日に覚えたい単語や短い文を書く
日本語の意味 長い説明ではなく、自分が分かる言葉で書く
自分の例文 今日の予定や好きなことに置き換えて一文作る
間違えた所 発音・助詞・語尾など、次に直したい点だけ残す

ノートをもう少し詳しく作りたい人は、韓国語勉強ノートの使い方・まとめ方で、実際に見返しやすい形を見られます。

韓国語の勉強は独学・教室・オンラインをどう選ぶ?

韓国語は独学でも始められますが、発音や会話のように、自分では合っているか判断しにくい部分もあります。最初から一つに決め切らず、一人でできる勉強と、人に見てもらう勉強を分けて考える方法もあります。

ハングルや単語は独学、発音や会話は講師に見てもらうなど、学ぶ内容ごとに方法を変えても問題ありません。

学び方 向いている人・気をつけたいこと
独学 自分のペースで進めたい人向け。発音や会話は自己判断だけにしない
教室 発音や会話をその場で直してほしい人向け。分からない所をすぐ聞ける
オンライン 通学せず会話の時間を作りたい人向け。独学と組み合わせやすい

独学は、自分のペースで何度も復習したい人に向いている

ハングル、基本単語、初級文法は、市販の教材と音声があれば一人でも進めやすい分野です。分からない所を何度でも戻れること、時間を自分で決められることは、独学の大きな良さです。

独学では、教材を増やしすぎないことと、分からない所をそのままにしないことの二つを特に意識します。

教室は、発音・会話・勉強の進め方を直接聞きたい人に向いている

発音は、自分では同じ音を出しているつもりでも、聞き手には違って聞こえることがあります。会話も、相手の返事があることで初めて「この言い方で伝わる」と分かるものです。何から勉強するか迷っている人は、学ぶ順番も相談できます。

発音が合っているか分からない、会話になると止まるという所は、講師にその場で聞けると早く直せます。

オンラインは、通学せずに会話の時間を作りたい人に向いている

近くに教室がない人や、仕事・学校の予定に合わせたい人は、オンラインレッスンも選択肢になります。自宅から受けられるので、普段は独学、週に一度だけ会話という組み合わせもしやすいでしょう。

独学・対面・オンラインのどれか一つが正解ではありません。一人でできる所と、人に見てもらいたい所を分けて選びます。

韓国語の勉強で初心者がやりがちな5つの遠回り

勉強が続かないと、「自分には語学が向いていない」と考えてしまいがちです。でも、能力ではなく進め方を少し変えるだけで楽になることもあります。特に最初は、完璧にできるまで先へ進まないという考え方を持ちすぎない方が、途中で気持ちが切れにくくなります。

教材を増やし続ける、音を聞かない、間違いを怖がって話さないという三つを、まず避けるだけでも勉強の進み方は変わります。

カタカナだけを見て韓国語を読み続ける

カタカナは最初の手助けになりますが、日本語にはない韓国語の音を完全には表せません。慣れてきたら、少しずつカタカナを見ない時間を作り、ハングルと音声を直接つなげます。

カタカナは最初の目安だけにして、慣れてきたらハングルを見てそのまま音を出す時間を増やしていきます。

ハングルを完璧にするまで、単語や会話へ進まない

基本の仕組みが分かったら、そこで簡単な単語やあいさつへ進んでみます。実際の言葉の中で文字を見ると、「この文字はこう使うのか」と分かり、文字だけを練習するより印象に残ります。

文字の練習だけを長く続けず、知っている文字でできた短い単語も読み、実際の使い道まで一緒に見ていきます。

教材やアプリを増やしすぎる

新しい教材を買うとやる気は出ますが、初級の本は扱う内容が重なることも多くあります。毎回最初のページへ戻るより、今の一冊を区切りまで進めた方が、自分の苦手な所も見つかります。

教材を足すのは「ここが足りない」と分かってからにして、発音用、単語用など必要な一冊だけを選びます。

聞き流すだけでリスニング練習を終える

韓国語を長く聞く時間も耳を慣らす助けにはなります。ただ、初心者は意味の分かる短い音声も使い、「どこが聞こえなかったのか」を文字で確かめる時間も入れます。

聞き流して楽しむ時間とは別に、文字・意味・音を確かめる時間を作ることで、聞き取りの練習として残ります。

間違えるのが怖くて、話す練習を後回しにする

会話は、単語や文法を全部覚えた日に突然できるものではありません。短い一文を言い、間違えたら直してもう一度言うという小さな繰り返しが、会話には必要です。

最初から正しく話そうとせず、知っている韓国語を実際に使った回数を増やしていきます。

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韓国語の勉強でよくある質問

勉強を始めると、独学で大丈夫なのか、どれくらいで話せるのか、アプリだけでもよいのかと、次の迷いが出てきます。どれも一つの正解はありませんが、今の自分に合うかを判断する目安はあります。

