韓国語コラム | 韓国語の基本文法を勉強しよう!押さえておきたい基本の肯定文・否定文・疑問文・進行形・助詞をチェック!

韓国語の基本文法を勉強しよう!押さえておきたい肯定文・否定文・疑問文・進行形・助詞をチェック!

韓国語の基本文法を勉強しましょう!

韓国語は日本と似ているから、日本人に韓国語の文法の勉強は必要ないと思っていませんか?

確かに英語に比べれば、韓国語の文法は勉強しやすいのは確かです。

しかし、やはり正しい韓国語を話し、会話で長い文章も理解するためには文法はしっかり押さえておく必要があります。

ここでは、まず韓国語勉強を始めたばかりの人でも、基本として押さえておきたい【肯定文】【否定文】【疑問文】【進行形】、そして色んな文章を作るのに欠かせない【助詞】をチェックしていきたいと思います。

韓国語と日本語は文章を作る順番は同じ!

まず、安心していただきたいのが、文法と言うとなんだか難しイメージがあるかもしれませんが韓国語の文法は日本人にはとても勉強しやすいという事です!

一番の理由は語順が一緒だから。

英語と比べるとよくわかるのですが、英語の場合は主語の後に動詞が来るので、文章を作る時に順番を変えないといけないのですが韓国語は違います。

日本語と同じ順番で文章を作ることが出来ます。

例えば「私は学生です」と言う文章。

韓国語:나는 학생입니다
英語:I am a student.

「私」が一番最初に来るのは同じですが、英語はその次に「です」に当たる「am」というbe動詞が来て、最後に「学生」の「student」が来るので、順番が違いますね。

もっと言うと、名詞の前には「a」が来るとか、「an」が来るとか…とても最初は理解するのが難しかったですよね。

でも韓国語の場合は、日本語と全く同じ。

さらに「~は」に当たる「는」の助詞もあります。

基本的には日本語で言いたいことを韓国語で何て言うのかを知っていれば、順番は同じなので文章を作るのは難しくなさそうですよね!

ですので、文法と言うととても気が重くなりがちですが、あまり心配することなく確認していきましょう。

英語にはない韓国語で最初に覚えておきたい文法とは?

英語よりも文法が簡単な韓国語ですが、逆に英語にはない文法があります。

最初に抑えておきたいところだけをまとめるので、チェックしてください。

  1. 敬語がある(日本語と同じ)
  2. タメ口、ですます調もある(日本語と同じ)
  3. ですます調が2種類ある

この3つです。

英語の文法と違って、韓国語にはこのような3つの覚えておきたい基本のルールがあります。

敬語、タメ口の区別があると言うのは、やはりきちんと覚えると言うのは少し大変です。

でも、日本と同じように話す相手の立場や人間関係により、言葉遣いで相手への尊敬の気持ちを表したり、逆にフレンドリーな感じを表現できるという文化はとても素晴らしいものですよね。

