【ハングル勉強法】近くに韓国語教室がなかった私のハングル勉強法！
一昔前の韓流ブームと違い、最近ではBTSやTWICEなどのK-POP人気で、韓国に興味を持つ若い世代が増えてきました。
K-POPや韓国ドラマを好きになるにつれ、誰しも1度は「好きなアイドルや俳優の話す言葉を直接理解したい！」と思ったことがあるのではないでしょうか？
とはいったものの、それを実際に行動に移すのはなかなか難しいものです。
自分が住んでいる場所がある程度の都市で、近くにちゃんとした韓国語教室があるなら入会するだけで韓国語の勉強を始めることが出来ますが、周辺に韓国語教室がない、あるいは仕事が忙しくて決まった時間に通えないなど、様々な理由で勉強したいと思ってもできない人もたくさんいらっしゃると思います。
私の場合もそうでした。
住んでいる町に唯一あった韓国語教室は時間が早すぎて通えず・・・でも韓国語は勉強したい・・・。
そうして自分なりにいろいろやってみたところ、なんとなく韓国語ができるようになり、今では韓国人の夫と共に韓国で生活を送れるほどになりました。
そこで韓国語教室に通うことが出来ずに諦めている人に、私が実践した勉強法が少しでも参考になればと思い、ご紹介させていただくことにしました。
はじめは軽い気持ちで！勉強本は1冊だけ！
自己流で勉強して今では韓国で生活・・・なんて聞くと、ものすごく一生懸命勉強したように思われがちですが、全然そんなことはないんです。
恥ずかしながら何ごとも三日坊主で終わってしまうことが多かった私は、最初から「韓国語を始めよう！」ではなく、「韓国語を勉強してみようか？」くらいの気持ちだったのです。
なので勉強のために買った参考書も最初は1冊のみ。しかも漫画でハングルを解説してくれるという超初心者向けのものでした。
これならたとえ三日坊主で終わってしまっても「あんなにたくさん勉強の本買ったのに～！」と後悔することもなく、「勉強しなくちゃ！」という自分の中の重圧も感じずに済むからです。
最初の1冊を勉強し終わり、それでも「もうちょっと勉強してみようかな？」と思ってから2冊目、3冊目を購入しても全然遅くありません。
特に韓国語の辞書は金額も安くはなかったので、私が購入したのは勉強を始めてから半年ほど経った頃でした。
当時はスマホなんてありませんでしたが、今なら辞書が必要ならばネットを活用するという手もありますね。
■韓国語の参考書おすすめ記事
・韓国語の参考書についての記事はこちら
とにかく単語をたくさん覚えたい！
ハングルの仕組みや読み方がわかったら、次は文法と単語を覚えなくてはなりません。
独学の場合、文法については参考書を見ながら勉強するしかないのですが、単語の覚え方というのは人それぞれだと思います。
私が実践した単語の勉強法は“手のひら暗記法”でした（笑）。
朝、出勤前にボールペンで手のひらに3～5個くらいの単語を書きます。
もちろん仕事中には見てはいけませんが、手のひらならば通勤途中や昼休み、トイレタイムにチラッと見ることができるので、わざわざ単語帳や参考書を出さなくてもいいのです。
今ならスマホのメモに単語を入力しても良さそうですが、手のひらに書くことによって、良い効果もあるんですよ！
それは、朝はしっかりと単語が見えるのに、手を洗ったりする事で時間が経つにつれ字が薄くなっていくということなんです。
なんとなく覚えたかな？という時には字が薄くなっていて、うろ覚えでも頭がその単語を思い出そうとする・・・そのため1度覚えたら、何となく忘れにくいような気がします。
手のひら暗記法のコツは、「あまりたくさん書かないこと」です！
たくさん書くと、翌日には1、2個しか思い出せないなんてことになってしまうかも。
焦らずとも、1日5個の単語を確実に覚えれば、1ヶ月で155個、半年では900個以上の単語を覚えることができますよ！
■韓国語の勉強おすすめ記事
・単語を覚えるのに効果的な方法とは？
初めての韓国旅行で数字に撃沈・・・
韓国語を独学で勉強してから約1年後、私は念願の初韓国旅行に出かけました。
それまで勉強した甲斐があって、地下鉄の駅名もスラスラ読め、窓口での交通カードのチャージも上手くいきました。
