韓国語勉強の第一歩はハングル表から?反切表って何?ハングルの読み書きをマスターできるステップをチェック!
韓国語を勉強しよう! さあ何から始めようか?
韓国語に使われているのはハングルという文字。
見たことはあっても、勉強しないと全く何が書いてあるのか、何て読むのかわからないものです。
英語はアルファベットが身近にあふれているので、ABCくらいは知っている状態で勉強しますが、韓国語の場合は文字を一から学ぶ必要がありますね。
でも、ちょっとでも真面目に韓国語を勉強しようと考えているなら、まず最初はハングル文字を覚えることから始めてください!
理由は後から詳しくお話しますが、そのために必要なものといえばハングル表です。
日本語ならあいうえおが並んでいる五十音図ですが、韓国語はハングル表を使います。
それは反切表と呼ばれるものです。詳しく見ていきましょう。
韓国語の第一歩はハングルを覚える事
まず、なぜ韓国語を勉強するならハングル文字からなのかという事から。
大きな理由は2つあります。
1つ目は、【簡単だから】、2つ目は【ハングル文字を覚えた方が上達するから】です。
簡単でしかも韓国語が上達するなら、絶対に韓国語勉強のスタートはハングル文字からに決まりですよね。
しかし、最初に何も勉強しないであの文字を見ると、とても簡単だとは思えないという人もいるでしょう。
でも、本当なんです。まず、覚える文字の数がとっても少なくて済みます。
ハングルの基本となる文字は24文字。母音が10個、子音が14個しかないんです。
それを組み合わせれば、どんな韓国語でも読めるようになるんです。
それに韓国語は英語のように、単語によって発音は変化しません。
ひらがなやカタカナと同じで、この文字はこの発音と決まっているのです。
ひらがなやカタカナよりも少ない文字を覚えるだけで、どんな韓国語も読めるようになるんです。
それもあとから詳しくご紹介しますね。
そして、2つ目の理由ですが、これはもうわかりますよね。
いつまでも文字がわからない状態で、韓国語を勉強するのはとても難しいです。
フリガナを振ればいいじゃないかという意見もあるかもしれませんが、それはとても非効率です。
簡単に覚えられるんだから、マスターした方が絶対に近道です。
韓国語を勉強したいなら、韓国語を読めるようにもなりたいですよね?
難しくありません!だれでもポイントを知っていれば必ず読めるし、書けるようになります。
そんな気軽な気持ちでハングル文字には取り組んでいただきたいです。
ハングル表は何故反切表って言うの?
ハングル文字は、反切表と呼ばれるハングル表を使って覚えます。
これは韓国のネイティブの子供たちも同じです。日本語をあいうえお、あかさたなが並んでいる五十音図で覚えるのと同じです。
でも、ここで多くの人が不思議なのが「反切表の反切ってなんだ?」という事です。
反切だから半分に切るってこと?反対で切る??
考えれば考えるほどわからなくなってきます。
実はこれ、諸説あります。
一番、有力な説でいうと反切という元々の意味ももちろんあるのですが、一般の市民たちの間で広まったことが定着したのだそうです。
本来の反切の意味とは、漢字の音を「声」と「韻」で分けて表すことです。
音読みと訓読みがあるというような感覚ですね。
ハングル文字とは本来関係のないものですが、ハングル文字が子音と母音の組み合わせで成り立つ文字であり、半分に切れる文字、反切と似ているという事で、一般に広まり、そのまま定着したそうです。
理由を聞くとなんだか信じられない思いもしますが、文字や言葉というのは長い年月、使われていくことによりどんどん変化するものです。
あまり言葉自体に意味はないものですが、韓国本土でも正式にそう呼ばれて使われているものなので、知識として多く役に立つかもしれませんね。
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ハングル表を使う前に覚えたいハングル文字の二つのポイント
それでは実際にハングル表を使って、文字を覚えていきましょう。
わざわざテキストや教科書を買わなくても「ハングル表」や「反切表」と検索するとWEBでもたくさん出てきます。
参考書にあるのを使うのもよし、壁に張れるような一覧表を買うのもよし、その中からまずは手軽に手に入れるもよし。
自分が見やすいと思うハングル表を手に入れてください。
一番最初に読み方を覚えるのに、読み仮名がある方が便利だと思います。
日本人向けにはカタカナでフリガナがあるものもありますが、ハングル表のフリガナはアルファベット表記がおすすめ。
なぜならハングル文字はローマ字の読み方の要領と同じだからです。
ハングル表を手に入れたら、早速始めましょう!
