初心者でも映画で韓国語勉強はできる?映画を使った学習のメリット・デメリットやおすすめの映画をチェック!
映画を見て韓国語勉強をすることはできるのでしょうか?
韓国映画や韓流ドラマを字幕なしで見れるようになることは、韓国語勉強の目標の一つとしてよく挙げられていますが、勉強の面から言うとどうなのでしょうか。
いきなりは難しいと言うのが現実ですよね。
やはり初心者の人は映画で韓国語勉強をすることは難しいのでしょうか。
しかし映画と言ってもいろんなジャンルがあり、一言に勉強に向いている・向いていないを言うことはできません。
ここでは、映画を使った学習のメリット・デメリットを知り、さらに効果的な学習方法、そしておすすめの映画について調べてみたいと思います。
映画で韓国語勉強は上級者向け?
初心者が映画で韓国語勉強をするのは難しい、という事はやはり映画を使うのは上級者向けの勉強方法なのでしょうか。
残念ながら、映画にこだわるとすると相対的に初心者の人には難しいことが多いと言わざるを得ません。
映画で勉強するとなると、全体を通して韓国語で楽しむことが前提となります。
映画は大体一つの作品は2時間近くあります。
最初から最後まで、韓国語にあまり自信のない人が挑戦するにはとてもハードルが高いと言えるでしょう。
・韓国語音声だけを聞いて映画を見る
・韓国語音声を聞きながら、韓国語字幕を見る
・韓国語音声を聞きながら日本語字幕を見る
このように、少しずつ難易度を下げるなどして自分に合ったレベルで勉強するという工夫も出来ますが、いずれにせよいきなり初心者の人には、大変だと思います。
映画で韓国語勉強をするメリット・デメリット
次に、映画で韓国語を勉強するメリット・デメリットも見てみましょう。
まずはデメリットから。
先ほど言ったように映画は作品が2時間近くと長いのでボリュームが多すぎて難しいです。
わからない単語を調べながら見るとなると、いちいち停止ボタンを押して調べてまた見る、そんなことをしていては一つの作品を見るのにその倍近い時間がかかることでしょう。
そして映画は、ストーリ自体が難しく複雑なものも多いです。
ジャンルが専門的なものだと、使われている言葉自体も難しいのでさらに大変です。
また、テレビで放送されるドラマよりも方言が激しかったり、言葉遣いがラフだったりすることもあります。
映画で勉強をすること自体は悪くはありませんが、とても難しいのでいきなり初心者の人からすると、時間がかかり難しいわりに、実力になりにくいというデメリットがあります。
しかし、映画に限らずですが、映像と音声を使うことはとても効果が高い勉強法です。
映像で見るため記憶にも残りやすく、実践的な会話が学べます。これは大きなメリットです。
これは勉強を始めたばかりの人にも当てはまります。
ただ、いきなり難しいレベルに挑戦しても意味がありません。
まずは短いシーンから、自分が全く理解できないレベルではなく、最低限半分以上はわかるかなくらいの内容で挑戦してみるのが良いでしょう。
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初心者が韓国語勉強で選びたい映画とは?
そうすると、どんな映画が初心者の人の勉強に向いているのかが見えてきますね。
実は最初は映画ではなく、時間の短いアニメやドラマなどの映像がおすすめです。
それも一話完結の内容がシンプルなものが良いでしょう。
物語の設定も、家庭内の家族が中心の物、学校の中の友達とのやり取りが中心の物の等。
セリフが理解できないとしても、映像だけ見てある程度、内容が理解できるようなものがおすすめです。
そして学習の効果を上げるためには、どんどん新しいものをたくさん見るというよりも、しっかりひとつずつ理解していくことが大切です。
ですので、繰り返し見れるものが理想です。
映画を使った効果的な韓国語学習法
そういったコンテンツが見つかったら、是非このような順番で勉強をしてみて下さい。
- まずは、字幕なしで韓国語音声だけでストーリーを見る
- 日本語字幕付きでもう一度見て、内容をしっかり理解する
- 内容を理解したうえでもう一度字幕なし、韓国語だけで見る
- わからない単語やフレーズをメモに取り、調べる
- わからない単語がない状態で、セリフを予想しながら見る
- 自分も同じようにセリフを口に出して言いながら見る
見て、内容を理解するだけではもったいない!
映画や動画を使った勉強で効果を上げるには、「単語を覚える」「単語を聞き取る」「単語を話す」というすべてを練習することが大切です。
一度見で、「ああ、面白かった」ではちょっとした聞き取りの練習をしているくらいしか効果がありません。
それではもったいないですよね。
映画などの動画では、教科書とは違い音声を聞きながら、実際の会話を学ぶことが出来ます。
それを活かして、どんどん韓国語の勉強を進めていきましょう。
何回見ても苦にならないように、好きな俳優さんや人気の作品を選ぶのもおすすめです。
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映画に関する韓国語の単語をチェック!
次に、せっかく映画について調べているので、映画に関する韓国語の単語もチェックしておきましょう。
日本語 | 韓国語 | 発音 |
映画 | 영화 | ヨンファ |
俳優 | 배우 | ペウ |
女優 | 여배우 | ヨペウ |
主演 | 주연 | チュヨン |
助演 | 조연 | チョヨン |
監督 | 감독 | カムドッ |
吹き替え | 더빙 | ドビン |
字幕 | 자막 | チャマッ |
アカデミー賞 | 아카데미상 | アカデミサン |
ちなみに、韓国では実際に監督のことを面と向かって呼ぶときに「감독」だけではなく「감독님」と敬称を付けて呼びます。
社長や先生などの役職名に「님」をつけるのと同じですね。
韓国の映画館利用事情もチェック
映画を使った韓国語勉強について見てきましたが、最後に韓国での映画館利用事情についても調べてみたいと思います。
日本では、映画は好きだけど、なかなか劇場まで足を運ばないとという人も多いですよね。これは昔から日本ではレンタルビデオの文化が普及していることが大きいと言われています。
また、映画館の料金もなかなかに高いことも理由に挙げられます。
一方、韓国ではンタルしてみるという習慣はあまりなく、비디오방やDVD방という個室で入って映画を鑑賞するというお店の方が主流です。
でも最近は映画館が近くになければオンデマンド、ダウンロードしてみるという人が多いようです。
でも日本よりも映画館は大人気!その理由の一つが料金です。
日本は大体大人一人が映画を見るとなると、1800円くらいが相場です。
でも、韓国の場合は大人一人でも1000円しません。大体が大人1人7,000ウォンくらいです。
韓国の人が映画好きと言うのもうなずけますね。
人気の作品は、早朝上映・深夜上映も当たり前なんですよ。
また日本よりもずっと電子決済が進んでいるので、あまり映画館でお金を払ってチケットを買うという人は少ないのだとか。
共通していることと言えば、やはり映画のお供はポップコーンであるという事でしょうか。
日本の映画も上映されることも多いので、韓国に行って興味がある人は映画館に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
初心者でも映画で韓国語勉強はできる?まとめ
初心者でも映画で韓国語勉強はできるのか?という事を調べてみました。
映画は時間も長いので、いきなり初心者の人が勉強に使うには難しい教材ですが、映像のタイプや内容を選べば、とても良い教材になります。
手に入るのであれば、自分の好きな日本語の映画の韓国語吹き替えなどを使うのも楽しいかもしれません。
まずはシンプルで時間の短い物から選んで挑戦してみて下さい。
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