韓国語で「もっと」は何て言う?意味や発音に例文をチェック!類義語も!
韓国語で「もっと」は何と言うのでしょうか。会話でもよく使う言葉なのでしっかり、単語と合わせて意味や発音に例文・フレーズをチェックしておきましょう。
また「もっと」をさらに強調する言葉や「さらに」「ますます」などの類義語は発音の似ている言葉なども合わせて確認していきましょう。
韓国語で「もっと」は何て言う?
韓国語で「もっと」は何て言うのでしょうか。
「韓国語がもっとうまくなりたい!」
「もっと大きな声で話してもらえませんか?」
「面白いからもっと見たい」
「もっと一生懸命に勉強しないと」 などなど。
普段の会話でもよく登場する「もっと」。もう少し固い言い方では「さらに」「ますます」「より」など似たような意味でも色々な言葉があります。韓国語では何て言うのでしょうか。よく使う言葉なのでしっかりチェックしてスムーズに使えるようにしておきたいですね。
韓国語で「もっと」は「더(ト)」
韓国語で「もっと」は「더(ト)」と言います。
日本語の「ト」の発音は唇が前に突き出るような形になり、口はそれほど開きません。ですが、「もっと」の「더(ト)」の場合は、日本語の音よりももう少し口を大きく開けるのが、上手に発音するコツです。
難しい場合は日本語の「ト」の口で「タ」と言ってみましょう。
口をすぼめているとアの母音の音は上手に言えず、オの母音の音に聞こえます。それが自然にできるようになると、韓国語の実際の発音に近づきますので、練習してみましょう。
また、会話の中で使う場合、「もっと」は強調する意味で使われる言葉なので、他の言葉よりもはっきりと大きく、長めに発音することが多いです。
日本語でも「もっと」を「もーっと」と長く伸ばして言ったりするのと似ています。たった一つの音の単語ですが、会話でも重要な意味を担う言葉なので、しっかり覚えて聞き取りもできるようにしたいですね。
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韓国語「もっと」を使ったフレーズ
それでは、「もっと」の韓国語「더(ト)」を使った例文・フレーズも見ていきましょう。
韓国語がもっとうまくなりたい!
한국말이 더 잘 하고 싶어!
ハングンマリ ト チャル ハゴ シポ
もっと大きな声で話してもらえませんか?
더 크게 말씀 해주시겠어요?
ト クゲ マルスム ヘジュシゲッソヨ?
面白いからもっと見たい
재미있으니까 더 보고 싶어!(チェミイッスニカ ト ポゴ シッポ)
もっと一生懸命に勉強しないと
더 열심히 공부해야지
ト ヨルシミ コンブヘヤジ
また、「더(ト)」では、「もう少し」「もうちょっと」という意味で「조금만 더(チョグムマン ト)」というフレーズがよく使われます。短く言う時は「좀 더(チョム ト)」と言ったりもします。
直訳すると「少しだけもっと」となりますが、「もう少し」「もうちょっと」という意味で覚えておきましょう。
もうちょっとだけなんか食べたいな
조금만 더 뭔가 먹고 싶다
チョグムマン ト モンガ モッコ シッタ
この本を最後まで読みたいからもう少しだけ待って!
이 책을 끝까지 읽고 싶으니까 좀 더 기다려!
イ チェグル クッカジ イルゴ シップニカ チョムト キダリョ!
日本と同じチェスチャーで、親指と人差し指で少しスキマを作って「좀 더」と一言でもよく使われる言葉です。
韓国語「もっと」をもっと強調する「더욱」
さらに、韓国語には「もっと」をもっと強調する「더욱(トウッ)」という言葉があります。「더(ト)」よりも、さらに、それ以上にと、強く印象付けるニュアンスになります。例えばこちらのふたつの文章を比べてみましょう。
더 열심히 일해주세요(ト ヨルシミ イレジュセヨ)
더욱 열심히 일해주세요(トウッ ヨルシミ イレジュセヨ)
この二つはどちらも「もっと一生懸命仕事をしてください」という意味ですが、더욱(トウッ)を使った文章だと、「今も一生懸命仕事をしてくれているけど、さらにもっと一生懸命仕事してください!」というような意味が加わります。
もっと強調する言い方で、「더 더욱(トトウッ)」という言い方もあります。「さらにもっと」のような意味ですね。似たような言葉を並べて使って意味を強調させるのは日本語ともよく似ています。
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韓国語「もっと」の類義語
次は「もっと」の類義語です。日本語でも「もっと」には、「さらに」「ますます」「より」など似たような言葉があります。また発音が似ている一言のよく使う単語で「또(ト)」もあります。色んな似たような意味・発音があるのでまとめて見ていきましょう。
더(ト)と또(ト)
どちらもカタカナで発音を書くと同じですが、韓国語では全然違う発音です。もちろん意味も違います。또(ト)のほうは「再び、もう一度、また」などの意味ですね。濃音の言葉は発音が難しいですね。「ット」と読み仮名を書く方が実際の発音に近くなるかもしれません。
1:더 먹고 싶어(ト モッコシポ)
2:또 먹고 싶어(ット モッコシポ)
どちらも同じような発音ですが、1は「もっと食べたい」、2は「また食べたい」と意味が全然違います。しっかり意味が通じるように違いを意識して発音できるようにしたいですね。
더(ト)と게다가(ケダガ)
게다가(ケダガ)の意味は「さらに」「しかも」「そのうえ」なので、더(ト)と似ていますが、実際に使っている文章で使い方の違いがわかります。
彼女は可愛くて性格もいい、さらに歌もうまいから人気があるんだよ
그녀는 귀엽고 성격도 좋다, 게다가 노래도 잘 해서 인기가 있는거야
クニョヌン キヨッコ ソンギョット チョッコ ケダガ ノレド チャレソ インキガ インヌンゴヤ
道に迷って、その上携帯電話のバッテリーもなくなって大変だった
길을 잃고 게다가 핸드폰 배터리도 없어지고 고생했어
キルル イルゴ ケダガ ヘンドゥポン ベテリド オプソジゴ コセンヘッソ
日本語だけで見ると意味は似ていますが、使い方は違いますね。
「もっと」のようによく使う単語は、似たような他の単語もたくさんあります。でも、その単語だけで覚えてしまうと正しい使い方が出来ないことがありますので、注意しましょう。
韓国語で「もっと」は何て言う?まとめ
韓国語で「もっと」は何て言うのか、という事を調べました。
「더(ト)」や「조금만 더(チョグムマン ト)」はドラマのセリフや歌詞の中でもよく使われています。
たった一文字の単語ですが、とても活躍します。上手に使えるように正しい発音と使い方でしっかりマスターしておきたいですね。
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