韓国語コラム | 韓国語の母音の発音をマスターしよう!それぞれの違いや日本語にない発音のコツや発音記号も!

韓国語の母音の発音をマスターしよう!それぞれの違いや日本語にない発音のコツや発音記号も!

韓国語の母音の発音をマスターしましょう!

日本語の母音はたった5種類なのに韓国語はその倍の10種類!

発音も日本語にない音もあってとても覚えられない!なんて思っていませんか?

でもコツさえ知っていればとっても簡単なんです。

今回は韓国語の母音の発音をしっかりとマスターできるように、それぞれの違いや発音のコツをチェックしていきたいと思います!

母音とは?

 

まず、「母音」とは?ですが日本語の場合「あいうえお」です。

ローマ字で書くと「A I U E O」ですよ。

「かきくけこ」をローマ字で書くと「KA KI KU KE KO」「さしすせそ」は「SA SI SU SE SO」ですよね。

か行もさ行も「A I U E O」が含まれていて、それが母音と言うわけです。

逆に「K」や「S」は子音と言います。

日本語にも英語にも母音があり、もちろん韓国語にもあり、どんな言語でも基本となる大切な発音です。

今回はその韓国語の母音をチェックして行きます。

韓国語の母音の発音は10種類!

 

それでは、韓国語の母音とその発音を見ていきましょう。

韓国語では10種類あります。まずは表で見てみましょう。

韓国語母音 日本語読み 発音記号
a[a]
ya [ja]
eo[c] ★1
yeo[jc] ★2
o[o]
yo[jo]
u[u]
yu[ju]
eu[ω] ★3
i[i]

表では、日本語の読み方とアルファベットでの読み方と発音記号を示しました。

日本語では韓国語を正確に表記しきれないからです。

そういった難しいことは、後ほど詳しく見るとして、まずこの表から見る韓国語の母音のポイントは2つです。

1:★1「ㅓ」、★2「ㅕ」、★3「ㅡ」の3つが、日本語にない母音なので練習が必要!