自分が発する韓国語が通じるなんて、こんな嬉しいことはありません。
絶好調の私は、明洞の洋服屋さんで「이거 얼마예요？（いくらですか？）」と聞いてみました。
ところが私は、店員さんが言った金額を聞き取ることが出来なかったのです！
すべて母音で終わる日本の発音とは違い、子音で終わると連音化する韓国語の発音は、慣れてない私が聞き取るには至難の業でした。
もちろんゆっくり発音してくれれば聞き取ることはできるのでしょうが、そこで「勉強」と「実践」の違いを痛感したのです。
ショックを受けた私が日本に帰ってから、数字に強くならねば！と思いやってみたのが「車のナンバー勉強法」でした。
これは道を歩いている時や信号待ちをしている時など、通り過ぎる車のナンバーを一瞬で頭の中で韓国語に変換するという方法です。
最初は全然ダメでしたが、慣れていくとスラスラと数字を連音化させて変換できるようになっていきました。
数字については、「勉強」というより「訓練」が必要だったようです。
もちろん周りに誰もいない時は、頭の中で変換するのではなく、実際に口に出してみるほうが早く上達しますよ！
■韓国語の勉強おすすめ記事
・最短で韓国語をマスターできる！効率的な勉強とは？
・勉強したくない時はドラマ＆K-POP
自分の言った韓国語が通じたり、韓国の人が話しているのを聞き取れたりしてくると、どんどん勉強が楽しくなっていくのですが、仕事が忙しくて勉強する時間が取れなかったり、なんとなく勉強する気分になれない時もあると思います。
そんな時、「勉強しないといけないのに～！」なんて自分を責めちゃったりすることってありませんか？
でも大丈夫！本を開いてすることだけが勉強ではありません。
韓国のドラマを見たり、K-POPを聞くだけでも十分勉強になるんですよ！
ドラマはもちろん字幕が付いててOK！
韓国語がペラペラでない限り、むしろ字幕があった方が勉強になると思います。
ドラマがテレビで流れているだけで、意図しなくてもイントネーションや発音がいつの間にか身に付くし、「あれ？聞いたことあるけど、この言葉なんだったっけ？」なんて時は、字幕で確認しちゃうことも出来ちゃうんですから。
ただし勉強し始めの頃は、難しい内容のもの（法廷物や医療物、時代劇など）よりも、韓国での一般的な会話が多い、恋愛ものや家族の話をテーマにしたドラマの方がオススメです。
ドラマ勉強法の良いところは、集中して見ていなくても大丈夫だということ。
ただドラマが流れていればOKなので、家事をしながらでもできます♪
K-POPで勉強する場合、発音がゆっくりで聞きやすいバラード曲は、本当に勉強になります。
ひと手間かけて、歌詞を1度日本語訳してから聞くのがオススメですよ！
ただ暗記するのではなく、メロディーとともに覚えることができるから、その曲に出てくる単語はほぼ完璧に覚えられると言っても過言ではありません。
しかも、いつでもどこでもスマホとイヤホンさえあれば聞けるという手軽さ！
勉強しているという自覚がないのに、いつの間にか勉強になっているというドラマ＆K-POP勉強法、ぜひ試してみて下さいね！
■韓国語の勉強おすすめ記事
・ハングルのリスニング上達への道！おすすめの方法は映画やラジオ？
【ハングル勉強法】近くに韓国語教室がなかった私のハングル勉強法！まとめ
三日坊主の私が1人でもここまで韓国語の勉強を続けられた1番の理由は、「楽しかったから」です。
勉強しなくちゃ！と自分を追い込むのではなく、もっと軽い気持ちで取り組むのが、勉強を長く続けられる秘訣だと思いました。
私の場合、家の近くに韓国語教室がなかったので独学となりましたが、やはり外国語の勉強は、ネイティブの人が発音するのを聞いて会話をするのが１番早く上達します。
お近くに韓国語を勉強できる場所があるのなら、思い切って門を叩いてみましょう！
数か月後には、韓国人のお友達ができていたり、好きな俳優やアイドルの言葉を字幕なしで直接聞き取れるようになっているかも知れませんよ！
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