迷ったら「今できないことは何か」を一つだけ探し、次にやる勉強はそこから決めると迷いが減ります。

Q. 韓国語は独学でも勉強できますか?

ハングル、基本単語、初級文法は、独学でも十分進められます。一方で、発音や会話は自分だけでは間違いに気づきにくいことがあります。独学と教室は二者択一ではなく、苦手な所だけ人に見てもらう使い方もできます。

基礎は独学、発音や会話だけ人に見てもらう形でも十分で、止まった所だけ助けを借りる方法もあります。

Q. 韓国語の習得時間はどれくらい?何か月で話せますか?

必要な時間は、目標、毎日の勉強時間、韓国語を使う機会で大きく変わります。「3か月で必ず日常会話ができる」といった一つの期間で決めることはできません。自己紹介、注文、短い雑談など、できることを一つずつ目標にすれば、前より何ができるようになったか比べられます。

何か月たったかより、「何が聞こえたか」「何を自分で言えたか」で見る方が、今の成長は分かりやすいです。

Q. 韓国語の勉強はアプリだけでもできますか?

アプリは、単語やハングルの復習、短い聞き取りには便利です。ただ、文法を順番に学ぶことや、自分の発音を細かく直すことは、アプリだけでは足りない場合があります。

アプリだけに絞らず、足りない所に入門書、音声、会話の機会を足していけば、弱い所を補えます。

Q. 韓国語は書く勉強と話す勉強のどちらが先ですか?

最初にハングルの形と音を知ったら、書く練習と並行して、簡単なあいさつはその日から声に出します。簡単なあいさつや自己紹介なら、初日から声に出せます。

読む・書く・聞く・話すを別々にしすぎず、習った文字や単語は、その日のうちに一度声に出しておきます。

Q. 「勉強する」は韓国語で何と言いますか?

「勉強する」は韓国語で공부하다(コンブハダ)です。会話で丁寧に言うなら공부해요(コンブヘヨ)、よりかしこまった場面では공부합니다(コンブハムニダ)を使います。

「私は韓国語を勉強します」は저는 한국어를 공부해요(チョヌン ハングゴルル コンブヘヨ)と表せます。

日本語 韓国語
(読み方)
勉強する 공부하다
(コンブハダ)
勉強します 공부해요 / 공부합니다
(コンブヘヨ/コンブハムニダ)
韓国語を勉強します 한국어를 공부해요.
(ハングゴルル コンブヘヨ)

勉強・参考書・試験などを韓国語でどう言うかは、勉強に関する韓国語の単語・フレーズにまとめています。

Q. 韓国語教室はいつから通えばいいですか?

初心者の段階から教室へ通っても問題ありませんし、独学で少し進めてから通う方法もあります。発音が合っているか分からない、会話になると言葉が出ない、何を勉強すればよいか迷う、と感じたときは、一度人に見てもらう良いタイミングです。

教室へ行く時期に正解はなく、自分一人では直しにくい所が出てきたときが、一つのタイミングです。

【まとめ】韓国語の勉強は、ハングルと音から始めて「使う」までつなげよう

韓国語の勉強で何から始めるか迷ったら、ハングルと音、短いフレーズ、身近な単語と初級文法、聞き取り、話す・書く練習の順を一つの目安にできます。途中で戻っても、順番が少し入れ替わっても問題ありません。

完璧な計画を作るより、今日覚えた韓国語を一度読んで、聞いて、口に出すという一回を、明日も続けることの方が大切です。

【おさらい】迷ったら「今できないこと」へ戻ればいい

勉強が止まったときは、新しい教材を探す前に、今どこで困っているかを確かめます。文字が読みにくいならハングルへ、文が作れないなら基本文法へ、聞こえないなら短い音声へ戻れば、次にやることが一つに絞れます。

韓国語は戻りながら覚えていくものなので、昨日より一つでも使える言葉が増えていれば、十分前へ進んでいます。

今困っていること まず戻るところ
ハングルが読みにくい 基本母音・子音と短い単語
単語が覚えにくい 自分が使う単語と短い例文
文が作れない 初級文法を一つ選び、自分の文を作る
聞き取れない 短い音声を文字と意味まで見て聞き直す
言葉が出ない 音読・独り言・短い会話
勉強が続かない 一日の量を減らし、復習だけでも続ける

この記事の監修者

チョン スジョン

韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2015年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴10年以上。 レッスン通算時間は約15,000時間、約600人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、韓国語講師育成チームなど幅広い分野で活躍。

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