2:日本語の母音は「あいうえお」だが韓国語では「ㅛ(ヨ)」と「ㅠ(ユ)」も母音になる

日本語の「あいうえお」での中では「え」が韓国語の母音に無いのでは?と思う人もいるかもしれませんが、それは後ほど「二重母音」のなかで出てきます。

韓国語ではこの10種類が基本の母音です。

まずは一つずつ発音を覚えていきましょう。

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韓国語の母音の発音のコツ

練習するべき発音はたったの3つ、★1「ㅓ」、★2「ㅕ」、★3「ㅡ」だけです。

それ以外の音は、日本語の読み方がカタカナで書いてある通り読めばOK。

既に知っている発音なので特に意識する必要はありせん。

問題は日本語にない音の「★1「ㅓ」、★2「ㅕ」、★3「ㅡ」の3つです。

一つずつ見てみましょう。

韓国語の母音「ㅓ」の発音のコツ

日本語で書くと「オ」となりますが、韓国語の「ㅓ」は発音が全く違います。

「オ」は普通唇を突き出して発音しますが、「ㅓ」の場合は、唇を縦に開いて発音します。

上手くイメージがつかない場合には「アー」と言ってみましょう。そしてそのままの口の形をキープして、「オー」と声を変えてみて下さい。

いつも言っている「オ」とは違う音になるはずです。

口の中の舌は、奥に引っ込んでのどが下の方に下がっている状態になります。

最初は普段使わない発音なので、慣れるまで難しいかと思いますが、一つずつポイントを意識して何度も練習してみましょう。

繰り返すうちに自然と発音できるようになりますよ。

韓国語の母音「ㅕ」の発音のコツ

「ㅕ」は「ㅓ」とほとんど同じです。

「ヨ」は普通唇を突き出して発音しますが、「ㅕ」の場合は、唇を縦に開いて発音します。

こちらも「ヤー」と言ってみましょう。そしてそのままの口の形をキープして、「ヨー」と声を変えてみて下さい。

こちらもまずは繰り返し口に題して練習することが大切です。

韓国語の母音「ㅡ」の発音のコツ

3つ目のポイントになる母音は「ㅡ」です。

日本語で書くと「ウ」となりますが、韓国語の「ㅡ」は発音が全く違います。

「ウ」は普通唇を突き出して発音しますが、「ㅡ」の場合は、唇を横に平らにして発音します。

「イーッ」とすべての歯を見せるような口の形にして、そのままの形をキープして「ウー」と声に出してみましょう。

それが正しい韓国語の母音「ㅡ」の発音です。

これで基本の韓国語母音を見てきました。しかし、これで終わりではありません。

韓国語はさらにそれらの基本の母音を組み合わせた「二重母音」というものがあります。

名前を聞くと難しそうですが、基本の母音を組み合わせるだけなので大丈夫です!

ひとつずつこちらも見てみましょう。

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韓国語の二重母音と発音のコツ

 

韓国語には10種類の基本母音のほかに、それらを組み合わせた二重母音というものが11種類あります。

合成母音とも呼ばれています。

ちょっと数が多いような気もしますが、基本の10種類を覚えていればそれを組み合わせるだけなので心配いりません。

早速見ていきましょう。

韓国語母音 基本母音組み合わせ 日本語読み 発音記号 発音のコツ
ㅏ + ㅣ ae[ɛ] 「ア」の口で「イ」と発声する
ㅑ + ㅣ イェ yae[jɛ] 大きな口で「イェ」と一息に発声する
ㅓ + ㅣ e[e] 日本語の「エ」と同じ
ㅕ + ㅣ イェ ye[je] 大きな口で「イェ」と一息で発声する
ㅗ + ㅏ wa[wa] 日本語の「ワ」と同じ
ㅗ + ㅐ ウェ wae[wɛ] 一息に「ウェ」と発声する
ㅗ + ㅣ ウェ oe[we] 一息に「ウェ」と発声する
ㅜ + ㅓ ウォ wo[wɔ] 一息に「ウォ」と発声する
ㅜ + ㅔ ウェ we[we] 一息に「ウェ」と発声する
ㅜ + ㅣ ウィ wi[wi] 一息に「ウィ」と発声する
ㅡ + ㅣ ウィ ui[ɯi] 口を横に開いて一息で「ウィ」と発声する

二重母音のハングル、日本語読み、発音記号そして発音のコツを一気に見てきました。

一つ目の「ㅐ」ですが、「ㅏ」と「ㅣ」が横に並んでいるだけであるというのがわかりますよね。

なぜこれが「エ」という発音になるのかですが、「ア」という時の口のまま「イ」と実際に声に出してみるとわかるはずです。

まずはバラバラにしてみて、組み合わせるという方法で二重母音はできています。

この「バラバラにして組み合わせる」というのが、二重母音の発音をマスターするコツなんです。

日本語読みもそうですが、アルファベット表記や発音記号でも全く同じ表記になっている二重母音もありますよね。

実際の韓国語の会話の中でも二重母音は聞き分けがネイティブの人も難しいことがよくあります。

一文字ずつのハングルだけで覚えるのではなく、いろんな単語として覚えていくのがよいでしょう。

たくさん声に出して練習していってください。

韓国語の母音の発音をマスターしよう!まとめ

 

韓国語の母音の発音をマスターしようということで、基本の韓国語の母音10種類、そしてそれらを組み合わせた二重母音11種類を調べてみました。

日本語では立った5種類の穂院なのに韓国語では21種類もあるなんて大変だと思うかもしれませんが、韓国語はこれらのパーツを覚えてしまえばあとは上下左右に組み合わせるだけで、すべての韓国語が読めるようになります。

日本語はひらがなもカタカナも一文字ずつ覚える必要がありますが、それに比べれば決して超えられない壁ではないはずです!

頑張って乗り越えていきましょう!母音をマスターすれば確実にステップアップしていきます!

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