まず、最初にハングル文字をマスターするために、2つのポイントを理解しましょう。
【1】子音と母音の組み合わせで読む
【2】子音と母音は左右か上下に並べて書く
ハングル表で縦に並んでいるのが子音、横に並んでいるのが母音です。
ローマ字と同じように、子音「K」と母音「A」が組み合わさると「KA」となり、発音は「カ」になります。
ハングルも全く同じ。それをハングル表では縦横の組み合わせで整理して一覧になっています。
掛け算の九九の表と同じですね。
そしてそれが、左右に並ぶか、上下に並ぶかの2種類あります。
どちらに並んでいても、子音と母音を組み合わせるというのは同じです。
母音は縦か横かに必ず長い棒がありますが、横向きの場合は上下、縦向きの場合は左右に並びます。
書き方としては、漢字の偏とつくりの要領で覚えれば大丈夫!
パッチムと呼ばれているその文字の下にさらに子音が来るというものもありますが、これはもう少し後の話なので、まずは基本となる子音と母音の組み合わせをハングル表でしっかり覚えましょう。
詳しくはこちらもご覧ください。
韓国語の超初心者は必須!ハングル文字の仕組みをじっくり解説!勉強を始める前にチェック!
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ハングル表を使わなくても覚えられる?
ハングル表をご紹介しましたが、ハングル表を使わずにハングルを覚えるという人も少なくないようです。
確かにハングル文字の仕組みを理解していれば、文字を覚えるのは表が無くても勉強はできます。
子音、母音の書き方をイラストや語呂合わせで結び付けて覚えるという方法も人気です。
文字を覚えるまでは、反復練習と暗記なのでそれも良い方法です。
韓国語の順番ではなく、日本語の五十音の順番にしてハングルを覚えるという人もいます。
しかし、どちらにせよハングル表は必要です。
韓国語には日本語にない発音があり、それは五十音図ではカバーできないからです。
ハングル文字に慣れるまで、覚えられるまでのステップとして利用し、最後の仕上げとしてはハングル表を使って全部の文字を勉強するようにしてくださいね。
ハングル表の覚え方
最後に、皆がハングル表を使ってどうやって文字を覚えているのか、その覚え方をまとめてみました。
- ひたすら書いて覚える
- カナタラマバサア、アヤオヨウユウイ…と呪文のように覚える
- 子供向けの歌を聞いて覚える
- 日本語をハングルで書いてみて覚える
- 知っている単語をハングルで書けるようにして覚える などなど
これからハングル表を使って勉強しようとしている人や、これまでやってみたけどなかなか覚えられないという人には、是非3番の「子供向けの歌」をおすすめします。
韓国の子供たちも小学校に上がると文字を勉強します。その時に歌を使ったりする方法はとても有効です。
Youtubeなどで「ハングルの歌」「カナタラソング」と検索すればたくさん出てきます。
アニメーションなどは文字を見ながら覚えるのにも効果があるので、是非探してお気に入りを見つけてみてください。
韓国語勉強の第一歩はハングル表から?まとめ
韓国語勉強の第一歩はハングル表からということで、反切表と呼ばれる一覧表の名前の由来や、ハングル表を使った文字の覚え方などを調べてみました。
最初はとても文字に見えないようなとっつきにくいと思えるような、ハングル文字かもしれませんが、仕組みをちゃんと理解してハングル表を使えばだれでも簡単にマスターできます。
その後の勉強もぐっと楽になりますし、上達も早いので、難しく構えることなく安心して取り組んでみてください。
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