韓国語もそのあたりの区別を覚えて使えるようにすると言うのはとても大切です。

そして、ですます調が2種類あると言うのは「イムニダ体」と「ヘヨ体」と呼ばれるもの。

よく知られているフレーズだと「ごめんなさい」が「미안합니다(ミアナムニダ)」と「미안해요(ミアネヨ)」の2種類あるというものです。

細かく見るとニュアンスが少し違うのですが、活用の仕方はルールを覚えればパターンがあるので大丈夫。

まずはこの3つのルールは先に頭に入れておくとよいでしょう。

それでは、次は最初に覚えておきたい韓国語の基本文法を勉強していきましょう。

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韓国語【肯定文】の作り方

まず、一つ目の韓国語文法は【肯定文】です。

「これは〇〇です。」というThis is a 〇〇.を見てみましょう。

これはキムチです

이것은 김치입니다
イゴスン キムチイムニダ

これはパスポートです

이것은 여권이에요
イゴスン ヨックォニエヨ

「~です」は先ほど紹介したとおり2種類あります。

肯定文を作る時に覚えておきたい助詞は「~は」の「은」です。

直前に来る文字にパッチムがない場合は「는」になりますね。

ちなみに、「これ」以外にも「それ」「あれ」も見ておきましょう。

それ:그것
あれ:저것

韓国語【否定文】の作り方

二つ目の韓国語文法は【否定文】です。

「これは〇〇ではありません。」というThis is not a 〇〇.を見てみましょう。

これはコーヒーではありません

이것은 커피가 아닙니다
イゴスン コピガ アニムニダ

これは水ではありません

이것은 물이 아니예요
イゴスン ムリ アニエヨ

こちらもですます調を2種類紹介しました。

「~ではありません」で注意したいのが助詞です。

日本語の場合は「~ではない」と言う風になりますが韓国語では「~が」に当たる助詞の「이/가」を使います。

助詞のまま直訳すると「これはコーヒーがありません」「これは水がありません」とちょっと変な文章になりますね。

しかし、韓国語の場合はこれが正解です。

日本語と同じ文法である韓国語ですが、このような基本文法でも微妙に違う点もありますので注意してください。

「~が」に当たる助詞の「이/가」は、直前の文字にパッチムが無ければ「가」、パッチムがあると「이」になります。

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韓国語【疑問文】の作り方

三つ目の韓国語文法は【疑問文】です。

「これは〇〇ですか。」というIs this a 〇〇?を見てみましょう。

これはバスですか?

이것은 버스입니까?
イゴスン ボスイムニカ?

これはホテルですか?

이것은 호텔이에요?
イゴスン ホテリエヨ?

英語と違って、動詞や主語の順番を変える必要はありません。

日本語と同じように語尾を変えるだけで大丈夫です。

「안녕하십니까?」の挨拶でも同じの「~니까?」は日本語の「~ですか?」と発音も似ているので覚えやすいですね。

さらにヘヨ体の方は、肯定文と全く同じ方法で文章を作り、?をつけるだけで疑問文になるんです。

話すときには質問する時のようにちょっとイントネーションをあげて言えば完璧です!

韓国語【進行形】の作り方

最後に覚えておきたい韓国語文法は【進行形】です。

この文章を作る為には韓国語の動詞も幾つか覚えておきたいですね。

行く 가다 カダ
食べる 먹다 モッタ

まずはこの2つで進行形「~している」の分を作ってみましょう。

空港に行っています

공항에 가고 있습니다
コンハンエ カゴ イッスムニダ

ラーメンを食べています

라면을 먹고 있어요
ラミョヌル モッコ イッソヨ

進行形の作り方は韓国語の動詞の語幹に「~고 있다」をくっつけて作ります。

動詞の語幹とは、言い切りの形にした「~다」のときの다の直前までの文字の事を言います。

最も優しい動詞の活用の内の一つなので是非覚えて色々な同士で作ってみて下さい。

韓国語で基本で覚えておきたい【助詞】

最後に今後必ず必要になる韓国語の助詞で覚えておきたい基本の物をもいくつかご紹介します。

これまでにもありましたが、助詞はその前にパッチムがあるか、ないかで変化するものがたくさんあります。

そのポイントも合わせてみておきましょう。

助詞 パッチムなしの後 パッチムありの後
~は ~는 ~은
~が ~가 ~이
~を ~를 ~을
~と ~와 ~과

次の助詞のようにパッチムのあるなし関係なく使えるものもあります。

~に(場所・物) ~에
~から(場所) ~부터
~から(時間) ~에서
~まで ~까지

数は少ないけど、間違って使うとおかしい意味になることもある助詞は文章を作るうえでとても大切です。

一つずつしっかり覚えておきたいですね。

韓国語の文法を勉強しよう!まとめ

韓国語の文法で、まずは押さえておきたい基本をチェックしました。

日本語とと文章を作るのが同じ韓国語は、それだけ覚えやすいという事なので嬉しいですね。

活用や色んな単語は覚えて行かない溶けませんが、どんどんボキャブラリーが増えるにつれて表現できることも増えてきます。

一つずつたくさん聞いて話して練習していきましょう。

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この記事の監修者

チョン スジョン

韓国ソウル出身、高麗大学で日本語・日本文学専攻、韓国語教員資格2級 2016年からK Village 韓国語でレッスンを担当。講師歴5年以上。 レッスン通算時間は約10,000時間、約400人の生徒に韓国語の楽しさを教えてきた大人気講師。K Village プレミア講師としてレッスンはもちろん、教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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