みなさんは「韓国にも将棋がある」ことをご存じでしょうか?
韓国では「チャンギ(장기)」と呼ばれる伝統的なボードゲームが親しまれています。
見た目は日本の将棋によく似ていますが、ルールや駒の動きには大きな違いがあります。
今回は、韓国の伝統文化の一つである「チャンギ」について、初心者にもわかりやすく紹介します。
チャンギとは?

チャンギは韓国を代表する伝統的なボードゲームです。
中国の「象棋(シャンチー)」の影響を受けて発展したとされ、韓国では公園や広場などで年配の方々が対局している姿を見かけることもあります。
ルールは日本の将棋と似ていますが、盤の大きさや駒の種類などに違いがあります。
盤の特徴
日本の将棋は9×9マスですが、チャンギは9本×10本の線で構成されています。
また、日本将棋にあるようなマス目の概念よりも、「線の交点」に駒を置いて戦うのが特徴です。
初めて見ると囲碁や中国将棋に近い印象を受けるかもしれません。
駒の種類
主な駒は以下の通りです。
•王(왕)
•車(차)
•包(포)
•馬(마)
•象(상)
•士(사)
•卒(졸)
特に特徴的なのが「包(ポ)」です。
包は他の駒を飛び越えて移動や攻撃を行う特殊な駒で、日本の将棋には存在しません。
チャンギならではの戦略性を生み出している重要な駒です。
日本の将棋との大きな違い

➀駒を再利用できない
日本将棋では相手から取った駒を自分の駒として使う「持ち駒」があります。
しかしチャンギでは、一度取った駒は盤上に戻りません。
このため、序盤から終盤まで駒の価値が非常に重要になります。
➁飛び道具「包」がある
包は他の駒を一つ飛び越えることで移動や攻撃ができます。
まるで大砲のような役割を持つため、チャンギ特有のダイナミックな展開が生まれます。
➂王の動きが特徴的
王は「宮(クン)」と呼ばれる特定のエリア内を中心に動きます。
この宮の存在によって、日本将棋とは異なる守備や攻撃の形が作られます。
韓国ではどのくらい人気?

近年はスマートフォンアプリでも楽しめるようになり、オンライン対戦も盛んです。
また、韓国ドラマや映画の中でチャンギを指しているシーンが登場することもあり、韓国文化に興味がある方なら一度は目にしたことがあるかもしれません。
囲碁や将棋ほど海外での知名度は高くありませんが、韓国では長年愛されている伝統ゲームの一つです。
まとめ
チャンギは韓国の伝統文化を感じられる奥深いボードゲームです。
●韓国版の将棋として親しまれている
●日本将棋とはルールが大きく異なる
●「包」という独特な駒がある
●持ち駒のルールがない
●韓国文化を知るきっかけにもなる
韓国語を学んでいる方や韓国文化に興味がある方は、ぜひ一度チャンギに挑戦してみてはいかがでしょうか?
ゲームを通じて、韓国の歴史や文化をより深く知ることができるかもしれません。
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